本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています
店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。
さんまを冷凍すれば調理の時短にもなる!
さんまは秋が旬の魚で、秋頃になると漁獲量が多くなり脂ものってくるのでおいしく、さらに安価で手に入るようになります。日本では昔から親しまれている食材の1つで、調理もしやすく栄養価も満点の魚です。しかし、通常の保存だとさんまはすぐに鮮度が落ちてしまいます。
様々な食材を冷凍保存して使用する時代になっていますが、果たしてさんまは冷凍保存をすることができるのでしょうか。結論からいうとさんまの冷凍保存は可能です。冷蔵保存だと3日程度しか持ちませんが、冷凍の場合はおよそ3週間保存をすることが可能になります。
調理時間を短縮することにもつなげられる便利な方法です。下準備をしたさんまを冷凍保存してすぐに使えるようにするといった活用法が考えられます。
冷凍したさんまは必ず加熱調理をする
保存に際し、注意するべき点があります。それは、一度冷凍保存をした後は刺身など生で食べることができなくなることです。さんまは刺身として生で食べる食材としても人気がありますが、一度冷凍するとさんまは生では食べられなくなるので、冷凍をする際には注意しましょう。
体から液漏れの現象が解凍後に起こりやすくなります。ドリップと呼ばれる状態になり、生では食べられなくなります。さんまを生の刺身の状態で食べたい場合は、必ず冷凍保存をすることなくすぐに食べないといけません。冷凍保存した場合は調理する必要があります。
基本的に、冷凍保存したさんまを解凍した後は加熱調理する必要があると考える方が無難です。安全においしいさんまを楽しむためにも、冷凍保存をした際は注意しましょう。
解凍したさんまは足が早い
一度冷凍をした後、解凍したさんまは非常に足が早いので注意する必要があります。生で食べられないことは紹介した通りですが、解凍したまま放置しているとどんどん鮮度が落ちていき、風味や脂身が損なわれていくので、解凍後はできるだけ早めに調理をするようにしましょう。
さんまの解凍を行う際に、さんまのドリップの発生はできるだけ避けることをおすすめします。ドリップが起こることで、さんまの重要な栄養素が漏れてしまうためです。
解凍した後は、賞味期限が短いと理解をして、早めに食べることをおすすめします。生で刺身として食べるのが好きな方でも、冷凍保存をしたさんまは必ず加熱調理をしてから食べるようにしましょう。解凍したものを生で食べるのは非常に危険です。
さんまの冷凍保存の方法
冷凍する前のさんまの状態を、下処理の程度ごとにおすすめの方法を紹介していきます。さんまは調理するのに時間がかかる点がネックですが、できるところまで下処理をしておき冷凍保存しておけば調理の時短になります。さんまの調理の手間を分散するというメリットがあります。
さんまは正しい冷凍保存方法を採用しておけば、鮮度をしっかり保ってある程度の期間を保存することができます。冷凍前の状態によって適切な処置方法は異なってくるので、しっかりと理解をしてどんな方法を採用すればよいのか、考えながら対処をするようにしましょう。
調理の時短を優先する場合は、冷凍処理をする前にできることをやっておくほうが便利ですが、面倒な場合は適切な状態で生のまま凍らせてしまうことももちろん可能です。
生さんまの場合
まず、さんまを生のまま下処理などを何も処置せず冷凍するおすすめの方法です。冷凍をする前にしっかりと水洗いをします。キッチンペーパーなどでしっかりと水気を取り、1尾ずつ丁寧にラップで包んでいきます。できるだけ空気が残らないように密閉してラップをしましょう。
できればラップは二重に巻いた方が効果があります。そのあとフリーザーバッグなどに入れて冷凍庫に入れましょう。スーパーなどで安く販売されているさんまをまとめて冷凍保存する場合などにおすすめの方法です。1尾ずつ丁寧に処置することで保存が長持ちします。
下処理したさんまの場合
続いて、さんまを下処理した後に冷凍保存するおすすめの方法を紹介します。さんまの下処理とは、頭や内臓を取り除き、3枚におろすなどの処置をすることを指します。解凍後、すぐに加熱して食べられるようになるので、調理時間の短縮につなげられる便利な冷凍方法です。
