【スナップエンドウ】上手な下ごしらえと食べ方！レンジでできる簡単レシピも

おいしい野菜がたくさん揃う春に味わいたいもののひとつが「スナップエンドウ」です。子供から大人まで幅広い年代層に愛されているスナップエンドウは、4月から6月にかけてが旬の野菜です。

鮮やかなグリーンで、食べ方としてさやごと食べることができるのが特徴で、家庭菜園としても人気があります。

ここでは人気のスナップエンドウについて下ごしらえや食べ方をご紹介します。味付けなしでも食べられるスナップエンドウは、春の食卓の人気者です。スナップエンドウのおいしい食べ方を知ってより一層楽しんで味わいましょう。

食べ方をご紹介する前に、スナップエンドウとは何かというところを見ていきましょう。スナップエンドウはアメリカから入ってきた品種の野菜で、グリーンピースの改良品種です。もともとスナップエンドウはスナックエンドウと呼ばれていました。

1983年に農林水産省の推奨によりスナップエンドウと呼ばれるようになり、現在でもスナップエンドウとしてスーパーなどで販売されています。

スナップエンドウもスナックエンドウも本来同じ物です。食べ方としてスナップエンドウはさやごと食べることができます。パリッとした食感がスナックのよう、ということからスナックエンドウとも呼ばれている理由です。

早速スナップエンドウのおいしい食べ方をご紹介します。食べ方としてスナップエンドウはさやごと食べることができますが、食べ方として下ごしらえが必要です。

スナップエンドウの筋の取り方、茹で時間、水の切り方の下ごしらえをマスターしておくことがおいしい食べ方の基本です。スナップエンドウのおいしさを最大限に味わうためにも食べ方をチェックしておきましょう。

スナップエンドウのおいしい食べ方としてまず最初にしたいのが筋をとることです。スナップエンドウは絹さやと見た目が似ていますが、筋の部分が絹さやより太いので、食べ方として丁寧に筋を取り除く必要があります。

筋を取らないと口に残り、食べ方としておいしく味わうことができません。スナップエンドウの筋の取り方は、まず先端のとがっている側面に太い筋があるので、ヘタの部分を折ってから先端まで引っ張り太い筋を取ります。​​​​​

その後、反対側に爪を立て同じように先端に向かって筋をとっていきましょう。おいしい食べ方をマスターするためにスナップエンドウの両側の筋をとることが重要です。どちらもヘタの部分からスタートするときれいにとることができます。

スナップエンドウの食べ方の下ごしらえとして、次に茹でていきます。鍋に1から1.5リットルの水を入れて沸かし、そこに塩をティースプーンで1杯ほど加えましょう。塩を加えることでスナップエンドウの風味もよりよくなります。

お湯が沸騰したら、スナップエンドウを入れて2分から3分ほどの時間を目安に茹でます。この時スナップエンドウが浮いてくるのを防ぐために落とし蓋をするか、箸で動かしながらかき混ぜましょう。

スナップエンドウがゆで上がったら、すぐにざるに上げ、冷水につけて冷まします。寒い時期なら水道水で大丈夫ですが、夏は氷を加えて冷ましましょう。冷たい水を使うことでスナップエンドウが色鮮やかに仕上がります。そして水を切る時にもポイントがあります。

スナップエンドウはレンジで加熱し下ごしらえすることもできます。その場合、スナップエンドウの筋を取った後、耐熱容器に入れ、ふんわりとラップをしてからレンジで加熱します。加熱時間の目安は1分ほどですが、量やレンジにより異なるので調整しながら加熱しましょう。

ざるに上げるだけの水の切り方にすると、スナップエンドウの中の空洞部分に水が残ってしまうことがあり食べ方として味が落ちます。水が残ると水っぽい味になってしまうので避けたいものです。

それを防ぐために、ざるで水気を切ったらさらにヘタの部分を下にしてよく振って水を切ります。またキッチンペーパーを敷いてその上でスナップエンドウを軽くたたき水気をとるのもいいでしょう。

ここではスナップエンドウの食べ方として保存方法をご紹介します。スナップエンドウの最適な保存方法を知っておくと、おいしく味わうことができます。スナップエンドウの冷蔵、冷凍保存の両方をご案内していくのでそれぞれの保存方法を確認してみましょう。

