【白菜】は生で食べてもおいしい！注意点やおすすめのレシピを伝授

【白菜】は、甘味がありクセのない淡白な味わいで、他の材料との調和が良く、色々な料理に使われる万能野菜です。精進料理では、大根・豆腐とともに「養生三宝」とも呼ばれる白菜は、ビタミンCやマグネシウム、カリウムなどの栄養素も含まれています。

白菜を使った料理で代表的なものは、鍋や八宝菜、旨煮などがあげられます。白菜は加熱する料理で使用するイメージが強く、サラダや和物など、生で食べる人はあまりいないのではないでしょうか？

加熱して食べるイメージが強い白菜ですが、白菜も野菜なので生で美味しく食べることができます。しかし、生で白菜を食べるときには注意しなければならないことがあります。

ここでは、白菜を生で食べる方法や注意点を紹介します。注意点に配慮しながら、白菜を生で美味しくいただきましょう！

白菜は生で食べても問題はありません。生で白菜を食べる時の注意点は他の野菜と同様に新鮮なものを食べるようにしてください。

白菜のみならず、どの野菜にも言えることですが、変色していたり痛んでいるものは食べるのを避けてください。見た目に変化がなくとも、時間が経ち鮮度の失われた白菜は生で食べるのは控えたほうが良いでしょう。

白菜を生で食べる時は新鮮なものを召し上がってください。買って日にちが経ってしまったものは白菜の魅力であるシャキシャキ食感が失われてしまうので、日にちが経った白菜は、煮物や炒め物に使用したほうが美味しく召し上がれます。

白菜を生で食べる時には買った後すぐに調理するのがおすすめです。新鮮で水々しくシャキシャキな食感を楽しむことができます。

白菜は保存可能期間が長いのが特徴の野菜です。常温でも保存は可能ですが、冷蔵庫での保存の方がベターとなっています。特にカットされた白菜は切り口から傷んでいくので、冷蔵庫に保存してください。

冷蔵庫で白菜を保存する時のポイントは、白菜の芯に切り込みを入れることです。白菜は芯があると葉の成長を助けてしまうので鮮度が落ちてしまいます。そのため可能であれば芯を取り除いたほうが鮮度を落とさずに長期間白菜を保存することができます。

1玉まるごと保存する時など、芯を取ることが難しい場合には、芯に切り込みを入れるだけでも効果があります。

芯の処理をしたら、白菜の水分の蒸発を防ぐために水で濡らした新聞紙などで包み、その上からラップや袋などで包んで立てた状態で冷蔵庫で保存します。

このように白菜を保存すれば、1玉まるごとであれば3週間ほどの期間、カットされた白菜であれば1週間ほどの期間は保存できます。

前述した通り、白菜を生で食べる時には新鮮な状態の白菜が良いです。長期間保存が可能な白菜ですが、生で食べる時には購入してすぐの白菜を召し上がってください。鮮度の落ちた白菜は、煮物や炒め物に使うのがおすすめです。

そもそも白菜とは、アブラナ科アブラナ属の植物です。白菜の旬は11月から2月ごろで寒い冬の時期が美味しい野菜となっています。

白菜は、上部が閉じていてずっしりとした重みを感じるものが美味しいとされています。カットされて売られているものは、断面が平なものを選ぶと良いです。白菜は切られてからも成長が進んでいくので、時間とともに断面が膨らんでくるので、断面が平な方が新鮮です。

白菜についている黒い斑点は、食べても問題はありませんが、多くあるのは鮮度が落ちている証です。黒い斑点があまりついていないものを選ぶようにしましょう。

白菜を生で食べる時のおすすめの調理法は、サラダです。生の白菜の最大の魅力はシャキシャキとした食感なので、生の白菜のシャキシャキ感を最大限に引き出せるサラダは、生の白菜との相性が抜群です。

また、白菜は色々な味との調和性が高いので、一口にサラダと言っても、色々な味のサラダに調理することができます。

塩ダレのサラダやピリ辛味のサラダ、オーロラドレッシングのサラダ、和風味のサラダ、フレンチドレッシングのサラダなど、生の白菜はバラエティに富んだサラダで美味しくいただくことができます。

