お家時間で作りたい【ケバブ】の激ウマレシピを伝授！実は簡単で健康的？

ケバブとは、トルコ語の「Kebap」のことで、肉、魚、野菜などをローストした料理を意味する言葉です。ケバブはトルコで発祥した料理と言われていますが、トルコだけでなく周辺の中東国やヨーロッパにも伝来し、各国によってそれぞれの特色を持っています。

もともとトルコのケバブは、羊の肉を使って作られるものが多いです。トルコはイスラム教の国なので、豚肉を食べることはありません。鶏肉、牛肉、魚介類などもよく使われます。

ケバブは下味をつけた肉を長い串に刺して、横にしてローストするシシケバブ、ひき肉を使って玉ねぎやスパイスを使ってミートボールのようにしたものを串に刺して焼くコフテがあります。

また、薄切りの肉をスパイスと一緒に縦に重ねて大きな塊にして、横から加熱して削ぎ落としたものを食べるドネルケバブと、食べやすい大きさに切った肉、ひき肉を使ったもの、薄切り肉を重ねたものと、使う肉の形によって種類が別れます。

日本ではあまり羊肉が食べられることはなく、以前は鶏肉、牛肉などが日本ではケバブ料理として使われていましたが、最近はラム肉のファンが多くラムを使ったケバブも大変人気があります。

ケバブは小さなお店や屋台のようなテイクアウトをするところが多く見られますが、トルコ料理のレストランも実は結構あります。

テイクアウトのケバブショップはピタパンに挟んだケバブしか食べられませんが、トルコ料理のレストランは、串に刺してローストしたシシケバブや、コクのあるドネルケバブがサラダと一緒にゴージャスに皿に盛られたメニューもあります。

トルコ料理はフレンチ、中華と合わせて世界三大料理と言われている一つです。ケバブはとてもカジュアルなイメージがありますが、トルコ料理は世界でも絶品の料理として大きく評価を受けています。

ケバブは焼いた肉と野菜をたっぷりと使った料理なので、食べ過ぎなければ糖質も少ないです。ケバブはたんぱく質と野菜のビタミンやミネラルが豊富なヘルシーなメニューです。しかしケバブはピタパンに入って出てくるというのが気をつけなければいけないポイントです。

ピタパンは小麦粉、砂糖、塩を原料として作りますが、ピタパンはパンの中でも糖質が高いです。ケバブを食べるときに唯一糖質が高いものはピタパンです。

ダイエットをしている人、砂糖のとりすぎがきになる人は、ケバブの野菜と肉をメインに食べてピタパンは控えめにすることをおすすめします。

ケバブは外で食べるものと思っていらっしゃる方も多いことでしょう。しかし実は、ケバブは自宅で作ることのできる簡単なレシピなのです。

ケバブは串に刺したり、大きな塊を焼きなが削り取ったりという、ケバブ屋のイメージがとても強いと思いますが、自宅のキッチンでフライパンを使って簡単に作れるレシピをご紹介しましょう。

ケバブのレシピは覚えておくと、夕飯のおかずや来客時の献立として役に立つ、大変簡単でおすすめのレシピです。

チキンケバブのレシピをご紹介しましょう。このレシピは調味料を除くと、使う材料は至ってシンプルです。

チキンケバブのレシピで準備していただきたい材料は、鶏もも肉とキャベツ、パプリカ、ピタパンだけです。ヨーグルトに漬け込んで鶏肉に下味をつけて柔らかくするレシピは、鶏肉以外の材料にも応用できます。牛肉やラム肉のレシピも絶品です。

カロリーが気になる方は、もも肉ではなく胸肉を使うレシピもおすすめです。ケバブはキッチンだけではなくバーベキューにも最高のレシピです。バーベキューコンロを使えば串に刺したケバブも本格的にローストすることができます。

チキンケバブのレシピに使う具体的な材料の分量は3、4人分で、鶏もも肉1枚、パプリカ1個、キャベツ2枚、にんにくひとかけです。肉を漬け込む調味料として、ヨーグルト大さじ2、カレー粉小さじ1、塩胡椒適量となります。

チキンケバブのレシピで使うソースは、ヨーグルト大さじ2、カレー粉小さじ1/2、マヨネーズ、ケチャップ各大さじ1です。

チキンケバブのレシピはとても簡単です。一口大に切った鶏もも肉をボウルに入れてヨーグルト、カレー粉、塩コショウを加えてよく混ぜ、冷蔵庫に30分入れておきます。

キャベツを千切りにして、パプリカも食べやすい細さに縦に切ります。ヨーグルト、カレー粉、マヨネーズ、トマトケチャップを入れてソースを作ります。ここまで出来たらチキンケバブのレシピはほとんど出来上がったようなものです。

