盛岡八幡宮はパワースポットの宝庫!イベントやアクセス・駐車場・料金情報も案内

盛岡八幡宮はパワースポットの宝庫!イベントやアクセス・駐車場・料金情報も案内

盛岡八幡宮は、岩手県盛岡市の総鎮守と言われる神社です。伝統ある神社なのですが、この神社は、実は個性的なパワースポットなのです。今回は、そんな盛岡八幡宮の秘密や、数多くのパワースポットについて紹介していきたいと思います。この記事を参考に、ぜひ訪れてみてください。

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    記事の目次

    1. 1.盛岡八幡宮の歴史
    2. 2.盛岡八幡宮は日本屈指のパワースポット!
    3. 3.願い事は十人十色!盛岡八幡宮で多くの末社に参拝
    4. 4.種類の多さにびっくり!盛岡八幡宮のお守り
    5. 5.可愛いと人気!鯛を釣るおみくじ
    6. 6.多くの人でにぎわう盛岡八幡宮のイベントをご紹介!
    7. 7.盛岡八幡宮へのアクセス
    8. 8.盛岡八幡宮周辺駐車場・料金情報
    9. 9.大願成就!盛岡八幡宮でパワーをもらおう!

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    盛岡八幡宮の歴史

    フリー写真素材ぱくたそ

    盛岡八幡宮は、その名の通り、岩手県盛岡市にある神社です。盛岡市の総鎮守要するに守り神として、市民の信仰を集めています。しかし、それだけの神社なら、記事にはならないでしょう。まずは、由緒ある神社である盛岡八幡宮の歴史について紹介していきましょう。

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    まず知ってほしいのは、「八幡宮」と名の付く神社は、「八幡神」を祀る神社だということです。この八幡神の正体は、第15代天皇「応神天皇」、別名・誉田別命(ほんだわけのみこと)だと言われています。源氏の氏神でもあり、武神として信仰を集めてきました。

    そして、その流れを汲む盛岡八幡宮の起源は、1062年、平安時代中期にまで遡ります。その頃活躍していた武士、源頼義が、岩手県内陸部支配していた豪族・安倍氏を討伐する際に、戦勝祈願のために、京都の石清水八幡宮から分霊してお祀りしたのが始まりと言われています。

    祈願のおかげか、頼義によって安倍氏は滅亡しました。その後、分霊された八幡神は、地元の豪族であった日戸氏が「鳩森八幡宮」と称して崇敬していくことになります。

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    そして、鎌倉時代に入ると、鳩森八幡宮のある地域一帯を、源平合戦で源頼朝側について戦った南部氏が治めることになります。この時、土地を拝領された南部氏の始祖である南部光行は、源氏の血を引くお坊ちゃんであり、源氏の氏神である鳩森八幡宮を篤く信仰します。

    そして、それから400年余りが過ぎた安土桃山時代になると、盛岡城の守護神として神社が再建され、さらに江戸時代には、第29代当主南部重信が、鳩森八幡宮の御旅所(神輿の巡行などの時の休憩所)のあった現在の鎮座地に南部氏の氏神を分霊し、「新八幡」と称しました。

    時が流れて明治時代になると、鳩森八幡宮の神霊も「新八幡」に遷宮し、今の盛岡八幡宮になりました。さらにその後、市内の白山神社が合祀、岩手護國神社も境内に移設されました。

    盛岡八幡宮は日本屈指のパワースポット!