下処理したさんまを冷水で水洗いして、それぞれ1つずつラップに包んでいきます。金属製のトレーに乗せて冷凍をすると、短時間で冷凍が進むのでおすすめです。3枚おろしやぶつ切りなど、様々な下処理の形でそのまま冷凍をすることができるので用途に応じて下処理をしましょう。
塩焼きしたさんまの場合
次に、さんまを塩焼きした状態で冷凍保存するおすすめの方法を紹介します。さんまといえば塩焼きを連想する方も多いかもしれません。最もポピュラーな調理方法として浸透しています。頭を切り落とし、内臓を取るのが一般的です。そのあとしっかりと水洗いをします。
グリルなどで塩焼きにしたさんまを冷まし、ラップに丁寧にくるんでいきます。そのあとフリーザーバッグに入れて金属製のトレーに置き、冷凍をしていきます。解凍後は電子レンジなどで温めるだけですぐに食べられるようになるので、とても簡単でおすすめの処理方法です。
調理したさんまの場合
さんまを調理し味付けをした後に冷凍をすることもできます。しょうがの煮つけなどのさんまの定番料理を作った後、冷凍しておくこともできるので、調理時間の短縮に最大限の効果を発揮します。調理後はラップでくるむのは難しいので、そのままフリーザーバッグに入れます。
フリーザーバッグに入れるときにはできるだけ空気が残らないように注意しましょう。金属製のトレーに乗せて冷凍することで安定して処置ができるのでおすすめです。解凍するときは電子レンジで解凍するだけですぐにおいしく食べられるようになるので、大変便利です。
冷凍保存したさんまの保存期限は?
冷凍保存をしたさんまはどれくらいの保存期限があるのでしょうか。一般的な冷凍保存期限は3週間程度と考えるべきです。生の状態なのか、下処理をしているのか、あるいは調理済みなのかによっても保存期限は変わってきますが、3週間という期限を目安にするべきです。
また、ラップをする際の空気の残り方などによっても保存期限は変動します。最終的には自分の目で判断して保存期限が過ぎていないかを判断することが重要です。保存状況によっては2週間でも傷みが早く進んでしまい、保存期限が過ぎてしまうこともあるので注意しましょう。
冷凍したさんまのおすすめ解凍方法
冷凍したさんまのおすすめの解凍方法を紹介します。基本的な解凍方法は2種類あります。どちらも難しい処理ではありませんので、簡単に対応をすることができます。食べるまでの時間や手間を考えて、状況にあった適切な解凍方法を選択するようにしましょう。
さんまは、冷凍後も大きく風味が落ちることなく、おいしく食べられます。特に旬の時期のさんまは脂身がしっかりとのっており、ジューシーな味わいを楽しむことができます。安く販売されているときに買いだめをしておき、食べない分量を冷凍保存するなど、工夫して楽しみましょう。
流水で半解凍
冷凍さんまの解凍方法のうち、まずは流水で解凍するやり方について紹介をします。流水で解凍する場合は、完全に解凍するのではなく半解凍の状態にすることをおすすめします。完全にさんまを解凍すると、ドリップの現象が起こりやすくなり、栄養分が損なわれてしまいます。
ラップにくるんだままのさんまをポリ袋などに入れて流水に15分~20分程度さらします。触って表面が柔らかくなったら半解凍できていますので、ポリ袋から取り出てラップを外します。表面の水分をキッチンペーパーなどで拭き取れば、そのまま加熱できるようになります。
冷蔵庫で自然解凍
次に、冷凍さんまを冷蔵庫で自然解凍させる方法について紹介します。そのまま冷蔵庫に入れて放置するだけなので、手間がかからず便利なやり方です。解凍時間の目安としては、半日程度となります。夕食に利用したい場合は早朝に冷蔵庫に入れておくとちょうどよい解凍ができます。
冷蔵庫で解凍する際には、さんまを載せている容器にキッチンペーパーなどを敷いておくと安心です。ドリップが起こり液漏れが起こったとしても、多少の分量ならキッチンペーパーが吸収してくれるので、安心です。必要分量だけを冷蔵庫に入れて、解凍後は早めに食べてしまいましょう。
さんまは冷凍すればおいしさも鮮度も長持ち!
以上、さんまの冷凍保存について紹介をしてきましたがいかがでしたでしょうか。さんまは冷凍して保存すれば、鮮度もおいしさも維持することができます。ぜひ正しい冷凍方法を採用して、おいしさを長く保ち食卓に活用してみてください。