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兵庫・生瀬ヒュッテのパンが評判!
兵庫県西宮にある「生瀬ヒュッテ」は味が絶品のパン屋として有名です。人気過ぎてなかなか手に入らないほど絶品なのです。幸運にも生瀬ヒュッテのパンを食べられた人は美味しくて感動したといいます。
中には予約を取るまでに1年かかったという人もいるほど手に入れるのが難しいのですが、それほどまで苦労しても食べたいと思わせてくれるパンです。一度食べたら何度でも食べたい、他のパンでは物足りない!という人もいるのです。なかなかこのようなパンはに巡り会えないでしょう。
生瀬ヒュッテのパンとはどのようなパンなのでしょうか。予約殺到するほどの人気の秘密と手に入れるための方法などを詳しくご紹介します!ぜひ参考にして幻のパンを手に入れましょう。
生瀬ヒュッテはどんなパン屋さん?
生瀬ヒュッテは元々は大阪の靭公園の近くに「ブーランジェリータケウチ」という名前で営業しており一日に1000人もの人が押し寄せていたという大人気のパン屋でした。行列と警備員の多さも有名だったほど絶品のパン屋だったのです。
ブーランジェリータケウチのオーナーの竹内さんはパンの生地作りや焼き方にとてもこだわり、パン作りの本も出版されています。他では真似できないほどのこだわりが詰まったパンなのです。
竹内さんは幼い頃に食べた生クリームの味が忘れられず、パティシエを目指すことにします。パティシエを目指す中でパン作りへの情熱が芽生えたのです。パン屋でバイトをしながら夜間学校に通い辻グループの製パン専門学校に入学しました。
製パン専門学校を卒業後、竹内さんは神戸にある洋菓子店ダニエルにて修行します。ダニエルは関西では有名なパティスリーで、全国各地で販売されている人気店です。竹内さんのパンが美味しい秘密はダニエルの素材にこだわった菓子作りにあったのです。
パン作りにこだわる竹内さんの本は少し工夫するだけでとても美味しくパンが食べられる、レシピがわかると評判です。竹内さんの本は「ブランジェリタケウチどこにもないパンの考え方」と「ブランジェリタケウチどこにもないホームベーカリーレシピ」の2冊が出版されています。
竹内さんのパン作りへのこだわりが知りたいという人はぜひ読んでみるとよいでしょう。本屋さんやネット通販で購入できます。生瀬ヒュッテに行くまでに読むとより深くパンの魅力が理解できるでしょう。
ブーランジェリータケウチが人気絶頂の頃、竹内さんはこのままの状態でパン作りを続けるのは難しいと考えて、一度原点に立ち返り、一からパンを作りたいという想いで人気絶頂の中お店を閉めることにします。
ブーランジェリータケウチが閉店後、3年の月日を経て2016年1月に兵庫県西宮にて生瀬ヒュッテとして再びオープンしたのです。
ブーランジェリータケウチの時と同じく生瀬ヒュッテは生地の発酵から保存方法、焼き方などのこだわりは変わらず、オープン後も絶品パンの美味しさに魅了される人々が続出しました。生瀬ヒュッテは今も入手困難の大人気のパン屋なったのです。
生瀬ヒュッテは花の峯という住宅街にあり、小さな山小屋のような素敵なお店です。建物も中のテーブルやパンを並べる棚も木で造られており、海外のパン屋のような雰囲気が素敵だと評判なのです。インスタでは生瀬ヒュッテのオシャレな写真がたくさん見られますのでぜひ見てみてください。
そんな大人気の生瀬ヒュッテは完全予約制の珍しいパン屋です。完全予約制のためなかなか手に入らない伝説のパンとして有名になったのです。
なぜ生瀬ヒュッテは店頭でお客さんに来てもらいパンを販売する方法ではなく完全予約制にしているのでしょうか。理由を詳しくご紹介します。
完全予約制の珍しい絶品パン屋
生瀬ヒュッテがパン屋では珍しい完全予約制で営業しているのには理由があります。一つは店が住宅街にあり、駐車スペースが少ないことです。駐車スペースが12台しかないので、お客さんが殺到すると近隣の住民に迷惑がかかるからという配慮なのです。
もう一つの理由は2人でパンを作っているため一度にたくさん作ることが難しいためです。遠い場所からわざわざ来てもらったのに当日にパンがないという事態を防ぎたいという思いから予約制にしているのです。お客さんを大切にして一つ一つ丁寧に作るパンだからこそ美味しいのでしょう。
ハード系のパンが多い
生瀬ヒュッテでは石窯を使って焼いたハードパンが多く販売されています。外はカリッと中はモチっとした食感が絶品だと評判です。他では食べられない美味しいハードパンを求めて毎日予約が殺到しているのです。
