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発酵も手間なし!豆乳ヨーグルトの作り方は簡単!
乳製品を乳酸菌で発酵させた作り方の牛乳ヨーグルトは健康に良いと人気で毎年新しい作り方の商品が発売されています。しかし昨今では、健康志向の商品「豆乳」にヨーグルトの魅力を加えた「豆乳ヨーグルト」が新しい作り方で最近注目を集めています。
豆乳ヨーグルトの作り方は、大豆を原料として乳酸菌で発酵させるものです。大豆が植物性なので豆乳ヨーグルトは植物性ヨーグルトということになります。
牛乳を乳酸菌で発酵させる作り方の牛乳ヨーグルトとは違い、牛乳分が無い作り方なので牛乳ヨーグルトでお腹が緩くなる人もおいしく食べられると豆乳ヨーグルトは注目を浴びています。牛乳ヨーグルトに比べると酸味が薄く豆乳ベースに少し酸味を加えた味といわれます。
牛乳ヨーグルトに比べて豆乳ヨーグルトは、カロリー・糖質・脂質が低くコレステロールに至ってはゼロという強みに加え、大豆イソフラボンや植物性蛋白質といったおすすめの成分も入っており、整腸作用と便秘、美肌や更年期障害にも効果が期待できます。
市販の豆乳ヨーグルトは数種の菌株の乳酸菌をアレンジして商品独自のバランスを取る作り方のものです。乳酸菌を二分して植物環境から分離したものを植物性、動物の腸などから分離したものを動物性乳酸菌として健康イメージを醸成することもあります。
しかし、乳酸菌はどちらでも生活することができ、また分離元によらず同じ菌株なら同じ性質を持つので乳酸菌をその分離元から植物性・動物性に分けるのはあまり意味がありません。
ちなみに、日本では「ヨーグルト」は乳を乳酸菌や酵母で発酵させた作り方のものと規定があり、乳の代わりに大豆を原料とした作り方である豆乳ヨーグルトは本来の「ヨーグルト」ではないという意見もありますが、ここでは気にしないでおきましょう。
市販のヨーグルトをタネに作ると安心
家庭での豆乳ヨーグルトの作り方は牛乳ヨーグルトの作り方と同じでヨーグルトメーカーや炊飯器で簡単に出来ます。豆乳に1割程度の市販ヨーグルトを加えてヨーグルトメーカーや炊飯器に入れ温度を35~40℃程度に保ち8時間程置いておくという簡単な作り方です。
豆乳ヨーグルトはまろやかで飲みやすい「調整豆乳」より成分が濃く豆腐の味に近い「成分無調整豆乳」の方がうまく出来ます。薄い調整豆乳だといくら時間が経っても固まらず失敗しやすい作り方になってしまうことがあります。
この豆乳ヨーグルトの作り方でも種菌は普通の「市販の豆乳ヨーグルト」または「市販の牛乳ヨーグルト」のほとんどのものが使えるので、食べなれたもので試してみましょう。
賞味期限は約一週間
豆乳を種になるヨーグルトで発酵させるという作り方の「豆乳ヨーグルト」は安上がりで簡単に作れますが、消毒など衛生管理が不十分だと豆乳ヨーグルトに雑菌が繁殖して腐敗する場合もあります。作り方が簡単とはいっても消毒は欠かせません。
手作りで出来上がった豆乳ヨーグルトの賞味期限は約一週間です。もし傷んできたら豆乳ヨーグルトの酸っぱくなり過ぎた味とにおいで分かります。油断しないでいつも豆乳ヨーグルトの状態を注意しておきましょう。
【豆乳ヨーグルトの作り方】ヨーグルトメーカーで作る場合
豆乳ヨーグルトの作り方はヨーグルトメーカーを使うのが一番簡単な作り方です。特に豆乳が1リットルパックなどのままセット作ることができるヨーグルトメーカーを使うのは消毒の手間がいらないと好評です。
材料
豆乳ヨーグルトの材料は種菌として使う乳酸菌(市販されている牛乳ヨーグルト・豆乳ヨーグルトがどちらでも使えます)・原料として市販の豆乳が必要です。今回紹介する豆乳ヨーグルトの作り方ではなるべく失敗の少ない無調整豆乳を使うのをおすすめします。
作り方
取扱説明書の作り方に従って付属容器を熱湯消毒して豆乳と豆乳の1割程度のヨーグルトを入れ、熱湯消毒したスプーンなどでかき混ぜます。出来上がり後の膨張を見込んで容器の上部は1割ほど空けておきます。8時間程度、豆乳ヨーグルトが固くなるまで待ちましょう。
最適な豆乳ヨーグルトの作り方の発酵温度は、ヨーグルトの種類によって違います。明治のR-1では高めの40℃以上 、明治のLG21では37~38℃ 、森永のビヒダスはその中間などといわれています。
一方、カスピ海ヨーグルトは25℃と低めなので、それぞれに合わせてヨーグルトメーカーの温度を決めます。
【豆乳ヨーグルトの作り方】炊飯器で作る場合
