【ヨーグルトメーカー】の使い方と簡単なレシピを紹介！自家製発酵食品に挑戦

牛乳×種菌を発酵させることでヨーグルト製品が手作りできるヨーグルトメーカー器は、価格の高いR1系ヨーグルト製品や飲むヨーグルト製品も自宅で作れる人気製品です。

種菌は市販ヨーグルト製品でOKですから、種菌を変えることによって好みのヨーグルト製品が簡単に作れます。さらにヨーグルト素材は肉料理の下ごしらえにも使えるので、手作りしておけばいろいろな肉系レシピにも使えて便利です。

ヨーグルトメーカー器は、菌の発酵に適した温度＆時間をキープできる便利な発酵機能が搭載された製品です。発酵作業は手作業でも可能ですが、温度の管理が難しいのでコツがわかるまでは失敗することがよくあります。

そんな発酵作業も時間と温度を指定するだけで簡単にできるのがヨーグルトメーカー器の特長ですし、発酵作業もほったらかしでできるので初心者でも失敗なくヨーグルトが手作りできるおすすめの調理器具です。

ヨーグルトメーカー器は、ヨーグルト作り専用の調理器具ではありません。ヨーグルトは乳製品ですが、種菌を牛乳に加え発酵させることで作りますからヨーグルト＝発酵食品ともいえます。

そのため話題の菌活に人気の発酵食品類も、ヨーグルトメーカー器があれば手作りが可能です。さらに低温を長時間キープする機能もあるので、低温調理器としての使い方もできます。

低温調理は湯煎調理法の1種ですが、低温でじっくりと時間をかけて食材を加熱することによって食材本来のおいしさを引き出すおすすめの方法です。

そのためヨーグルトメーカー器で低温調理をすればヘルシー系レシピはもちろん、ローストビーフのように温度管理が難しいレシピも簡単にプロのような仕上がりになります。

ヨーグルトメーカー器を使ったヨーグルトレシピでは、牛乳と種菌の2つを準備するだけでできます。種菌は市販ヨーグルトを少量加えるだけでOKなので、好みの市販ヨーグルトを用意してください。

材料が揃ったら本体内部にある発酵容器に牛乳と種菌を投入し、発酵温度と調理時間を設定すればOKです。出来上がり時間はヨーグルトメーカー器や手作りしたいヨーグルトの種類によって異なりますが、概ね8時間ほど発酵すれば出来上がります。

ただしヨーグルトメーカー器はメーカーや銘柄によって搭載されている機能の内容が異なります。またヨーグルトメーカー器のオートメニュー機能も銘柄によって内容が異なるので、まずは手持ちのヨーグルトメーカー器の取扱説明書をよく確認してください。

基本の使い方が分かるだけでもさまざまなヨーグルトレシピが楽しめるのがヨーグルトメーカー器ですが、種菌を発酵させるための機能が搭載されたヨーグルトメーカー器だからこそ料理にヨーグルトメーカー器で作るのもおすすめの使い方です。

ヨーグルトメーカー器すべてが料理に対応しているわけではありませんが、ハイエンドモデルのヨーグルトメーカー器であれば高度な技術が必要な調理法もヨーグルトメーカー器で再現できますし、レシピのバリエーションも広がります。

ヨーグルトメーカー器の発酵機能を使うことによって作れるレシピは、さまざまなものがあります。近年注目の甘酒もヨーグルトメーカー器のおすすめレシピですし、米麹系甘酒レシピと酒粕系甘酒レシピの2種類が手作りできる点もおすすめです。

アルコールを含まない米麹系甘酒レシピは栄養豊富なソフトドリンクとしての楽しみ方ができるので子供にも人気ですし、アルコールを含む酒粕系甘酒レシピなら大人の飲み物としての楽しみ方だけでなく料理のアレンジにも使えます。

素材に加えたり調味料として使ったりできる塩麹食材も、ヨーグルトメーカー器の発酵機能を使ったおすすめのレシピです。さらに昔ながらの発酵食品である納豆製品も、ヨーグルトメーカー器を使った応用レシピとして人気があります。

特に市販納豆製品は昨今の食品価格高騰で家計に負担がかかっているので、ヨーグルトメーカー器の納豆レシピで手作りすれば食費の節約にもおすすめです。

ヨーグルトメーカー器には食材の発酵に適した温度＆時間を調節する機能が搭載されていますが、温度＆時間調節機能を搭載した便利調理器具には低温調理器があります。

低温調理器もヨーグルトメーカー器のように長時間低温をキープすることによって食材を加熱する低温調理法専用器具なので、ヨーグルトメーカー器を低温調理器の代用にする使い方もできます。

ヨーグルトメーカー器を低温調理器の代用とした使用するのであれば、ヘルシーレシピとして人気のサラダチキン料理もほったらかし調理で簡単に作れます。

作り方は簡単です。鳥皮部や筋を丁寧に取り除いた鶏むね部位に調味料をなじませ、ジッパー付き保存袋に入れヨーグルトメーカー器で温度と時間を設定すれば、低温調理法によってしっとり＆ジューシーなサラダチキンができます。

ヨーグルトメーカー器で作ったサラダチキンはアレンジレシピもおすすめです。レタスやキュウリなどの野菜食材にサラダチキンサラダを加えたレシピは、ヘルシー系レシピとして朝食やランチ向レシピにも人気があります。

さらに自家製サラダチキンを食べやすいサイズに手で裂いてポテトサラダに加えるサラダレシピは、子ども向レシピにもお弁当レシピにもおすすめです。

温度＆時間調節機能が搭載されているヨーグルトメーカー器は、ヨーグルト専用器具ではなくほったらかし料理や自家製発酵食品などに使うと使えるシーンが広がります。

発酵食品は菌活に効果の高い食材ですし、ヨーグルトメーカー器を料理器具として使いこなせばプロレベルの本格料理が自宅で簡単に作れるのでおすすめです。