【高級そうめん】おすすめ7選！お中元ギフト向けや人気のお取り寄せも

夏はキンキンに冷やして、冬は温かい汁の中に入れて1年中楽しめるそうめんは、高級なものであるほどコシとつるりとしたのど越しを堪能できます。まずは、一度食べたらまた食べたくなること間違いなしの高級なそうめんの製造方法を解説します。

高級なそうめんはいくつかありますが、日本三大そうめんと言われているのは播州・三輪・小豆島になります。高級なそうめんに共通している製造方法が「手延べ」です。手延べそうめんは、一本一本丁寧に伸ばし、時間をかけて乾燥させていくので細いのにコシのあるそうめんになります。

さらに、麺に丸みができることで口当たりやのど越しの良いそうめんになります。一方、手頃な価格で購入できるそうめんは機械式そうめんとも呼ばれ、大量に製造できる反面、コシものど越しも高級そうめんと比べると劣ってしまいます。

自宅用にもお中元用にもおすすめの高級そうめんの定番人気商品2選を紹介します。定番人気商品の高級そうめんは、高級品の中でも比較的購入しやすい価格なので、おいしいそうめんを食べたいなら一度は試しておきたい商品です。

一度食べたら安価なそうめんには戻れないという声もある高級そうめんの定番人気商品2選をご覧ください。

高級そうめんの定番人気商品1つ目は「揖保乃糸 特級品」です。お中元シーズンになるとスーパーなどでも販売される揖保乃糸 特級品は、自宅用にもおすすめの高級そうめんです。厳選した上質な小麦粉を使用し、12月～2月の厳寒期につくられるこだわりの逸品です。

揖保乃糸 特級品へのこだわりは上質な小麦粉だけでなく、製造に携わる人たちも厳選されています。揖保乃糸 特級品は、組合が選抜指定した熟練製造者が製造しています。こだわりたっぷりの高級な味・のど越しなどを、ぜひお試しください。

高級そうめんは、いつも食べているそうめんと同じように茹でても違いはわかりますが、最大限おいしく食べていただくための茹で方を紹介します。おいしいそうめんをつくるのに大切なポイントは、時間です。まずは、そうめんを茹でるためのお湯を準備します。

お湯は1人前2束に対して1Lが目安です。お湯を沸かしている間に必要となる束数の帯をほどいておきます。沸騰したらそうめんを入れ、再度沸騰したら火を弱め、1分～1分半茹でます。高級そうめんは、やや短い時間で茹でるほうがおいしくなります。

茹で上がったそうめんはザルにあけ、水で粗熱をとったあと、しっかり揉み洗いをします。この手順を守るだけで、おいしい高級そうめんを堪能できます。

高級そうめんの定番人気商品2つ目は「三輪山本 極細手延べそうめん 白龍」です。白龍専用にブレンドされた小麦粉を使ったひねもの（古物）なので、コシが強く、つるりとしたのど越しを楽しめます。

高級そうめんだからこそ出会えるひねものとは、２回目の梅雨を越すそうめんのことをいいます。単なる古いそうめんではなく、高級と呼ばれるのににふさわしい熟成されたそうめんとなっています。また、細さにも驚くこと間違いなしです。

一般的なそうめんの太さは直径1.7mm未満で、多くは直径1.3mmほどとなっていますが、白龍はなんと直径0.6mmの極細麺です。高級だからこそ味わえる手間のかかったそうめんを、ぜひご賞味ください。

続いて、高級そうめんのおいしいお取り寄せ商品3選を紹介します。おいしい高級そうめんを食べたいけれど、近所で販売していないというときは、お取り寄せがおすすめです。特に、有名な播州・三輪・小豆島以外の高級そうめんは取り扱っている店舗が少ない場合があります。

今回はメジャーな高級そうめんのほか、知る人ぞ知るお取り寄せ可能な高級そうめんも厳選しました。いつでも手軽に高級そうめんを堪能したい方必見のおすすめのお取り寄せ3選をご覧ください。

おいしいお取り寄せ高級そうめん1つ目は「小豆島手延素麺協同組合 島の光」です。400年以上伝承され続けている製造方法と素材をかたくなに守ってつくられている島の光は、白さ・細さ・強いコシ・なめらかなのど越しが特徴です。

