【電気圧力鍋】で作りたいおいしいレシピ！時短で簡単にできるメニューも

電気圧力鍋は、近年注目されている調理家電の1つです。電気圧力鍋は、シチューや豚の角煮などの煮込み料理など、調理時間のかかるレシピでも短時間で簡単に料理できる便利なツールです。カレーやムニエルなどの幅広いレシピに対応してくれます。

電気圧力鍋が時短効果を発揮する要因は、圧力を利用しているためです。密閉容器で蒸気を閉じ込めながら加熱することで、容器内の圧力が上がって高温になり、短時間で熱が通ります。容器を密閉しているため圧力がかかるとともに蒸気が留まり、水の使用量を減らせる点もメリットです。

煮込み料理など時間のかかるレシピに取り掛かる場合は、電気圧力鍋の利用してみましょう。近年は対応しているレシピの種類も豊富であるため、幅広い利用ができるでしょう。

電気圧力鍋を利用するメリットとしては、短時間で角煮やカレーなどの煮込み料理ができる点が挙げられます。また、放置したまま調理が進められる点も大きな魅力です。近年の電気圧力鍋は、自動で火加減を調整してくれます。火力を都度調整する必要のあるレシピでも手間いらずです。

一方、電気圧力鍋にもデメリットはあります。大きめサイズのものが多く、置く場所を考慮しないといけません。商品によっては、レシピごとに事前調理工程が必要になる場合もあります。さらに、消費電力が大きい商品が多いため他の家電製品と並行使用ができない場合もあります。

電気圧力鍋とガス圧力鍋を混同して理解している方もいるかもしれませんが、両者には明確な違いがあります。最も大きな違いは、火加減の調整の有無です。ガス圧力鍋は、ガスコンロが加熱源となっているため、火加減の調整をするためには自身でコンロの火力を変えないといけません。

一方、電気圧力鍋の場合は最初にレシピに見合った設定をしておけば、自身で調整せずに調理が完了します。調理にかかる手間を省きたい方や、レシピ通りの仕上がりでおいしく食べることを重視したい方は、電気圧力鍋を選択すると良いでしょう。

電気圧力鍋であれば、通常の鍋であれば長時間かかるレシピでも、短時間で調理が終えられるものが多いです。電気圧力鍋をフル活用して、調理の時短を目指しましょう。時短でできた時間を有効活用できれば、生活に潤いを与えられるかもしれません。

電気圧力鍋により時短できるレシピのうち、特におすすめのものを2種類紹介します。電気圧力鍋を使えば、手軽に時短レシピに挑戦できます。時間のかかるレシピこそ、電気圧力鍋を使ってみましょう。誰でもおいしいレシピを手軽に取り入れられます。

カレーは、電気圧力鍋の時短レシピの代表例です。通常の鍋でカレーを作る際は炒めて煮る作業が必要ですが、電気圧力鍋なら鍋に入れてスイッチを入れるだけで調理できます。用意する具材は、牛肉・玉ねぎ・にんじん・ジャガイモ・カレールーなど一般的なもので問題ありません。

加熱する前は、一般的なカレーのレシピの内容と同じです。材料の皮を剥き適切な大きさに切り、水とともに鍋に入れます。電気圧力鍋によってはカレー用の圧力設定がますが、ない場合は10分程度の圧力をかけます。その後カレールーを入れて再加熱など稼動させて出来上がりです。

電気圧力鍋の時短レシピの中には、黒豆用のレシピもあります。甘くて柔らかく仕上がるおすすめレシピです。用意するのは、黒豆・塩・砂糖・濃口醤油です。煮込む作業も電気圧力鍋なら短時間で済むので、自宅でおいしい黒豆料理を楽しみたい方におすすめです。

塩を溶かした水に黒豆を一晩漬けます。つけ汁のみを電気圧力鍋に入れ、砂糖と濃口醤油を加えて砂糖を溶かします。黒豆を入れてキッチンペーパーで落し蓋をし、圧力をかけます。加圧時間はレシピや鍋の種類によりますが、20分が目安です。冷まして器に盛り付けて完成です。

電気圧力鍋を使ったおすすめレシピの中には、肉料理のレシピも多くあります。肉料理は、ビーフシチューや角煮など、時間がかかるものが多いため、電気圧力鍋を使った時短レシピを取り入れるのがおすすめです。火加減の調整不要で、簡単に取り組めるレシピが充実しています。

