意外と知らない【コールラビ】のおいしい食べ方！簡単なサラダのレシピも

最近は街のスーパーや青果店でもさまざまな西洋野菜が並んでいますが、その中には見たことがあっても食べたことはないという食材が意外と多いものです。

そんな西洋食材の中でも特に見た目にインパクトがあるのがコールラビ・蕪玉奈で、蕪のようでありつつも不思議な突起がいくつも伸びています。

全体的に薄い緑色の皮をしているコールラビ・蕪玉奈であれば手に取りやすいですが、コールラビ・蕪玉奈には濃い紫色の皮をしているものもあります。

皮の色が紫色をした野菜は決して珍しくはないのですが、形のインパクトも大きいコールラビ・蕪玉奈ですから色で敬遠してしまったという人もいるのではないでしょうか？

ところがコールラビ・蕪玉奈は日本の食卓に並ぶ野菜類の中では定番とされるアブラナ科の食材で、味も蕪にキャベツを組み合わせたイメージなのでくせがありません。

しゃきしゃきとした食感なので生食にする食べ方にも適していますし、炒める食べ方や煮込む食べ方にも適しています。特に加熱調理すると柔らかくなるので、日本食料理では蕪食材と同じように使われることもあります。

栄養が豊富に含まれているのもコールラビ・蕪玉奈の特長で、食物繊維が特に豊富に含まれます。しかも一般的に食材に含まれる栄養成分は加熱すると失われやすいといわれますが、コールラビ・蕪玉奈は加熱調理してもほとんど栄養成分が失われません。

そのためコールラビ・蕪玉奈はどんな食べ方にしてもしっかりと栄養が取れるという点が、食事で健康を維持したい人や美容にこだわる人にも人気です。

コールラビ・蕪玉奈にはいろいろな品種があるので、品種によって皮部の色は薄いグリーン系と濃い紫系の2種類があります。しかし濃い紫系のコールラビ・蕪玉奈も皮部をむくと中身は白いですし、食べ方に違いもありません。

みずみずしいですししゃきしゃきとした食感も楽しめるのがコールラビ・蕪玉奈の魅力なので、生食にする食べ方も人気があります。そんなコールラビ・蕪玉奈を生食にする場合は、サラダにする食べ方がおすすめです。

サラダレシピなら時間がない時でも簡単に調理ができますし、組み合わせる食材を変えることでいろいろな食べ方が楽しめます。ですから初めて調理するのであれば、サラダレシピからチャレンジしてみるのがおすすめです。

コールラビ・蕪玉奈をメインのおかずにするなら、簡単にできて失敗が少ない炒め料理にチャレンジしてみましょう。シンプルかつくせのない味なのでどんな食材とも相性がいいですし、油や肉との相性も良いのでボリュームのあるおかずにもおすすめです。

コールラビ・蕪玉奈のサラダは、料理初心者でも簡単に作れるおすすめの食べ方です。皮部は硬めなので生食にする食べ方には適していませんが、厚めに皮をむけば中は柔らかいので好みのサイズにカットしてドレッシングと組み合わせればおいしいサラダになります。

もともと食材そのものにくせがないのがコールラビ・蕪玉奈の特長ですから、いろいろな食材と組み合わせるのもおすすめです。マヨネーズにスライスしたハムを混ぜれば子供も喜んで食べてくれますし、わさび×マヨネーズで大人味に仕上げるとおつまみや箸休めにもなります。

どんな食材や調味料とも相性が良いコールラビ・蕪玉奈は、バターで炒める食べ方もおすすめです。炒める食べ方ならメインのおかずにもなりますし、あと一品欲しい時にもさっと作れるので便利な食べ方といえます。

そんな炒める食べ方でおすすめなのがベーコンを組み合わせたバター醤油炒めレシピで、厚めにカットしたブロックベーコンと一緒に炒めればご飯のおかずにもぴったりです。

醤油の香ばしさとバターの香りが食欲をそそりますし、コールラビ・蕪玉奈の食感も楽しめるのでおいしい食べ方として人気があります。

なお仕上げにブラックペッパーを加える食べ方もおすすめですが、細かく刻んだニンニクを加えるとパンチのある味になるのでおつまみにもおすすめです。

コールラビ・蕪玉奈の実は水分も多く柔らかいのですが、皮は硬いので生食にする食べ方には向きません。しかし皮も可食部ですし栄養も豊富に含んでいるので、加熱調理すればおいしい一品料理になります。

コールラビ・蕪玉奈の皮は、細かく刻んでふりかけにする食べ方が簡単＆おいしいおすすめの方法です。葉も一緒に加えれば色味も良くなりますし、ごま油でしっかり炒めた後醤油とみりんで味付けするだけなので失敗がありません。

白ごまを加えて香ばしさをプラスするのもおすすめの食べ方ですし、ちりめんじゃこや鰹節を加えればご飯のおともにぴったりです。

インパクトのある見た目のコールラビ・蕪玉奈ですが、実はいろいろな食べ方ができる万能型おすすめ食材です。加熱しても壊れにくい栄養を豊富に含んでいるので加熱料理する食べ方もおすすめですし、皮も可食部なので丸ごと食べられる点も人気があります。