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ワインビネガーがない時は身近な材料で代用しよう!
皆さんは家庭で料理をする際にワインビネガーを使うことがあるでしょうか。砂糖、塩、醤油、酒、酢などの調味料は、たいていどこの家庭にもそろっている調味料ですが、もしかするとワインビネガーは常備していないというご家庭もあるかもしれません。
しかし、料理本やクッキングアプリ等でレシピを探していると、調味料として「ワインビネガー」が使われるレシピも多数あるようです。
作ってみたいと思うレシピに出会っても、ワインビネガーがないからとあきらめてしまった経験はないでしょうか。
そんな時にはもし代用できるものがあれば便利です。本記事では、ワインビネガーがお家にない時でも代用できるおすすめの身近な材料や、簡単にできるワインビネガーの代用レシピなどをご紹介しますので、ぜひトライしてみてください。
ワインビネガーってどんな調味料?
ワインビネガーの代用材料や、ワインビネガーの代用おすすめレシピなどをご紹介する前に、ここではワインビネガーがどんな調味料なのか簡単にご説明します。
まず「ワインビネガー」という言葉は、英語ではWine Vinegarとなり、Wine(ワイン)は「ぶどう酒、果実酒」、Vinegar(ビネガー)は「酢、食用酢」という意味を表します。
つまりワインビネガーとは、ぶどうを原料にして作られた食用の果実酢のことで、日本語ではぶどう酢とも呼ばれ、ぶどうから作った酒(ワイン)を酢酸発酵して作られています。
そのため、ぶどうの甘みと酸味がたっぷり感じられる味わい深いお酢として人気の調味料で、酢酸菌が多量に含まれているため穀物酢などに比べて酸度が高いのが特徴です。 酢酸菌には血液をサラサラにする効果や腸内環境を整える働きもあり、健康によい調味料として人気です。
ですからワインビネガーをサラダのドレッシングやマリネの調味料として使うのはもちろん、肉料理や魚料理のソースに使っても、さっぱりとおいしく食べられます。
そのほかに、ワインビネガーをたっぷりの水で割ってレモン果汁などの柑橘系の果汁を加えれば、さっぱりおいしいワインビネガードリンクとして飲むこともできておすすめです。
赤と白の2種類ある
日本の食物酢には、米酢や玄米酢、穀物酢、黒酢など様々な種類があります。ワインビネガーは一般的に赤ワインビネガーと白ワインビネガーが主流ですが、ほかにもロゼワインビネガーやシャンパンビネガーなどもあります。
ワインビネガーは前述にご説明したようにぶどうを原料とした酒(ワイン)を酢酸で発酵させて作られるので、文字通り赤ワインから作られた酢が赤ワインビネガーで、白ワインから作られた酢が白ワインビネガーになります。
一般に、肉料理を食べる時には赤ワインを、また魚料理を食べる時には白ワインを注文する人が多いように、ワインビネガーも肉料理には赤、魚料理には白が合いますが、お好みでどちらに使ってもかまいません。
濃厚な赤ワインビネガーは、肉料理のソースや煮込み料理の隠し味に、酸味が強くさっぱりした味わいの白ワインビネガーは、サラダのドレッシングや野菜のマリネ、魚料理のソースなどに使うのがおすすめです。
また、ワインビネガーにも賞味期限はありますが、ほかの様々な食物酢同様に腐りにくい調味料としても重宝します。
ワインビネガーのおすすめ代用品は?
