尾道で人気のクレープ屋「エタニティ」特集！好きなフルーツをトッピング！♡

尾道は広島県南東部に位置する、瀬戸内海に面した街です。古寺がたくさんある歴史情緒あふれる街であると同時に、坂の街、映画の街、文学の街など様々な表情をもっています。最近では、古い建物をリノベーションしたおしゃれなスポットもたくさんでき、観光客にますます人気となっています。

今回は、尾道で人気のクレープ屋「エタニティ」についてご紹介します。観光の合間に、インスタ映えする甘いスイーツで癒されてみませんか？

尾道は3つの日本遺産にも認定されている、由緒ある街です。日本遺産は、文化庁が認定した、日本の文化・伝統を語るストーリーです。

各地域の魅力あふれる有形・無形文化財を、地域が主体となって整備活用し、国内外へ発信することで地域活性化を図ることを目的としています。続いては、尾道にある3つの日本遺産をご紹介します。

尾道にある日本遺産1つめは、「尾道水道が紡いだ中世からの箱庭的都市」です。尾道三山と対岸の島に囲まれた尾道は、街の中心を通る「海の川」尾道水道の恵みによって開港以来、瀬戸内随一の港として栄えてきました。

尾道には多数の寺社や庭園、住宅が作られ、それらを結ぶ入り組んだ路地や坂道とともに、中世から近代の趣を残す箱庭的都市として多くの観光客に人気です。

迷路に迷い込んだかのような路地や坂道を抜けた先に突如として広がる風景は、実に様々な表情を見せ、訪れる人をひきつけてやみません。あなたもレトロな街尾道で冒険気分を味わってみませんか。

尾道にある日本遺産2つめは、「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間 〜北前船寄港地・船主集落〜」です。北前船とは江戸時代から明治時代にかけて活躍した、主に買積みの北国廻船の名称です。

尾道は、山を風景の一部に取り込む港町で、港に通じる道が随所に走り、通りには大きな商家や豪壮な船主屋敷が建っています。

社寺には船の絵馬や模型が奉納され、祭りが行われ、民謡が唄われています。荒波を越え、動く総合商社として巨万の富を生み、繁栄をもたらした尾道の街には今も多くの観光客が訪れます。

尾道にある日本遺産3つめは、「“日本最大の海賊”の本拠地：芸予諸島～よみがえる村上海賊“Murakami KAIZOKU”の記憶～」です。

尾道・今治をつなぐ「芸予諸島」は、村上海賊の本拠地でもありました。村上海賊は、理不尽に船を襲い、金品を略奪する「海賊」とは違い、掟に従って航海の安全を保障し、瀬戸内海の交易・流通の秩序を支える海上活動を生業としました。

「芸予諸島」には今でも急流が渦巻き、この地の利を活かして瀬戸内海航路を支配した村上海賊の生きた姿を、今でも体感することができます。

このような由緒正しき尾道で、今話題となっているのがあるクレープ屋さんです。「クレープ」といえば原宿のイメージが強いですが、尾道にも最近自分でカスタマイズができて、インスタ映え間違いなしのクレープ屋ができました。

「店主は映えないけど、商品は映える店」と謳っているこのお店は「エタニティ」といいます。レトロな街並みがかわいい尾道を散策しながら「クレープ」をほおばってみませんか？

尾道で人気のクレープ屋「エタニティ」は2015年にオープンしました。まだ新しいので知らない方もいらっしゃるかもしれませんが、クレープ好きの店主さんが独学でクレープ作りを学んでオープンし、SNSなどで話題になっています。

誰もがSNSを見て訪れるため、初めてのお客さんも、外国の方でさえも注文の仕方がプロ並みにわかっているそうで、店員さんは驚くそうです。

SNSといえばお店のSNSも要チェックです。カジさんという方が書かれているのですが、面白い方でクスっと笑えるつぶやきなどが満載です。

こういう方がクレープを作ってくれると思うと、一度は食べたいと思ってしまうものです。もちろん、お店の新商品やお休みの情報も載っています。

「エタニティ」は、尾道で行列ができるクレープ屋です。オーダーが入ってから一つ一つ丁寧に生地を焼いて作り始めるため、待ち時間があります。

1つにつき約5分待つことになり、巨大なクレープを作る注文が入った際には60分待ちなどにもなるそうです。店先の看板には、「待つのが嫌なお客様は並ばないお店に行くことをおすすめします」の文字もあります。