    由緒ある神社である盛岡八幡宮を信仰していたのは、豪族や武家だけではありません。地元の市民も、盛岡八幡宮を信仰していました。さらに、八幡神も、武神から、交通安全や健康の神へと信仰が移り変わり、今でも盛岡八幡宮には多くの参拝者が訪れます。

    そんな盛岡八幡宮の一番の特徴、それは、境内に12もの社があることです。学業、縁結びなど、それぞれの社が違うものを司っていて、どんな願いでも叶えてくれると謳われています。

    ここまで多くの分野の願いを受け入れてくれる神社は少なく、これが、盛岡八幡宮が、「パワースポットの宝庫」「日本屈指のパワースポット」と言われる所以です。ここからは、盛岡八幡宮の主だったパワースポットを紹介していきましょう。

    本殿

    どんな願いを叶えてもらうにしろ、まずは、盛岡八幡宮一番のパワースポットである本殿へお参りしましょう。そうでないと八幡神に失礼です。八幡神は幅広い分野を司っていますが、一番有名なご利益は、「所願成就」です。まずは本殿でお願いを聞いてもらいましょう。

    美しく荘厳な朱塗りの本殿は、小高い丘の上、盛岡の街を見守るように建っています。この本殿は、参拝だけなら24時間可能です。

    そして、本殿は、火災や老朽化により何度か建て直されていて、今の本殿は、1997年に建てられたものです。拝殿には美しい彫刻が施されていて、特に、岩手県の県花である桐の花が随所にあしらわれているのが印象的です。

    ちなみに、有名な、「一円玉が浮かぶと幸運が訪れる」という甕は、この本殿のすぐ近くにあります。

    この甕は、数ある盛岡八幡宮の名物の一つです。運試しとして、ぜひ1円玉を入れてみてください。浮かぶのを祈りましょう。

    笠森稲荷神社

    Photo by ehnmark

    盛岡八幡宮の境内に集まる神様の中には、お稲荷様もいます。この「笠森稲荷神社」は、盛岡八幡宮が現在の場所に建つ前からこの地に祀られていた、境内で最も古い神社です。盛岡八幡宮の中でも人気の高いパワースポットの一つです。

    この笠森稲荷神社のご利益は、商売繁盛や五穀豊穣などです。新しく商売を始める人が多く訪れます。また江戸時代には、天然痘や麻疹の治癒のご利益も信じられていたそうです。

    参拝の方法はユニークで、備え付けの木槌で、社殿にかかった板を三回叩いてから、二礼二拍手一礼でお参りします。板を叩く行為は、他の神社とかで鈴を鳴らすのと同じ意味があるようです。

    神明社

    笠森稲荷神社のお隣に鎮座するお社は、「神明社」です。通称「お伊勢さん」と呼ばれています。その名の通り、伊勢神宮にも祀られている、天照大神をお祀りしています。小さなお社で、こちらの写真は載せておりませんので、ご自身の目で確かめてください。

    太陽の女神である天照大神は日本の最高神かつ守り神です。国に豊かさと平和をもたらしてくれるとされ、この神明社には、国家安泰、子孫繁栄などのご利益があるとされています。日本の平和という、スケールの大きい願い事をしてみるのもいいでしょう。

    この神明社も、強力なパワースポットの一つです。笠森稲荷神社と同じく小さなお社ですが、参拝しておいて損はありません。天照大神のパワーを、ぜひとも分けていただきましょう。

    岩手護国神社

    神明社からさらに境内を進むと、大きなお社が見えてきます。ここは、「岩手護国神社」です。明治維新の時に国のために戦った官軍の兵士から、太平洋戦争まで、戦争で亡くなった岩手に関係する方の魂をお祀りしています。

    パワースポット、なんて呼び方は失礼に当たるような、重い背景のあるこの護国神社の周辺には、平和の塔や戦没者遺骨奉安殿など、戦争に関連する施設もあります。また、終戦記念日には、戦没者追悼平和祈願祭が行われています。

    この神社に祀られる魂は、今の平和の礎となった方々のものです。先人たちへの感謝を忘れないためにも、お参りしておくべき場所です。

    願い事は十人十色!盛岡八幡宮で多くの末社に参拝

    盛岡八幡宮の境内には、上に紹介した以外にも、「末社」と呼ばれる小さなお社が点在しています。末社はそれぞれ、学業成就、芸事上達、縁結びなど様々な分野を司っていて、自分の叶えたい願いを司る末社を探し歩くのも楽しいです。