高級そうめんにふさわさしい厳選された小麦粉・食塩・ゴマ油を使用し、職人の手によって寒期に製造されています。瀬戸内の潮風を受けながら天日干しされた小豆島の高級そうめん島の光には、真っ白なそうめんのほか、オリーブの天然素材が練り込まれたオリーブそうめんもあります。

おいしいお取り寄せ高級そうめん2つ目は「小野製麺 小野手延べ半田めん」です。全国的に有名な日本三大そうめんではありませんが、厳選された素材と丁寧な手延べ製法の高級そうめんです。

素材にはシンプルに小麦粉と塩のみを使い、延ばしと熟成を繰り返し行う職人技の製法で強いコシのあるそうめんへと仕上げています。また、そうめんと言えば細い麺が特徴ですが、半田めんはやや太さのある麺になっています。

高級であればあるほど細くなる傾向のそうめんの中で、やや太さがありながらそうめんらしい滑らかなのど越しと小麦本来の味を楽しめる高級品を食べたいときにおすすめです。

おいしいお取り寄せ高級そうめん3つ目は「となみ野農業協同組合 大門素麺」です。そうめんといえば細くまっすぐな麺ですが、大門素麺は丸まげ状の手延べそうめんです。また、高級そうめんは厳寒期に製造されることが多いのですが、大門素麺の製造期間はやや長めの10月～3月です。

高級そうめんの中ではややマイナーな富山県産の大門素麺は、地元産の小麦を使い、長年のカンと夫婦のあうんの呼吸で、丁寧につくられています。一本一本丁寧につくられるそうめんは強いコシと滑らかなのど越しで、格別なおいしさを堪能できます。

また、170年以上もの歴史ある高級そうめん、大門素麺は生産者の名前が包装紙に書かれているのも特徴です。生産者によって異なる塩加減の違いなどを楽しむのもおすすめです。

最後に、高級そうめんのお中元におすすめのギフト2選を紹介します。夏は毎日そうめんを食べるという人もいるほど需要の高いそうめんは、お中元にも最適です。手頃な価格のそうめんではなく、高級品を贈ることで日頃の感謝を伝えることもできます。

また、これから紹介する高級そうめんは、自分へのご褒美としてもおすすめです。いつも食べているそうめんとは別物と思えるほどおいしい高級そうめんのお中元におすすめのギフト2選をご覧ください。

お中元におすすめの高級そうめん1つ目は「揖保乃糸 三神」です。日本三大そうめんの一つ、播州そうめんの揖保乃糸にはランクが7段階あります。揖保乃糸といえば高級というイメージがありますが、赤帯の上級や太づくりはスーパーやコンビニなどでも販売されています。

上級や太づくりは、決して安くはありませんが、高級そうめんの中でも手頃な価格で購入できるそうめんになります。しかし、揖保乃糸 三神は揖保乃糸の中で最高級のそうめんとなります。

厳選した上質の小麦粉を使用し、熟練した製造者のみしかつくれないそうめんは、200円前後で購入できるそうめんとは全く違う食感と味わいです。高級そうめんで有名な揖保乃糸の最高級品は、喜ばれること間違いなしの逸品です。

お中元におすすめの高級そうめん2つ目は「三輪そうめん小西 みわのにじ RMW-30」です。定番の真っ白なそうめんではなく、少し個性的なそうめんをお中元で贈りたいときに最適なのがみわのにじです。

三輪にあらわれる幻の虹をイメージしてつくられたみわのにじは、オーソドックスなそうめんのほかに7種類の味を堪能できます。真っ白に染まってしまう食卓に簡単に彩りを添えることができるみわのにじは、ホームパーティなどにもおすすめです。

定番の高級そうめんではなく、一工夫された高級そうめんを贈ることでも日頃の感謝を伝えられます。華やかなそうめんは目でも楽しめること間違いなしです。

安価なそうめんとはコシものど越しも風味も大きく異なる高級そうめんは、一度食べたらまた食べたくなるといわれているほどおいしい逸品です。夏の風物詩ともなっているそうめんを、たまには高級なものにして高級そうめんならではの味もお楽しみください。