焼津「さかなセンター」のおすすめグルメ!豪華海鮮料理のランチやお土産も紹介

焼津「さかなセンター」のおすすめグルメ!豪華海鮮料理のランチやお土産も紹介

駿河湾に面した焼津には新鮮な魚介類が集まる焼津さかなセンターがあり、海鮮料理を始めランチやお土産もたくさんあります。焼津さかなセンターで食べ歩きにおすすめのグルメや、おすすめのランチ、豪華な海鮮料理の味わえるお店に、お土産にぴったりのグルメまでご紹介します。

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記事の目次

  1. 1.焼津さかなセンターってどんなところ?
  2. 2.焼津さかなセンターの基本情報
  3. 3.焼津さかなセンターのおすすめ食べ歩きグルメ!
  4. 4.焼津さかなセンターで海鮮料理の贅沢ランチ!
  5. 5.焼津さかなセンターで人気のお土産は?
  6. 6.焼津さかなセンターへ行ったら寄りたい周辺スポット
  7. 7.焼津さかなセンターで新鮮な海産物を味わおう!

店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。

焼津さかなセンターってどんなところ?

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1985年にオープンした「焼津さかなセンター」は、水産都市である焼津市が水産産地総合市場として一般開放している官民一体型の市場で、サンフランシスコにある世界的な観光地「フィッシャーマンズワーフ」とも友好提携を結んでいます。

焼津さかなセンターには、焼津漁港で水揚げされた新鮮な魚介類がその日のうちに運ばれ、貴重な海の幸や、水産加工品、海産物、お茶や食品、お土産などの店舗が60軒入り、年間約170万人もの利用者が訪れます。

フリー写真素材ぱくたそ

焼津で獲れた新鮮で様々な種類の魚介類や、他ではなかなか売っていない希少部位などもあり、威勢のいい掛け声や値切りの交渉も楽しめます。ランチにはゆったりと海鮮料理がいただける大食堂や、ご当地グルメの味わえる老舗店やお土産物屋もあり、ぜひ立ち寄りたい観光スポットです。

焼津さかなセンター中央にある正面入り口前には、無料のパンフレットが置いてありますので、そこでマップを入手してさかなセンター内を歩くといいでしょう。

焼津さかなセンターの基本情報

Photo by noriqnub

焼津さかなセンターへは、電車を利用する場合は各方面から新幹線静岡駅まで来て、そこから東海道線に乗り換え焼津駅まで15分、焼津駅北口を出て車で5分ほどです。JR焼津駅南口1番乗り場から、焼津市の自主運行バスさつきに乗ると約12分で「さかなセンター」停留所に着きます。

車利用の場合は、東名高速道路焼津ICで降りて1分、新東名藤枝岡部ICからは5分ほどです。駐車場もあり観光バス用25台、乗用車なら600台停められます。なお、東名焼津IC先のガソリンスタンドの交差点は右折禁止なので、東名焼津ICから約150m先の信号(ローソン目印)を右折するとよいでしょう。

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また、混雑している場合にはもう一つ先の信号(マクドナルドが目印)を右折し、すぐの信号をまた右折して直進するルートの方がスムーズです。混雑時には、駐車場を誘導する警備員も配置されているので、その誘導に従いましょう。

焼津さかなセンターの営業時間は午前9時から午後5時までで、1月1日以外は年中無休ですが、毎週水曜日は臨時営業のため、約30店舗のみが営業しています。また、設備点検による臨時休業日もあります。

住所 静岡県焼津市八楠4丁目13-7
電話番号 054-628-1137

焼津さかなセンターのおすすめ食べ歩きグルメ!

