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石川千秋 ナマハゲ面づくりの実演
5番目にご紹介する「なまはげ館」の見どころは、石川千秋(いしかわせんしゅう)さんによる「ナマハゲ面づくりの実演」です。石川千秋さんは、日本で唯一の「なまはげ面彫師」として活躍されています。
不定期ではありますが、週に3日から4日ほど「なまはげ」の面作りを実演しており、その見学が可能です。「なまはげ」のお面は注文販売もされてます。魔除けとして、飾りに購入する人も多いそうです。
お土産コーナー
6番目にご紹介する「なまはげ館」の見どころは、「お土産コーナー」です。「なまはげ」のお面やストラップなど、ここでしか買えないようなオリジナルグッズがたくさん取り揃えられています。家族や友人に向けて、またご自身用に買って帰るのも良いかもしれません。
秋田で本物のなまはげを体験できる「男鹿真山伝承館」
秋田県男鹿市では、本物の「なまはげ」を体験できる場所があります。それは「男鹿真山伝承館(おがしんざんでんしょうかん)」です。
「男鹿真山伝承館」は「なまはげ館」のすぐ隣に位置しています。ここからは、本物の「なまはげ」体験とは何のかをご紹介していきます。
なまはげ習俗学習講座
本物の「なまはげ」体験ができる「男鹿真山伝承館」では、「なまはげ習俗学習講座」が開かれています。「男鹿真山伝承館」は、男鹿地方でよく見られる「曲家民家(まがりやみんか)」という形を模して造られています。
「なまはげ」行事は大晦日に行われるので、基本的には地元の住民が参加するものです。しかし、全国的にも男鹿の「なまはげ」が有名になってきているので、旅行客の人々にも広く知ってもらおうと、本物の「なまはげ」を体験できる学習講座が開かれました。
なまはげの行事の流れ
「なまはげ」行事の流れについてご紹介しています。真山地区では、角の付いていないお面を使用します。これは、真山地区で古くから伝わっているものです。そして2匹で1組となり、家々を訪れていきます。
「なまはげ」は、家の住民の都合に関係なく問答無用で勝手に入っていくイメージですが、「なまはげ」が家に入るか入らないかはその家主が決めます。「先立(さきだち)」と呼ばれる役目をもった人が、あらかじめ家主に確認を取ります。
そして家主の承諾を得てから、「なまはげ」たちが家の中に入っていくのです。「なまはげ」は自由に動き回っているように見えて、実は決まった動作を行わなければなりません。
「なまはげ」は家に入ると四股を7回踏みます。こうすることで、「なまはげ」は家の中を動くことができます。そして、「怠け者はいないか!」と大きな声を上げながら歩き回ります。
それに対して家主が「なまはげ」をなだめつつ、お膳を出しておもてなしします。「なまはげ」はお膳に座る前に四股を5回踏み、家主は「なまはげ」に酒肴を提供します。その後もいろいろなやり取りをすると、「なまはげ」は来年も豊作になるようお祈りをするのです。
そして、もう一度立ち上がると四股を3回踏んで再び動き回ります。「なまはげ」は来年もまた来る旨を伝え、別の家へと行きます。「なまはげ」が四股を踏むのは、子どもたちが怪我や病気にならず幸せになるためだそうです。
なまはげ館・男鹿真山伝承館の基本情報
「なまはげ館」・「男鹿真山伝承館」の基本情報をご紹介します。「なまはげ館」の入館料は、一般が500円、小学生・中学生・高校生が250円です。また、15人以上の団体だと、一般が450円、小学生・中学生・高校生が200円となります。
「なまはげ館」は年中無休で、開館時間は8時30分から17時までです。続いて、「男鹿真山伝承館」についてご紹介していきます。
「男鹿真山伝承館」の入館料は、時期によって異なります。4月から11月は、一般が700円、小学生・中学生・高校生が500円です。また15人以上の団体は、一般が600円、小学生・中学生・高校生が400円、30人以上の団体は一般が500円、小学生・中学生・高校生が300円です。