直ぐに作れる【煮しめ】のレシピをご紹介！圧力鍋で簡単・時短も

本記事では、時短で作れる簡単でおいしい「煮しめ」のレシピを紹介します。基本の煮しめのレシピをはじめ、圧力鍋を使った時短でできる煮しめのレシピや、白だしを使った煮しめのレシピも登場するので、おいしい煮しめレシピを知りたい人は要チェックです。

煮しめとは、食材をしょうゆやみりん、酒などの調味料で煮込む、煮物料理です。基本的な煮しめのレシピでは、干ししいたけやこんにゃく、昆布や絹さや、いも類を使用することが多いですが、使用する具材は地域によって異なります。

筑前煮と煮しめが同じ料理と考えている人も少なくありません。筑前煮も煮しめと同じ煮物のひとつですが、筑前煮は食材を炒めてからだし汁で煮込むため、調理工程が異なります。

おいしい煮しめのレシピを作るポイントを紹介します。煮しめのレシピをおいしく作るためには、汁がなくなるまでしっかりと具材を煮詰めてください。具材を煮詰めることで、出汁がしっかりと具材に浸み込みます。

まずはじめに、覚えておきたい基本の煮しめレシピを紹介します。基本の煮しめレシピを参考に、いろいろな食材を使用して、鮮やかな煮しめを作ってみましょう。

基本の煮しめのレシピに必要な材料は、れんこん100g、干ししいたけ4枚、サトイモ4個、こんにゃく1枚、にんじん1/2本、絹さや5本です。基本の煮しめレシピの調味料は、砂糖とみりん、塩としょうゆ、ほんだしを用意します。

基本の煮しめレシピでは、まずはじめに、食材をカットしていきます。れんこんは穴の間に浅い切り込みを入れて、1cm幅にカットして水にさらしましょう。干ししいたけは、水に入れて戻し軸を切り落とします。サトイモは皮をむいて、10分ほど下茹でしましょう。

茹で上がったら水にさらしてぬめりをとります。絹さやはスジを取り除き、熱湯で茹でて冷水にとりましょう。こんにゃくは8mm幅にカットし、中心に切り込みを入れて、こんにゃくを切り込みにくぐらせます。熱湯で3分茹でて、手網こんにゃくを作っていきます。

にんじんは輪切りにして、梅の型抜きを使って、型を抜いていきましょう。鍋にほんだし小さじ1、水100㏄、砂糖大さじ1と塩ひとつまみを入れて、弱火で10分加熱します。にんじんは、煮汁につけたまま粗熱をとります。

別鍋を用意し、水350cc、ほんだし小さじ1を入れ、カットしたれんこんとしいたけ、サトイモとこんにゃくを入れて加熱します。沸騰したら、みりん大さじ1と砂糖大さじ1/2を加え、弱火で20分煮込みます。

器にそれぞれの鍋で煮詰めた具材を盛りつけ、最後に絹さやを盛り合わせたら、基本の煮しめの完成です。具材のカットに時間がかかりますが、しっかり煮詰めることで、おいしい煮しめが出来上がります。

はじめて煮しめを作る際は、基本の煮しめレシピを試してみましょう。基本の煮しめレシピは、具材を変えたり、アレンジを加えたりすることもできます。いろいろな具材を加えて、基本の煮しめレシピを作りましょう。

煮しめといえば、大人に人気のメニューのひとつです。次は、子供も喜ぶ、鶏肉が入った煮しめのレシピを紹介します。レシピの材料に鶏肉を加えることで、ジューシーでおいしい煮しめが仕上がります。このレシピは、食べ応え抜群のため、子供から大人にまで人気があります。

鶏肉入り煮しめのレシピに必要な材料は、鶏肉200g、干ししいたけ4枚、にんじん1/2本、ごぼう1/2本、れんこん50g、サトイモ4個、こんにゃく1/2枚、絹さや6枚、だし汁1カップです。

鶏肉入り煮しめのレシピの調味料は、しょうゆとみりん、酒と砂糖、塩と油を用意しておきましょう。さっそく、子供に人気の鶏肉入り煮しめのレシピをチェックしていきましょう。

鶏肉入り煮しめのレシピは、干ししいたけを水で戻すことから始めます。干ししいたけを30分ほど水につけて戻したら、しいたけの軸を切り落とします。にんじんは皮をむいて、乱切りにしましょう。ごぼうは土を洗い流し、乱切りにして水にさらしましょう。