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焼津さかなセンターを訪れたなら、まずは地元グルメを食べ歩きするのがおすすめです。新鮮なお魚を使ったご当地グルメや、他では見られないパンやスイーツなど、焼津さかなセンターでおすすめの食べ歩きグルメをご紹介しましょう。

はの字「黒はんぺんフライ」

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おでんの具材としてふわふわの食感がおいしい「はんぺん」といえば、一般的には白いはんぺんをイメージしますが、静岡県のはんぺんは灰色がかった「黒はんぺん」が主流です。

色の違いは、原材料の違いにあります。一般的な「白はんぺん」はスケトウダラなど白身魚が使われますが、「黒はんぺん」は焼津などで獲れるサバやイワシなどの赤身魚を使っています。また、食感も「白はんぺん」とは異なり、どちらかといえばかまぼこやさつま揚げに近く引き締まっています。

そんな静岡県民のソウルフードともいえる地元グルメ「黒はんぺんフライ」は、焼津さかなセンター内にある創業90有余年のさつま揚屋「はの字」で味わうことができます。店頭で揚げたて熱々の「黒はんぺんフライ」を歩きながら食べるのが味わい深くおすすめです。

焼津の半次「焼津ツナカレーパン」

Photo by Yuya Tamai

1932年(昭和7年)に創業した静岡の老舗菓子販売かしはるが「焼津の銀次」として焼津さかなセンターで限定販売しているご当地グルメ「焼津ツナカレーパン」も、食べ歩きにはおすすめです。

地元の素材にこだわったカレーパンには、日本一の生産量を誇る焼津で水揚げされたツナ(マグロ)と、新鮮な野菜を刻んで煮込んだ具がたっぷり入っています。さらにカレーのスパイスに「さかなセンター」ならではの鰹だしを効かせた旨みが、まろやかな味わいを引き出しています。

焼津ツナカレーパンのツナは、いわゆる缶詰のツナとは違ってマグロの食感が美味しく、さっぱりしていて、何個でも食べられそうです。さかなセンター内にいくつかある休憩スペースでも食べられますが、食べ歩き用に紙に包んでくれますので、揚げたてをぜひご賞味してみてください。

焼津さかなセンター 大漁「ご当地ソフトクリーム」

Photo by "KIUKO"

焼津さかなセンターの中央入口付近に店舗を構える「静鉄リテイリング大漁1号店」は、静岡県のお土産や、ソフトクリーム、キーホルダーなどを幅広く取りそろえているお店です。

なんといっても一番の人気メニューは、焼津ならではの味が楽しめるご当地ソフトクリームでしょう。静岡銘茶を使った抹茶ソフトや、黄な粉の香りとあんこの味わいが絶妙の安倍川ソフト、生ワサビソフトなど、12種類の中から選べます。

Photo by TAKA@P.P.R.S

おすすめは静岡名物「生ワサビソフトクリーム」で、一口食べるとワサビの風味がツンと鼻に突き抜け、まるで本物のワサビを食べているように感じられるでしょう。ソフトクリームの中には細かく刻んだワサビが入っていて、その食感も楽しみながら味わえます。

また、インスタ映えもするイカ墨ソフトクリームも人気です。見た目はかなり黒いですが、塩の効いたミルクキャラメルのような味わいがクセになります。焼津さかなセンターでのお買い物や食事の後に、ここでしか味わえないご当地ソフトクリームの食べ歩きもおすすめです。

焼津さかなセンターで海鮮料理の贅沢ランチ!

Photo by zenjiro

焼津さかなセンターでは食べ歩きも楽しいですが、お昼時にはゆっくり座ってランチを楽しみたいものです。すぐ近くに漁港のある焼津さかなセンターならではの、新鮮な魚介類を使った海鮮料理が美味しい贅沢なランチが味わえるお店もご紹介しましょう。

焼津さかなセンター 山水

Photo by yosshi

焼津さかなセンターでグルメな有名店が数多く集まる中でも、海鮮料理といえばトップクラスの人気を誇るのが「さんすい(山水)」です。好きな丼に、好みのネタをトッピングする自分だけのオリジナル丼ができ、三種盛丼、4種盛丼、5種盛丼と満足できる丼が味わえます。

常に人気上位の丼は10種類の新鮮なネタが花開いたように並んだ特選海鮮丼で、1500円で本格的な海鮮料理が楽しめるというコスパに驚きです。

少し贅沢なランチを楽しみたいなら「極み海鮮丼」(2000円)は、いかがでしょう。焼津さかなセンターに来たら、この丼を食べずして焼津の食を語る事はできないほど、まさに海鮮料理の極みともいえる丼です。