フライパンにオリーブオイル、ニンニクのみじん切りを入れ、弱火でニンニクの香りを出して、漬け込んでおいた鶏肉をフライパンに入れて両面を中火で焼きます。

ピタパンを半分に切ってポケットのように開き、キャベツとパプリカを1/4入れて焼いた鶏肉を半分入れ、残りの1/4の野菜を入れたらソースをかけて出来上がりです。ピタパン二つで4つのチキンケバブが出来るレシピです。

おいしいチキンケバブは、子供から大人まで喜んで食べてくれるおすすめのレシピで、野菜もキュウリやセロリ、トマトをレシピに加えるとさらにおいしいです。

ピタパンが手に入りづらかったり、買い忘れていたとしても、ケバブレシピは作れます。トルコ料理のレストランでは切ったピタパンが出てきても、中に具をはさんで食べる必要はないのです。

普通の料理と同じように、ナイフとフォークで皿に盛られたケバブと野菜を食べるので、ピタパンはケバブのレシピでは必需品ではありません。そしてトルコ人はピタパンだけではなく他にもいろいろな種類のパンや、炊いたお米もたくさん食べます。

テイクアウトのケバブで必ず使われているピタパンですが、お家で食べるケバブのレシピには決して必要ではありません。ピタパンの代わりに食パンを代用して作る、ケバブサンドイッチのレシピをご紹介しましょう。簡単にできてとてもおいしいおすすめのレシピです。

食パンを使って作るケバブサンドイッチのレシピに使う材料は次の通りです。ケバブの材料はチキンケバブの材料と全く同じですが、サンドイッチは牛の薄切り肉を使ってドネルケバブ風のレシピにしてみましょう。

食パンのドネルサンドイッチのレシピに必要な材料は、四人前で牛の薄切り肉500g、パプリカ半分、キャベツ1枚、トマト半分、にんにくひとかけです。

食パンのドネルケバブサンドイッチのレシピに使うソースは、ヨーグルト大さじ2、カレー粉小さじ1/2、マヨネーズ、ケチャップ各大さじ1です。

牛肉に混ぜ込んで下味をつけるスパイスは、おろしニンニク、パプリカ各小さじ1、コリアンダー、クミン、塩、各小さじ1/2、タイム、オレガノ各小さじ1/3、チリパウダー、ターメリック、塩胡椒各適量となります。

食パンのドネルケバブサンドイッチのレシピです。牛の薄切り肉を食べやすい大きさに切って、スパイスを混ぜ合わせて30分ほど冷蔵庫に入れておきます。

キャベツ、パプリカを千切りにして、トマトをスライスしておきます。ヨーグルト、カレー粉、マヨネーズ、トマトケチャップを入れてソースを作ります。食パンを麺棒で潰して、トースターかフライパンで焼きます。フライパンで焼くときも油を弾く必要はありません。

フライパンにオイルを敷いて牛肉を中火で炒めます。牛肉に火が通ったら別の皿に移します。粗熱が取れるまでしばらく置いておきます。粗熱が取れた牛肉と、刻んだ野菜、スライスしたトマトを1枚の食パンの上に乗せて、ソースをかけます。

もう一枚の食パンをを重ねて包丁で二等分にすれば、食パンを使ったドネルケバブのサンドイッチのレシピの完了です。子どもの食べるシシケバブでしたらチリパウダーを抜いたレシピにしてください。

食パンをピタパンの代わりに使ったサンドイッチはとてもおいしいですし、簡単に出来上がるのでおすすめです。お弁当のレシピにもなりますし、シシケバブのスパイスが牛肉の旨味をアップしてくれる、人気があるレシピです。

ケバブに使うピタパンが売っていないとがっかりしないでください。ピタパンは自宅のキッチンで作れる簡単なレシピです。トルコや中東では皆自宅でピタパンを作って食べています。簡単に作れるピタパンのレシピをご紹介しましょう。

ピタパンのレシピに使う材料は、強力粉130g、ベーキングパウダー3g、50度くらいのぬるま湯80cc、オリーブオイル適量です。

ボウルに強力粉とベーキングパウダーを入れてよく混ぜます。ぬるま湯を入れてオリーブオイルをつけた手でよく混ぜたら捏ね上げて、30分ほど室温で休ませます。

生地を1/4に切って麺棒で丸く伸ばします。フライパンにオリーブオイルを入れて、焦げ目がつくまで両面焼きあげたらピタパンのレシピの完成です。包丁で二つに切って、ポケットのように開いて中に具を詰めて下さい。

ピタパンは自分で簡単に作れる、普通のパンよりもとても簡単なレシピです。このレシピを覚えておけば、うっかりパンを買い忘れた朝などにも便利です。

ピタパンはフムスやサルサをつけて食べてもとてもおいしいです。オリーブと一緒にお酒のつまみにもなるレシピなので、一度試しに作ってみてください。

おいしいケバブはテイクアウトだけではなく自分で簡単に作れるレシピです。ひき肉を使ったコフテケバブもハンバーグのようで子供人気があるおすすめレシピです。さらにどんな野菜でもケバブに合うので、工夫しておいしいレシピを作ってみてください。