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ハタハタの特徴
ハタハタは主に秋田県や新潟県など日本海側の北日本で食べられている魚です。特に秋田県では県魚にもなっていて、塩焼きや煮付けなどさまざまな食べ方で味わうことができます。
ハタハタは日本海側で獲れますが、産地によって旬が違うという特徴があります。秋田県では11月末から1月頃で産卵のため沿岸にやってくるのを獲ります。島根県や鳥取県などの山陰地方では9月~翌年5月頃が旬で、卵はありませんが脂がのっていておいしいです。
ハタハタは深海魚で、うろこや浮袋がないため下処理がしやすく、食べ方も簡単です。20cm~30cmほどで、塩焼きや煮付けなどの場合、1人前にちょうど良い大きさです。ハタハタは頭も食べられるので、南蛮漬けや唐揚げにする食べ方もできます。
秋田県ではハタハタ寿司やしょっつる鍋などの郷土料理にする食べ方もあります。ハタハタは淡白な味わいが特徴で、どんな味付けにも合います。調理しやすく食べやすい大きさなので、レシピも豊富にあることも魅力です。
ハタハタの食べ方1:下処理
ハタハタはうろこがない分、他の魚よりも下処理が簡単です。下処理を覚えておくとどんな食べ方にも応用できます。まずはハタハタを良く水洗いし、ぬめりを取ります。頭と胸びれを切り落として、腹部を開いて内臓を取り除きます。最後に流水で洗えば下処理は完成です。
頭ごと食べる「つぼ抜き」
ハタハタのメスは時期によって、お腹にたっぷり卵を持っている事があります。その場合は開かずに下処理をしましょう。ハタハタを開かずに内臓を引き抜く方法を「つぼ抜き」といいます。割りばしや菜ばしを使って簡単に下処理ができるので、料理初心者さんにもおすすめです。
頭の部分を持ち、エラの両側からはしを一本ずつ差し込みます。そのまま2本同時に持ち、ぐるぐると巻きながら引き抜くと、エラと内臓だけを取り除くことができます。この方法はハタハタだけでなく、小型のカサゴやメバル、ニジマスやヤマメでも応用できるので、覚えておくと便利です。
ハタハタの食べ方2:フライパンでできる簡単レシピ
ハタハタは下処理がしやすく、食べ方も簡単でレシピが豊富です。時期や産地によって脂がのっているものや卵を持っているものを楽しめます。簡単でおいしい食べ方を紹介するので、新鮮なハタハタが手に入ったらチャレンジしてみましょう。
今回紹介する食べ方は、フライパンで作るので、誰でも気軽に挑戦しやすいレシピです。調理する前に好みの方法で下処理をし、内臓を取り除いておきましょう。
ハタハタの塩焼き
ハタハタ本来のおいしさを存分に味わえる食べ方が塩焼きです。塩を振って焼くだけの簡単レシピで、焼き方のポイントさえおさえれば、誰でもふっくら上手に焼くことができます。
ハタハタは下処理をして内臓を取り除き、表面に塩を振ります。尾びれや背びれに塩をしっかりつけて焼くと焦げにくくなりきれいに仕上がります。
フライパンで焼く場合は、フライパンにハタハタを並べてから火をつけます。その際に10cc~20cc程度の水を入れて焼くとふっくらとするのでおすすめです。
ハタハタのバター焼き
ハタハタは淡白な味わいで、洋風の味付けにする食べ方もおすすめです。特にバターとの相性がよく、ご飯もすすみますし、おつまみにもぴったりです。下処理は塩焼きの場合と同じようにしておきましょう。焼くときはフライパンに多めのバターを入れて、じっくりと焼けば完成です。
ハタハタをバター焼きにする食べ方は、仕上げに少し醤油をかけると香ばしくなり、より一層ご飯がすすみます。焼く前にハタハタに小麦粉をまぶしておくと、カリカリとした食感も楽しめ、ムニエルのような食べ方ができます。
ハタハタを色々な食べ方で味わおう!
ハタハタは下処理が簡単で初心者でも調理しやすい魚です。ハタハタは淡白な味わいで焼く・煮る・揚げるなど、さまざまな食べ方ができます。自分好みの食べ方を見つけて旬のハタハタを味わいましょう!