サラダのドレッシングや、肉料理、魚料理のソースを作るときにもおすすめのワインビネガーですが、お家に常備していない場合や、きらしてしまっていることがあるかもしれません。もしワインビネガーの代用になるものがあれば、予定していたレシピを諦める必要もありません。
ここでは、ワインビネガーの代用品として、身近な材料で代用できるおすすめの調味料を2品ご紹介します。
バルサミコ酢
最初にご紹介するワインビネガーの代用品としておすすめの調味料は、ワインビネガーと同じくぶどうを原料として作られている果実酢「バルサミコ酢」です。
バルサミコ酢はイタリア特産のお酢で、ぶどうの濃縮果汁を木の樽などに入れて長期にわたって熟成させて作られています。「バルサミコ酢」の「バルサミコ」とは、イタリア語で「芳香がある」という意味を表し、バルサミコ酢は、その名の通り香りがよく、また甘みがあるのが特徴です。
バルサミコ酢の代用方法はワインビネガーと同様にサラダのドレッシングとしてそのまま使うことはもちろん、肉料理や魚料理の味つけや香り付け、隠し味などに使えます。バルサミコ酢はワインビネガーの代用品としておすすめの調味料の1つです。
米酢・穀物酢
次にご紹介するワインビネガーの代用になる調味料は、たいていどこの家庭にも常備しているであろう代表的なお酢の「米酢」と「穀物酢」です。
米酢は文字通りお米を原料として作られ、お米の甘みと旨みが生きていて、まろやかな口当たりのお酢です。日本料理ではお寿司や酢の物などによく使われますが、ドレッシングやマリネなどにも幅広く使えるので手軽なワインビネガーの代用になります。
米酢や穀物酢を少量使う場合にはそのまま代用して問題はありませんが、ワインビネガーに比べると酸味が少なく、またワインビネガーには果実の風味があります。そこでオリーブオイルなどを少し加えて風味づけをすればさらにワインビネガーに近い代用品になります。
一般的に良く使われる穀物酢は、お米、小麦、コーン、酒粕などをブレンドして醸造された醸造酢で、さっぱりとしたさわやかな味わいが日本料理だけでなく西洋料理にもよく合い、ワインビネガーがないときに代用できます。
簡単!赤ワインビネガーの代用レシピ
ワインビネガーには、前述にご紹介したように赤ワインビネガーや白ワインビネガー、ロゼビネガーなど数種類あります、本記事ではよく使う赤ワインビネガーの代用レシピと白ワインビネガーの代用レシピを中心にご紹介します。
最初にご紹介するのは、赤ワインビネガーの簡単な代用レシピです。赤ワインビネガーの特徴は、前述でご紹介したように濃厚で果実の風味があり、赤ワイン独特の渋みや酸味もあるので、それらを含む材料を使う代用レシピをご紹介します。
一番手軽にできる赤ワインビネガーの代用のレシピは、赤ワインビネガーに使われる赤ワインに、前述でご紹介した穀物酢とウスターソースを加える方法です。赤ワインビネガー代用レシピを作るには、赤ワイン200CCに穀物酢50CC、ウスターソース100CCが適量です。
ウスターソースは野菜や果実などのジュース・ピューレ等に塩、砂糖、酢、香辛料を加えて調整し熟成されたソースですから果物香りがプラスされておすすめの代用レシピです。
次にご紹介するのは赤ワインがない場合の代用レシピです。赤ワインの材料であるぶどうジュースに米酢や穀物酢を加えるだけでも、簡単に赤ワインビネガーの代用レシピになります。赤ワインを使わないため、お子様にも安心の代用品ができるレシピです。
また、オイスターソースとオリーブオイルに穀物酢をあわせるレシピも赤ワインビネガーの代用としておすすめです。オイスターソースといえば中華料理の味付けに使われるのが一般的で、牡蠣の独特の風味とコクがあるので、料理のおいしさを引き立ててくれる代用レシピの1つです。
さらにオイスターソースの色味が赤ワインビネガーの色味に近く、オリーブオイルの風味と穀物酢の酸味が合わさることで、煮込み料理などに赤ワインビネガーの代用品として十分使えます。
簡単!白ワインビネガーの代用レシピ
次にご紹介するのは、簡単にできる白ワインビネガーの代用レシピです。白ワインビネガーは、透き通った色味でさわやかな酸味が特徴ですから、それに近い材料を使うことで代用品が作れます。
一番簡単でおすすめの白ワインビネガーの代用レシピは、白ワインに穀物酢や米酢などご家庭にあるお酢を混ぜ合わせる代用レシピです。
赤ワインビネガー同様、白ワインビネガーの原料となる白ワインと穀物酢などを混ぜ合わせれば白ワインビネガーの代用品が簡単に作れます。白ワインビネガーの代用レシピに必要な分量は白ワイン200CCにお酢50CCほどがちょうどよいでしょう。
白ワインがない場合には、マスカットなどの白ぶどうジュースに、米酢や穀物酢などをプラスするだけでも簡単に白ワインビネガーの代用になります。白ワインを使わないことでアルコール分がなく、お子様にも安心して使えるおすすめの代用レシピです。
また、お酢の代わりにレモン果汁を使う代用レシピもおすすめです。白ワインにレモン果汁を加えることで、レモン果汁のフルーティーな香りとさわやかな味わいが、ドレッシングやマリネなどにもピッタリでおすすめの白ワインビネガーの代用レシピです。
サラダのドレッシングとして使う際、アルコール分が気になる場合には、白ワインを一度沸騰させてアルコール分を飛ばしてから、冷まして使うとようでしょう。
ワインビネガーの代用になるものを覚えておこう!
ワインビネガーの特徴や、ワインビネガーがない時に代用できるバルサミコ酢や米酢などの身近な材料、レシピ等をご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。本記事を参考にワインビネガーの代用になるものを覚えておいて、ワインビネガーがなくて困った時にぜひ役立ててください。