【シャインマスカット】のおいしい食べ方を伝授！簡単に作れるスイーツも

シャインマスカットはその名の通り、輝きのある黄緑色が美しいブドウの1つです。シャインマスカットは広島生まれで、広島市安芸津町にある農研機構のブドウ研究拠点で育成された人気の栽培品種です。

シャインマスカットはそのまま食べるという食べ方はもちろん、ケーキやタルトなどのスイーツやゼリー、ジュースなどの食べ方もおすすめです。

スポンジ生地やホイップクリームとの相性が良いシャインマスカットは、糖度が高いながらすっきりとした後味がおいしいと評判です。インターネットでシャインマスカットのレシピを検索してみるとたくさんヒットします。

クリームチーズをたっぷり使ったレアチーズケーキや生クリームを使ったパンナコッタ、大粒のシャインマスカットを丸ごと入れたフルーツ大福などがあります。アイスクリームにシャインマスカットをトッピングしたフルーツパフェやジャム、コンポートなどもあります。

さらにシャインマスカットといちじく、モッツァレラチーズ、生ハムなど盛りつけてオリーブオイルと塩こしょうで味付けしたシャインマスカットの前菜もおすすめです。彩りが良く食事のスタートにふさわしい前菜ができあがりますのでぜひお試しください。

シャインマスカットは様々なスイーツや料理に使える万能フルーツです。今回の記事ではシャインマスカットの基本情報やおいしい食べ方を解説します。

シャインマスカットの一般的な食べ方は、皮ごと食べるという食べ方です。基本的にシャインマスカットはタネがなく皮ごと食べられる果物です。シャインマスカットは「ブドウはタネがあって面倒」、「ブドウは皮をむくのが面倒」という方にもおすすめの品種です。

シャインマスカットの房は円筒状で400～500gあります。一粒の大きさは11～12gで巨峰と同じくらい、糖度は20度程度と高く酸含量は低め、つまり甘さが際立つブドウといえます。

ちなみにシャインマスカットのカロリーは1粒あたり5～6kcalと比較的低カロリーとなっています。皮にポリフェノールが含まれているので、抗酸化作用が期待でき、生活習慣病の予防にも有効であるといわれています。

また、シャインマスカットに含まれる糖質は、消化吸収後、ブドウ糖に分解されエネルギー源になります。脂質などよりも早く分解吸収されるので、即効性のある疲労回復効果が期待できるといわれています。

ブドウ糖は能の活性化や集中力を高める効果もわかってきているので、色々な効果が期待できるシャインマスカットはおすすめの果物です。

黄緑色に輝く宝石のようなシャインマスカットは、ビジュアルが明るく見ているだけでも美しく、薄皮がパリッとした食感で歯切れが良く美味、皮ごと食べられるという手軽さから人気があります。

ご家庭で食べるのはもちろん、果物が好きな方へのギフトや手土産、お見舞いの品物などとしてもおすすめです。楽天市場では「シャインマスカット 2房入り たっぷり1.1kg以上」が税込3980円で販売されています。

種無しで皮ごと食べられる、パリさく食感のおいしいシャインマスカットが手軽にオンラインで購入できるのでおすすめです。

シャインマスカットの歴史を見る前に、ブドウの種類をご紹介しておきます。ブドウは大きく「ヨーロッパブドウ」と「アメリカブドウ」の2つに区分されます。ヨーロッパブドウはマスカット香と呼ばれる特有の香りを持つ品種や皮ごと食べられる品種があります。

アメリカブドウは病気に強く、日本の栽培に適しているという特徴がありますが、果肉はかみ切りにくく、フォクシー香と呼ばれる独特の香りがあります。

小ぶりな果粒で種無しブドウの代表的品種「デラウエア」やさわやかな酸味が特徴の品種「キャンベルアーリー」などはアメリカブドウの品種です。

紫黒色の大きな果粒が特徴のブドウの王様「巨峰」や黒い真珠とも呼ばれる「ピオーネ」は、アメリカブドウとヨーロッパブドウを交配して作出された日本生まれの品種となっています。緑色のブドウの品種としてはシャインマスカットが有名ですが他にもたくさんあります。

黄玉（おうぎょく）やジュエルマスカット、翠峰（すいほう）、瀬戸ジャイアンツ、ナイアガラ、白峰（はくほう）、ロザリオ・ビアンコ、カッタクルガン、多摩ゆたか、天山（てんざん）、ハニービーナスなどがあり、1粒の大きさや形、色味が微妙に異なります。

