信楽でおすすめの観光スポット15選!陶芸の町で日本の芸術を堪能しよう

信楽でおすすめの観光スポット15選!陶芸の町で日本の芸術を堪能しよう

信楽を舞台としたドラマも放送され、注目されている陶芸の町信楽ですが、子供が楽しめる場所や美味しいグルメも充実しており、陶芸を含めた様々な観光が楽しめます。今回は、信楽にあるおすすめの観光スポットやグルメ情報をお伝えします。

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記事の目次

  1. 1.朝ドラで注目のスポット!信楽に観光に行こう!
  2. 2.「信楽・観光」外せない定番観光スポット・4選
  3. 3.「信楽・観光」子供が喜ぶおすすめスポット・3選
  4. 4.「信楽・観光」陶芸体験ができる人気施設・3選
  5. 5.「信楽・観光」注目のグルメスポット・5選
  6. 6.信楽観光でお気に入りの焼き物を見つけては?

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朝ドラで注目のスポット!信楽に観光に行こう!

Photo by Ryosuke Yagi

滋賀県甲賀市にある「信楽」という地名は、以前は陶芸に興味のある人以外にとってはあまり馴染みのないものでしたが、信楽の陶芸家の人生をテーマにした朝ドラが始まり、一躍注目を浴びるスポットとなりました。

朝ドラの舞台になった信楽を実際に見てみたい、と観光に訪れる人も多くなりましたが、信楽に観光スポットとして楽しめるようなところは、どんな場所があるのでしょうか。

信楽ってどんなところ?

Photo by T.Kiya

信楽は滋賀県の南部にある土地ですが、かつて琵琶湖の底にあった場所でもあり、その際に積もった地層から取れる土によって良質な陶芸が生み出されるようになった場所です。

実際に信楽に観光に訪れた人の中には「思っていた以上に陶芸による表現が多くて多彩だった」という声や「陶芸もすごいが、町も自然豊かでのんびり過ごせた」という感想もあります。自然豊かで多彩な町、というのが信楽の側面の1つです。

また、信楽イコール陶芸、といったイメージがありますが、どういった焼き物の産地であるのか、実は陶芸の面に関しても一般的に知られていない点は多くあります。

日本六古窯の1つである信楽焼の産地

Photo by Ryosuke Yagi

「日本六古窯(にほんろっこよう)」と呼ばれる、日本の焼き物の中でも古くから良質な陶芸品を生み出している産地があります。信楽の他には瀬戸焼や常滑焼、備前焼などが有名です。日本六古窯はすべてその始まりが中世かそれ以前となっており、現在まで焼き物の生産が続いています。

少なくとも室町時代から生産が行われていた信楽焼ですが、陶芸によって作られるものは火鉢など大きなものから小さな置物まで、現在は様々な形を取られています。信楽焼の土独特の色が出た素朴な印象のものも人気ですが、作家の個性が出た作品も豊富に作られています。

Photo by Tamago Moffle

また、信楽焼の代名詞でもある狸の焼き物ですが、明治時代に作られ始め「他を抜く」とかけられることから、店先に縁起物として置かれるようになりました。現在では信楽焼の生産額の3%程度を占めていますが、根強い人気のある陶芸作品でもあります。

「信楽・観光」外せない定番観光スポット・4選

Photo by T.Kiya

陶芸の町信楽にも、観光へ行くならまずはここだ、と言われるような定番の観光スポットがあります。初めて信楽へ行く人も、何回か訪れたことのある人も両方楽しめる陶芸やアート、神社などのおすすめ観光スポットをご紹介していきます。

滋賀県立陶芸の森

信楽で、陶芸に関する観光スポットとしてまず名前が挙がるのが「滋賀県立陶芸の森」です。中は陶芸美術館や産業展示館、創作研修館といった目的に応じた施設に分かれています。

陶芸美術館では、信楽に限らず世界まで幅を広げた陶芸に関する展示が行われており、陶芸全体の鑑賞を楽しむことが可能となっています。外の広場では大型の陶芸作品の屋外展示も行われているので、ダイナミックな陶芸の魅力に触れることが出来る観光スポットです。

また、嬉しいのは陶芸作品を見るだけでなく購入出来る場もあることで、代表的な狸の置物や可愛い器などがショップで販売されています。誰にでも楽しめる、信楽を代表する観光スポットとして安定した人気を誇る施設です。

