ホヤはなぜまずいと言われるのか?味の特徴や美味しい食べ方・レシピも紹介

ホヤはなぜまずいと言われるのか?味の特徴や美味しい食べ方・レシピも紹介

海のパイナップルと言われる「ホヤ」は、初夏~夏に食べられる珍味です。北海道や東北を中心に水揚げされ、多くの人に親しまれています。しかし、中にはホヤは苦い・生臭いなど、まずいイメージを持っている人もいるでしょう。そこで本記事では、ホヤは本当にまずいのか、美味しい食べ方はあるのかについて紹介します。

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    記事の目次

    1. 1.ホヤはまずい?味や食べ方も紹介
    2. 2.ホヤはまずい?食べた人の口コミを紹介
    3. 3.ホヤの美味しい食べ方・レシピは?
    4. 4.ホヤはどこで買える?
    5. 5.ホヤはまずいのか?調査結果まとめ

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    ホヤはまずい?味や食べ方も紹介

    ホヤ
    Photo by paranoidnotandroid

    ホヤは5月中旬~8月中旬頃が旬の海の食材で、北海道や東北で多く水揚げされています。独特な見た目と、独特な味わいで夏の珍味として親しまれています。

    関東などでは新鮮な海鮮料理が食べられるお店やスーパーなどでも見かけることがありますが、苦い・生臭いなどあまりいいイメージを持っていない人もいるのではないでしょうか。

    そこで今回は、ホヤは本当にまずいのか、どんな味がするのか、美味しい食べ方はあるのかについて詳しく紹介します。

    ホヤとは?

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    ホヤは貝や海藻の仲間のように見えますが、実は全くの別物。ホヤは海産動物の総称で、世界に2000種類以上いる生き物です。心臓や消化器官、総神経などを持つ動物で、ヒトに最も近い無脊椎動物と言われています。

    ホヤは海底の岩などに付着していて、かたい皮に覆われていてゴツゴツとしています。その見た目から海のパイナップルと呼ばれることもあり、日本では「マボヤ」と「アカボヤ」が主に食べられています。

    ホヤの味の特徴は?

    Photo by Koji Horaguchi

    ホヤは北海道や東北で多く食べられ、関東より西にいくとあまりなじみがないようです。ホヤの味は独特で、甘味・酸味・苦味・塩味・旨味の5つ味を持ち合わせています。ホヤを食べた後に水やお酒を飲むと甘く感じられることから、お酒が進む食べ物と言われることもあります。

    ホヤは臭いと思われがちですが、水揚げ直後の新鮮なものであればほとんど臭みは感じません。水揚げから時間が経つほど体内の臭み成分が出てくるため、そういったものを食べると臭みを感じやすくなります。

    近年ではホヤを食べやすく加工したものや、産地直送の取り寄せができる通販などがあるので、そういったものを利用してホヤ本来の味を楽しむのがおすすめです。

    ホヤはまずい?食べた人の口コミを紹介

    口コミ 
    ロゴPhoto by jouer[ジュエ]

    実際にホヤを食べたことがある人の口コミを紹介します。

    • ポン酢で食べると美味しい
    • 乾燥ホヤが食べやすい
    • 苦味があって食べにくいのと、苦味がなくて食べやすいのがある
    • 食べなれると美味しい
    • ハマりそう
    • きゅうりと一緒に三杯酢で食べると食べやすい
    • 酢醤油で食べるのが一番好き
    • 宮城のホヤうまい
    • おいしいのかまずいのか分からない味
    • 美味しいのに鮮度が落ちるとトラウマ級にまずい

    ホヤがまずいと言われる主な理由は?

    ホヤがまずいと言われる原因は、鮮度が関係しているようです。ホヤは鮮度が落ちると本来の甘みよりも苦みや生臭さが強くなってしまいます。これは、時間が経つごとに甘みが苦みに、磯の香りが生臭さに変化してしまうためです。

    そのため、このようなホヤを食べた人は苦い・生臭いと感じてしまうことが多く、まずいと言われる原因になっています。美味しいホヤが食べたい場合は、産地の観光市場や産地直送のホヤを扱うお店などで食べるか、直接お取り寄せするといいでしょう。

    また、ホヤを食べやすくした加工品も多く販売しているので、そういったものをまず食べていてから挑戦するのもいいかもしれません。

    ホヤの美味しい食べ方・レシピは?