輸入ブドウで緑色の品種ではトンプソン・シードレスがあります。それではシャインマスカットの誕生秘話を詳しく見ていきましょう。

日本で一般的にマスカットと呼ばれるマスカット・オブ・アレキサンドリアと、アメリカブドウの中でも糖度の高い栽培品種である「スチューベン」の交配を行い「ブドウ安芸津21号」が誕生します。

このブドウ安芸津21号はマスカット・オブ・アレキサンドリアに似た肉質を持ち大粒でありましたが、香りがあまり良くなかったといわれています。

そこで、山梨県で誕生した大粒なヨーロッパブドウの栽培品種である「白南」をブドウ安芸津21号に交雑し、マスカット香のみを持つ「シャインマスカット」が誕生します。

病気に強く育てやすいアメリカブドウの良さと、大粒で品質の良いヨーロッパブドウを掛け合わせ誕生した「シャインマスカット」は栽培のしやすさとおいしさ、大粒で香りのよいところなどを兼ね備えたブドウ品種として人気を得ています。続いてはシャインマスカットの食べ方解説です。

さっそくシャインマスカットのおすすめの食べ方1を見ていきましょう。シャインマスカットのおすすめの食べ方、1つ目にご紹介するのは「冷やす」という食べ方です。フルーツは常温で食べる派という方もいますが、シャインマスカットは冷やして食べるという食べ方がおすすめです。

シャインマスカットはブドウの肉質だけでなく皮の食感もおいしさの1つです。その食感を楽しむのであれば冷やして食べる食べ方が良いでしょう。しかし冷やしすぎると甘さを感じにくくなるという難点があるので、食べる2～3時間前に冷蔵庫で冷やす程度の食べ方がおすすめです。

冷蔵庫で2～3時間冷やしたら食べごろです。冷蔵庫から出し、冷水で洗って食べましょう。事前に洗ってから冷蔵庫で冷やすということを考える方もいるでしょう。

しかし、先に洗って冷蔵してしまうと、シャインマスカットの鮮度を保つ「ブルーム」という成分が流れ落ちてしまい、鮮度が落ちることがあります。

従って、食べる直前に水で洗うというのがおすすめの食べ方です。シャインマスカットの表面に付いているブルームは、果実から水分が蒸発するのを防ぎ、新鮮さを保つ働きがあります。

シャインマスカットの糖度は20度程度と高く、すっきりとした甘さとタネがなく皮が薄いという特徴があります。シャインマスカットは山梨県や長野県などを中心に栽培が盛んで、シャインマスカットの旬の時期は8～10月です。

国内のシャインマスカットの産地ごとの旬の時期をご紹介します。シャインマスカットの旬は山梨県は7～10月、長野県では7～12月です。山形県では7～1月、岡山県では8～10月、長崎県では12月頃となっています。

市場に出回る時期は7月頃からスタートし、12月までが目安の旬の時期ですが、一般的なシャインマスカットの旬の時期は8～10月が収穫量が多くメインといえるでしょう。

シャインマスカットの旬である秋は、夏の暑さがやわらぎ、爽やかな空気で過ごしやすい季節です。赤とんぼが飛ぶ姿が見れたり、虫の声が耳にとまるようになる季節で、稲が黄金に色付き、晴れた空は高く澄み渡ります。

「天高く馬肥ゆる秋」といわれるように空気が澄み、空が高く感じられるのも秋の良いところです。「天高く馬肥ゆる秋」は馬も肥えるような収穫の季節であるという、秋の季節のすばらしさをいう句です。秋は「食欲の秋」とも呼ばれ、多くの食材が豊富に揃う時期といわれています。

果物をはじめたくさんの食材が実りを迎え、涼しくなる季節であることから夏バテが解消されて食欲が復活する時期であるといわれています。ちなみに、同じく秋が旬の果物としてはイチジクや梨、ざくろ、桃などがあります。りんごは9～3月が旬の時期となります。

また、秋のイメージが強い栗は10～12月が旬の時期です。果物以外ではサツマイモやぶなしめじ、舞茸、しいたけ、里芋、オクラ、ごぼうなどが旬を迎えます。サンマや牡蠣、カツオ、鮭なども秋の味覚として有名です。

