実食レポ【鈴懸】あまおう苺が美味しすぎる!「苺大福」

実食レポ【鈴懸】あまおう苺が美味しすぎる!「苺大福」

毎年、苺の季節になると伊勢丹新宿店の地下に行列を作るのが鈴懸です。鈴懸は、福岡・博多で和菓子屋といったら必ず名前があがる名店です。今回は、鈴懸の「苺大福」の実食レポをお届けします。旬の果物と匠の技術が合わさった和菓子は、極上のお味でした!

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    記事の目次

    1. 1.鈴懸の「苺大福」って?
    2. 2.鈴懸の「苺大福」の見た目とお味とは?
    3. 3.商品情報

    店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。

    鈴懸の「苺大福」って?

    苺大福

    ▲jouerライター実食

    旬ならではの素材を用い、日本独特の美しく移ろう季節の刹那を切り取って表現する和菓子は、日本人なら誰もが興味をそそられる対象です。そんな和菓子を1923年(大正12年)から作り続けている老舗が鈴懸です。

    鈴懸は、福岡・博多で和菓子屋といったら必ず名前があがる名店です。創業者で「現代の名工」に認定された中岡三郎氏の技術と想いを受け継ぎつつ、菓子本来が持つ美しさを追求し続けています。

    鈴懸を代表する商品は、かわいらしい一口サイズのどら焼き「鈴乃〇餅(すずのえんもち)」と、ブランドを象徴する鈴の形をした「鈴乃最中」です。

    鈴は、リンと澄んだ音で人を呼び寄せ、古来より神を招くともされてきました。お客さんに福が舞い込むようにとの祈りが込められ、鈴懸のシンボルとなっています。

    今回ご紹介する「苺大福」もまた、鈴懸を代表する和菓子です。毎年、苺の季節になると伊勢丹新宿店の地下の鈴懸の前には、「苺大福」目当ての行列ができます。

    鈴懸を全国に広めたのは、3代目の中岡生公氏です。「自分たちが美味しいと感じるもの、面白いと感じることを続けてきたら、いつの間にか今の形になっていた」と言います。

    基本の味や製法など、変えてはいけない部分は守りつつ、店の空間やパッケージなどの見た目は時代に合わせて変化させました。

    その代表的なものが、ご進物用の包装として人気の「籠詰め」です。綺麗な箱に菓子を包む和菓子屋が多い中、鈴懸の箱は利便性を追求した簡素なものです。

    その分、有料の贈答用の箱は黒い色をした特別感のある竹籠でできており、中のお菓子を見る前に相手の気持ちをほころばせてくれるものとなっています。

    春夏期は爽やかな白籠となるというところにも、鈴懸の心遣いが感じられます。「籠詰め」は今では鈴懸のトレードマークとなりました。

    鈴懸では、和菓子の工場で作ったものを早朝のうちに店舗に運んで販売します。私が購入した、東海地方唯一の店舗であるJR名古屋高島屋の店舗では、奥に厨房があり、そこで職人さんが「苺大福」を軽妙に包んでいる姿を見ることができました。東京にも厨房があるそうです。

    苺大福

    ▲jouerライター実食

    鈴懸の「苺大福」は、11月中旬~4月上旬の期間限定商品で、賞味期限は常温で1日と、とても特別な和菓子です。中に入っている苺が福岡県産の新鮮なあまおうであることも人気の秘密です。

    それでは、1日に2300個も売れたことがあるという大人気商品、鈴懸の「苺大福」の見た目とお味をお届けしましょう!

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    鈴懸の「苺大福」の見た目とお味とは?

    苺大福

    ▲jouerライター実食

    「苺大福」1個だけを買うのはちょっと恥ずかしかったので、「鈴乃最中」も買ってきました。手前がペタンと倒れて、取り出しやすい箱に入っています。

    苺大福

    ▲jouerライター実食

    「苺大福」の下には、しっかりとしたフィルムがあって、「苺大福」を大切に支えています。鈴懸の「苺大福」は、大き目のあまおうを、皮むき小豆のこしあんと、柔らかな求肥でふっくらと包んだ商品です。いちごの頭が求肥から透けて見える姿もとてもかわいらしいです。

    包丁で切って断面を確認しようとすると、切った瞬間からあまおうのとてもいい香りがしてきました。そして現れたるは、真っ赤に熟した新鮮な苺と、きめ細かなこしあん、薄くて繊細な求肥です。断面も美しく、惚れ惚れしてしまいます。

    苺大福

    ▲jouerライター実食

    それでは、いよいよいただきます!一口食べればトリコになる味とはこのことです。とっても美味しい苺を、適度な甘さのこしあんと柔らかな求肥が引き立てています。

    こしあんのなめらかな舌触りは苺のジューシーな食感に適度に食べ応えを与え、柔らかな求肥が口福感を演出します。

    私は今まで、果物は加工せず、そのまま果物だけで食べるのが一番美味しい!という考えを持っていましたが、鈴懸の「苺大福」を食べた瞬間、この概念はガラガラと崩れ落ちました。

    苺大福

    ▲jouerライター実食

    まさに職人技、鈴懸の「苺大福」は苺の美味しさを最大限に引き出し、本当に美味しい、極上の和菓子としてそこに存在していました。鈴懸の「苺大福」は、新鮮なあまおうでなければできません。上品で上質なこしあんでなければできません。柔らかく繊細な求肥でなければできません。

    そして、一つ一つ心を込めて丁寧に作業をする職人さんでなければ作れないに違いない!と感じました。老舗鈴懸の伝統と心にまで触れられた気分です。

    店員さんいわく、「好みで冷やして食べても美味しい」とのことでしたので、次回は冷やして食べてみようと思います。ちなみに一緒に買った「鈴乃最中」108円(税込み)は、上等のあんことパリモチッとした皮で美味しかったです。

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    商品情報

    店名 鈴懸
    商品名/購入価格 苺大福/335円(税込)
    購入エリア 愛知
    購入日 2020年3月24日

    Bird
    ライター

    Bird

    関西生まれ、旅行と美術館巡りが趣味のBirdです。食べることも大好きです。皆様に世界の魅力的なスポット、素敵なものをご紹介していきます!記事に旬な情報や面白いエピソードを盛り込み、楽しんで読んでいただけるよう、心がけています。よろしくお願いいたします。

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