実食！無印で「キッシュ」が買える…！？サクサク生地にぎっしり中身で美味しい

レトルト食品からお菓子までそろう無印の食品カテゴリに、冷凍食品があるのをご存知でしょうか。冷凍食品が販売されているだけでも驚きですが、その中にフランス料理「キッシュ」があるんです！

無印良品の冷凍食品は、2018年頃から展開し、おうち時間での需要が増したためか、最近一気に品数が増えてきているカテゴリ。

パンやからあげといった冷凍食品の定番をはじめ、「ホットサンド」「肉じゃが」「キンパ」など、それって冷凍できたの？と思うようなラインアップがSNS上でも話題になっています。

その中に、「キッシュ」があります。具材にチキンとほうれん草を使った、生地はサクサク、中はしっとり焼き上げた「チキンとほうれん草のキッシュ」（税込み490円）を実食レポートしてみました。

そもそも「キッシュ」とは、どんな料理なのでしょうか。「ホットサンド」などと比べると「キッシュ」は食べられるお店もそう多くなく、あまりなじみのない料理です。

元はフランスの地方の家庭料理で、簡単にいえば“しょっぱい系のタルト”。タルト生地に具材と卵液を流し込み、オーブンで焼き上げたお惣菜です。

家庭で作るには、まずタルト型で生地を焼き、具材を炒めて、卵液を作り、それらをもう一度オーブンで焼く…という手間のかかる料理です。それゆえに入手できるお店も少ないのでしょう。そんな「キッシュ」の完成品が簡単に手に入る無印良品、さすがです。

作り方は、レンジとトースターの2段階。袋から出した冷凍のままのキッシュをまず電子レンジで温め、仕上げにトースターで焼きます。すでに焼き上げられているのでレンジで温めただけでも食べられますが、トースターで焼くという工程が、おいしさのポイント。

できあがったキッシュは、生地がサックサク！具材の表面もこんがり焼けて、とってもおいしそう。ひと口食べてみると、じゅわ～っとスープがしみ出してきて、これは絶品！

チキンもほうれん草もたっぷり入っていて、食べ応え満点。具材はしょっぱめですが、甘めのサクサク生地と一緒に食べるとちょうど良いバランスです。

手のひらより一回り大きいくらいのサイズで500円近くするのは、冷凍食品にしては強気の価格だと思っていましたが、食べてみると想像以上のボリューム感とハイクオリティさに納得。デパ地下のお惣菜だと一切れ400円くらいするもの。無印良品はお得ですね。

無印良品の「チキンとほうれん草のキッシュ」は、手間のかかるキッシュを手軽に食べられるコスパの良い冷凍食品。朝食に、ランチに、軽食に温めるだけでフランスの家庭料理が楽しめる優秀な一品でした。