    ここからは、盛岡八幡宮が「パワースポットの宝庫」と言われる所以である、個性豊かな8つの末社を一気に紹介していきます。自分の願いに合った末社を見つけて、お参りに行ってみましょう。

    縁結美神社

    まず紹介するのは、本殿の向かいにある「縁結美神社」です。名前の通り、縁結びのご利益のある神社で、女性に人気のパワースポットです。ただ、この神社は男女の縁だけでなく、様々な人との繋がりにもご利益があり、万人におすすめできるスポットです。

    境内には、写真のようなハート形の台があり、ここに赤い紐を結ぶと恋愛が成就するというジンクスがあります。写真を見ても、沢山の人が、恋愛成就のために赤い紐を結びに来ているのがわかります。ちょっとロマンチックなジンクスです。

    ちなみに、この神社の名前を冠するお守りも境内で販売しています。結び文のような形の可愛らしいお守りは、いかにも女性に好まれそうな雰囲気です。

    また、二個セットの、「縁結びのハート鈴」というお守りもあります。ハートの中に鈴があしらわれたキーホルダー型のお守りで、意中の人とペアルックで持つことができます。

    お守りについての詳しい話は、後の項で紹介していきます。今は、末社の紹介にもうしばらくお付き合いください。

    高倍神社

    この神社に祀られているのは、「磐鹿鹿雁命(いわかむつかりのみこと)」と、「四条中納言藤原政朝卿」です。どちらも、調味料や料理など、飲食に纏わることを司る神様で、飲食店の守り神ともいわれています。この神様を祀る神社は、関東より北はここだけです。

    そして、高倍神社の隣には、役目を終えた包丁を供養する「庖丁塚」があります。この二つの施設には、県内の料理人の他、料理の腕の上達を願い新婚の女性も参拝に来ます。料理の腕を上げたい人は、ぜひ参拝しておきたい神社です。

    そうでなくても、食は人間が生きていく上で欠かせない要素です。日頃の生活への感謝と、これからの平和な生活を願って参拝するのもいいかもしれません。

    梅宮

    「梅宮」は、1741年年に、南部家23代目当主の南部利視公が、京都の梅宮大社から分霊してもらって創建した神社です。子孫繁栄の願いが込められています。

    ご利益は、子授け、安産などで、出産を控えた方や子どもが欲しい方などにおすすめのパワースポットです。また、祀られている神様は女性守護の神様なので、女性特有の病気の治癒などのご利益もあります。女性の方は、健康を祈願するのもいいかもしれません。

    これは余談ですが、懐妊5ヶ月目の戌の日は、「帯祝い」といい、安産祈願をする日だとされています。盛岡八幡宮の境内には、3ヶ月間の「戌の日」がいつかが書かれた看板も置いてあります。妊娠中の方はぜひチェックしましょう。

    大国・恵比寿神社

    この「大国・恵比寿神社」は、盛岡八幡宮の境内の中でもトップクラスの人気を誇るパワースポットです。大国様(大黒天様ではない)と、七福神として知られる恵比寿様がお祀りされていて、主に金運アップのご利益を授かることができるといわれています。

    Photo by avlxyz

    ここで、二柱の神様について説明すると、まず、大国様は、出雲大社に祀られることで有名な「大国主命(おおくにぬしのみこと)」のことです。七福神に数えられる「大黒天様」は、インド由来の神様で、全く別の神様です。大国様は、農耕や土地守護、縁結びを司っています。

    そして恵比寿様は、イザナギ・イザナミ夫婦(日本の創造神)の最初の子「蛭子命(ひるこのみこと)」とも、大国様の息子である「事代主神(ことしろぬしのかみ)」とも言われ、漁業や海の守り神、そして陸と海の交流をもたらす商売繁盛の神として信仰されています。

    盛岡八幡宮では、この二柱の神様は、それぞれ、大国様が福徳開運、恵比寿様が商売繁盛のご利益があるとされています。金運アップ狙いでなくとも、商売人なら参拝すべきです。