豆乳ヨーグルトには炊飯器を使った作り方もあります。一昔前の炊飯器にはヨーグルトの作り方メニュー付のものもありましたが最近は発売されていないので、今回の豆乳ヨーグルトの作り方はどんな炊飯器にもある「保温機能」を使ったものをご紹介します。
なお、炊飯器のフタを開けたまま長時間保温するという豆乳ヨーグルトの作り方もありますが、「フタを開けたまま長時間通電」という豆乳ヨーグルトの作り方は炊飯器メーカー想定外の使用方法なので予期せぬ過熱・故障などの危険があります。本記事では推奨しません。
材料
ヨーグルトメーカーの場合と同じように、種菌として市販のヨーグルト(牛乳ヨーグルト・豆乳ヨーグルトがどちらでも可)・原料として市販の豆乳が必要です。炊飯器を使う作り方でもなるべく失敗の少ない無調整豆乳を使いましょう。
作り方
炊飯器の保温時の温度は60~70℃なので乳酸菌の発酵には高すぎます。炊飯器のON・OFFを繰り返し炊飯器を豆乳ヨーグルトの発酵温度35~45℃程度に保つという作り方となります。
豆乳ヨーグルトには出来れば、勘に頼らず料理用温度計(100円ショップでも買えます)を用いる作り方をしましょう。
豆乳ヨーグルトの作り方は、まず炊飯器の釜内側に入る大きさのタッパーなどを熱湯消毒した後、ヨーグルトメーカーの場合と同じく豆乳とヨーグルト(豆乳の1割程度)を入れ、熱湯消毒したスプーンでよくかき混ぜます。釜の中で湯煎にしタッパーの蓋は閉めないでおきます。
出来上がり後の膨張を見込んで容器の上部は1割ほど空けておきます。この状態で炊飯器の電源を入れて豆乳ヨーグルトの温度を上げ、原則40℃以上に上がったら電源を切り、35℃に下がったら再び電源を入れます。炊飯器のフタは常時閉めておき、温度を見るときだけ開けましょう。
炊飯器を使う作り方は面倒なようですが、極端に温度が上がらなければ手抜きをした作り方でも出来ます。乳酸菌は35℃を下回る低温になると発酵は遅くなるものの生きていますが、高温には弱く特に60℃を超えると死滅するのでその点だけは注意しましょう。
うまく行けば8時間程度で出来上がります。傷んでいないかはいつも気にしていましょう。厳密でなくても大丈夫なのでいろいろ作り方を実験してみましょう。
豆乳ヨーグルトの簡単アレンジ
豆乳ヨーグルトはそのまま食べてもおいしいものですが簡単な作り方でアレンジすればさらにおいしさが増します。いくつか豆乳ヨーグルトのアレンジをして作り方をまとめました。
豆乳ヨーグルトのパンケーキ
パンケーキによく使われる牛乳の代わりに豆乳ヨーグルトをアレンジしてみました。簡単な作り方で楽しめる「豆乳ヨーグルトのパンケーキ」です。
2人分の作り方は、ボウルに豆乳ヨーグルト100g、卵2個を入れ泡だて器で混ぜ合わせ次にホットケーキミックス200gをよく混ぜ合わせます。混ぜ終えたらフライパンでバターを熱し、弱火にして適宜焼きます。
焼き上がったら皿に盛り合わせ、お好みで豆乳ヨーグルト、メープルシロップ、ハチミツなどを添えれば出来上がりです。
豆乳ヨーグルトのムース
クリームの代用として豆乳ヨーグルトをアレンジしています。簡単な作り方にするためゼラチンも使ってアレンジした「豆乳ヨーグルトのムース」です。
2人分の作り方は、まず粉ゼラチン7gを湯煎にしてふやかしておきます。次に豆乳ヨーグルト300g、砂糖30gをボウルに入れ混ぜ合わせ、最後にレモン汁も合わせ、ふやかした粉ゼラチンを加えよく混ぜ合わせたら冷蔵庫で冷やして出来上がりです。
豆乳ヨーグルトのグラタン
最後に豆乳ヨーグルトをホワイトソースとしてアレンジした簡単な作り方の「豆乳ヨーグルトのグラタン」をご紹介します。
2人分の作り方は、ジャガイモ2個は電子レンジで加熱、柔らかくして食べやすい大きさに切ります。次にフライパンでベーコン100gを炒め、続いて玉ねぎ1個も食べやすい大きさに切りしんなりするまで炒めたら先程のじゃがいもを入れます。
別の鍋でバター20g・小麦粉20gを炒め、豆乳ヨーグルト200mlを入れて泡だて器で混ぜ合わせます。グラタン皿に具材とソースを入れトースターで焼き、焦げ目がついたら出来上がりです。
豆乳ヨーグルトの作り方をマスターしよう!
豆乳ヨーグルトのキャッチフレーズともなっているイソフラボンは、女性ホルモンの類似物質です。適度なら問題ありませんが豆乳ヨーグルトが健康に良いからといってあまりに取りすぎると、ホルモンのバランスに悪影響も考えられるので少し心に留めておきましょう。
豆乳と種ヨーグルトで何回か作って最適方法さえ分かってしまえば、いつでも同じ作り方で簡単にできます。作り方も工夫して豆乳ヨーグルトをもっと健康に活かしてみましょう。