電気圧力鍋で調理できる肉料理レシピのうち、特におすすめできるものを2種類紹介します。時間がかかるレシピも、電気圧力鍋なら手間を省いて短時間で作れるので、電気圧力鍋を普段の調理で活用すると良いでしょう。

電気圧力鍋であれば、豚の角煮のレシピも短時間で調理できます。店で食べるようなおいしい豚の角煮を、自宅でも十分楽しめます。用意する具材は、豚バラ肉・醤油・砂糖・酒・みりん・おろしにんにくです。お好みで生姜を加えると香りの良さを楽しめるレシピになるでしょう。

電気圧力鍋に3cm角に切った豚肉と水を入れ、10分間圧力をかけます。終わったら、ゆで汁を取り除き調味料を入れて混ぜ合わせ、20分間圧力をかけ、加圧が終われば完成です。調理隅の豚の角煮は、冷凍保存をして必要な時に解凍して食べるのも良いでしょう。

煮物料理の定番である肉じゃがも、電気圧力鍋で簡単に作れるレシピの1つです。電気圧力鍋の中にも、肉じゃが用の設定があるものが多いです。用意するのは、じゃがいも・にんじん・玉ねぎ・糸こんにゃく・豚肉です。調味料は水・みりん・醤油・砂糖・だしの素・調理酒です。

糸こんにゃくは湯通しをしておきます。それぞれの具材を適度な大きさに切ります。豚肉は調理酒をも見込んでおきます。具材を糸こんにゃく・野菜・肉の順に電気圧力鍋に入れ、混ぜながらほぐします。一度加圧した後人混ぜして再度5分ほど圧力を加えて出来上がりです。

電気圧力鍋では、魚料理のレシピでも活用できます。肉料理同様、魚料理も味が染みたおいしい仕上がりにするためには、長時間根気よく調理する必要があります。しかし、電気圧力鍋を用いたレシピであれば、短時間で簡単においしい魚料理ができるでしょう。

電気圧力鍋なら、魚の素材を生かしたふっくらとした食感に仕上げられます。手間をかけず簡単に調理できるレシピが充実しているので、調理の手間を省きながら魚料理を楽しみたい方におすすめです。

和食の魚料理のレシピといえば、ぶり大根を連想する方も多いかもしれません。味が染みて柔らかい大根と、ふんわりした身のぶりの相性は抜群です。用意する具材は、大根・ぶりの切り身・水・醤油・砂糖・調理酒・みりん・和風だしの素です。

大根とぶりは食べやすい大きさに切ります。ぶりは鍋に入れる前に熱湯をかけて湯通しします。具材を電気圧力鍋に入れ、調味料を入れます。10分間加圧すれば、具材に調味料が染みて柔らかく仕上がります。加圧後、軽く混ぜてから蓋をして置いておくことでさらに味がしみ込みます。

電気圧力鍋は、副菜用のレシピにも使えます。肉や魚などのメインのレシピに利用して、時短でおいしく仕上げる印象を持っている方も多いかもしれませんが、副菜を作るのにも適しています。

特に、煮込み時間がかかる副菜レシピに適しています。調理時間は短く、かつおいしく仕上げられる便利な調理器具ですので、メイン料理のレシピだけではなく、副菜など幅広いレシピに活用することをおすすめします。

電気圧力鍋で、おでんのレシピを調理することも可能です。電気圧力鍋で調理をすると、短時間でしっかりと味がしみ込み、おいしく食べられます。大根・昆布・ゆで卵・ちくわなど好きなおでんの具材を用意しましょう。調味料にはだし汁・醤油・みりん・調理酒・砂糖・塩です。

調味料を電気圧力鍋に入れ、大根・こんにゃく・昆布など火の通りが悪い具材を入れ15分程度加圧します。終わったらちくわやさつま揚げなどの具材を入れ30分加圧して、調理が終われば完成です。ちくわやさつま揚げなどは加熱すると膨らむため、多く入れすぎないようにしましょう。

電気圧力鍋で調理できるレシピをいくつか紹介してきました。電気圧力鍋があれば、肉じゃがなどあらゆるレシピを調理できるので、非常に重宝します。時短に役立ち、おいしく料理を仕上げられる電気圧力鍋を生活に取り入れて、お気に入りのレシピに挑戦してみましょう。