住所 滋賀県甲賀市信楽町勅旨2188-7
電話番号 0748-83-0909

MIHO MUSEUM

Photo by IMBiblio

山の中のトンネルを抜けた先にある「MIHO MUSEUM」は、独特の雰囲気のある、美しい建築も話題となっている美術館です。自然と建築が美しく調和した景観は、海外の有名ブランドがファッションショーの舞台として使用したこともあります。

春や秋、桜や紅葉と共にある美術館の姿もとても美しいですが、中で展示されているコレクションも茶道具や仏教美術、陶磁器など有名なものも含め3000点以上を収蔵しており、美術館や博物館が好きな人には来館をおすすめしたくなる展示品が揃っています。

山の中という立地のため、冬季は閉まっているので注意が必要ですが、美しいものを見て気分を一新したい人にはMIHO MUSEUMはおすすめです。

住所 滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷300
電話番号 0748-82-3411

日雲神社

「日雲神社(ひくもじんじゃ)」は、日本神話において重要な役割の神様を祀っている神社で、元禄4年に建てられた本殿は国の登録文化財にも指定されています。絵馬を飾るところにある大きな陶芸のかえるなども特徴的ですが、何より注目されるのはその立地です。

日雲神社は信楽を通るローカル線、信楽高原鐵道の雲井駅から徒歩5分と近い距離にある神社ですが、驚くべきことに神社の境内に線路が通された構造になっており、電車が通るタイミングでは、奥にある本殿とその手前を横切る電車、という風景を目撃することになります。

電車が通るタイミングはそれほど多くないため、時間をしっかり確認しておかなくてはなりませんが、電車と神社、という珍しい風景を写真に撮りたい人におすすめの観光スポットです。

住所 滋賀県甲賀市信楽町牧75
電話番号 0748-83-0432

丸又窯

「丸又窯」は、昭和初期の信楽焼最盛期に実際に使用されていた登り窯で、当時の様子を今に伝えるものとして、近代化産業遺産の指定もされています。11連もの登り窯は町のシンボルとなっており、多くの陶芸作品を焼き上げていた様子を実際に目で見て知ることが出来る場所です。

昭和初期の信楽焼は火鉢などをメインとして売り出していたため、登り窯を利用して大型品が大量に生産されていました。信楽は、全国規模の製品の生産拠点でもあったのです。

丸又窯の周辺には現在も営業されている信楽焼の窯元もいくつかあるので、窯跡を見学した後は窯元散策もおすすめです。信楽の陶芸の歴史を知る観光スポットとしても、散策の拠点としても適した場所となっています。

住所 滋賀県甲賀市信楽町長野782-2
電話番号 -

「信楽・観光」子供が喜ぶおすすめスポット・3選

Photo bycherylholt

陶芸が有名な信楽ですが、陶芸以外でも楽しく過ごせる観光スポットはいくつもあります。特に、家族連れで観光へ訪れるような場合は子供が好きな観光スポットがあるかどうかというのもチェックしておきたいポイントです。

ここからは、信楽やその周辺にある、子供も楽しめるおすすめのスポットを3つ、ご紹介していきます。

滋賀サファリ博物館

「サファリ」と名がつくと動物園のようなイメージを持たれる「滋賀サファリ博物館」ですが、生き物としての動物でなく、たくさんの動物の剥製を展示しているために博物館という名で営業しています。

個人経営の博物館ということもあり土曜日と日曜日、祝日限定での開館ですが見ごたえは十分にあります。展示されているのは日本の動物に限らず、シロクマやライオン、シマウマなど大型の動物や、現在日本に入れることが難しい動物の剥製も所狭しと展示されています。

剥製の展示は写真を撮ることも出来るので、動物好きな子供と行くと、大きな動物を見てはしゃいでいる様子を写真に収められる、ユニークな観光スポットです。

住所 滋賀県甲賀市信楽町黄瀬2854-2
電話番号 0748-83-0121

 

山田牧場

動物に豊かな自然、美味しい牛乳と、牧場の良さを子供と一緒に存分に味わえるのが「山田牧場」です。牧場でのんびり過ごすポニーやヤギといった動物のいる環境は、普段動物と触れ合うことの少ない子供にとっては刺激的な体験となります。

事前予約必須ですが、飼育している牛の搾乳体験も行えるので、子供の思い出に残る経験が出来ます。搾乳体験の後は絞った牛乳を使ったバター作りも申し込めるため、料理や自然に興味のある子供であれば満喫出来ること間違いありません。

