ロレックスの【エアキング】はマニアに人気の歴史ある逸品！特徴とは？

日本でも人気のある高級時計・ロレックスには、「デイトナ」「サブマリーナ」「エクスプローラー」といったペットネーム（愛称）を持つ人気シリーズが多数あります。

いずれもメンズ向け高級時計として人気ですし、中古市場では定価以上で取引されることから資産価値も高いです。そんなロレックスメンズ向け高級時計には、「Air-King」のペットネームで幅広い世代に愛されている人気シリーズ「エアキング」があります。

ロレックスメンズ向け時計・エアキングシリーズは、数あるロレックス人気シリーズと比べると知名度はそれほど高くありません。ただしロレックスメンズ向け高級時計の歴史において「エアキング」というロレックスシリーズは、なくてはならない存在です。

幅広い世代に支持されているロレックスメンズ向け時計・エアキングシリーズには、その特徴を表現する代表的なワードがいくつかあります。中でも頻繁に登場するのが「現行最古のペットネーム」というワードでしょう。

「ペットネーム＝ニックネーム（愛称）」なので、これを踏まえて解釈すると「最も古いニックネームを持つメンズ向けモデル＝ロレックス・エアキング」となります。これは「ロレックス・エアキング」が正式な名称ではないことが理由です。

ロレックス公式サイトを見ると、モデル名として「オイスターパーペチュアルエアキング」とあります。このことからもわかる通り「ロレックス・エアキング」は、オイスターパーペチュアルエアキングのニックネーム（ペットネーム）となります。

なお資産価値の高いロレックスメンズ向け高級時計「デイトナ」「サブマリーナ」なども、正式名称は別にあります。シリーズ・モデルごとに正式名称がありますが、一般的にペットネームの方がよく知られています。

ただしロレックス現行モデルで最初にペットネームが付けられたのは、ロレックスメンズ向け時計・エアキングです。

そのためロレックスメンズ向け時計の歴史とも言われる「エアキング」では、その特徴を表現する際に「現行最古」という特別なワードがよく使われます。

ロレックスは世界初の技術を次々と開発してきたことでも知られています。そんなロレックスが初の試みとして1940年代に開発したのが、ロレックスメンズ向け時計・エアキングです。

屈強なボディーとボリュームのあるデザインが定番のロレックスですが、航空時計モデル「エアキング」はほかのロレックスメンズ向けモデルにはない魅力がたくさんあります。

伝統的な仕様を守りつつも発売以降重なるマイナーチェンジと大胆なモデルチェンジを行ったことによって、ロレックスの歴史を飾るロングセラーモデルになりました。

ロレックスメンズ向け時計・エアキング（ROLEX・オイスターパーペチュアルエアキング）は、世界の航空産業が急加速で発達した1940年代に誕生しました。

その影響から当時の時計産業では、目覚ましい発展を遂げる航空業界にオマージュ（賛辞）した航空時計が次々と発売されました。そんな世界的な流れの中で開発したのが、ロレックス初となる航空時計です。

マイナーチェンジを繰り返しつつも伝統的な航空時計の仕様を継承してきたロレックスメンズ向け高級時計「エアキング」は、1990年と2007年に大幅なモデルチェンジをしました。

2007年モデルでシリーズ初となるクロノメーター認定を取得すると、それまでマニアの間ではよく知られていた「エアキング」の名が注目されるようになります。

シンプルで使いやすいデザインということもありじわじわと人気が高まっていたのですが、2014年に一時生産を終了します。ところが生産終了の2年後には復活しました。

しかも「復刻版」ではなく大胆なモデルチェンジを遂げて復活したため、現在正規店で取り扱っているエアキング現行モデルは幅広い世代の男性に人気があります。

一時生産終了から復活し今なお高い人気を誇るロレックスの航空時計「エアキング」には、「ロレックス初」という肩書きのほかにも人気の理由があります。

繰り返し改良が加えられてきた人気モデルですが、一貫しているのは「シンプルなデザイン」にあります。そもそも航空時計として開発されたモデルですから、視認性の高さが際立ちます。

文字盤には日付（デイト）表示がないので見やすいですし、装飾も基本的にありません。リュウズも1つなので、操作も簡単です。しかもロレックスメンズ向け腕時計の中では小ぶりなサイズのため、ビジネスシーンに使いやすい点も魅力の1つに挙げられます。