Photo by tenz1225

他にもランチタイムには、適度な脂が食欲をそそる本マグロの中トロ丼(1600円)や、大トロ・赤身丼(1600円)など、お店にとっては赤字覚悟の大盤振舞の丼も人気があります。

マグロ以外にも地元産のアジにレモンの酸味がさっぱりと美味しいアジたたき丼(1050円)や、美味しいカツオを仕入れられた時だけの限定メニュー、マグロ・カツオ丼(1200円)、豪華なカツオ・ウニ・イクラ丼(2000円)などのメニューもあり、どれも絶品です。

のっけ家 焼津さかなセンター

Photo by Richard, enjoy my life!

熟練の魚買い付け人が吟味した極上のマグロが自慢のカネセイ水産が、焼津さかなセンターで直営している海鮮丼専門店「のっけ家」ではマグロの水揚げ量日本一の焼津ならではの、新鮮でおいしい海の幸を使った贅沢な海鮮料理がランチで楽しめます。

赤身やびんちょうマグロ、本マグロの頭肉などマグロの切り身が3切れずつ5種類にネギトロ、イカ、イクラと盛りだくさんの上刺身定食は、贅沢なランチにぴったりです。

Photo by Jun Seita

マグロなど新鮮な魚介類がこれでもかというほど盛り付けられた海鮮丼も大人気で、1500円以内とリーズナブルな値段で色々なお刺身が味わえ満足すること間違いないでしょう。

また、たっぷり盛られたネギトロの上に温泉卵がのった焼津のネギトロ丼は一味違います。他にも静岡名産の桜えび丼やしらす丼もあり、焼津さかなセンターに来たらぜひランチに一度は食べてみたい味わいです。

てっか丼 山もと

Photo by duck75

マグロ専門店が直営し、いつでも新鮮でおいしいマグロが食べられる「てっか丼山もと」も焼津さかなセンターで海鮮料理を食べたい時にはおすすめです。専門店だからこそ出来る豪快なメニューがたくさんあり、新鮮なネタがランチならではのリーズナブルなお値段で味わえます。

特におすすめのメニューはたっぷりのマグロが器からこぼれそうなほどに盛られた「ごうかい丼」と、「おまかせにぎりセット」、「上海鮮丼」で、全て2000円でとろけるようなマグロや新鮮なお刺身が自慢の海鮮料理がたっぷり味わえます。

贅沢にマグロを味わいたいなら本マグロ大トロ丼(3000円)はいかがでしょう。たっぷりの大トロにイクラまで乗っていて、グルメな方にはたまらない丼です。

Photo bytakedahrs

また握り寿司は1貫から注文することもでき、オープンから12時まではにぎり1貫100円、15時から閉店までは1貫150円という御奉仕価格で食べられるので、ランチタイムをはずして訪問するのもおすすめです。

毎日ネタの変わる日替わりランチ(1000円)も、いつ訪れても新鮮な気持ちと新しい味に出会え焼津さかなセンターの中で特にコスパがいいと評判です。

本まぐろ寿司処 カネトモ 2号店

Photo by Tak H.

明治23年創業で鮪一筋124年の歴史を持つカネトモでは、その地を拠点としたクロマグロをはじめとし、メバチやキハダ等のマグロ赤身まで焼津だけでなく世界の海から届いた新鮮なマグロを扱っています。

そのカネトモが焼津さかなセンターで寿司処として営業している「カネトモ2号店」では、まさにマグロ天国、本マグロ の大トロ、中トロ、赤身、トロとんぼ(ビンチョウ)を使ったお寿司がお値打ち価格で食べられると大人気です。

Photo bysayama

ランチに一押しの海鮮料理メニューは、本マグロの大トロ、中トロ、赤身がたっぷり乗った特上本鮪丼(1900円)で、口の中でとろける味わいが絶品です。また1300円でいただけるトロ、中トロ、赤身の乗った鮪三色丼もリーズナブルで人気のメニューです。

一品ものの本鮪大トロ2貫950円や、本鮪中トロ2貫650円も絶品ですが、特上本鮪セットはAセット(7貫1650円)、Bセット(10貫2050円)、Cセット(10貫2600円)の3種類があり人気です。