無添加のソフトクリームを食べながら自然の中でのんびりと過ごす、いつもと違った休日を子供と過ごしたいという人にはぜひおすすめしたいスポットです。

住所 滋賀県甲賀市信楽町神山2077
電話番号 0748-82-2007

甲賀の里忍術村

アクティブな子供が好む「忍者」を楽しめる、隠れ里のようなテーマパークが「甲賀の里忍術村」です。からくり屋敷や手裏剣投げ体験、貸衣装まで揃っているので、1日かけて忍者ごっこを満喫出来る場所となっています。

ある程度のアクティビティが楽しめる年齢の子供であれば、「忍者道場」での石垣登りや綱渡りといった体を動かして行う体験メニューがあるので、集中してやっている様子を写真に収めておけば、後々も残る思い出となります。

忍者グッズを販売する売店や忍者の道具を展示している博物館もあるので、大人でも興味深く楽しめるスポットと言えます。

住所 滋賀県甲賀市甲賀町隠岐394
電話番号 0748-88-5000

「信楽・観光」陶芸体験ができる人気施設・3選

Photo by T.Kiya

信楽では、陶芸を見たり買ったりするだけではなく自分が手を動かして作ってみる体験も出来る場所があります。せっかく時間をかけて信楽観光を楽しむならばやってみたい、陶芸体験が楽しめる施設を3つご紹介します。

信楽陶苑たぬき村

Photo by Nullumayulife

「たぬき村」と大きく書かれた看板とたくさんの信楽焼の狸が特徴の「信楽陶苑たぬき村」では、丁寧に教えてもらいながら作品を作り上げる、陶芸教室を開催しています。

初心者向けの手びねりコースでの器作りから、比較的レベルの高い電動ろくろまでレベルに合わせて体験することが出来、釉薬の色なども数種類から選べるようになっています。初めてでも優しく指導してもらえるので、安心して取り組めます。

信楽に来た記念品として、または家族連れなら長期休みの宿題として、様々な目的での陶芸教室は信楽観光の中でも印象に残る体験としておすすめです。

住所 滋賀県甲賀市信楽町牧1293-2
電話番号 0748-83-0126

 

宗陶苑

登り窯での作陶を現在も続けている「宗陶苑」は、陶芸作品の買い物も楽しめると同時に陶芸教室も行われています。陶芸教室は要予約となっていますが、丁寧な指導のもと成形した作品を1点ずつ仕上げてもらうため、作った作品に対して高い満足感が得られます。

陶芸教室での焼成方法も選ぶことが出来るようになっているのが注目ポイントで、現在一般的に用いられる電気・ガス窯焼成とは別に昔ながらの登り窯を使った焼成もやってもらえます。登り窯焼成の場合、実際にやってみて分かる色の変化なども楽しみの1つです。

より信楽焼らしい作風を感じられる陶芸を体験したい人におすすめしたいのが、宗陶苑での陶芸教室と言えます。

住所 滋賀県甲賀市信楽町長野1423-13
電話番号 0748-82-0316

しがらき顕三陶芸倶楽部

信楽を一望出来る丘の上にあるのが「しがらき顕三陶芸倶楽部」です。陶芸倶楽部での陶芸教室は、緑が見える工房内で体験者の希望レベルに応じて行えるようになっており、手作業の良さが出るものから電動ろくろでのなめらかな質感の焼き物まで、幅広く作れます。

成形作業の後は6種類の釉薬から作品のイメージや自分の好みにあったものが選択出来るので、仕上げや焼成が終わって手元に来た後も、お気に入りの1品となります。

ゆったり楽しく集中して陶芸体験をやってみたい人にとって、「しがらき顕三陶芸倶楽部」での陶芸教室はぴったりの体験と言えます。

住所 滋賀県甲賀市信楽町長野755-1
電話番号 0748-82-2216

「信楽・観光」注目のグルメスポット・5選

フリー写真素材ぱくたそ

観光目的であれば、観光の合間に美味しいものを食べたいと思うのは当然です。観光地のグルメ情報は、観光スポットの情報と同じくらい注目されます。信楽も陶芸を中心とした観光スポットはご紹介してきましたが、グルメはどれくらい充実しているのでしょうか。

実は信楽には和洋共にグルメが充実しており、観光に訪れた人におすすめしたいグルメスポットも多く存在します。信楽へ観光に行くならチェックしておいてほしい、信楽のグルメを5つ、ご紹介します。