幅広い世代に人気なのは「価格」にも秘密があります。一般的にロレックス人気シリーズは生産数が極めて少ないことからプレミア化しやすいのですが、ロレックス航空時計「エアキング」は生産量が多いのでほとんどプレミア化しません。

買い求めやすい価格設定ですから日常使い用に便利ですし、ロレックスオーナーのデビューモデルとしても人気があります。

装飾やリュウズなど個性的なデザインが特徴に挙げられるロレックスメンズ向け高級時計ですが、本格的なパイロットウォッチとして開発された「エアキング」シリーズはほかのロレックス人気シリーズとはまったく違った特徴があります。

その特徴こそがロレックスメンズ向け高級時計・エアキングの魅力であり、幅広い世代に愛される理由といわれています。

シンプルなデザインと使いやすいサイズなので日常使いがしやすいですし、生産数が多いですから中古市場でも好みのデザインが見つかりやすいのが航空モデル・エアキングです。

ロレックスメンズ向け腕時計には中古市場の方が価格が高騰する人気シリーズも多いのですが、航空モデル「エアキング」は中古市場でも価格が安定しています。そのため気になるモデルをお得に入手するなら、中古市場をチェックするのもおすすめです。

中古市場でも注目されているおすすめメンズ向け時計「ロレックス エアキングデイト Ref.5700」は、エアキングシリーズの中では希少なモデルです。

伝統的な航空時計仕様ですがロレックスデイトモデルなのでデイト（日付）表示ががあり、中古市場では「なかなか目にすることがないレアモデル」として注目されています。

「ロレックス エアキングデイト Ref.5700」の製造期間は1950年代～1980年代なので、ヴィンテージモデルとして人気があります。

ケースとバンドはステンレススチールを使用していますし、ベゼルも伝統的仕様であるスムースタイプなので普段使いにおすすめです。シンプルな構造ですが50m防水機能や日付（デイト）表示など、実用的な機能が装備されています。

さらにクロノメーター認証前のエアキングモデルなので、文字盤に「PRECISION」と刻印されている点もプレミア感があります。

本格的航空時計らしいシンプルかつ小ぶりなメンズ向けロレックスモデルですが、高級感のあるオイスターブレスは存在感がありますし、希少なエアキングモデルなので大人のトラッド系ファッションと組み合わせるのがおすすめです。

「ロレックス オイスターパーペチュアル エアキング Ref.14000」は、「ロレックスエアキングRef.5500」の次に登場した人気モデルです。

「ロレックス エアキング Ref.14000」もクロノメーター認証前に発売されたエアキングモデルなので、文字盤に「PRECISION」がプリントされています。

本格的航空時計らしいシンプル＆小ぶりなデザインは前モデルと同じですが、サファイアクリスタル風防に変更したことによって普段使いができるメンズ向けロレックス腕時計として注目されているモデルです。

針のデザインがバータイプになったのも「ロレックス エアキング Ref.14000」の特徴に挙げられます。さらにさまざまなデザインの文字盤がラインナップされているので、「デザインで選べる」という点も魅力でしょう。

ムーブメントにも特徴があります。搭載しているのはCal.3000ノンクロノメーターの自動巻きムーブメントで、同時期に発売していたロレックスサブマリーナやロレックスエクスプローラーと同じモデルです。

「ロレックス エアキング Ref.116900」は、一時生産終了となったあと大幅なモデルチェンジによって復活したロレックスメンズ向け時計・エアキングの現行モデルです。

「ロレックス エアキング Ref.116900」は他のロレックスメンズ向け人気シリーズ同様、正規店ではなかなか入手できません。

それだけに「ロレックス エアキング Ref.116900」は資産価値が高く、中古市場でもロレックス正規店より高値で取引される傾向があります。

「ロレックス エアキング Ref.116900」は2重密閉構造のリュウズによってケース内が完全密閉されているため、せっけん水を使って水洗いをすることもできます。

デザインは旧モデルから大幅に変更されていますが本格的航空時計仕様を継承しているため、視認性・耐磁性はシリーズ史上最も高いです。

耐磁性・視認性・防水性に優れたロレックス・エアキングは、本格的航空時計としての伝統的な仕様を受け継ぎつつマイナーチェンジやモデルチェンジを繰り返してきました。

そのため時代によってデザインや印象は違いますが、シンプルなデザインのエアキングは普段使いができるロレックスモデルとしておすすめです。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。