    十二支神社

    ここは、十二支それぞれの動物が、仕えている神様をお祀りしている神社です。12の社がずらりと並ぶ様は、十二支が土着の民間信仰由来のものだということも相まって、とてもユニークなパワースポットです。

    1年に一度、自分の生まれ年の社に参拝すると、その身を守護し、災難を防いでくれるとされています。ぜひ参拝しておきたいスポットです。

    前述したように、十二支は神道由来ではなく、土着の民間信仰が元になっています。それなのに神社ができてしまうあたり、人々の生活に深く根付いていたことが窺えます。今では十二支の影響は小さくなってしまいましたが、ここは変わらず強いパワーを頂ける場所です。

    盛岡天神社

    名前からお察しの方も多いでしょうが、ここは、学問の神様である「菅原道真公」をお祀りしている神社です。もちろんご利益は試験合格や学業成就です。受験シーズンには、多くの受験生が詰めかけるパワースポットです。

    学生におすすめの、このパワースポットは、八幡宮がこの地に映る前からこの地に祀られていた由緒ある神社です。江戸時代に藩の意向により、盛岡八幡宮の境内に移されました。

    余談ですが、先ほどから写真に写り込んでいる猫ちゃんは、どうやら盛岡八幡宮の境内に住み着いているらしく、SNSなどで目撃証言が相次いでいます。「神様の使い」「神猫」などと言われて可愛がられています。盛岡八幡宮の名物の一つです。

    健康神社

    ストレートな名前のこの神社は、肺、肝臓、腎臓、心臓、脾臓の5蔵を司る神様と、薬神、健康神、生命神、様々な病気を司る神様など、多くの健康に纏わる神様をお祀りしている神社です。梅宮とは違い、男性も参拝しやすい健康祈願のパワースポットです。

    また、足腰の健康祈願をする時は、わらじを奉納するといいようです。ストレートな名前の珍しさから、スポーツ新聞で取り上げられたこともあるそうです。

    阿国稲荷神社

    この「阿国稲荷神社」の「阿国」とは、「出雲阿国」のことです。歴史の教科書で一度は目にするこの女性は、かぶき踊りを創始した人物だと言われています。そんな彼女にちなみ、この神社は芸事上達や商売繁盛のご利益があるとされます。

    もともとは、盛岡で働く芸妓さんの守り神として盛岡劇場の敷地内にあった神社なのですが、劇場の改装などの紆余曲折の末に、平成27年に盛岡八幡宮の境内に遷座して今に至ります。

    芸妓さん以外にも、習い事やスポーツの上達を願う学生や、芸能関係者、美術関係の仕事をする人なども参拝に来ます。新しい神社ではありますが、例祭も行われるなど、大事にされています。

    種類の多さにびっくり!盛岡八幡宮のお守り

    さて、次に紹介するのは、神社に来たら買っておきたい「お守り」についてです。盛岡八幡宮のお守りの特徴は、「とにかく種類が多いこと」です。パワースポットや受け入れる願いのジャンルの多さに比例するように、沢山の種類のお守りが販売されています。

    具体的な数字で言うと、盛岡八幡宮で販売されるお守りの数は、なんと400種類以上で、お正月にはさらに多くの種類のお守りが販売されます。神社の職員の方が、「種類と値段を覚えるだけでも大変」だと零すほどです。

    では早速、おすすめのお守りを紹介していきましょう。まず紹介するのは、「交通安全御守」です。細長い筒のような形が斬新なデザインです。写真のものは、色合いも可愛らしくて、つい欲しくなってしまいます。

    また、上の項で紹介した「縁結美まもり」と、「縁結びのハート鈴」は、その可愛らしさから、女性に大人気のお守りです。特に、「縁結びのハート鈴」は、二つセットで売られているので、恋人同士でペアルックで身につけることもできます。

