【ビーツ】の下処理やおいしい食べ方を紹介!簡単なレシピや注意点も

【ビーツ】の下処理やおいしい食べ方を紹介!簡単なレシピや注意点も

ビーツは、鮮やかな色合いが特徴の野菜です。日本ではあまり馴染みがない存在ですが、実は栄養素が豊富でスーパーフードとも呼ばれています。そこでこの記事では、ビーツの基本的な食べ方や簡単にできる食べ方のレシピ、食べるときの注意点などをご紹介します。

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    記事の目次

    1. 1.ビーツの特徴
    2. 2.ビーツの基本の食べ方(下処理)
    3. 3.ビーツの食べ方の注意点
    4. 4.ビーツの簡単でおすすめの食べ方レシピ
    5. 5.ビーツを彩りが綺麗な食べ方で楽しもう!

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    ビーツの特徴

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    ビーツは、鮮やかな色合いが特徴的で、特に赤紫色をしたものが主流です。日本ではあまり馴染みがない野菜ですが、ロシアなどの東欧諸国では「ボルシチ」の材料として親しまれています。

    ヒユ科フダンソウ属に属しており、てんさい糖の材料となる甜菜や、ほうれん草といった野菜の仲間です。かぶと似ている見た目をしていますが、かぶはアブラナ科なので、実は別の野菜です。

    ビーツは色鮮やかな見た目だけでなく、食べると少し甘みがあるという点も特徴です。甜菜と同じようにショ糖が多く含まれていることによるもので、加熱すると甘みが増します。

    地中海沿岸が原産と言われているビーツは、江戸時代に日本に持ち込まれたとされています。最近では長野県や北海道などで生産されていますが、まだまだ国産のものは流通量が少ない、珍しい野菜です。

    そんなビーツの大きな魅力は、栄養価がとても高いことです。ビーツには鉄やカリウムといったミネラル類のほか、ビタミンやポリフェノール、食物繊維なども豊富に含まれています。

    ポリフェノールには抗酸化作用があり、活性酸素によって傷ついた体内の細胞などを修復する効果があると言われています。チョコレートや赤ワインなどに含まれるという話を聞いたことがある人も多いでしょう。

    なかでもビーツには「ベタシアニン」というポリフェノールが多く含まれており、これがビーツの赤い色の素にもなっています。ビーツはその栄養価の高さからスーパーフードとも呼ばれています。

    ビーツの基本の食べ方(下処理)

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    日本ではビーツを使った料理が少なく、いざビーツを食べてみようと思っても、その食べ方に悩むことも多いでしょう。ビーツの食べ方にはサラダやソテー、スープやきんぴらなどがあり、さまざまな食べ方をすることが可能です。

    ビーツの下処理の方法を知っておけば、他の料理や食べ方にも応用することができます。そこでこちらでは、ビーツの下処理の仕方や基本的な食べ方についてご紹介します。

    ビーツにはほんのりとした甘みがあり、生のまま食べるという食べ方もできますが、茹でたり焼いたりすると甘みが増して、さらにおいしく食べることができます。

    茹でる場合

    ロゴPhoto by jouer[ジュエ]

    下処理をするときには、皮付きのままがおすすめです。皮をむいてから加熱をすると、ビーツの色が抜けてしまうためです。茹でるときはレモン汁や酢などを一緒に入れることで、ビーツがより鮮やかな色になります。シンプルな食べ方で、素材の味を楽しんでみましょう。

    材料

    • ビーツ 1個
    • 水 適量
    • レモン汁もしくは酢 小さじ1

    手順

    1. ビーツはよく洗っておきます。
    2. 皮付きのビーツ・水・レモン汁(酢)を鍋に入れます。
    3. 鍋を中火で熱し、沸騰したら火を弱めて20~30分茹でます。
    4. 竹串がすっと刺さるくらいの柔らかさになったら火を止めます。
    5. 粗熱がとれたら皮をむき、食べやすい大きさに切ります。

    オーブンで焼く場合

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    焼く場合も、皮付きのまま丸ごと焼きましょう。焼き上がりはホクホクとした柔らかい食感を楽しめる、おすすめの食べ方です。焼く際に軽く塩を振ると、より甘みが引き立ちます。

    材料

    • ビーツ 1個
    • 塩 適量

    手順

    1. 洗ったビーツの水分をふき取り、皮付きのままアルミホイルにのせます。
    2. 塩を軽く振って、ビーツをアルミホイルで包みます。
    3. 天板にのせ、180度に予熱したオーブンで50~60分加熱します。
    4. 加熱が終わったらオーブンから出し、皮をむいて食べやすい大きさに切ります。

    ビーツの食べ方の注意点

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    ビーツには食物繊維が豊富に含まれています。そのため食べ過ぎるとお腹が緩くなったり、便秘になったりする可能性があります。適量であれば腸内環境の改善に役立つ食物繊維ですが、一度にたくさん食べるなどの食べ方には注意が必要です。

    また、ビーツは仲間であるほうれん草と同じく、シュウ酸を多く含む野菜です。シュウ酸は尿路結石を起こしやすくしたり、カルシウムの吸収を阻害したりする作用を持つため、適量を楽しむ食べ方をおすすめします。

    さらに、ビーツを食べ過ぎることで尿や便が赤くなることもあります。ただ、健康に影響はありません。栄養が豊富なビーツですが、1日に食べる量は1個程度にするなど、食べる量に気を付けましょう。

    ビーツの簡単でおすすめの食べ方レシピ

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    下処理をしたビーツはそのまま食べてもおいしいですが、サラダなどさまざまな料理に活用する食べ方もできます。こちらでは、ビーツの簡単で手軽なおすすめの食べ方レシピをご紹介します。

    ビーツとポテトのサラダ

    Photo byJillWellington

    ビーツとじゃがいもを使ったサラダです。色鮮やかなビーツのサラダは食卓を華やかな雰囲気にしてくれます。ビーツとじゃがいもを茹でるだけで簡単にできるので、時間がないときのもう一品にもおすすめな食べ方です。

    材料(4人分)

    • ビーツ 1/2個
    • じゃがいも 2個
    • 塩・こしょう 少々
    • マヨネーズ 好みの量
    • 水(茹でる用) 適量

    手順

    1. ビーツを茹で、皮をむいて一口サイズの角切りにします。
    2. じゃがいもを洗ったあと、濡れたキッチンペーパーで包み、さらにその上からラップで包みます。
    3. じゃがいもを600Wのレンジで4分加熱し、皮をむいて一口大の角切りにします。
    4. ビーツとジャガイモをボウルに入れ、塩、こしょう、マヨネーズを適量入れて混ぜます。

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    ビーツを彩りが綺麗な食べ方で楽しもう!

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    食卓を鮮やかに彩ってくれるビーツは、栄養素の豊富な野菜です。茹でたり焼いたりといった簡単な食べ方でも楽しめるので、これまで食べたことがなくても気軽に試しやすい野菜だと言えるでしょう。

    食べ過ぎないという注意点はありますが、ビーツに含まれる栄養素は積極的に摂取したいものばかりです。食べ方に気を付けながら、ビーツを楽しんでみましょう。

    羽石友香
    ライター

    羽石友香

    元公務員のフリーライターです。関東在住。好きなものは読書・文房具・音楽・スイーツなど。好きなもののためならどこへだって行くのがモットーです。毎日の生活がちょっと楽しくなるような記事を書いていきたいです。

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