酢の代用品おすすめ3選！レモン汁やみりんも使えるって本当？

お酢は、あらゆる料理に利用されている調味料です。健康食としても知られ、料理に用いるだけでなくそのまま飲んでいるという方も多いのではないでしょうか。酢は、糖質を含んでいる食材を原料にして、アルコール・酢酸発酵させることで作られています。

このため、原料にする材料によって穀物酢・米酢・りんご酢などさまざまな種類があります。酢を切らしてしまった場合、実はさまざまな具材を代用にできます。酢の代用品としておすすめの調味料を3例紹介するので、いざというときに活用してみてください。

酢の代用品として、レモン汁を連想する方も多いのではないでしょうか。酢もレモン汁も、酸味の強さがあり、香りや味わいが似ていることから、代用としておすすめです。レモンを絞って作るのが一般的ですが、レモン汁として市販されているものもあります。

レモン汁を酢の代用として利用する際には、その酸っぱさこそ似ていますが、味わいや風味は異なるため注意が必要です。すべての料理に利用できるわけではありません。料理のアクセントとして酸味を加えたい場合に、酢の代用としてレモン汁を活用しましょう。

酢の代用としてレモン汁を使った場合の相性の良い料理は、サラダにかけるドレッシングが挙げられます。ドレッシング作りで酢の代用としてレモン汁を入れると、心地よい酸味を加えられるでしょう。他には、フレンチやイタリアンの調味料としてレモン汁を使うのがおすすめです。

黒酢も、酢の代用として活用できます。黒酢は、穀物酢の一種で、琥珀色をした特徴的な見た目です。色味が強くコクがあるため、ドレッシングなどには向きません。酢の代用として利用する場合には、取り入れる料理によって仕上がりが大きく変わるため注意する必要があります。

黒酢を健康食として飲用としている方も多いでしょう。そのまま飲む方はあまり多くなく、はちみつ・牛乳・ジュースなどに加えて飲んでいる方も多いです。玄米や大麦などを原料として作られることが多いですが、中国産の黒酢にはもち米などが使われる例もあるとされています。

酢の代用として黒酢を使ったときに相性の良い料理といえば、煮物が挙げられます。通常の酢に比べて黒い色が付くので、見た目が気になる場合は注意しましょう。酢豚などの料理にも相性が良いです。逆にコクが増し、おいしく仕上がると感じる方も多いかもしれません。

ドレッシングの材料にするなど、ダイレクトに黒酢の味わいを感じてしまう料理には使わない方が良いでしょう。酢の代用としてはコクが強いため、風味が変わってしまう恐れがあります。代用の際には利用する際の分量にも注意しましょう。

みりんも酢の代用として利用できる調味料として考えられますが、みりんをそのままを代用として利用するのは難しいでしょう。みりんには砂糖が入っているため、味わいがかなり変わってしまいます。

みりんを酢の代用として利用する場合には、みりん単体で利用するのではなく、レモン汁などほかの具材と適量を混ぜ合わせて活用するのがおすすめです。自分に合った分量を見つけて、上手に活用しましょう。

みりんを酢の代用として利用する際のおすすめ料理は、酢の物が挙げられます。酢を使った場合の酢の物の仕上がりとは変わってくる場合が多いですが、甘みを感じられる料理に仕上がります。レモン汁とみりんを組み合わせた調味料を利用すると酸味と甘みがマッチしておいしくなります。

酢の代用でみりんを利用する場合は、入れすぎないように注意しましょう。甘みを強く感じる料理に仕上がってしまい、まるで違うものになってしまう恐れがあります。

酢は、健康に良く料理に酸味を加える際におすすめの調味料です。切らしてしまった場合でも慌てることなく、代用できる具材を最大限に活用しましょう。レモン汁や黒酢など、おすすめの代用品が活用できます。酢よりもおいしく仕上がることもあり得るので、工夫してみてください。