    おすすめのお守りはまだまだあります。画像のお守りは、その名も、「うまくいく」お守りです。「馬」と「うまく」を掛けたシャレのようなお守りですが、このお守りには、光の加減で九頭の馬が浮かび上がるという繊細な仕組みの刺繍が施されています。

    このお守りは、「ごりやく」お守りです。健康、出世、金運アップ、諸願成就、恋愛成就の5つのご利益があるとされています。お守りには、鯉が5匹描かれています。なぜ鯉かというと、「五鯉躍(ごりやく)」というシャレから来ているからです。

    また、画像はありませんが、かっこいい虎が描かれた、「目標達成」お守りもおすすめです。なぜ虎かというと、「虎穴に入らざれば虎子を得ず」という故事成語がモチーフになっているからです。虎の鋭い視線に、気が引き締まりそうです。

    紹介したもの以外にも、可愛かったり綺麗だったりするお守りが多数販売しています。どれにしようか悩む時間もまた楽しいです。値段は大体800円くらいからで、同じ場所で、絵馬も500円で購入できます。

    可愛いと人気!鯛を釣るおみくじ

    ここからは、盛岡八幡宮のもう一つの名物についての紹介です。それは、「鯛を釣るおみくじ」です。その名も、「目出鯛おみくじ」です。箱に詰められた鯛の人形を、おもちゃの竿で釣りあげると、人形におみくじが挟んであります。

    釣り上げた鯛の人形はお持ち帰りできます。紐もついているので、ストラップにもできます。人形の可愛らしさから、大人気のおみくじです。一回200円と、値段もリーズナブルです。

    また、ちょっと変わった名物もあります。それは「厄封じのひょうたん」です。ひょうたんが災いを吸い込んでくれると言われていて、境内の一角にあるひょうたん掛け所には、願いの込められたたくさんのひょうたんが掛けられています。

    多くの人でにぎわう盛岡八幡宮のイベントをご紹介!

    ここからは、個性豊かな盛岡八幡宮のイベントについて紹介していきます。県内でも人気が高く歴史の古い神社である盛岡八幡宮には、多くのユニークなイベントが行われています。多くの人が詰めかけて混雑しますが、一見の価値ありです。

    どんと祭・裸参り

    盛岡八幡宮の新年のイベントと言えば、この「どんと祭り」と「裸参り」です。「どんと祭り」とは、お正月に使ったしめ縄などの「お飾り」を燃やすことで、人々が一年間、無病息災であることを祈る祭りです。縁日も行われ、多くの参拝者で賑わいます。

    そして、そのどんと祭りと同じ日に行われるのが、「裸参り」です。これは藩政時代から行われている「寒参り」の一種です。各町内ごとに若者が風呂で身体を清めたあと、注連縄を背負い、鉢巻き、腰に藁の腰蓑、唐辛子を少し入れた紙を口にくわえ、わらじを履いた格好で参加します。

    提灯持ちや鈴振り役など、様々な役割の男たちが一列に並び、左右に大きく踏み出す独特の歩調で街を練り歩き、参拝します。これも一年の無病息災を祈る行事で、厄年の人は厄払いもできます。

    盛岡では、一月は一年で最も寒く過酷な時期です。日中でも真冬日になることもざらにあるので、このイベントを見物に行くなら防寒をしっかりしましょう。

    チャグチャグ馬コ

    盛岡八幡宮の代表的なイベントと言えば、この「チャグチャグ馬コ(チャグチャグうまっコ)」です。毎年6月の第二土曜日に行われるイベントで、国の選択無形民俗文化財にも選択されています。

    このイベントは、農耕に欠かせない家畜である馬に感謝するお祭りで、盛岡市のお隣の市、滝沢市にある鬼越蒼前神社から、盛岡八幡宮までの約15㎞の道のりを、百頭以上の着飾った馬が鈴を鳴らしながら練り歩きます。歩く時間は約4時間です。