れんこんは半月切りにして、分量外の酢水にさらします。サトイモはたわしで洗い流して、水気を切り、皮をむきましょう。塩でもみあらいして、流水で流し、輪切りにします。カットしたサトイモは、たっぷりのお湯で弱火で2分ほど加熱します。

こんにゃくは、スプーンを使って、1口サイズにちぎっていきます。鶏肉は、酒大さじ1/2としょうゆ大さじ1/2につけて、下味つけておきましょう。絹さやはスジをとって、数分塩ゆでします。鍋に油を熱し、下味をつけた鶏肉を入れて加熱します。

鶏肉の色がかわったら、にんじんと絹さや以外の具材を入れて、炒めます。具材に油がまわったら、しいたけの戻し汁1/2カップとだし汁1カップ、酒大さじ1と砂糖大さじ1を加えて、落し蓋をして中火で15分加熱します。

加熱が終わったら、しょうゆ大さじ1と塩ひとつまみを入れ、にんじんを加えてさらに20分煮ます。汁気がなくなってきたら、みりん大さじ1を加えて、強火で3分加熱しましょう。煮汁がなくなったら、おいしい鶏肉入り煮しめのレシピの完成です。

煮しめといえば、煮込む時間がかかるレシピが多いです。そんなときにおすすめのレシピが、圧力鍋を使った煮しめのレシピとなります。

圧力鍋を使った煮しめのレシピに必要な材料は、干ししいたけ5個、にんじん1本、こんにゃく1枚、ちくわ2本、高野豆腐3枚、いんげん5本、水100ml、しょうゆ25㏄、みりん20㏄、酒10㏄、砂糖大さじ1/2、出汁の素小さじ1です。

まずはじめに、干ししいたけを水で戻し、しいたけの軸を切り落とします。しいたけの戻し水は、使用するため、捨てずにとっておきます。こんにゃくやちくわは、1口サイズにカットし、にんじんは大きめの乱切りにします。

圧力鍋に水とだしの素、しょうゆとみりん、酒をしいたけの戻し水250mlを加えます。さらに、カットしたこんにゃくとちくわ、にんじんとしいたけを入れて、8分ほど加圧します。時間が経ったら、自然冷却させて、具材に味を染みこませます。

圧力鍋の具材と煮汁を大きめの鍋に移し、大きくカットした高野豆腐と、スジを取り除いたいんげんを加えて中火でに10分煮込みます。高野豆腐にしっかりと味が染みこんだら、火を止め、圧力鍋で作る時短の煮しめレシピの完成です。

煮しめは、白だしを使ってもおいしく作れます。次は、白だしを使って作る、時短のお手軽煮しめレシピを紹介します。白だしを使用することで、調味料を混ぜ合わせる必要がないため、時短レシピにもおすすめです。

白だしで作るお手軽煮しめレシピに必要な材料は、干ししいたけ4枚、ごぼう1/2本、れんこん1/2節、にんじん1/2本、ゆでたけのこ1/2本、こんにゃく1枚、絹さや6枚です。だしには、水200mlと白だし40mlを使用します。

干ししいたけはぬるま湯で戻し、軸を切り落として半分にカットします。ごぼうは、泥を落として乱切り、れんこんは花形に皮をむいて、5mm幅にカットして、分量外の酢水にさらします。にんじんは皮をむいて、5mm幅にカットして花の型でくりぬきましょう。

たけのこはくし切りにし、こんにゃくは、味が染みこみやすいように格子に包丁を入れ3cm角に切ります。たっぷりのお湯で絹さやを茹でて、水にとり、しっかりと水気を切りましょう。絹さやを茹でたお湯で、たけのことこんにゃく、にんじんをかために茹でておきます。

たっぷりのお湯に酢を少し入れて、れんこんとごぼうもかために茹でましょう。別鍋に絹さや以外の具材を入れて、水と白だしを加えて強火で加熱します。沸騰したら、落し蓋をして中火で30分煮込みます。

野菜にしっかりと火が通ったら、白だしで作る簡単な煮しめのレシピの完成です。このレシピは、アクを取ることで、さらにおいしく完成します。

簡単にできる、おすすめの煮しめのレシピを紹介しました。煮しめは、圧力鍋を使うと時短にもなり、簡単に作れます。少ない調味料で作りたい場合は、白だしを使ったレシピもおすすめです。本記事で紹介したレシピを参考に、おいしい煮しめレシピに挑戦しましょう！