海外旅行の定番・台湾を観光しよう！外せないおすすめスポット25選

台湾の歴史を知ることができる観光スポット・1か所目は「国立故宮博物院」です。台北市内北部の山あいにある国立故宮博物院（こくりつこきゅうはくぶついん/グーゴンボーウーユエン）は、中国歴代皇帝の華麗なる秘宝が収蔵されている博物館です。

海外旅行で台湾を訪れた際は、必ず行きたいスポットに挙げられる巨大な博物館は、フランスのルーブル美術館と並び「世界四大美術館」の一つに数えられています。

博物館には、世界最大級ともいえる中国美術コレクション・約69万点が収蔵されています。最高レベルの収蔵品は、国共内戦の際に台湾へ移送されてきたといわれています。国共内戦とは、1946年（昭和21年）に始まった国民党と共産党の内戦です。

広大な館内の作品は、3か月～6か月ごとに入れ替えが行われます。約2万点に及ぶ収蔵作品は、年代やジャンルごとに展示されています。

秘宝が集結する博物館では、一日で全ての作品を見るのは困難です。効率よく巡る見学ルートは、有名な展示品のある3階から見て回るのがおすすめですが、有名な宝物だけに絞っても時間を要します。最低でも2～3時間は見学時間を確保し、訪れるのがベストです。

館内見学の際には幾つか注意する点があります。所定の場所以外での飲食や喫煙、自撮り棒の使用は禁止されていますのでご注意ください。開館時間は8:30～18:30です。金曜日・土曜日は21:00まで開館しています。

アクセス方法は、MRT淡水信義線・士林駅（しりんえき）から車で約15分です。バスで向かう場合は、255區バス・300号バス・304号承德線バス・304号重慶線バスを利用してアクセスすることができます。平日の便数は少ないですが、紅30号も運行しています。

台湾の歴史を知ることができる観光スポット・2か所目は「艋舺龍山寺」です。艋舺龍山寺（マンカーロンシャンスー）は、台北で最も長い歴史がある最強のパワースポットです。

1738年（元文3年）に創建された台北最古の寺院は、格式の高いお寺です。ご利益は、恋愛・学業・仕事・健康など多岐にわたります。龍山寺には作法がありますので、日本語で書かれている参拝ガイドを確認してから参拝しましょう。

龍山寺でも台湾式のおみくじがあります。礼拝してから挑戦してみてはいかがでしょうか。龍山寺の営業時間は6:00～22:00です。アクセス方法は、MRT板南線・龍山寺駅から徒歩約5分です。

台湾の歴史を知ることができる観光スポット・3か所目は「剝皮寮」です。リノベーションし注目されている剝皮寮（ボーピーリャウ）は、台湾の伝統的な街並みを保全した地区です。台湾の歴史や文化を感じられる希少なスポットです。

この辺りは「萬華（マンファ）」と呼ばれる地区で、かつては多くの船が行き来する港町でした。剝皮寮という不思議な名前は、清の時代に中国から運ばれてきていた木材を剥いで加工していたことに所以しているといわれています。営業時間は9:00～21:00、室内は9:00～18:00です。

剝皮寮は龍山寺からは徒歩約5分の場所にあります。龍山寺観光の際に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。夜はライトアップされる龍山寺や萬華夜市のディープな雰囲気を楽しめます。

台湾の歴史を知ることができる観光スポット・4か所目は「中正紀念堂」です。中正紀念堂（チョンジェンジーニェンタン）は、中華民国の初代総統・蒋介石（しょうかいせき）の功績を讃え創設された大型公園です。

25万平方メートルに及ぶ広大な敷地には、記念堂や音楽会館、歴史資料館などがあります。衛兵交替は毎日9:00～17:00で行われます。統率された見事な動きを見せてくれる兵士ですが、採用されるためには身長や体重の厳しい条件がある他、選ばれるための厳しい訓練が必要とされます。

アクセス方法は、MRT淡水信義線、松山新店線・中正記念堂駅より徒歩約7分です。公園の営業時間は9:00～18:00となっています。

台湾の歴史を知ることができる観光スポット・5か所目は「忠烈祠」です。1969年（昭和44年）に建立された忠烈祠（ちゅうれつし/ジョンリエツー）は、国のために殉職した烈士を追悼する建物です。厳粛な空間の中、一糸乱れぬ衛兵の身のこなしは感動ものです。

荘厳な建物の両側には、瞬き一つしない直立不動の衛兵が立っています。衛兵を時間ごとに交代していくイベントが衛兵交替です。台湾で必ず見ておきたい衛兵交替は、中正紀念堂と忠烈祠の二大スポットで見ることができます。狭き門をくぐり抜けた精鋭が揃います。

営業時間は9:00～17:00で、衛兵交替は9:00から1時間行われます。アクセス方法は、MRT淡水信義線・圓山駅（ユェンシャンえき）1番出口よりタクシーで約5分です。