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珍獣屋のある野毛ってどんな町?
野毛と言えば居酒屋、居酒屋と言えば野毛と言っても過言ではないほどたくさんの居酒屋を有す街が、神奈川県の横浜市にある野毛町です。居酒屋の数はざっと数百にも上ると言われており、毎日たくさんの酒好きたちで賑わっております。
当記事で紹介していく「珍獣屋」も、野毛町に軒を連ねる居酒屋のうちの1つです。珍獣屋の名の通り、珍しい動物の肉や料理を取り扱っていることが特徴で、メニューのインパクトはどんな店も目ではないほどです。
昭和の風情が残るせんべろの町
野毛の町並みはちょっとレトロな雰囲気が漂う街です。年代によっては懐かしく、また違う年代にはレトロ感がわくわくを掻き立てるような独特な街になっています。
昔ながらの、こじんまりとした居酒屋群はどこも非常にお手軽なお値段でお酒と料理を堪能できます。あまりにお手軽なことから、「せんべろの町」と呼ばれており、今日も今日とて各地から美味いお酒と料理を求めてたくさんの人が集まっています。
ちなみに「せんべろ」とは、「1000円くらいでお手軽に酔える」という感じのニュアンスで使われています。具体的に言うならば、お酒1~2杯と料理1~2品をたったの1000円前後で味わえるお店という感じです。
はしご酒も楽しい
非常に安価で手軽ですので、複数の店舗を少しずつ楽しむ、いわゆる「はしご酒」も楽しめます。魚料理の次は肉料理、次は和食などといった風に様々な料理を楽しめることが魅力です。
野毛はお店が密集しているため、お店同士のアクセスが非常に良いです。次々とお店を見つけ、アクセスすることが出来ますのではしご酒にピッタリと言えるでしょう。さらに、駅とのアクセスも良好ですのでゆったりと時間をかけてお酒を楽しむことも出来ます。
野毛の珍獣屋とは?
多彩な楽しみ方が出来る野毛で、ひと味違う体験をしてみたいのであれば、今回ご紹介してく「珍獣屋」がおすすめです。普通の居酒屋メニューはもちろん、珍獣屋以外ではまずお目にかかれないあんな食材こんな食材を食べることが出来ます。
珍しい食材たちの強烈なインパクトもさることながら、見た目と味の意外なギャップも楽しめます。珍獣グルメの虜になり、珍獣屋のリピーターとなる方も多く存在するほど料理のレベルも高いお店です。
珍獣屋はインパクト大のメニューが人気の居酒屋
珍獣屋の前には、メニューの一部が書かれている看板が置かれています。内容はとにかくインパクト抜群で、品目も多さもさることながら、あんなものやこんなものまで食べることが出来るのか、という食材の多彩さに驚かされます。
熊や鹿と言ったジビエ料理人気で珍獣グルメから少しポピュラーな部類へと躍進を遂げた珍獣グルメから、食べやすい珍獣グルメとして有名なヘビやカエルなどのハードルの低い珍獣グルメ初心者向けメニューもあります。
そして珍獣グルメと言ったら欠かせない、ゴキブリやコオロギといった人によっては悶絶必至の昆虫グルメまで実に多種多彩なメニューとなっております。
メニューは珍味だらけ!
