長野へ行ったら木曽馬に会いに行こう!乗馬などのふれあいが楽しめる牧場は?

長野へ行ったら木曽馬に会いに行こう!乗馬などのふれあいが楽しめる牧場は?

木曽馬は1200年もの歴史があり現在は長野県の天然記念物になっています。木曽馬は日本古来の三大在来種の一つで性格は温和で従順、賢いと言われます。木曽馬を使ってホースセラピーを受けたり、木曽馬との触れ合いが楽しめたりする木曽馬の里をご紹介しましょう。

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    記事の目次

    1. 1.木曽馬は貴重な日本の在来馬
    2. 2.木曽馬の特徴
    3. 3.木曽馬はホースセラピーでも活躍
    4. 4.木曽馬とふれあえる開田高原「木曽馬の里」
    5. 5.木曽馬のふるさと開田高原へのアクセス
    6. 6.古くから人に寄り添ってきた木曽馬に会いに行こう!

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    標高3067m、日本で富士山の次に高い御嶽山の麓に広がるのが「木曽馬の里」、開田高原です。ここは雄大な自然と農村が広がる標高1100m〜1300mあり、日本古来の木曽馬が暮らしています。

    開田高原は標高が高く、夏でも北海道より気温が低く、そのため冬は厳しい寒さに見舞われますが木曽馬の産地として昭和初期まで栄えていました。

    Photo by Yuya Tamai

    開田高原だけで明治時代には数千頭もいた木曽馬ですが、時代とともに頭数が激減して日本全国でも150頭が飼育されるのみになり、木曽馬の里でもわずか36頭が飼育されています。

    牧場の敷地内は約50haもあり木曽馬たちは「木曽馬の里」で8時半頃から16時半くらいまで放牧され自由気ままに生活をしています。

    Photo by malfet_

    牧場を訪れた方は実際に木曽馬に触れたり、体験乗馬をしたり、ホースセラピーを受けたりなど木曽馬と触れあう時間がたくさんあるのも魅力の一つです。

    開田高原は希少な木曽馬と触れ合い、地元の美味しいそばも堪能できる観光スポットです。御嶽山山麓にある日本古来種の馬、木曽馬の故郷「木曽馬の里」の楽しみ方をご紹介しましょう。

    木曽馬の特徴

    Photo by BONGURI

    木曽馬の特徴は大きさのわりに胸が深くて幅が広い、つまり肺や心臓が発達していて、胃腸の大きさと合わせて強健で病気になりにくいところが最大の特徴です。粗食に強い馬だと言われています。

    見た目はぽっこりしたお腹は消化器官が発達している証拠で、太く短い首と耳、丸みのある顔が人を引きつける最大の木曽馬の特徴です。

    胴が長くてお腹が大きいため腸が長く大きく、草を食べても消化吸収が早いのです。また大きな特徴として、首と背中が水平に近く、他の馬に比べて頭が低いのが特徴です。

    前髪は長く密生して、立髪は粗剛で長く首側に垂れています。また体全体が同一の毛色で覆われているのも木曽馬の特徴の一つです。

    また在来馬の中でも木曽馬は比較的受胎・受精が容易なため、年子をよく産む特徴があります。乳のでもよく、仔馬をよく可愛がる性格を持っています。

    木曽馬の大きさは馬の中では小柄

    牧場で良く見ると、木曽馬の大きさは小柄で胴長短足ですが、全体的にバランスが良く、どっしりとした体型で幅広い背中、そしてとても愛くるしいです。

    大きさは小柄な木曽馬ですが山地で飼育されて来たため、丈夫な四脚と硬い蹄を持っていて怪我をしにくい特徴もあり、農耕馬として重宝されて来ました。

    木曽馬の後ろ足はX脚

    木曽馬の大きさは中型馬の中でもひとまわり小型で、長い年月をかけて厳しい環境の中で半野性的に育って来たので後ろ足がX状になっています。

    X状の脚足のために急な坂道や山道でも滑らず、どっしりと安定した歩行が可能になります。そのため高地でも問題なく生活が出来ます。

    X状の足は非常に踏ん張りがきくため、重い荷物を乗せたり、車を引いたりするのには適していると言えます。

    木曽馬は蹄が堅い

    Photo by koji1106

    大きさが中小型の木曽馬は蹄が堅いことで知られており、農耕に非常に適した馬であり蹄鉄を打たなくてもよいという特徴があります。

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    木曽馬はホースセラピーでも活躍

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