    新鮮なホヤが手に入ったら、新鮮なうちに美味しく食べましょう。ホヤは夏の珍味と言われているので、お酒に合うレシピが豊富です。ここでは特に簡単でおすすめなホヤの食べ方やレシピを5つ紹介します。

    ホヤの刺身(基本のさばき方)

    まずは、殻付きホヤの基本的なさばき方をマスターしておきましょう。

    1. ホヤはよく洗っておく
    2. ホヤの突起部分を切り落として、海水と排せつ物などを出す
    3. 殻に切れ込みを入れる
    4. 殻をおえながら、ホヤの身を外す
    5. ホヤの身に付いた黒い部分を切り落とす
    6. ホヤの身を半分に切って、オレンジ色以外の部分(茶色っぽ)を取り除く
    7. 真水でよく洗い流し、キッチンペーパーでよく水分をふき取る
    8. 食べやすい大きさにカットして完成

    ホヤの刺身はそのままでも十分美味しく食べられますが、魚の刺身と同じようにわさび醤油で食べても美味しいです。ホヤそのものに塩味があるので、醤油は控えめにしたほうがいいでしょう。

    ホヤ酢

    ホヤの定番の食べ方といえば「ホヤ酢」です。薄切りにして塩もみしたきゅうりと生ホヤをお酢、みりん、砂糖、醤油で和えれば完成です。食欲が出ない暑い日でもさっぱり食べられます。

    ホヤのバター焼き

    ホヤは生だけでなく、加熱しても美味しく食べられます。特に手軽に食べられるのが「ホヤのバター焼き」で、生ホヤをフライパンでさっと炒めて、塩コショウで味付けするだけです。ちょっと大きめにカットすると食べ応えがあり、おつまみにぴったりです。

    ホヤの唐揚げ

    ホヤの新しい食べ方として特に人気があるのが「ホヤの唐揚げ」です。鶏の唐揚げと同じように、酒や醤油などで下味をつけ、全体に片栗粉をまぶして油で揚げるだけ。ついつい手が伸びてしまうような味で病みつきになるでしょう。

    ホヤのアヒージョ

    ホヤは洋風の食べ方にも向いていて、中でも「アヒージョ」は手軽で食べやすいでしょう。鍋にオリーブオイルとニンニク、アンチョビなどをれて弱火にかけ、ニンニクの香りがして来たら、ホヤやきのこを入れて火が通ったら完成です。

    蒸しホヤ

    新鮮な殻付きホヤが手に入ったらぜひ挑戦してほしいのが「蒸しホヤ」です。自分で殻を外して食べる楽しみもありますし、何といってもホヤそのものの味を存分に楽しめす。

    作り方はとても簡単です。

    1. ホヤの中の海水を出した後、殻付きのまま半分に切る
    2. 内臓の部分(黒や茶色の部分)を取り除く
    3. 鍋に少量の水を入れ、殻付きホヤの殻を下にして入れてふたをし、強火で蒸す
    4. 湯気が出てきたら、酒を回しかけてふたをし、さらに3分程度蒸す
    5. 身が丸まってきたら完成
    6. 殻から外してそのまま食べます

    ホヤはどこで買える?

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    ホヤはスーパーなどでも販売していますが、観光市場や直売所などで購入するのがおすすめです。産地が遠い場合などは、通販やお取り寄せを利用して購入したほうが鮮度の良いホヤが手に入るでしょう。

    通販・お取り寄せもできる

    生のホヤは旬の時期にしか食べられませんが、干物や塩辛などの加工品などもあるので1年中食べることができます。生のホヤも加工品も、Amazonや楽天などの通販で購入できますし、ふるさと納税の返礼品になっている場合もあるので、チェックしてみるといいでしょう。

    Amazon

    Amazonでは酒の肴にぴったりな「横田屋本店」の「ほやの塩辛」を販売しています。ほんのり地酒が香り、ホヤの美味しさが口いっぱいに広がります。そのまま食べるのはもちろん、温かいご飯にのせて食べるのもおすすめ。

    横田屋本店/ほやの塩辛

    商品画像出典: Amazon
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    楽天市場

    楽天では刺身用のホヤが多く販売されてます。末永海産株式会社の「お刺身ほや」は冷凍状態で届けられるので、好きなタイミングで食べられるのが魅力です。100gずつパックになっているので食べきりやすく、賞味期限も365日もつのでゆっくり楽しめます。

    末永海産/ほや お刺身 むきほや

    商品画像出典: 楽天
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    ホヤはまずいのか?調査結果まとめ

    ホヤは新鮮なものであれば甘味が強く、生臭さはありません。磯の香りと塩味、そしてちょっとした苦味と酸味の中に深い旨味がある海の生き物で、唯一無二の味わいです。ホヤが苦手な人も、まだ食べたことが無い人も、ぜひこの機会に新鮮なホヤを食べてみましょう。

    ※本記事中の情報は2024年5月30日時点のものです。ご紹介した商品は地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や価格が異なることがあります。

    末永海産/ほや お刺身 むきほや

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    横田屋本店/ほやの塩辛

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