台湾フルーツ【文旦(ぶんたん)】おすすめの食べ方を紹介!基本のむき方も

台湾フルーツ【文旦(ぶんたん)】おすすめの食べ方を紹介!基本のむき方も

台湾で人気のフルーツの一つである文旦は、柑橘類の一種で日本でも多くの人に愛されています。文旦は爽やかな香りとすっきりとした甘みが特徴です。今回は文旦のおいしい食べ方や簡単な剥き方を解説します。また文旦の簡単な食べ方でおすすめのレシピもご紹介します。

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記事の目次

  1. 1.台湾を代表するフルーツ「文旦」の食べ方って知ってる?
  2. 2.【文旦の食べ方】剥き方
  3. 3.【文旦の食べ方】甘くする方法
  4. 4.【文旦の食べ方】文旦を使った簡単レシピ
  5. 5.文旦のおすすめの食べ方を試してみて!

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台湾を代表するフルーツ「文旦」の食べ方って知ってる?

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台湾を代表するフルーツと言えばマンゴーやライチが思い浮かぶかもしれません。台湾ではそれらのフルーツと並んで人気があるのが文旦(ぶんたん)です。日本でも2月から4月にかけて水晶文旦(すいしょうぶんたん)や土佐文旦(とさぶんたん)が多く出回ります。

文旦の爽やかな香りとあっさりとした甘みは飽きのこないおいしさで、多くの方に愛されています。日本で多く栽培されている文旦は台湾文旦とは少し異なりますが、ルーツは台湾からと言われています。台湾の文旦は麻豆(マドウ)文旦と呼ばれ、洋ナシ型の形が特徴です。

麻豆文旦は1700年代に中国から伝えられ、台湾でよりおいしい文旦を栽培できるようになりました。台湾文旦があまりにもおいしかったため中国にも広まり、清の皇帝が日本の天皇に献上したという説があります。日本では中国と長崎の貿易船により広まったというのが定説です。

中国の貿易船が難破した際に漂着したのが鹿児島県阿久根市で、文旦伝来の地とされています。船が漂着した際に救助してもらった謝礼として贈られたのが、船長の名前からとられた文旦であったということです。現在日本で栽培されている文旦の多くは鹿児島県や高知県産のものです。

日本で栽培されている文旦は日本の風土や気候に合わせて改良されたもので台湾文旦とは形が違います。文旦の爽やかな香りと甘すぎない味は多くの人に愛される魅力的なものです。果肉はもちろん皮もザボン漬けなどに活用できる点も、人気の理由でしょう。

日本で栽培されている文旦の旬の時期は2月~4月にかけてです。台湾文旦の旬は8月~10月で、台湾では中秋を祝うのに欠かすことができない果物として人気があります。

文旦とグレープフルーツの違い

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文旦は見た目や皮の色からグレープフルーツと同じではないかと思う方もいらっしゃることでしょう。しかし味や甘みの点では大きく異なります。グレープフルーツは文旦とオレンジが自然交配することでできた柑橘類で、文旦の特徴を多く受け継いでいます。

そのため文旦とグレープフルーツはとても近い関係にあると言えます。グレープフルーツは19世紀にアメリカに持ち込まれ、カルフォルニアやテキサスなどの地域に広まりました。今では世界中で栽培され、ルビー種などの品種も増えため日本でも一年中スーパーで見かけます。

グレープフルーツは酸味や苦みが強い

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文旦とグレープフルーツにはどのような違いがあるのでしょうか。まず文旦は酸味が少なく爽やかな香りとあっさりとした甘みが特徴で果肉がしっかりしています。一方グレープフルーツは酸味と苦みが特徴で、果肉は柔らかくジューシーです。

グレープフルーツの食べ方として一般的なのは、半分に切りスプーンですくう食べ方でしょう。文旦も同じような食べ方ができますが、果肉がしっかりしているため皮を剥く食べ方が一般的です。文旦は果肉だけでなく皮を利用した簡単でおいしい食べ方もできます。