自分がカスタマイズしたものを作ってもらっているので、ワクワク楽しい時間だと思って待ちましょう。土日祝日の14時～17時は特に混雑し、60分ほど並びます。平日の午前中は比較的空いているのでおすすめです。

クレープ屋「エタニティ」の名物は、なんといってもブーケのようなフルーツたっぷりのクレープです！フルーツは自分で選んでカスタマイズできますが、フルーツ3倍にするのがインスタ映えのコツです。

1倍や2倍では物足りません。3倍です！せっかくならフルーツをたっぷり盛ってインスタ映えを狙うと同時に、美味しいフルーツもたっぷり食べましょう！

一番人気はイチゴです。赤いイチゴがブーケのように並ぶ様はとてもかわいいです！とっても大きなあまおう「グランデ」をトッピングすることもできます。「グランデ」は本当に大きいので、まさにド迫力です！

イチゴは12月頃～3月くらいの時期にカスタマイズが可能です。一番人気なのでイチゴの時期は一段と混雑します。

お店のカウンターの横には店主さんが作ったプラカードがあり、写真を撮るときに使うことができます。「只今エタってます」や「今日はふたりの記念日」などの吹き出しのプラカードです。

ここでは、尾道のクレープ屋「エタニティ」のクレープの頼み方をご紹介します。カスタマイズができるので実際に行って戸惑わないように、前もって予習しておきましょう。

クレープ屋「エタニティ」のクレープはフルーツだけでなく生地やジャム、クリームまでカスタマイズすることができます。自由に組み合わせて自分好みのクレープをカスタマイズしましょう！

自分が注文したクレープを作ってもらうのは想像以上にうれしいものです。出来上がってきたものがかわいければ喜びもひとしおです！友達と「どうする？」と相談しながら決めるもよし、直感でえい！と決めるもよし、自分ならではのクレープ作りを楽しみましょう！

頼み方1は「プレーン生地か抹茶生地かを選ぶ」です。抹茶生地はプレーン生地より少し高くなります。生地にはもち粉が入っており、もちもちで弾力があります！見た目だけでなくクレープにもこだわりがあるのも人気の理由の一つかもしれません。

クレープ屋「エタニティ」のクレープはフルーツやトッピング類で自分好みにカスタマイズできます。フルーツやトッピング類の詳細は後程ご紹介します。

無しや20倍！などにもできるので、自分好みの一本を作ることができます。インスタ映えを狙うなら、見た目も考えながら注文してみましょう！

頼み方2は、「ジャムを選ぶ（4種類）」です。ジャムはストロベリージャム、ブルーベリージャム、ハチミツ、つぶあんがあります。つぶあんは少し高くなります。

頼み方3は、「クリームを選ぶ（3種類）」です。クレープの定番クリームは是非とも入れておきたいところです。生クリーム、ホイップクリーム、カスタードを選ぶことができます。

生クリームは人気なので午前中になくなってしまうこともあります。生クリームの代わりにホイップクリームを選んだり、ホイップクリームとカスタードのハーフ＆ハーフなどのカスタマイズもおすすめです。

頼み方4は、「フルーツは定番8種類と季節のフルーツから選ぶ」です。定番フルーツの8種類は、バナナ（生）、リンゴ（生）、キウイ（生）、マンゴー、ピーチ、ミカン、パイナップル、アップルシナモンです。

季節のフルーツはイチゴなど、その時の旬のものです。あなたは安定の定番派ですか？限定の季節のフルーツ派ですか？

季節のフルーツには、入れ替わる時期の予定表があります。それを見て、今の時期のフルーツを確認したり、今度はいつ来るか決めたりできます。

季節のフルーツには、八朔、さくらんぼ、ブルーベリー、メロン、すいか、桃、巨峰、梨、無花果、ピオーネ、柿、イチゴがあります。

例えば、さくらんぼは5月頃入荷～7月、桃は7月頃入荷～8月中旬、ピオーネは9月頃入荷～11月と、入荷予定時期が記載されています。

頼み方5は、「ソースを選ぶ（3種類）」です。ソースは、チョコソース、イチゴソース、焦がしキャラメルソースがあります。フルーツやトッピングに合うソースを選びましょう。もちろんなくてもOKです。