特におすすめなのはCセットで、本鮪大トロ、中トロ、赤身、トロとんぼ(ビンチョウ)、トロサーモン、白身、イカ、ずわい蟹、ホタテ、いくら軍艦の10貫に味噌汁がついてコスパが良いのが自慢です。お持ち帰り用のお寿司や丼もあり、場内の休憩所や車の中で頂くこともできます。

さかな大食堂 渚

Photo by t-mizo

焼津さかなセンターでゆったりランチを楽しみたいなら、「いきいきさかな大食堂 渚」もおすすめです。さかな大食堂渚では、焼津港のほか小川港や大井川港から直送の新鮮な海産物をふんだんに取り入れた美味しいグルメが味わえます。

1Fには座敷席70名、椅子席200名、2Fには300名の座敷椅子席のほか、45名の個室席2室を含む366名のホール席があり、焼津さかなセンターの中では団体旅行にも十分対応できる広さです。

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マグロ丼や海鮮丼、マグロ刺身定食やマグロ握りずしなど、焼津自慢のマグロの刺身を使った料理はもちろん、海鮮フライ定食、マグロかま煮定食、金目鯛姿煮定食など新鮮な魚を使ったメニューがなんでも揃っています。

9種類の創作寿司が味わえる創作海宝ロール(1250円)や、焼き立て熱々のマグロステーキ定食(1500円)も一度は食べてみたいメニューです。また、焼津ならではの黒はんぺんフライや桜えびのかきあげ、焼津おでんや生シラスなどのサイドメニューもあり、追加で楽しむこともできます。

定期的に食べ放題を開催!

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絶品海鮮料理が自慢のさかな大食堂渚では、定期的にマグロやお寿司の食べ放題企画が開催されているのも見逃せません。

近年では2017年夏の食べ放題プランとして「焼津18種類寿司食べ放題」( 2000円)や、2018年の年末には「寿司18種食べ放題」、2019年の夏には「焼津15種類寿司食べ放題」(2200円)などが開催され、たくさんの人が訪れています。

マグロを始め、サーモン、カツオ、ウニやいくらまでたっぷり楽しめるので、焼津さかなセンターのホームページなどをチェックして、ぜひチャンスを逃さないようにしましょう。

焼津さかなセンターで人気のお土産は?

Photo by inunami

焼津さかなセンターで贅沢に海鮮料理を頂いたら、ぜひご家族やお友達にも美味しさをおすそ分けしたいものです。焼津漁港で水揚げされたお魚を生かした人気のお土産や、桜えびを使った美味しいお菓子などもご紹介しましょう。

川直 焼津さかなセンター店 「なまり節」

Photo bySquirrel_photos

創業明治10年、伝統の手火山製法で作る燻製専門店「川直」の「なまり節」は焼津観光のお土産にぴったりです。焼津さかなセンター内の川直では、焼津港で水揚げされたカツオを釜茹でにし、ナラの木で燻した「なまり節」を毎日作っています。

脂の乗ったカツオが使われているので、身が柔らかく簡単に手でほぐすことができ、そのままでも、また和え物やサラダの具材としてもおすすめです。カツオのなまり節を醤油ベースのタレに漬け込んだ「味付けなまり節」も、マヨネーズを付けて食べるのが美味しいと人気商品の1つです。

Photo by kikmoyoo

また、カツオの「なまり節」に国産生姜を入れて甘辛く煮付けた「焼津煮」や、「なまり節」を細かくそぼろにして甘辛く煮付けた「カツオそぼろ煮」も、ごはんのお供に最適のお土産です。珍しいカツオの心臓を生のまま冷凍した「かつおのへそ」は、 塩焼や味噌煮で、美味しくいただけます。

勝男屋「勝男屋のだし」

Photo by macglee

焼津さかなセンター内にある「勝男屋」本店は、明治時代に望月商店として設立された鰹節製造業の老舗店です。最高のだしを求めて日々開発し続け、太陽の恵みを存分に浴びて熟成させた本枯節を使って鰹節を作っています。

