【リモワ】スーツケースの修理サービスは充実している！費用の目安や保証範囲は？

ドイツの老舗高級ブランド・リモワ（RIMOWA）は、おしゃれ＆スタイリッシュなスーツケース製品で人気があります。リモワブランド製品は世界的にも知名度が高いバッグブランドで、国際空港に行けばリモワ製品を見ないことがないといわれるほどです。

ジュラルミン素材を本体に使用しつつも耐久性が求められる部分にステンレス素材を取り入れるなど、屈強なボディなのに超軽量×薄型なリモワブランドのスーツケース製品は日本でも非常に人気があります。

いわゆる老舗ショップにありがちなスタイルに固執するブランドではなく、時代によって変化する旅のスタイルをいち早く察知し製品をアップデートしていくのがリモワブランドの魅力です。

リモワブランドでは2018年にスーツケースコレクションのシリーズ名を一新しましたが名前は変わってもそのスタイルは受け継がれていますし、新たな技術を加えたことによってさらに魅力が増しています。

シンプルでありつつもしっかりと個性を主張するのがリモワブランドスーツコレクションの特長で、定番であるリモワオリジナルシリーズ（旧トパーズシリーズ）は今なおリモワブランドをする代表する人気製品です。

とはいえリモワブランドのスーツケース製品はいずれも高機能×高品質ですし、一般的なスーツケース製品と比較すると価格も高めになっています。

「憧れの」という前置きがつけられることも多い高級品ですが、ハードな環境下でも耐えうる屈強さと軽さ、そして時代に左右されないシンプル＆スタイリッシュなデザインは世代を問わず人気があります。

これだけ多くの魅力を保持するリモワブランドのスーツケースコレクションは「一生モノのスーツケース」と称されることも多く、1つの製品を長く使い続けるリモワオーナーも多いです。

しかし長年使い続ければ当然起こるのが不具合や故障・破損で、経年劣化によるパーツ部の故障や破損は修理が必要になります。ところが本体そのものの価格が高いため、修理を依頼すると高額な修理費用が必要になるというイメージもあります。

通常使用に問題がない不具合・故障・破損であればそのまま使い続けるという方法もありますが、正常な使用が不可能なほどの不具合・故障・破損の場合は修理が不可欠です。また海外旅行などでは飛行機での移動中に破損することも少なくありません。

そのためどれだけ丁寧に扱っていても、場合によっては早急な修理が必要になるケースもあります。それだけにリモワブランドスーツケース製品のオーナーになるなら、修理の方法や修理費用の目安をあらかじめ知っておくことが重要です。

どれだけ丁寧に扱っても起こってしまうのが不具合・故障・破損です。これらは屈強なボディが魅力に挙げられるリモワブランドのスーツケースコレクションであっても、避けることは難しいでしょう。

不具合・故障・破損の理由もさまざまで、強い衝撃によって修理が必要なほど破損してしまうこともあるでしょうし、経年劣化によって修理が必要な状態になることもあります。

このような状態になったとしても正しい知識と技術を有するプロに修理を依頼すれば、リモワブランドのスーツケース製品はその後も使い続けることが可能です。

ただし一般的な修理業者に依頼すると、高額な修理費用を請求されるだけでなく修理後の使用感にも影響することがあります。そこでリモワブランドのオーナーとなったならぜひ覚えておきたいのが、リモワ製品の修理を受け付けている場所（窓口）です。

身近な場所にリモワブランド直営実店舗がある場合は、実店舗に持ち込み修理を依頼するのがおすすめです。直営実店舗への持ち込み修理なら安心して修理依頼ができますし、簡易な修理であれば修理時間も短時間で済みます。

リモワブランド直営実店舗は日本国内だけでなく海外にもありますから、海外旅行や出張時に修理が必要な状態になった場合は滞在国内にあるリモワブランド直営実店舗に持ち込み修理を依頼すればOKです。

なおリモワブランド直営実店舗は、リモワ公式WEBサイト「店舗検索」機能を使うことで簡単に検索ができます。店名が分からない場合も住所や滞在都市名を入力すれば検索ができるので、持ち込み修理を利用する場合は店舗検索機能を活用するのがおすすめです。

リモワブランドには、スーツケースコレクションを含む全製品の修理作業を受け付ける専門部署・クライアントサービスがあります。

日本国内には東京都内に2ヶ所（銀座・表参道）と大阪府内に1ヶ所（心斎橋）ありますし、海外にもリモワブランドクライアントサービスがあるので海外でも利用可能です。

クライアントサービスでも持ち込み修理の依頼が可能ですから、リモワブランド直営実店舗がない以外で持ち込み修理を希望する場合はクライアントサービスを利用してみましょう。