珍獣屋では他にもかなり珍しい部類の珍獣グルメも取り扱っていることで有名です。え!?こんな動物まで食べることが出来るの!?と思わず言ってしまうような驚きのメニューが満載です。
あまりにも珍しい食材のため、毎日安定して供給することが出来ない珍獣グルメもあります。入荷状況によっては来店した日に食べられない珍獣グルメもありますのでご注意ください。また、珍獣屋に来店しても予約なしでは食べれないメニューもありますので注意です。
しかし逆に、まれにではありますが、恒常メニューに載せられないほど珍しい食材が入ってくることもあるため、訪れるたびにメニューを見るのがわくわくするお店であるとも言えます。珍獣屋のありとあらゆるメニューを食べつくすためリピートしている方もいます。
珍獣屋の珍しいメニュー6選
珍獣屋ではどんなグルメと出会えるのか興味がわいてきたところで、珍獣屋自慢の珍しいグルメの一部をご紹介させていただきます。中には前述した通り、入荷状況によっては提供できない日もありますのでご了承ください。
記事を読めば、インパクト満点でありながらも美味しい珍獣屋のグルメを食べてみたくなること間違いなしです。
カンガルーガーリック焼き
最初にご紹介させていただく珍獣グルメはなんとカンガルーです。インパクトはかなり低いので見た目という点では珍獣屋初心者の方でも食べやすいメニューと言えるでしょう。ですがカンガルーのお肉は臭みがかなり強いのでジビエ慣れしていないと少々食べづらいかもしれません。
かなり固めでしっかりとした歯応えがあることが特徴と言えます。上記の通り臭みが強く、かなり好みが分かれる味のお肉と言えます。しかし、しっかりと効いたガーリックが独特の臭みを上手く消してくれており、珍獣屋の中ではかなり食べやすいメニューとなっております。
カンガルーのお肉のレア度はかなり高く、なかなかお目にかかれないメニューですので、根気強く通ってみても良いでしょう。
ラクダのタルタルステーキ
お次のお肉はなんと、ラクダです。日本でラクダは食用としては馴染みがなく、どちらかと言うと馬等と同じ乗り物のような印象が強い動物です。しかし、なんとラクダは欧米や中東諸国では一般的に食されている動物なのです。
珍獣屋ではハンバーグのような状態で提供されております。スパイスがしっかり効いているため、臭みは全くと言っていいほど気になりません。流石外国では常食されているだけあり、肉そのものもかなり臭みが少なく、食べやすいのが特徴です。
風味は豚肉に近い感じで、とても食べやすいお肉となっております。ジビエ料理初心者の方に入門編として食べていただきたいお肉と言えます。
ワニ刺し
珍獣屋ではなんとワニまで食べることが出来ます。ワニはパッと見た印象では、ごつごつしており、堅そうで食べれなさそうに見えます。しかし実は、珍しいお肉の中では1、2を争うレベルで食べやすく、美味しい肉と言われています。
ワニのお刺身は白く綺麗な身をしており、凶悪で厳ついワニとは思えないほど柔らかそうなお肉をしております。例えるならば、フグのお刺身に最も近いと言えるでしょう。あっさりとした風味が特徴です。
ワニメニューはかなり人気で、刺身の他にも「手」も食べることが出来ます。ワニの手が付いたままのお肉をまるでフライドチキンのようにカラッと揚げた、通称「ワニの手」はインパクト抜群です。
持ち手部分は、まさにワニの手そのままとなっており、ワニと握手をしながらかぶりつけます。味はと言うと、歯応えはかなりありますが鶏肉と非常に似ており臭みやクセはほとんどありません。インパクトがあるのでギョっとはしますが、かなり食べやすい部類と言えます。
ちなみに、ワニの手を注文するとサービスで持ち手となっている手の部分を真空パックして持ち帰れるようにしてくれます。ワニ好きな方は是非食べてワニの手をゲットしてみてください。
殻ごと食べられる卵
「殻ごと食べられる卵」の正体はうずらの卵です。普通のうずらの卵は殻ごと食べることは不可能ですが、珍獣屋で提供されるうずらの卵は品種改良によりとても殻が薄くなっているため殻ごと食べることが出来てしまうのです。
非常に珍しい殻も食べれるうずらの卵の味はというと、基本的には普通のうずらの卵と大差はありません。しかし、殻ごと口に入れ、サクッと殻がスナックのように崩れていく食感は驚きの一言に尽きます。ごま油とニンニクの味付けもシンプルでとても美味しい一品です。
ダチョウ刺身
ダチョウのお刺身は「ダチョウの肝刺し3点盛り
」というメニューで提供されております。ダチョウの肉は非常に低カロリーなのに高たんぱくでその上、味や食感が牛肉に似ていることから牛肉の代わりとして期待されているお肉です。牛肉の生食禁止という現状や、ユッケで引き起こされた食中毒の影響で、生での提供に規制が入ったことから生肉というとかなり抵抗があるでしょうが、ダチョウの肉は病原菌が少ないうえに有害な寄生虫もいないので、肉の中ではかなり安全性の高い肉となっております。