国産の天然素材を独自に合わせた、料理が引き立つきれいな出汁が詰められたティーバッグを使えば、誰にでも簡単に黄金色の出汁を取ることができます。だしの充填工程や、鰹節を実際に削る様子を店内で見学し、勝男屋の出汁を使った和食をその場で味わうこともできます。

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実際に自分の目で見て、食べて、気に入ったものを購入できるので、料理の幅を広げるために自分へ、また親しい人へのお土産にもおすすめです。

基本の「勝男屋のだし30袋入」(1500円)や、洋風料理にあう北海道産玉ねぎを使った「勝男屋の野菜だし30袋入」(1500円)のほか、「勝男屋の麦味噌1kg」(750円)、削り節の「勝男屋の桜ふぶき20g」(250円)もお土産におすすめです。

えびせん山喜「桜えびせんの里」

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日本一深いと言われる駿河湾の海産物の中で、世界的にも希少価値があり、日本ではここでしか水揚げされない「桜えび」も有名です。地元藤枝工場の製造直売の煎餅専門店「えびせん山喜」には、そんな静岡ならではの海の恵みと馬鈴薯澱粉やお米を使って作ったお煎餅が各種揃っています。

えびせん山喜のお土産で一番人気がある煎餅は、静岡産のお米に地元駿河湾で水揚げされた新鮮な桜えびを練りこみ、香ばしくサクッとソフトに焼き上げた「米菓 桜えびせんの里」です。厚みがありながらも、軽い口当たりがダントツの人気で18枚入りで1080円です。

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他にもノンフライならではの軽い食感と、口に広がる桜えびの風味がおいしい「素焼 桜えびせん」や、桜えび、鰹、金目鯛をそれぞれ練り込んだ煎餅の詰め合わせ「静岡三煎」も人気の品です。焼津旅行の思い出に、また帰省のお土産に風味豊かなお煎餅はいかがでしょう。

焼津さかなセンターへ行ったら寄りたい周辺スポット

Photo by JP1.COM

焼津さかなセンターで美味しい海鮮料理や食べ歩きグルメを味わったら、周辺スポットに立ち寄るのもおすすめです。ここでは、焼津さかなセンター周辺で観光に最適のスポットや、ホッと一息つける温泉、心が癒されるお寺などをご紹介しましょう。

小泉八雲記念館

Photo by G4GTi

焼津さかなセンターから車で7分、徒歩でも30分ほどのところにある「焼津 小泉八雲記念館」は2007年6月に市立図書館の南側に開館された明治の文豪、小泉八雲の焼津での足取りを伝える記念館です。

1850年にギリシャのレフカダ島で生まれた小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)は、両親の離婚により大叔母に引き取られイギリスの学校に入学したのち、大叔母が破産してからアメリカへわたります。

そこで勉学に励んで新聞記者になった八雲は、1877年にニューオーリンズに移った際に開かれた万国産業棉花博覧会に出品されていた日本の美術工芸を通して、日本の心に初めて触れることになりました。

Photo byDariuszSankowski

そして1891年に松江の元士族の娘であった小泉セツさんに出会って結婚し、翌年熊本で教師となります。その後、45歳の時にイギリスから日本に帰化して「ラフカディオ・ハーン」から「小泉八雲」へ改名しています。

1897年に初めて焼津を訪れた八雲は、それ以降焼津を愛してやまず、そんな八雲の焼津の人々との温もりあふれる交流や彼の創作活動などを伝えるために、記念館が建てられたのです。開館時間は午前9時~午後5時までで、毎週月曜日と、年末年始(12月29日~1月3日)が休館日となっています。

アクセス

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「焼津 小泉八雲記念館」までのアクセスは、車を利用する場合は、東名高速道路焼津ICから約10分ほどで、無料の駐車場も完備されています。

電車を利用する場合はJR東海道本線の焼津駅で下車し、南口4番乗り場から焼津市自主運行バスに乗って約5分ほどの「文化センター前」で下車してすぐです。

住所 静岡県焼津市三ヶ名1550
電話番号 054-620-0022

エキチカ温泉・くろしお

Photo by yto

焼津さかなセンターで買い物やランチを楽しんだ後は、ゆったり温泉で体を休めるのもおすすめです。焼津さかなセンターから車で8分、徒歩でも25分ほどの所にある「エキチカ温泉・くろしお」は、のんびりと心地良い寛ぎのひとときが過ごせる天然温泉が自慢の施設です。