【文旦の食べ方】剥き方

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それでは文旦のおいしい食べ方を解説します。食べ方をご紹介するにあたり、皮を簡単に剥く方法をご説明します。文旦はグレープフルーツと違い、皮が分厚いのが特徴です。そのためおいしい食べ方を工夫する前に上手に皮を剥く方法をマスターしましょう。

実だけを残して皮を剥く

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文旦の分厚い皮を簡単に剥く方法さえ知っていれば、おいしい食べ方や簡単レシピにも挑戦することができます。文旦の食べ方は、工夫次第で果肉から皮まですべてをおいしく味わうことができますので是非おすすめです。

台湾文旦のように洋ナシ形のものや日本で栽培されているものが手に入ったなら、まず初めにヘタの部分を包丁で厚めに切り落とします。それから4か所ほど包丁でヘタから頭にかけて縦に切れ目を入れ外皮を剥いていきます。外皮が剥けたらヘタ側から指を差し込んで小房に分けます。

薄皮を剥きやすいようにひと房ずつに分け、芯の部分を包丁で切り落とします。その際種を取り除いておくと食べやすいでしょう。薄皮を剥き背の部分のワタもきれいに剥くことができたら、様々な食べ方に応用することができるようになります。

周囲の皮を浅く切って剥く

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もう一つご紹介するおいしい食べ方と剥き方は、周囲に包丁で薄く切れ込みを入れる方法です。まず文旦のヘタを横にして置き、包丁で真ん中あたりに薄い切れ込みを一周入れます。切れ込み部分にスプーンを差し込み、実を傷つけないように文旦を回しながら実と皮を離していきます。

切れ込みに沿って両手で持ち、左右にひねって皮と実を分離させます。この時スプーンでしっかりと分離させておくのがコツです。外皮が外れたら小房に分け、薄皮の上部を切り落とし種を取って剥くという工程は先程の記述と同じです。

【文旦の食べ方】甘くする方法

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文旦は食べ頃をどのように見分けることができるのでしょうか。文旦は収穫された時にはすでに黄色く色づいていますが、収穫後多くは農家で1~2ヵ月追熟させてから出荷されます。

そのためスーパーに並んでいる時点ですでに食べ頃になっています。しかし収穫してから早い時期には酸味が強く果肉も少しパサついています。文旦の食べ方によっては、少し硬めで酸味の強い文旦の方が良い場合もあります。例えばサラダなどの食べ方は酸味が強い方がおすすめです。

未熟な文旦は追熟しよう

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1月末~2月上旬頃の文旦は酸味と歯ごたえが特徴です。この時期の文旦を「はしり」と呼び、酸味が強い食べ方が好きな方にはおすすめです。その頃の文旦は皮にハリがあり、果肉はシャキシャキとした食感ですのでその特徴を生かした食べ方ができるでしょう。

3月頃に出回るものは「さかり」と呼び、酸味が穏やかになり熟成しています。その頃のものは酸味と甘みのバランスが絶妙です。そのため食べ方としては生食やお菓子に使うのがおすすめです。果肉の硬さも程よく柔らかくなっていますので、大福などに入れる食べ方などがぴったりです。

4月になると「なごり」と呼ばれるようになり、十分に追熟できているため酸味がほとんどなくなり、香りが部屋いっぱいに広がるようになります。その頃になると外皮は光沢がなくなりシワシワになってきます。これは皮にあった水分が果肉に移った証拠で瑞々しく旨味が増しています。

なごりの時期の文旦はジューシーで最もおいしい時期です。香りも十分に楽しむことができるため、食べ方は生食がおすすめです。食べ方や好みで追熟させる期間を考慮すると良いでしょう。

文旦のおいしい食べ方を考えて追熟させる時には、一つひとつ新聞紙で包み室内の涼しい所に置いておきます。食べ方によって追熟期間を変えるために早い時期に購入しておき、おうちで追熟させるのがおすすめです。

【文旦の食べ方】文旦を使った簡単レシピ

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文旦の食べ方で最もおすすめなのは生食です。また他の食べ方で人気があるのはサラダです。他の食材と組み合わせることにより、文旦の魅力を最大限に引き出した食べ方ができます。是非おいしい食べ方をマスターしましょう。