レストラン牛石

絶品と名高い近江牛が食べられるのが「レストラン牛石」です。本物の美味しさを知ってほしい、と素材や食べ方にこだわった料理の数々はグルメ目的で信楽へ行きたくなるほどの美味しさで評判となっています。

近江牛を使った鉄板焼やすき焼き、特選ステーキなど食べ方も様々で、グルメファンを唸らせる内容が提供されています。密かに人気があるのがハンバーグ定食で、肉汁がたっぷり閉じ込められたハンバーグは大人も子供も楽しめる味です。

グルメ好きや観光客から話題となっているので満席になることも多いですが、美味しいお肉を楽しみたいならぜひ行ってみてほしいお店です。

住所 滋賀県甲賀市信楽町西444-1
電話番号 0748-82-2600

陶の辺料理 魚仙

季節ごとに工夫した料理が素晴らしいと、グルメ好きからも評価されているのが「陶の辺料理 亀仙」です。海の幸も山の幸も、季節に応じて仕入れた食材を惜しみなく使用している「季節の点心」は、来る度に内容が異なるのが飽きない魅力と言われています。

季節のものという点にも関係しますが亀仙ではお寿司も好評を博しており、料理長は休日を利用して寿司店へ通って修行を積むほどの熱心さです。美味しい料理の数々は、信楽へ観光やグルメ目的で行くなら、一度は行ってみる価値のある味に仕上げられています。

住所 滋賀県甲賀市信楽町長野1334-2
電話番号 0748-82-0049

亀楽屋

陶芸作品のお店も併設されている「亀楽屋」では、器から独自のものを使用した、美味しいさぬきうどんを食べられます。シンプルなうどんですが、原料の小麦粉や出汁からこだわり、自家製麺で提供されるうどんはグルメ好きからも評判の1品です。

さぬきうどんでは定番のぶっかけうどんをはじめとして、ざるうどんやかけうどんと、うどんそのものの美味しさを大切にしたメニューは一度食べてみたくなる内容です。近江牛丼とのセットもあり、地元食材を使っているところも観光客から喜ばれています。

信楽観光に来て、ランチは見るからに豪華でなくて良いけれど美味しいところ、という人におすすめしたくなるのが、亀楽屋のうどんです。

住所 滋賀県甲賀市信楽町長野1248-1
電話番号 0748-82-2201

カフェレストラン ラマンチャ

美味しくて可愛い洋食のお店も信楽にはあります。地元の食材を取り入れ、かつ見た目やテーマも地域の特色が表れている料理は信楽で味わってほしいものの1つです。特に、ランチなどで食べられる忍者丼はユーモアもあるメニューで人気があります。

地元グルメに行きたいけれど、和だけでなく趣向を変えて洋食にも、と考える人におすすめのお店です。店内からはのどかな田園風景と、時折通る信楽高原鐵道の電車が見えるのでゆったりとした雰囲気が漂っています。

住所 滋賀県甲賀市信楽町牧1492
電話番号 0748-83-0975

Hutte 忠吉山

信楽観光でとことん豪華に、松茸や近江牛を味わいたいのであればおすすめは「Hutte 忠吉山」です。山の中に佇む独特の雰囲気のお店では、旬の食材をふんだんに使ったスローフードが堪能出来ます。

季節限定となっている「松茸狩&スキヤキ」のセットは近江牛と松茸のすき焼き、かつ松茸ご飯がついた人気メニューとなっており、秋に信楽を訪れた人からは絶賛の声があがっています。食材が希少なものを使用していることもあり、予約して確実に訪れたいお店です。

住所 滋賀県甲賀市信楽町宮町
電話番号 0748-83-8039

信楽観光でお気に入りの焼き物を見つけては?

Photo by akaitori

朝ドラで一躍有名になった陶芸の町、信楽ですが陶芸を見たり買ったり作ったりと様々な面で堪能出来るだけでなく、子供が楽しんで遊べる場所やのどかな雰囲気のスポットなど、何度でも観光に訪れたくなる魅力的な町でもあります。

特色豊かな観光スポットを巡りつつ、ずっと大切にしたくなる、自分だけのお気に入りの焼き物を信楽で見つけてみてください。

平井 今日子
ライター

平井 今日子

滋賀県出身、京都在住です。お酒好きなのでお酒が楽しく飲めるスポット探しに日々勤しんでいます。神社やお寺も好きなので、良いところがあればご紹介していければと思います。楽しそう、面白そうが伝わる記事を発信していきたいです。

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