しかし石窯を使って焼くのは簡単ではありません。薪を使うため温度調整や焼き加減が難しく、オーブンで焼くよりもとても手間がかかります。手間がかかる分、数多くのパンを一度に焼くことはできないので数量限定の販売になっているのです。
生瀬ヒュッテが手間をかけてパンを作るのはたくさんパンを売ることよりも、お客さんにより美味しいパンを届けたいというオーナーの想いがあるからです。お客さんのためを想って作られたパンだからこそ人々を魅了しつづけるのでしょう。
生瀬ヒュッテの人気のパンは天然酵母を使った田舎パンや山小屋バケット、オリーブパンなどの毎月販売しているパンと、月ごとに変わるパンセットがあります。どちらも予約のみの販売です。
中でも食パンが人気があり、外側は少し硬めなのに中はもっちりという食感が絶品で虜になる人が多いのです。そのまま食べても美味しいですが焼くとさらに香ばしくなり絶品だと評判です。
なぜパンが硬いだけではなくふんわりしているのかというと、生地の加水量が絶妙に調整されているからです。水がいらないほど口の中でとろけるような弾力感になるよう熟成度や発酵度も計算されているのです。
香ばしく焼いた食パンにバターを乗せると、パンの甘みとバターの旨味がマッチしてとても美味しいとやみつきになる人が続出しているのです。ジャムを乗せたり、ハムやチーズ、卵を乗せたりして好きな味で楽しむのもよいでしょう。
山小屋食パンは680円(税別)、田舎パンは750円で販売しています。ハードパンの中で美味しいと有名な山小屋バゲットは320円(税別)で販売していますので、ハードパン好きな人はぜひ買ってみてください。
2020年2月の田舎パンにはフルーツ入りのパンも販売されています。いちじくやマスカット、ゴールデンレーズン、オレンジなど5種類のフルーツとスパイスが入っており様々な味が楽しめるのでおすすめです。販売されるパンは月ごとに変わるので公式サイトを必ずチェックしましょう。
生瀬ヒュッテのパンセットは毎月様々な素材を使ったパンを5種類くらいのセットにして販売しています。季節のフルーツなどを使い毎月違った味わいで楽しませてくれます。パンセットの内容は公式サイトでチェックするのがよいでしょう。
例えば2022年9月のパンセットは、山小屋食パン・天然酵母マリナーラ山食パン・ほうじ茶といよかんのパネトーネなど7種類のパンが入って4200円(税込)で販売されています。予約する際には色々なパンを楽しめるパンセットを購入するのがおすすめです。
季節に合わせた素材を使っていることが多いので、毎月どのようなパンが発売されるのかを待つ楽しみがあるのも魅力でしょう。情報は随時公式サイトにアップされるのでこまめに見てみてください。(商品情報は2022年9月30日時点、Boulangerie Takeuchi公式HPの情報です。)
生瀬ヒュッテの予約方法の手順
生瀬ヒュッテは完全予約制なので、絶品のパンを買いに行きたくても予約ができなければ買えません。予約方法は電話のみなのでまずは電話で予約をしましょう。ですが予約がなかなかできないと苦戦している人が大勢います。
予約がとれないと諦めかけている人に予約の方法や電話が繋がりやすい時間などをご紹介します。参考にしてぜひ絶品パンを味わってください。
1:月曜日に電話予約する
予約方法は毎週月曜日の10時から14時までの間にしましょう。他の時間帯では受け付けていないので注意してください。予約の日時を伝えて空きがあれば予約ができます。
近隣の住民への配慮や駐車スペースの関係で当日の予約時間の変更をお願いされる場合があるので、予め時間を調整できるようにしておきましょう。
繋がらないことも多い
大人気のお店なので電話もなかなか繋がらないことでも有名です。16回かけてようやく繋がったという人もいれば、100回かけても繋がらないという人もいるのです。繋がるかどうかは本当に運次第なので諦めずに電話をかけましょう。
電話をかける時に便利なのがリダイヤルできるアプリを使う方法です。とにかく繋がるまでリダイヤルしつづけるしか予約する方法はありません。
リダイヤルアプリは自動でリダイヤルしてくれるのでかけ直す手間が省けます。電話が繋がらない人は一度試してみてはいかがでしょう。
なぜなかなか電話が繋がらないのかというと、固定電話が一つしかないからです。スタッフも少ないので一度に何件も対応できず予約困難となっているのです。朝一番から電話をする人が多いので、予約開始の10時を避けて電話をかけると繋がる確率が高くなります。
12時過ぎると昼食などで電話をする人も減るので狙い目という声もあり、12時過ぎてようやく繋がったという人もいます。またお昼の時間が混んでいる場合は13時から14時にかけてみるのもよいでしょう。