    盛岡周辺は、優秀な大型の馬「南部駒」の産地でもあります。馬の無病息災を祈る意味合いもあるイベントで、チャグチャグ馬コの鈴の音は、地域のシンボルとなっています。

    高倍神社例祭

    Photo byMimzy

    料理の腕を上達させたいならぜひ見物したいイベント、それは、「高倍神社例祭」です。毎年6月15日に行われています。高倍神社は、料理を司る神様が祀ってあるのは先ほど説明しましたが、その神社のお祭りともなれば、ご利益がありそうです。

    祭祀には、調理師を始め、料理人を目指す専門学生や高校生も多く参列します。また、奉納されたお料理の展示や、手を触れずに魚を捌く神事「包丁式」も同時に行われます。料理人の卵にとっては、勉強になりそうなイベントです。

    盛岡八幡宮例大祭

    盛岡八幡宮最大のイベントこそ、「盛岡八幡宮例大祭」です。毎年9月14日~16日の三日間に渡って行われ、「盛岡秋まつり」とも呼ばれています。300年以上の歴史のある華やかなイベントです。市の無形民俗文化財にも指定されています。

    町中がお祭り騒ぎで、駐車場の混雑や道路の渋滞も予想されるので、見物する際は十分注意しましょう。

    ちなみに、盛岡八幡宮へのアクセスや駐車場の詳細はあとで説明します。今は、イベントの説明にお付き合いください。

    盛岡山車

    例大祭のメインイベントと言えば、「盛岡山車」のパレードです。15日に行われます。江戸や京都の文化を取り入れた豪華絢爛な山車が、毎年7~9台ほど、盛岡八幡宮に奉納されます。まさに、祭りのハイライトです。

    山車の上では、歌舞伎が演じられていたり、歴史上の名場面が飾られていたりと華やかな雰囲気です。一つの山車を動かすのに、若者200人余りが参加します。

    そもそも、盛岡八幡宮例大祭は、1709年に、盛岡の城下町が整備されたことを言わって、城下23町の町民たちが、それぞれ山車と町のエンブレムを奉納したことが始まりと言われています。山車は、お祭りの起源なのです。

    神輿渡御

    14日に行われるこの神輿渡御は、盛岡八幡宮の神事の一つでもあります。「八幡下り」とも言われていて、盛岡八幡宮から出発した山車と神輿が市内をパレードします。華やかなパフォーマンスは必見です。

    神事流鏑馬

    日本らしい厳かなイベントと言えば、お祭りの最終日、16日に行われる「神事流鏑馬」です。その名の通り、流鏑馬を奉納する神事です。並んだ的に、疾走する馬から鏑矢を射る、という行事で、次々に的を射抜く神職の方の姿がかっこいいです。

    以上が、盛岡八幡宮の主だったイベントです。特に、例大祭では屋台もたくさん出るので、賑やかですがかなり混雑します。

    盛岡八幡宮へのアクセス

    Photo byGreyerbaby

    ここからは、盛岡八幡宮にどうやって行ったらいいか、つまり神社へのアクセスについての説明です。主なアクセス方法である、車と電車での行き方を紹介しています。ぜひ参考にしてください。

    ちなみに、盛岡八幡宮の住所は、岩手県盛岡市八幡町13-1です。短くて覚えやすい住所ですし、敷地も大きいので、辿りつけないことはなさそうです。それではまず、電車でのアクセス方法から紹介します。

    電車

    Photo by MIKI Yoshihito. (#mikiyoshihito)

    盛岡八幡宮へアクセスするには、県外から来る方は特にですが、盛岡の中心地、「JR盛岡駅」を経由しなければいけません。例えば東京からなら、東北新幹線を使って盛岡駅まで辿り着きましょう。県外からなら、新幹線が一番手っ取り早いアクセス方法です。

    しかし、盛岡駅から電車でアクセスしようとすると、少し大変です。盛岡八幡宮の最寄駅は、JRの東北本線が通る仙北町駅ですが、ここから盛岡八幡宮までは、徒歩で30分近くかかってしまいます。電車のみを利用したアクセスはやめた方が無難です。

