秋田・男鹿のなまはげに会いに行く旅!本物の行事体験や「なまはげ館」もご紹介

秋田・男鹿のなまはげに会いに行く旅!本物の行事体験や「なまはげ館」もご紹介

秋田県の伝統的な行事である「なまはげ」を、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。仮面を付けた人が住人を追い回す様子が、たびたびニュースやバラエティー番組でも取り上げられています。今回は、そんな秋田県の「なまはげ」についてご紹介していきます。

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    記事の目次

    1. 1.秋田で有名な「なまはげ」とは
    2. 2.秋田県男鹿の風土を知る「なまはげ館」
    3. 3.秋田のなまはげ館の見どころ
    4. 4.秋田で本物のなまはげを体験できる「男鹿真山伝承館」
    5. 5.なまはげ館・男鹿真山伝承館の基本情報
    6. 6.秋田のなまはげゆかりの観光名所
    7. 7.秋田のなまはげに会いに行こう!

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    秋田で有名な「なまはげ」とは

    Photo by emiemihuimei

    秋田県で有名な「なまはげ」とは、いったいどのようなものなのでしょうか。その姿は知っていても、何のために行われているのか、何が由来なのかなどについては知らない人も多いかもしれません。まずは、「なまはげ」がどんなものなのかについてご紹介します。

    男鹿半島の伝統的な風習

    Photo by cotaro70s

    「なまはげ」は「男鹿半島(おがはんとう)」の伝統的な風習のことです。また、仮面を付けた人のことも「なまはげ」と呼びます。つまり「なまはげ」とはその行事のことと、仮面を付けた人、両方を指しているのです。

    「なまはげ」は、国の重要無形民俗文化財に指定されいます。また、ユネスコの無形文化遺産にも登録されています。「なまはげ」は200年以上もの歴史を持ち、男鹿半島だけに留まらず、秋田県全体としても大々的にPRされています。

    「なまはげ」は秋田県男鹿半島以外にも、青森県や山形県、四国の愛媛県などで似たような行事が行われているそうです。

    なまはげの言葉の由来

    Photo bygeralt

    「なまはげ」という言葉の「なま」の部分は、「なもみ」を指しています。「なもみ」とは、囲炉裏に当たっている時にできる、手足の低温やけどを表します。冬に囲炉裏でずっと火に当たっていると「なもみ」ができます。

    そして、冬に火に当たってばかりで怠けているせいで、「なもみ」ができるのだと考えられてしまいます。そこで、「なまはげ」が包丁を使い「なもみ」を剥ぎ取って、怠け者である子どもを戒めていくのです。

    「なもみ」を剥ぎ取ることから、「なもみはぎ」と呼ばれるようになり、それが変化してこの行事のことを「なまはげ」と呼ぶようになっていきました。

    なまはげは神様の使い

    Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

    「なまはげ」は仮面を付けた人のことも指しています。「なまはげ」は、藁を身にまとって、鬼のような仮面を付けています。これは、神の使いである「来訪神」を表す衣装です。

    「はまはげ」の仮面には角が生えているので、「なまはげ」は鬼であると思われる場合もあります。しかし「なまはげ」はあくまで神の使いなので、鬼とはまったく関係ありません。

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    秋田県男鹿の風土を知る「なまはげ館」

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