サラダ以外の生の白菜の調理法には、漬物やナムルがあります。白菜の浅漬けは、生の白菜と漬けダレをポリ袋の中に入れるだけで簡単に作ることができるのでおすすめです。また、ナムルはお酒のおつまみにも箸休めにもなります。

さて、ここからは白菜を生で美味しく食べれるサラダレシピをいくつか紹介します。生の白菜のシャキシャキ食感を存分に感じられる簡単レシピなので、ぜひお試しください。

まず紹介する生の白菜を使ったサラダレシピは【生の白菜の塩ダレサラダ】です。塩ダレさえ作ってしまえば、あとは生の白菜に和えるだけでできる簡単レシピなので忙しい時でも簡単に作ることができます。

作り方は、まず白菜は生のまま食べやすい大きさに切り器に入れておきます。そこに、大さじ1程度のごま油、みりんと醤油を少々、塩をひとつまみ加えます。これだけで完成です。味は好みによって量を変えてください。

包丁を使うのが面倒であれば白菜は手でちぎってしまっても構いません。洗い物も少なく、調味料を加えるだけでできるので、忙しい朝や疲れている夜でもササっと作ることができます。

続いて紹介する生の白菜を使ったサラダレシピは【生の白菜のゴママヨサラダ】です。生の白菜のシャキシャキ食感とまろやかでコクのあるゴママヨネーズの相性が絶品のレシピとなっています。

作り方は、生の白菜を千切りにして塩揉みしておきます。大さじ2程度のマヨネーズにすりごまを加え、そこに砂糖・酢・レモン汁を少し加えて混ぜ合わせます。調味料は好みに合わせて量を調整してください。

ゴママヨネーズに塩揉みしておいた生の白菜を合わせて完成です。お好みでブラックペッパーを振りかけても美味しくいただけます。

生の白菜のシャキシャキ食感とまろやかでコクのあるゴママヨネーズの相性が絶品で、食べ応えも抜群な一品です。こってり系の生の白菜を味わいたい時におすすめのレシピとなっています。

最後に紹介する生の白菜を使ったサラダレシピは【生の白菜の和風サラダ】です。生の白菜をさっぱりと美味しくいただける大満足な一品となっているので、ぜひ一度お試しください。

作り方は、生の白菜を千切りにして水につけ、しばらく放置したらしっかりと水気を切っておきます。酢（大さじ1）・醤油（小さじ1）・オリーブオイル（小さじ1）・塩（少々）を混ぜ合わせて和風ドレッシングを作り、白菜と和えます。最後に鰹節を上に振りかけて完成です。

生の白菜のシャキシャキ食感と鰹節の旨味の相性が抜群で、いつまでも食べていられる絶品の美味しさです。白菜と和の味の調和性がとても高いので、刻み海苔を振りかけても美味しくいただけます。

続いては、簡単にすぐできる生の白菜の活用レシピを紹介します。サラダ以外でも生の白菜を美味しく食べることのできるレシピなので、ぜひ活用してみてください。

まず紹介する生の白菜の活用レシピは【白菜の浅漬け】です。ポリ袋に生の白菜を漬けダレとともに入れておくだけで簡単に作ることができるので、忙しい時でも安心です。

作り方は、好みの大きさにカットした生の白菜をポリ袋に入れ、醤油（大さじ2）・みりん（大さじ1）・粉末和風出汁（小さじ1）・塩（少々）を加えて揉み込み、冷蔵庫で漬け込むだけです。市販の浅漬けの素を使えばもっと簡単に作りこともできます。漬け込む時間は30分ほどで大丈夫です。

続いて紹介する生の白菜の活用レシピは【白菜の塩昆布和え】です。白菜の浅漬けとは少し違った美味しさを楽しむことができるので、こちらもおすすめとなっています。

作り方は、白菜を好みの大きさにカットし塩を振り揉み込みます。10分ほど放置したら水気を切り、そこに好みの量の塩昆布を加え、ごま油をひと回しして完成です。お好みでニンニクを加えるとよりコクが出て美味しくいただけます。

白菜は鍋や炒め物でも美味しくいただける野菜ですが、生で食べてもシャキシャキで白菜の甘みを感じることのできる野菜です。ぜひ紹介したレシピを参考に、生の白菜の美味しさを実感してください！

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