    盛岡駅を経由するなら、駅から市バスの「茶畑行き」に乗って行く方が楽です。盛岡駅からバスに揺られて20分ほどの場所にある、「八幡宮前」という停留所で降りればすぐです。

    Photo by *sii

    自家用車で盛岡八幡宮にアクセスする方法も紹介します。県外からの場合、高速道路の「東北自動車道」を利用したアクセスが一番楽です。

    盛岡市に入ってからのアクセス方法ですが、まず、盛岡南IC出口を国道4号/宮古方面に進み、そのまま県道36号に入ります。西バイパス南口を左折して盛岡西バイパス/国道46号に入ります。交差点・本宮が見えたら右折します(北上/国道4号/花巻の表示)。

    次は、南大橋南の交差点を左折して、盛岡バイパス/国道4号に入ります (二戸/岩手町の表示)。その次に、茶畑の交差点をを左折して国道106号に入れば、(盛岡駅/県庁/盛岡城跡公園の表示)後は盛岡八幡宮まで車を走らせるだけです。

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    以上が、主だった方法での盛岡八幡宮へのアクセス方法です。車や電車だけでのアクセスより、盛岡駅を経由してバスで向かうアクセス方法の方が、手っ取り早くておすすめです。しかし、当然料金はかかるので、運賃をリサーチの上で利用しましょう。

    盛岡八幡宮周辺駐車場・料金情報

    では最後に、盛岡八幡宮の駐車場の詳細や、その料金について説明していきます。盛岡八幡宮の境内には、300台の駐車スペースのある広い駐車場が整備されています。料金はなんと無料です。空いていればぜひ利用したいところです。

    しかし、もし境内の駐車場が満車だったら、という心配もあります。しかし、盛岡八幡宮の周囲には、料金はかかるものの、駐車場もたくさんあるのでご安心を。一番近くておすすめなのが、「タイムズ盛岡八幡町」。徒歩1分圏内にあり、駐車料金は最大500円です。

    また、徒歩6分圏内にも駐車場があります。「ダイヤパーク八幡町」です。周囲に飲食店もある便利な立地の駐車場で、全日30分100円、最大料金は12時間500円です。

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    また、これらの駐車場が一杯でも、盛岡八幡宮の徒歩10分圏内には、ここでは紹介しきれないほどの駐車場が整備されています。料金も、どこも似たような値段で、全日30分100円~200円ほど、最大料金は600円くらいまでの駐車場がほとんどです。

    料金なしで止められる盛岡八幡宮境内の駐車場を使えるに越したことはないですが、イベントの時などは難しいので、周囲にある駐車場や、その料金などのリサーチも行っておく方がいいでしょう。そうでなくても、料金用のお金は多めに用意しましょう。

    特に、有料駐車場は最大料金という制度があるので、値段をよく見ずに長時間停めると、想定していた金額より多い額を料金として取られることがあります。

    Photo byPexels

    周りに駐車場が全くない、という神社やパワースポットもある中、盛岡八幡宮は駐車場に恵まれています。車を止められないということはなさそうです。

    大願成就!盛岡八幡宮でパワーをもらおう!

    今回は、盛岡八幡宮のパワースポットやイベント、お守り、アクセスと駐車場料金などについて紹介しました。日本屈指のパワースポットは、まさにどんな願いもウェルカムな神社でした。盛岡八幡宮はじめ、パワースポットは、願いに向かって努力するという、誓いを立てる場かもしれません。

    ただ、盛岡八幡宮に限らずですが、パワースポットで祈るだけでは願いは叶いません。お祈りしたあとは、努力を重ねることも必要です。

    このパワースポットでパワーを貰い、努力を重ねれば、大きな願いも叶いそうです。ぜひ、一度盛岡八幡宮に足を運んでみてください。

    maliruazusa
    ライター

    maliruazusa

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