「くろしお」には、身体も心もリラックスできる「4つのおふろ」と「サウナ」があります。焼津自慢の天然温泉は、地下1500mから沸きだした51℃の温泉は海水の約半分の濃度の塩分を含み、弱アルカリ性の良質な黒潮温泉です。

Photo bynkaminetskyy

入浴後には身体に残った塩分が汗の蒸散を防ぎ、保温効果や保湿性に優れ、お肌もツルツルになります。また、数百万もの気泡で全身をもみほぐす地域初の「美泡風呂」や、マイナスイオンと遠赤外線による「ラジウムサウナ」、ジェットバス、水風呂も完備されています。

営業時間は朝10時から翌朝9時までで、入浴時間は朝10時から翌朝8時までですが、浴室清掃のため午前2時から午前5時の間は利用できない場合もあります。

入館料は1時間大人500円、2時間700円、3時間900円ですが、1400円でフリータイムで利用できます。4歳以上小学生までは一律390円、3歳までの乳幼児は100円です。 焼津さかなセンターを訪れたら、ぜひ立ち寄ってみてください。

アクセス

フリー写真素材ぱくたそ

エキチカ温泉・くろしおまでのアクセスは、車利用の場合には、東名高速道路焼津ICより約10分、新東名高速道路藤枝岡部ICより約20分ほどです。また、電車利用の場合はJR東海道本線の焼津駅南口から徒歩で約2分です。

住所 静岡県焼津市栄町1-13-1
電話番号 054-627-7200

大覚寺全珠院

Photo by casek

焼津市にある曹洞宗大覚寺全珠院には、日本の伝統技法を結集した日本最大級の金箔に輝く千手観音菩薩像があります。一本の木から切りだしたと言われる大観音像は高さが4.2mで、台座を含めると7mにも及び、未来千年の幸福を祈って10年がかりで制作されました。

全珠院の住職曽根宏規氏によると、正面の礼拝場所から見上げた観音様は、「赤ちゃんがお母さんを見上げた時に見える大きさと同じ比率に設計されている」とのことです。

Photo by photoconjapan

これまで構造が複雑な先手観音像の大仏造立の例はほとんどなく、京都の三十三間堂の丈六千手観音が最大のものでしたが、2003年(平成15年)に樹齢300年を超える木曽ヒノキを使い、750年ぶりに大仏様式の千手観音像として建立されました。

年間10万人が訪れると言われる大覚寺を礼拝するれば、人々の心や願いを受け入れてくださる先手観音様から、お土産に何か御利益がいただけるに違いありません。また休憩所には長椅子とテーブルも用意され、冬には甘酒、暖かい季節には冷たい紅茶などの飲み物もいただけます。

アクセス

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大覚寺全珠院までのアクセスは、新幹線を利用する場合にはJR焼津駅北口から車で7分ほどで焼津駅からバスを利用すると約11分で着きます。

また、車を利用する場合は、東名高速道路の焼津ICから約5分、新東名高速道路の藤枝岡部ICからは15分ほどで、焼津さかなセンター裏の東名高速側道沿いにあります。

住所 静岡県焼津市大覚寺1-19-1
電話番号 054-628-1811

焼津さかなセンターで新鮮な海産物を味わおう!

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新鮮な海産物や地元グルメが味わえる焼津さかなセンターの人気グルメやお土産などをご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。ぜひ、静岡観光に行く際には、焼津自慢の海の幸を味わいに焼津さかなセンターを訪れてみましょう。

横山まりん
ライター

横山まりん

ミュージカルと旅行とグルメが大好きな、専業主婦歴4年のオールドルーキーです。 最近は、新しい料理にも挑戦してレシピを増やすために、おいしものを食べに出かけています。 旅行では、今一番行ってみたいのはイエローナイフです。オーロラを一度見てみたいと思っています!

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