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徳之島ってどんなところ?
鹿児島から南に約400m離れた奄美群島の一つである徳之島は、与論島(鹿児島県)と奄美大島(鹿児島県)の中間にある人口24000人の島です。徳之島は温暖な気候と綺麗な海に囲まれています。主な産業は農業で、サトウキビを中心に馬鈴薯などの野菜と、肉用牛の複合経営が行われています。
徳之島は観光開発がされていない豊かな自然と南の島の文化が残る、希少な島です。主な観光スポットはソテツの群集で作られた金見崎ソテツトンネルや、白い砂浜のヨナマビーチや、まだあまり知られていない穴場観光スポットなど見所はたくさんあります。
徳之島には、島特有の郷土料理があります。茹でた素麺を油で野菜と炒める「油そうめん」や、お祝いごとには欠かせない少しクセのある「ヤギ汁」や、豚肉を黒糖焼酎や黒糖、醤油で煮込んだ「ワンフニ」など味わう、美味しいグルメ旅もおすすめです。
徳之島には、畦プリンスビーチや瀬田海海浜公園、喜念浜など、白い砂浜に青い透き通った海水浴に適した穴場のビーチがたくさんあります。釣りも有名で餌釣り、ルアー、ジギングなどが主で舟釣り、磯釣り、瀬渡しや、あまり知られていない穴場釣りスポットもあります。
マリンスポーツや闘牛大会が観光で人気の島
徳之島の闘牛は、闘牛大会が開催されている各地の中で最も熱いと言われています。その理由は700kg小型クラスから1000kgの大型クラスがぶつかり合う迫力と激しい技の攻防、島の人口の1割以上を超える3000人余りの観客の熱気に尽きます。
闘牛大会は戦前まで牛主同士が相談しあって、島の行事が行われる際に川原や浜に闘牛場を作って行われていました。戦後、徳之島闘牛組合が設立され、入場料を徴収して運営されるようになりました。闘牛大会は初場所、春場所、秋場所の年に3回行われます。
徳之島闘牛の最高タイトルは「全島一横綱」です。牛主は愛牛が「全島一横綱」になることを夢見て、日々飼育に励みます。横綱につぐ950kg以下を「中量級」、850kg以下を「軽量級」、750kg以下を「ミニ軽量級」として、それぞれタイトル戦が行われています。
綺麗な海に囲まれた徳之島は、ダイビングやシュノーケリングなど、マリンアクティビティーも楽しめます。混んでいることが少なく、未開のポイントや穴場ポイントがたくさんあります。アオウミガメはそこらじゅうにいると言っても過言ではないです。
徳之島はホエールウオッチングも有名で、よく見られるのはザトウクジラです。体長13mから16mで体重は20から25トンです。シーズンは12月から3月で、交尾、出産、子育てにやってきます。2月から3月は子クジラと親クジラが並んで泳ぐ姿も見られます。