つづいてはシャインマスカットのおすすめの食べ方2についてです。シャインマスカットの食べ方、2つ目のポイントである「洗い方」についてご紹介します。シャインマスカットの皮はしっかりとしていますが薄いという特徴があります。

水道水を直接あてて洗うのではなく、ボウルなどに水をはり、シャインマスカットを入れて優しく洗うのがおすすめの洗い方・食べ方です。

せっかく冷蔵庫で冷やしたシャインマスカットがぬるくならないよう、水はなるべく冷たい方が良いでしょう。洗った後はシャインマスカットをザルなどにあげ、水気を切って食べましょう。

次はシャインマスカットの食べ方レシピ（スイーツ編）のご紹介です。シャインマスカットはそのまま食べてもおいしいですが、スイーツに変身させると色味や食感、甘味が際立ちおいしいと評判です。

例えば、銀座コージーコーナーでは期間限定（2021年8月20日～）でシャインマスカットフェアを実施しています。ジューシーな果肉がはじけるシャインマスカットを使ったショートケーキやデコレーションケーキ、レアチーズケーキなどのラインナップが話題になっています。

おしゃれカフェのカフェコムサでは期間限定（2021年8月1日～26日）で「島根県産シャインマスカットのケーキ」を展開していました。

マスカルポーネチーズをベースに使った絶品ケーキで人気を得ました。また、フルーツをふんだんに使ったケーキやタルトで有名なキルフェボンでは2021年9月1日～10月末の販売予定で「シャインマスカットのタルト」を展開しています。

1ピース税込864円のタルトはシャインマスカットを贅沢に使ったゴージャスな逸品でおすすめです。この後、おすすめの食べ方レシピをご紹介しますので、シャインマスカットを仕入れた際にはぜひ食べ方レシピを参考においしいスイーツを作ってみてはいかがでしょうか。

1つ目にご紹介するシャインマスカットの食べ方レシピ（スイーツ編）は「シャインマスカットゼリー」です。おすすめの食べ方レシピ「シャインマスカットゼリー」は、シャインマスカットと相性の良い生クリームを使ったパンナコッタと合わせた絶品ゼリーです。

味わいはもちろん、見た目も美しい食べ方なのでおすすめです。シャインマスカットゼリーはパンナコッタとシャインマスカットゼリーの2層からなるゼリーです。

パンナコッタは白色でゼリーの下段になります。シャインマスカットゼリーはシャインマスカットの鮮やかな黄緑色でゼリーの上段になります。

それではシャインマスカットの食べ方レシピ（スイーツ編）「シャインマスカットゼリー」の作り方、まずはパンナコッタから見ていきましょう。

パンナコッタの材料は生クリーム150ml、牛乳100ml、グラニュー糖大さじ2、粉ゼラチン（インスタント）5g、バニラエッセンス少々です。小鍋に生クリーム、牛乳、グラニュー糖、バニラエッセンスを入れて火にかけ、沸騰直前で火を止めましょう。

続いてゼラチンを入れ、混ぜて溶かします。あら熱をとり、ゼリー用のカップの半分くらいまで注ぎ、冷蔵庫で約2時間冷やし固めます。続いてシャインマスカットゼリーのレシピ・材料です。

シャインマスカットゼリーの材料は、シャインマスカット10粒、グラニュー糖大さじ1、レモン汁小さじ2、粉ゼラチン（インスタント）5g、水200mlです。鍋に水とグラニュー糖を入れ沸騰したら火を止めます。レモン汁と粉ゼラチンを入れ、混ぜて溶かし、冷ましておきます。

シャインマスカットは皮付きのまま4等分にスライスします。冷ましたゼリー液にシャインマスカットを入れ、最初に作ったパンナコッタの上にゼリー液とシャインマスカットを注ぎ入れます。

スライスしたシャインマスカットは、ゼリー用カップの周りに貼りつけるようにして入れると見た目が美しいゼリーができあがります。その場合、スライスしたシャインマスカットをキレイに並べてからゼリー液を注ぐようにしましょう。冷蔵庫で冷やし固めて完成です。

シャインマスカットの食べ方レシピ（スイーツ編）「シャインマスカットゼリー」は、オーブンなど特別な調理家電がなくても作れますので手軽です。

簡単に作れるのにビジュアルが美しくおいしいのでおすすめです。シャインマスカットの食べ方レシピ「シャインマスカットゼリー」を参考にぜひお試しください。

2つ目にご紹介するシャインマスカットの食べ方レシピ（スイーツ編）は「レアチーズケーキ」です。レアチーズケーキは濃厚なチーズの風味とさわやかなシャインマスカットの味わいが贅沢にマッチしたおすすめの食べ方です。

