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鶏ささみの燻製がしっとり激うま!
空前のキャンプブームの到来とも言える昨今、燻製の人気が高まっていることをご存知でしょうか?燻製は木を材料にしたスモークチップを焦がして、発生した煙で食材を燻して作ります。スモークチップと燻煙器さえあれば作れる手軽さと、スモークされた食材の奥深い旨みで人気です。
燻製する食材と言えばチーズがよく知られていますが、鶏ささみの燻製も絶品でおすすめです。あっさりと淡白な鶏ささみは、燻製にすることで濃厚な味わいに変身します。鶏ささみの燻製はまるで高級なハムのようにしっとりとした食感で香ばしく、お酒との相性が抜群です!
燻製は自宅でもできるの?
燻製は道具さえ揃っていれば、あとは食材を準備するだけで自宅でも可能です。スモークチップは桜やナラなど種類があり、使う種類によって燻製した食材の香りや味わいが変わります。いろいろと試して好みのスモークチップを探すのも良いですが、初めてなら失敗のない桜がおすすめです。
燻製器については、ダンボールで出来た燻製キットなども販売されています。ダンボール製のキットは本格的な燻製器を購入するよりお手頃なので、選択肢の1つとして考えておくことも手です。
中華鍋やフライパンでOK
自宅での燻製は、もっと手軽に出来る方法もあります。燻製器の代わりに中華鍋や深さのあるフライパンなど、自宅にある調理器具を使う方法です。ダッチオーブンでも良いでしょう。
熱源には、キッチンに備え付けのガスコンロを使います。ただし、安全装置付きのガスコンロはおすすめできません。高温になり過ぎるとセンサーが感知して、ガスコンロの火が自動的に消えてしまうのです。食材を燻製にするためにはある程度の時間、高温で燻し続ける必要があります。
自宅のキッチンで手軽に燻製ができることは魅力ですが、おいしく仕上がらなくてはがっかりしてしまいます。自宅のガスコンロに安全装置が付いている場合は、カセットコンロを使いましょう。
簡単!自宅でできる鶏ささみの燻製レシピ
しっとりおいしい鶏ささみの燻製を、自宅で簡単に作れるレシピをご紹介しましょう。ここでは、フライパンを使った鶏ささみの燻製レシピをご紹介します。簡単でも味わいは本格的、とてもフライパンで作った燻製とは思えないおいしさでおすすめです!
材料
自宅で作る鶏ささみの燻製、2人分の材料と分量です。鶏ささみ4本、鶏ささみの重量の2%の塩を用意しましょう。オーソドックスな鶏ささみの燻製なら、たった2つの材料で作れます。
おつまみ用にちょっと辛口の鶏ささみの燻製を作りたい場合は、ブラックペッパーをお好みで用意しましょう。鶏ささみをめんつゆタレや塩麹タレで漬け込んでから燻製すると、しっかりとした味付けの鶏ささみの燻製が作れます。おかずになる上に、しっとり食感が増しておすすめです。
めんつゆタレの材料はめんつゆ、醤油、おろしニンニク、水です。塩麹タレには塩麹、醤油、おろしニンニクを用意しましょう。めんつゆタレも塩麹タレも分量はお好みでOKです。味見しながら、お好みの味わいになるように分量を調整しましょう。
道具として必要なものは、桜のスモークチップとフライパン、鶏ささみを乗せるための網です。スモークチップは2人分で大さじ4ほど用意すれば、充分においしい燻製に仕上がります。
作り方
鶏ささみの燻製のレシピはとにかく簡単です。まずは、鶏ささみの薄皮と筋を取り除きましょう。塩を振って揉み込みます。鶏ささみから出た水分は、キッチンペーパーでよく拭き取りましょう。バットにキッチンペーパーを敷いたら鶏ささみを乗せて、ラップせずに冷蔵庫で1日寝かせます。
鶏ささみをタレに漬け込む場合も、冷蔵庫で1日寝かせると味がしっかり染み込むためおすすめです。燻製する前には、やはりキッチンペーパーで鶏ささみに付いたタレをよく拭き取りましょう。
フライパンの底にアルミホイルを敷き、スモークチップを置きます。網をセットする位置はフライパンの底から5cmほど、スモークチップに触れない高さです。網の上に鶏ささみを乗せたら蓋をして、中火にかけます。3分ほど加熱して白い煙が出てきたら、火加減を弱火にしましょう。
弱火で10分ほど燻製したら、火を止めます。そのまま5~10分ほど放置して、煙が落ち着くのを待ちましょう。蓋を開けてみて、おいしそうな飴色になっていたら鶏ささみの燻製の完成です!
