味噌を使ったおいしい和風パスタの作り方を伝授！クリームタイプも簡単に

味噌を使った料理といえば味噌汁や味噌炒めなどが思い浮かびますが、味噌は洋風の料理にも相性がぴったりです。合わせる具材を選べばグラタンやピザなどがコクのある味わいのおいしい料理に変身します。

もちろんパスタも例外ではありません。味噌を使ったクリーム風パスタやひき肉で作る肉味噌パスタなど味噌を使ったアレンジパスタは多数存在します。パスタのバリエーションにマンネリを感じている人は味噌アレンジでひと味変わったパスタに挑戦してみるのがおすすめです。

味噌とパスタを合わせた和風アレンジはコクのある旨味が特徴です。また、味噌味なのでパスタに使う肉の種類を選ばず、豚肉などでもおいしいパスタに仕上がるレシピがたくさんあります。

今回は、味噌を使ったアレンジパスタレシピを紹介します。いつも同じパスタの味つけで飽きてしまった人、和風パスタのバリエーションを増やしたい人は必見です！味噌を使ったパスタで脱マンネリを目指してみませんか？

味噌を使ったパスタレシピはどれも簡単なものばかりです。味噌は常時ストックの家庭が多いので、思い立った時にすぐ作れるのが魅力的な点です。和風アレンジなので合わせる調味料も醤油や酒などいつも使うもので作れます。

味噌は料理との馴染みが良く、和風寄りあるいは洋風寄りどちらのアレンジでもおいしいパスタに仕上がります。甘辛く仕上げる味噌炒め風アレンジやチーズと合わせたコクたっぷりの洋風アレンジなど味噌のポテンシャルの高さは計り知れません。

今回は、今日からすぐ作れる簡単なレシピばかりを集めました。冷蔵庫にあるもので簡単に作れるレシピが大集合です。今日のランチやディナーにいかがでしょうか？

乳製品やチーズが相性の良い具材の代表格です。味噌は塩分が多分に含まれ、コクがあります。乳製品やチーズを味噌に合わせることで塩味やコクがまろやかになり、とてもおいしくなります。

野菜は基本的にどんなものでもよく合います。冷蔵庫の野菜を消費するために味噌煮込みや味噌炒めなどといった料理が活躍する機会も多いです。味噌は相手役を選ばない万能調味料と言えるでしょう。

ひき肉となすを使った肉味噌パスタです。唐辛子のピリ辛な旨味をアクセントにすることでパスタの味が引き締まり、最後まで飽きずに楽しめます。辛味が苦手な人は辛くする調味料を抜いてもおいしく食べれます。お好みに合わせてパスタの味つけをアレンジしてみましょう。

材料は、パスタ（200g）、なす（1本）、合い挽き肉（150g）、玉ねぎ（1／2個）、ニンニクと生姜（1片ずつ）、味噌（大さじ3）、砂糖（大さじ3）、酒（大さじ2）、豆板醤（小さじ1）、醤油（小さじ1）、ごま油（大さじ1）、水（100cc）です。2人分の分量です。

まずは具材を切ります。玉ねぎ、ニンニク、生姜をみじん切りにします。なすはひと口大に切り分けてください。切ってすぐ炒める場合、なすのアク抜きは必要ありません。味噌、砂糖、酒、豆板醤、醤油は合わせておきましょう。豆板醤は鷹の爪（少々）でも代用可能です。

具材を炒める前にパスタを茹で始めます。たっぷりのお湯に塩を大さじ1ほど入れて表示時間通りにパスタを茹でましょう。パスタが早めに茹で上がるとパスタ同士がくっついてしまう場合があります。オリーブオイルを回しかけておくとくっつくのが防げるのでおすすめです。

具材を炒め、肉味噌を作ります。フライパンにごま油を敷き、ニンニクと生姜を軽く炒めます。鷹の爪を入れる場合はこのタイミングで一緒に炒めてください。香りが出てきたら玉ねぎとなすを入れて火が通るまで炒めましょう。

ひき肉を入れて色が変わるまで炒めます。ここでしっかり炒めることで肉の旨味がよく出てパスタの旨味が増します。合わせた調味料と水を入れ、弱火でじっくり煮詰めたら肉味噌の出来上がりです。最後に味を見て、必要に応じて味噌や砂糖などを足しましょう。

パスタを器に盛り、肉味噌をかけたら完成です！ピリ辛な旨味で食が進みます。豆板醤を抜いても甘じょっぱい味でおいしく食べられます。お好みで温泉卵を落としてもおいしいでしょう。