滞在先のホテルで初めて不具合・故障・破損に気がつくこともよくあることですが、このような場合でも宿泊先のホテルがリモワブランドと提携している場合はわざわざ実店舗に持ち込まなくても修理依頼が可能です。

日本国内でも提携ホテルはありますし、海外にもあります。不具合・故障・破損の内容によって修理内容は変わりますが、簡易的な修理で対応できる場合はその場で修理ができます。本格的な修理が必要な状態の場合も、短期間の使用に耐えられる応急修理の対応があります。

なお提携ホテルを調べる場合もリモワブランド公式ウェブサイトにある店舗検索機能が活用できるので、ページ上部に表示される「ホテルでの修理」をクリックし身近な場所にある提携先を検索するのがおすすめです。

リモワブランドの修理専門部署・クライアントサービスは、郵送での修理依頼も受け付けています。そのため身近な場所にクライアントサービススポットがない場合も修理郵送サービスを利用すれば、安心して修理の依頼ができます。

持ち込みだけでなく郵送でも修理依頼が可能なリモワブランドのスーツケース製品ですが修理内容によって変動するのが費用なので、初めて依頼するなら事前に費用について知りたいというのが本音でしょう。

ところがリモワブランドにはリモワ独自の保証システムがありますので、リモワオーナーであれば保証システムを活用することによって費用を抑えることが可能です。

リモワブランドが導入している保証システムには、無償保証期間が設けられています。無償保証期間内であれば気になる修理費用も無料になりますから、費用を気にすることなく修理を依頼することが可能です。なお対象期間は5年となっています。

リモワブランドのスーツケースコレクションは、直営実店舗以外でも購入が可能です。実店舗が身近な場所にない時に便利なのがオンラインショップですし、並行輸入品を購入するのもリモワブランドオーナーになる方法といえます。

これらの方法で購入したスーツケース製品も保証対象になりますが、正式なオーナーであることを証明する登録手続きが必要です。この登録手続きはリモワブランド公式ウェブサイトで受け付けていますが、オーナー自らが登録手続きをする必要があります。

登録には購入したリモワブランド製品（あなたがオーナーとなったスーツケース）の製品番号が必要なので、商品が届いたその日のうちに登録作業を済ませておくのがおすすめです。ちなみに登録されていない場合は保証の対象になりません。

リモワオリジナル保証システム・無償保証の期間内であれば費用を気にせず修理依頼ができますが、期間が過ぎても修理を依頼することは可能です。ただしその場合は有料サービスとなるので、費用が発生します。

有料サービスを利用すれば保証期間5年を経過しても修理の依頼は可能です。ただし有料サービスでは修理内容によって費用が変動しますし、経年劣化によってパーツ交換が必要になることもあります。そこで主な修理内容の費用目安をご紹介しましょう。

キャスターパーツは、経年劣化だけでなく使用頻度によっても不具合・故障・破損が起こりやすいです。スーツケース製品には1台につき4個のキャスターパーツがついていますから、修理が必要なキャスターパーツの数で費用は変動します。

なおキャスターパーツは修理ではなくパーツ交換となるので、破損がみられるキャスターパーツ数が多いほど費用は高額になるといえます。

製品によって使用するキャスターパーツが異なるので使用パーツの種類でも費用は違いますが、交換1個あたり税込み8400円～1万800円が目安です。

キャスターパーツに次いで依頼が多いのがハンドルパーツですが、リモワブランドでは通常ハンドルパーツとPUハンドルパーツがあります。通常タイプは税込み1万2000円～1万5000円が目安ですが、PUタイプは2万円前後が目安です。

ボディ部のひび割れ・亀裂も修理依頼で多いのですが、ひび割れ・亀裂の大きさや場所によって費用目安が変わります。5cm未満の破損であれば1万3000円～1万8000円が目安ですが、サイズが大きい場合は費用も変動します。

さらにハンドルに近いボディ部は修理作業内容が変わりますから、通常金額よりも5000円前後費用が高くなる傾向にあります。基本的に見積もりによる修理受付となるので、破損が大きい場合は見積金額を確認したうえで検討するのが良いでしょう。

リモワブランドのスーツケース製品には無料で修理に応じてくれる保証期間がありますが、保証期間を過ぎても有料サービスを利用すれば修理が可能です。

修理内容によって費用の目安は変わりますが、持ち込み修理だけでなく郵送修理にも対応していますからいつでも安心して利用ができます。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。