スナップエンドウの食べ方としてスナップエンドウを保存するなら、冷蔵保存が簡単でおすすめです。冷蔵保存する際は、買ってきたスナップエンドウをビニール袋などに入れて野菜室に入れるだけで済みます。

冷蔵する際、水分が逃げないようにキッチンペーパーに包んでからビニール袋に入れましょう。この状態でおよそ1週間ほどもちます。また下ごしらえし茹でたスナップエンドウを保存することも可能ですが、食べ方として3か4日以内に食べ切るようにしましょう。

スナップエンドウを冷凍保存する際は、茹でてから冷凍するといいでしょう。スナップエンドウの筋をとり、茹で、水気を切ります。それを保存袋に入れ冷凍します。冷凍の場合の日持ちは1ヶ月ほどです。

食べ方は、そのまま解凍せずに調理します。また、レンジでそのまま温めるか、冷蔵庫に入れて自然解凍してからいただくことも可能な食べ方です。

スナップエンドウのおいしい食べ方もチェックしましょう。ここではスナップエンドウを使って簡単に作れておいしいレシピをご紹介します。食べ方にバリエーションがあると食べるのも楽しくなります。子供も大人も虜にする食べ方をチェックしてみましょう。

スナップエンドウの食べ方はシンプルが一番という方におすすめしたい食べ方が「焼きスナップエンドウ」です。スナップエンドウ100グラム、バター10グラム、塩胡椒少々を用意しましょう。

作り方は、スナップエンドウの筋をとり、ボウルに入れてラップし600Wのレンジで1分半ほど加熱します。フライパンにバターを入れてから加熱したスナップエンドウを入れ火をつけます。

焼き色がつくまでスナップエンドウの両面を焼き、塩胡椒で味付けしたら出来上がりです。味付けもシンプルで、おつまみにもぴったりの食べ方で簡単にできるので、スナップエンドウを購入したら早速試していただきたいおすすめの逸品と言えます。

スナップエンドウは子供にも大人気です。子供のオヤツにもぴったりの食べ方レシピが「スナップエンドウのフリット」のフリットです。

2人分の作り方に必要な材料は、スナップエンドウ10から15個、小麦粉40グラム、ベーキングパウダー小さじ半分、塩ひとつまみ、水50CC、サラダ油です。

作り方は、まずスナップエンドウの筋をとります。次にスナップエンドウ以外の材料を混ぜ合わせたらそこにスナップエンドウを入れ衣を絡ませます。そして180度に熱した油で揚げ、こんがりと揚げたら出来上がりです。食べ方としては揚げたてをおすすめします。

簡単にできてスナック感覚でいただくことができる子供にも大推薦できる食べ方です。スナップエンドウを揚げることでサクッとしたいい食感も楽しめます。

衣にカレー粉を少し混ぜるのも味の変化を楽しめる食べ方ですし、子供にも好まれる味付けとしておすすめです。スナップエンドウの人気の食べ方をぜひトライしてみましょう。

「スナップえんどうと豚肉煮」も大人も子供も好きになるおいしいスナップエンドウの食べ方です。ご飯のおかずとしておすすめの逸品の食べ方レシピをご紹介します。

材料は2人分で豚バラ100グラム、スナップエンドウ10本、しめじ半株、塩少々、日本酒大さじ2、しょうゆ大さじ3分の2、顆粒だしの素小さじ1です。

作り方です。まず、豚バラを一口大に切り味付けとして塩をまぶします。スナップエンドウは筋をとり斜め切りにしましょう。そしてしめじは小房に分けます。鍋に水、日本酒を入れて沸騰させてアルコールを飛ばしたら顆粒だし、醤油を入れてから、豚バラを入れほぐしましょう。

煮ている間に出てくるアクをとり、火を弱めたらスナップエンドウとしめじを入れて3から4分煮ます。火が通れば出来上がりです。味付けは好みで調整します。味付けが然りとされている豚肉の旨味とスナップエンドウの鮮やかな色味と食感がとてもおいしい逸品です。

スナップエンドウのちょっと凝った食べ方としておすすめです。スナップエンドウはお肉と合わせるのも旨味が出ておいしい食べ方と言えます。このような食べ方も是非参考にしてみてください。

食べ方にも様々あるスナップエンドウについてご紹介しました。スナップエンドウの食べ方をいくつか知っておくと、いつものシンプルメニューからステップアップしたメニューを楽しめます。下ごしらえをしっかりとしおいしい食べ方に挑戦してみましょう。