味噌を使ったコクのある和風クリームパスタです。生クリームを使わず、家にあるものですぐ作れます。味噌とクリームの融合で和と洋の絶妙なマッチングを楽しみましょう。

材料は、パスタ（200g）、玉ねぎ（1／4個）、しめじなどお好みのキノコ類（100gほど）、ベーコン（100g）、味噌（大さじ1）、牛乳（150cc）、醤油（大さじ1）、粉チーズ（大さじ1）、スライスチーズ（1枚）、卵（1個）です。全て2人分の分量です。

まずは具材を切ります。玉ねぎはスライスし、ベーコンは細切りにします。キノコ類は房からほぐしておきましょう。キノコは包丁で切らずに手で裂いたりほぐしたりする方が香りの出が良くおいしくなります。味噌、牛乳、し醤油、粉チーズを合わせておき、卵は溶いておきます。

具材を炒める前にパスタを茹で始めます。たっぷりのお湯に塩を大さじ1ほど入れて表示時間より1分ほど短めにパスタを茹でましょう。熱いソースに絡ませるので少し固めに茹でておくのがポイントです。

具材を炒めます。フライパンにオリーブオイルを少量敷き、ベーコンを炒めます。テフロン加工のフライパンならオリーブオイルは必要ありません。ベーコンから脂が出てきたら玉ねぎを入れて半透明になるまで炒めます。最後にキノコを入れサッと火を通してください。

ソースを作ります。具材が炒まったフライパンに合わせておいた調味料を入れて火を通します。表面がふつふつとしてきたらスライスチーズをちぎって入れ、溶かしてください。ちぎることでチーズが溶けやすくなり、時短になります。

コクや塩気が足りないようならスライスチーズや味噌をお好みで足してみましょう。チーズはとろけるチーズよりスライスチーズの方が塩気がよく出てパスタがおいしくなります。最後に塩胡椒で味を整え、火を止めます。

茹で上がったパスタをフライパンに加えます。パスタは茹で上がり時間より1分ほど短めに茹でておいてください。パスタがソースに絡まったら卵を回しかけ手早く混ぜましょう。卵に火が通り過ぎないよう素早くパスタを絡めさせるのがポイントです。

味噌のコクが感じられる和風クリームパスタの完成です！卵を足すことでカルボナーラ風のクリームパスタになります。コンソメを使わずチーズと味噌の塩気で仕上げているので簡単なのに本格的な味わいのパスタに仕上がります。

キャベツと豚肉という普段なら炒め物にしてしまう具材もパスタに大変身します。具材は炒めずに蒸すので調理が簡単です。肉も野菜もしっかり摂りたい時におすすめのパスタです。

材料は、パスタ（200g）、豚肉（150g）、キャベツ（1／8個）、ニンニク（1片）、鶏ガラスープの素（大さじ1）、味噌（大さじ1）、バター（10g）です。キャベツは春キャベツを使うと甘みが増してより一層パスタがおいしくなります。全て2人分の分量です。

まずは具材を切ります。豚肉はひと口大に、キャベツは細切りにします。ニンニクはみじん切りにしておきましょう。鶏がらスープの素と味噌は大さじ1ほどの水で溶き、ニンニクも入れて合わせておきます。鶏がらスープの素と味噌が溶けにくいと感じたら水を少しずつ足してください。

具材を蒸す前にパスタを茹で始めます。たっぷりのお湯に塩を大さじ1ほど入れて表示時間通りにパスタを茹でましょう。

具材を蒸します。フライパンにキャベツを敷き詰め、その上に豚肉を広げるように乗せていきます。真ん中にバターを置き、合わせておいた調味料をフライパン全体に回しかけて蓋をしてください。中火にかけてジュージューと音がしてきたら弱火にし、具材に火が通るまで待ちます。

表示時間通りに茹でたパスタをフライパンに入れ、手早く絡めたら完成です！炒めずに放置するだけの超簡単レシピです。味噌のコクとニンニクの香りでキャベツもパスタもモリモリ食べられるパスタが出来上がります。ネギや焼きのりなどをお好みで乗せて食べましょう。

味噌は和洋どちらの料理にも使える万能調味料です。味噌を使えばいつもとは少し違う味わいのおいしい和風パスタが出来上がります。味噌を使ったレシピでクリーム風や具材たっぷりのパスタを作ってみましょう！今日のご飯に早速いかがでしょうか？