文旦のサラダ

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初めにご紹介する文旦のおすすめの食べ方はサラダです。この食べ方は出始めの酸味の強い文旦を使うとより一層おいしさが引き立ちます。文旦は先述の通りきれいに皮を剥き、薄皮も剥いておきます。殻付きの海老は、背ワタを取りよく洗ってから茹でて皮を剥きます。

クレソンやベビーリーフ・レタスなどお好みの野菜を食べやすい大きさにちぎっておきましょう。野菜と文旦・海老を彩りよくお皿に盛り付けます。ドレッシングのレシピは白ワインビネガー・オリーブオイルを同量混ぜ、塩と唐辛子か胡椒で味を付けます。

食べ方は食べる直前にドレッシングをかけるのがおすすめです。サラダにする食べ方の場合は、出始めのまだ酸味の強い文旦を使うと良いでしょう。酸味の強い文旦は魚介類とよく合いますので、さっぱりとした食べ方を楽しむことができます。

文旦の皮の砂糖菓子

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続いておすすめの食べ方は砂糖菓子です。これは文旦の果肉ではなく皮を活用する食べ方です。香りがとても良くお茶請けにぴったりのレシピですので是非作ってみましょう。

文旦は先述の通りに外皮を剥きます。中の果肉は生食や他の食べ方で楽しむことができます。今回使うのは外皮を使った砂糖菓子レシピです。剥いた皮はお好みでワタを取ってもそのままでも良いでしょう。皮をたっぷりのお湯で5分程茹で、煮こぼすという工程を2回繰り返します。

苦みが苦手な方は一晩水に漬けておくと良いでしょう。鍋に文旦の皮の半分量の砂糖を入れひたひたに水を入れ、弱火で煮汁がほとんどなくなるまで煮詰めます。しっかりと冷ましてからグラニュー等をまぶしクッキングシートに並べて天日干しします。

または130℃~150℃のオーブンで30分加熱し、乾いたら完成です。文旦の皮を砂糖菓子にする食べ方は、鹿児島地方では特産品にもなっているほど人気があります。自宅でおいしい食べ方が簡単にできますので、是非やってみてください。

文旦のフルーツ大福

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最後にご紹介する文旦のおいしい食べ方でおすすめなのは文旦のフルーツ大福レシピです。簡単に作ることができるレシピで、爽やかな文旦の酸味と餡の甘さを楽しむことができる食べ方です。

まず初めに文旦は皮を剥き一口大に切っておきます。また白こしあんは15gずつ丸めておきます。耐熱ボウルに白玉粉60gと砂糖120gを入れ、水120ccを少しずつ入れてよく混ぜます。600wの電子レンジで1~2分加熱し、取り出してゴムベラでよく混ぜさらに30秒加熱します。

生地に艶が出て餅状になれば、片栗粉を広げたまな板に取り出し4等分にします。丸く広げ文旦と白あんを包んで完成です。求肥に砂糖が入っていて程よい甘みがあるため酸味と甘みが絶妙なバランスになり、クセになる食べ方です。

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ショーケースに並んだ色とりどりのフルーツ大福はとても美しく魅力的です。フルーツ大福は柔らかい求肥で様々なフルーツを包んだ大福のことです。今回は美しいフルーツ大福が簡単に作れるレシピをご紹介します。簡単にできるフルーツ大福のレシピを是非習得しましょう。

文旦のおすすめの食べ方を試してみて!

Photo by bangdoll@flickr

台湾フルーツである文旦は生食以外にも様々な食べ方ができる大変おいしいフルーツです。ザボン漬けのように砂糖菓子にする食べ方もできますし、果肉をサラダやお菓子に活用する食べ方もできます。是非おすすめの食べ方を試してみましょう。

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ライター

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お菓子を作ったり、手縫いの小物を作るのが趣味です。カフェ好き。誰かにプレゼントしたり素敵なものを探し歩く時間を大切にしています。誰かに喜んでもらえると自分も幸せになります。

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