臭みが少なく、旨味が凄いお肉ですのでかなり食べやすいメニューと言えるでしょう。牛肉が好きな方であれば十分に美味しさを楽しめるお肉です。
ウーパールーパー1本揚げ
一本揚げという名の通り、ウーパールーパーをそのままカラッと揚げたメニューです。飼育している方も多いポピュラーな動物であるため、見た目のインパクトが凄い一品です。可愛い姿を知っているだけに食べづらいという方もいらっしゃいます。
しかしウーパールーパーの一本揚げは珍獣屋の人気ナンバーワンメニューとなっており、珍獣屋を訪れた方のほとんどが一度は口にしていると言っても過言ではない人気メニューです。珍獣屋のメニューボードにも「98%の人が食べる」と書かれており、その人気ぶりがうかがい知れます。
味は見た目のインパクトとは裏腹にかなりあっさりとしています。例えるならばししゃもの唐揚げのような感じです。
珍獣屋に来たらウーパールーパーを食べたいところでしょうが、ウーパールーパーは実は予約限定メニューとなっています。飛び入りで来店した場合は食べれないので、珍獣屋名物、ウーパールーパーを食べたい場合は席と料理のご予約を行ってください。
珍獣屋の閲覧注意!虫メニュー3選
これからご紹介させていただくメニューは、まさにインパクトの塊のようなメニューであり、ゲテモノや珍獣グルメを取り扱うお店に来たのであれば避けては通れないメニューです。
気になる食材とは一体何なのかと聞かれれば、人によっては見るだけでも卒倒しそうほど苦手な方もいる「昆虫」です。見た目だけでもギブアップ必至のインパクト満点グルメをご紹介します。
殿様バッタの唐揚げ
日本国内でも地域によってはバッタの仲間であるイナゴを佃煮にして食べる文化があります。見た目はかなりインパクトが大きいですが、他の昆虫に比べると食べ物として出されても違和感の少ない部類と言えます。
珍獣屋では佃煮ではなく唐揚げとして提供されています。佃煮もですが、カラッと揚げられたバッタはかなりバッタそのままの見た目をしているため美味しいと分かっていても躊躇ってしまいます。
見た目は結構キツイですが、味は小エビのような香ばしさで非常に美味いです。スナックのようにぽりぽりと食べられます。
ゲンゴロウの唐揚げ
ゲンゴロウは珍獣屋のメニューの中でも屈指の見た目がキツイ食べ物と言っても過言ではないレベルです。つやつやと黒光りする羽や足等とにかく「虫」という感じで人によっては見ることもキツイレベルと言えるでしょう。
ゲンゴロウは味もかなり特徴的な上、食感も羽の固さのせいで食べにくいため珍獣屋上級者向けと言えるでしょう。
昆虫5種盛り
珍獣屋のインパクト大賞と言っていいほどに衝撃的な見た目をしているメニューです。上記に紹介させていただいたバッタ、ゲンゴロウの他、コオロギ、ガの幼虫、タガメ、コガネムシ、そしてゴキブリの中から5種を選んで盛合せた珍獣屋屈指の観覧注意メニューです。
7種の中から1種はこちらで指定できますが、あとの4種は完全に店員さんの気分次第となっております。珍獣屋上級者でも苦手な方は苦手であろう5種盛りですが、見た目に反しサクサクと軽く、スナック感覚で食べられますので勇気を出して食べてみたら意外とハマってしまう可能性もあります。
珍獣屋のアクセス・料金設定
珍獣屋に興味が出てきた方のために珍獣屋へのアクセスや料金設定等の情報をご紹介します。アクセスは非常に良い駅近なお店となっており、京浜急行線日ノ出町駅からは歩いて5分というアクセスの良さとなっております。
JR桜木町駅からのアクセスも良く、桜木町駅からも徒歩5分ほどでアクセスが良いです。野毛の町並み自体が非常に駅とのアクセスはもちろん、お店同士のアクセスも良く、はしご酒がしやすい町となっていますので、珍獣屋の他にも様々なお店を楽しんでも良いでしょう。
では、珍獣屋でがっつり珍獣グルメを楽しむためには大体どれほどの予算を用意していけばよいのでしょうか。
一品一品が非常に希少で高めの値段設定となっておりますので、8000円~10000円ほど用意していった方が安心でしょう。さらに、珍獣屋ではテーブルチャージ料として450円が確定でかかりますので450円を考慮に入れておくことを忘れないようにしましょう。
野毛の珍獣屋で珍しいグルメを食べよう!
珍獣屋には、見た目も味も印象的なメニューがたくさんあります。興味がある方は非常に貴重な体験が出来ますので一度は珍獣屋に足を運ぶことをおすすめします。メンバーにもよりますが、パーティーや2次会利用でも盛り上がること間違いなしですので是非活用してみてください。