鶏ささみの燻製をおいしく作るコツ
鶏ささみの燻製をフライパンで作るレシピに、特に難しい工程はありません。簡単にしっとり絶品に作れることがレシピの魅力ですが、仕上がりを左右するコツがあります。実践するとしないとでは味わいに大きな差が出る、2つのコツのご紹介です。
下味をきちんとつける
1つ目のコツは、燻製する前の鶏ささみにきちんと下味をつけることです。下味をつけることで燻製した時に味わい深くなり、ハムのようにしっとりとした食感になります。
鶏ささみは薄皮と筋を取り除いたあとに、フォークを刺して小さな穴を何ヶ所も空けておきましょう。鶏ささみに下味を染み込ませやすくするためです。鶏ささみに塩味のみを下味としてつけるのなら、フォークで穴を空けてから塩をしっかりと揉み込むようにしましょう。
めんつゆタレや塩麹タレで下味をつける際も同様です。鶏ささみにフォークで穴を空けてから、めんつゆタレや塩麹タレに浸しましょう。きちんと下味をつけた鶏ささみの燻製は、下味をつけない場合と比べて風味や旨みが格段に上です。食感もよりしっとりとおいしく仕上がります。
乾燥時間は長めに
鶏ささみは燻製する前にしっかり乾燥させることが、おいしく仕上げるコツの2つ目です。下味をつけた鶏ささみは、燻製の前に必ずキッチンペーパーで水気を拭き取ります。その後は冷蔵庫で1日寝かせますが、2つの工程は鶏ささみを乾かして余計な水分を吹き飛ばすためです。
鶏ささみに水分が残っていると燻す際に煙と反応して、出来上がった鶏ささみの燻製が酸っぱくなります。酸味を生まれさせないために、鶏ささみは燻製前にしっかり乾かす必要があるのです。
時間がない場合は、冷蔵庫で寝かせる時間は2時間ほどでも問題ありません。しかしながら、よりおいしく仕上げるためには、少しでも長い時間を寝かせてしっかり乾燥させた方がベターです。
鶏ささみの燻製のおすすめアレンジ
最後は、鶏ささみの燻製をアレンジして楽しむおすすめのレシピです。自宅で作った鶏ささみの燻製はそのまま食べても絶品ですが、様々な料理にアレンジしてもおいしく楽しめます。簡単だけど華やかでおしゃれ、おもてなし料理にもおすすめのアレンジレシピをご紹介しましょう。
スモークチキンの彩りサラダ
おすすめのアレンジレシピ、1品目はスモークチキンの彩りサラダです。油を使わない鶏ささみの燻製は低カロリーで、ダイエットメニューへのアレンジに向いています。鶏ささみの燻製をサラダに加えればボリューム満点、ヘルシーでも食べ応え抜群です。
3人分で鶏ささみの燻製を1本、野菜はお好みで用意しましょう。レタスにきゅうり、パプリカやミニトマトなど、彩りの美しい野菜がおすすめです。たっぷり120g用意しましょう。
鶏ささみの燻製は食べやすい大きさにカットします。野菜は洗って皮やヘタがあるものは取り除き、やはり一口サイズにカットしておきましょう。大きめの皿に野菜を盛り付け、鶏ささみの燻製をトッピングしたら完成です。シーザーやゴマなど濃厚な味わいのドレッシングが合います!
スモークチキンのホットサンド
2品目のアレンジレシピは、スモークチキンのホットサンドです。スモーキーな香りの鶏ささみをたっぷり挟んだホットサンドはボリューミーで、朝食にはもちろんランチとしても楽しめます。
1人分で鶏ささみの燻製を1本、食パン2枚、レタス2枚、とろけるスライスチーズ1枚、マヨネーズ適量を用意しましょう。レタスはキャベツでもOK、粒マスタードをプラスするのもおすすめです。
鶏ささみの燻製とスライスチーズを横半分にカットしておきます。食パンにマヨネーズを塗り広げましょう。マヨネーズを塗っておくと、レタスを挟んでも食パンが湿気ません。レタス、鶏ささみの燻製、スライスチーズを挟んで、ホットサンドメーカーで4分ほど焼いたら完成です。
鶏ささみの燻製を自分で作ってみよう!
燻製は難しいイメージがありますが、実は自宅にある調理器具で意外と簡単に作ることが可能です。2つのコツさえしっかりと実践すれば、自宅でいつでもおいしい鶏ささみの燻製が楽しめます。おつまみにもメインディッシュにもなる鶏ささみの燻製作りに、ぜひトライしてみましょう!