レアチーズケーキのなめらかでリッチな味わいにシャインマスカットの鮮やかな色合いと食感がプラスされ、見た目も華やかな食べ方なのでおすすめです。

おすすめの食べ方レシピをチェックしておいしいスイーツ＆フルーツ時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。シャインマスカットの食べ方レシピ「レアチーズケーキ」は、3層の生地とゼリーに分かれます。

ボトムはビスケット生地、中央には濃厚なレアチーズケーキ生地、そしてトップがシャインマスカットゼリーです。ボトムのビスケット生地は、ビスケット100gとバター30gを用意しましょう。ビスケットはビニール袋に入れ麺棒などを使って細かくなるように砕きます。

バターは電子レンジで加熱し溶かしておきます。砕いたビスケットをボウルに入れ溶かしバターを加えてよく混ぜます。ケーキ型は15cmの丸型を用意しましょう。

ケーキ型にクッキングシートをセットし、ボトムのビスケット生地を入れ平らにならし、冷蔵庫で冷やしておきます。続いてチーズケーキ生地を作ります。

チーズケーキ生地の材料は、クリームチーズ200g、グラニュー糖40g、プレーンヨーグルト50g、牛乳50ml、生クリーム200ml、ゼラチン7g、水35gです。ボウルにクリームチーズとグラニュー糖を入れゴムベラ等でなめらかになるまで良く混ぜます。

クリーム状になめらかになったらプレーンヨーグルトを加えよく混ぜます。次に生クリームを3回に分けて加えその都度よく混ぜます。続いて牛乳を入れよく混ぜます。ゼラチンと水を耐熱容器に入れ、電子レンジで20秒加熱し、ゼラチンを溶かします。

溶かした液を先ほど作ったチーズケーキ生地に加えゴムベラでよく混ぜます。冷蔵庫からボトム生地が入ったケーキ型を取り出しチーズケーキ生地を流し入れ、再び冷蔵庫に入れ冷やし固めます。

次はシャインマスカットゼリーの部分を作ります。材料はシャインマスカット15～20粒、グラニュー糖60g、水250g、レモン汁小さじ2、さらにゼラチン10gと水50gです。

小鍋にグラニュー糖60g、水250g、レモン汁小さじ2を入れ、火にかけ、沸騰直前まで加熱し火を止めます。ゼラチン10gと水50gを加え、ゼラチンを溶かし、よく混ぜ、あら熱をとります。シャインマスカットは皮付きのまま半分にカットしておきます。

冷蔵庫からケーキ型を出し、レアチーズケーキの表面が固まったことを確認します。表面が固まったレアチーズケーキの上に、シャインマスカットをキレイに並べ、その上からゼリー液をやさしく流し入れます。冷蔵庫で5～6時間冷やし、しっかりと固めたら完成です。

濃厚なチーズケーキとシャインマスカットの相性は抜群に良いです。おすすめの食べ方レシピを参考に、ぜひシャインマスカットのレアチーズケーキに挑戦してみてください。

次はシャインマスカットの食べ方レシピ（ジュース編）を見ていきましょう。シャインマスカットをたっぷりと使った贅沢なフレッシュジュースは、おすすめの食べ方レシピです。作り方はとても簡単ですので、食べ方レシピを参考にご覧ください。

シャインマスカットの食べ方レシピ（ジュース編）の材料は、シャインマスカット8～10粒、水200ml、レモン汁小さじ1／2、ハチミツ小さじ1、氷2粒です。

ミキサーに全ての材料を入れ十分に攪拌しましょう。グラスに注ぎ早めに飲みましょう。シャインマスカットの食べ方レシピ（ジュース編）はとても簡単なので気軽な気持ちでチャレンジしてみましょう。

シャインマスカットのおいしい食べ方をたっぷりとご紹介しました。シャインマスカットのおすすめの食べ方「冷やす」「洗う」、シャインマスカットの食べ方レシピ（スイーツ編）、食べ方レシピ（ジュース編）など、手軽に作れておいしい絶品レシピが登場しました。

ご紹介したシャインマスカットのおすすめの食べ方レシピを参考に、おいしいシャインマスカットスイーツを作ってみてはいかがでしょうか。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。