頼み方6は、「トッピングを選ぶ」です。トッピングは、シナモンパウダー、チョコスプレー、フレーク、レーズン、練乳、アーモンドスライス、プチシュー（冷凍）、プリン、アイスクリーム（バニラ・抹茶）があります。

トッピングはシナモンパウダーやレーズン、アーモンドスライスなど変わり種もあり、センスが問われます。フルーツやクリームとの相性を考えてセンスのいいトッピングをしてみたいものです。

たくさんのフルーツやトッピングがあってカスタマイズを迷ってしまう！という方は、店員さんに相談してみましょう。

店員さんはとても気さくな方で、アドバイスをしてくれます。また、お店にはオススメの組み合わせがボードで掲示されているので、それを参考にするのもいいです。

尾道のクレープ屋「エタニティ」のクレープの頼み方をご説明しました。ここでは、尾道「エタニティ」のクレープをより楽しむ方法をご紹介します！楽しみにご覧ください。

ここでは、おすすめの人気クレープと時期をご紹介しましょう。まず、イチゴ（12月頃入荷～3月）はダントツの人気です！真っ赤なイチゴが花びらのように折り重なって、ブーケのようなクレープを形作っている様子は、とてもかわいくてインスタ映えします。

イチゴの次に人気が高いのは八朔（2月頃入荷～5月初旬）です。また、尾道はイチジクの産地なので、イチジク（9月頃入荷～10月）もおすすめです。

桃（7月頃入荷～8月中旬）とカスタードとカッテージチーズを組み合わせた「モッタージ」も人気です。「モッタージ」は1日3食限定！なので早めの時間に訪れて注文しましょう。

クレープ屋「エタニティ」には、実はクレープ以外のメニューもあります。予約限定のクレープケーキや季節限定のクリスマスケーキなども提供しています。SNSでチェックしてみましょう。

2019年10月には数量限定で「フルーツのパフェ」を始めました。フルーツがお花のように盛られてとても上品でかわいらしいパフェです。作るのに時間がかかるそうですので、時間に余裕があるときに注文するようにしましょう。

クレープといえば甘い香りが漂っていて、その場ですぐに食べたくなってしまいますが、食後のデザートに食べたい場合やお土産にする場合など、持ち帰りにしたい場合もあるのではないでしょうか。

尾道のクレープ屋「エタニティ」では、前日までに予約すれば持ち帰り用に包んでくれます。持ち帰る場合は前日までに予約をしましょう。

クレープ屋「エタニティ」では、10倍でも20倍でも注文すれば作ってもらうことができますが、せっかく心を込めて作ってくださるのですから、食べきれる量を注文しましょう。

上述したカジさんのSNSで、合計24倍のクレープを注文された方がいらっしゃったそうで、その時のことをつぶやかれていたものがありました。作成に1時間かかり、完食してもらって感無量だ、とのことでした。

たくさんのフルーツを盛った方がインスタ映えはしますが、注文するときは自分の胃袋と相談して、食べきれる量を注文するようにしましょう！

尾道の人気クレープ屋「エタニティ」の基本情報をご紹介します。アクセスは、JR「尾道」駅から徒歩約8分のところにあります。尾道商店街の小路にある、「クレープ」ののぼりが目印です。

営業時間は、11時～18時頃です。材料がなくなると閉店しますが、電話で前もって連絡しておくと、閉店時間は相談にのってくれるそうです。

定休日は木曜日ですが、イレギュラーで閉店となる場合もあります。SNSをチェックしてから出かけましょう。

クレープ屋「エタニティ」には、駐車場はありません。近隣の病院に車を停める人がいて苦情が発生し、お店を閉店したことがあるそうです。車で行った際は最寄りのコインパーキングを利用しましょう。

尾道のクレープ屋「エタニティ」をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。フルーツ盛り盛りでインスタ映えするクレープは、心ドキドキワクワク、食べると飛び上がるほど美味しいものです。あなたもレトロな街尾道でクレープをほおばってみませんか？