店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。
洋食キッチンABCとは?
キッチンABCは、池袋を中心に4店舗を展開する人気洋食店です。創業は昭和44年(1969年)、豊島区で50年以上営業を続けてきた老舗です。西池袋店は、2020年2月現在、食べログでは口コミ数473件で3.61の高評価を得ており、多くの人から支持を得ていることが分かります。
また、「地方に住んでいるけれど、東京での食事はすべてキッチンABCで食べる」という熱烈なファンも抱えるキッチンABCは、間違いなく大人気の洋食店といえるでしょう。
キッチンABCは、「旨い!安い!ボリューム満点!」の三拍子がそろった洋食店です。創業50周年を記念して始めたインスタグラムでは、「儲けは二の次、舌ではなく脳が美味しさを覚える温かい一品を提供しております」と公言しており、そのこだわりの一端が見えてきます。
今回は、そんなキッチンABCを徹底的にご紹介します!あのグルメ芸能人が考案したメニューや名物メニューも登場しますので、楽しみにご覧ください。
ABCクッキングスタジオとは無関係
キッチンABCと聞くと、反射的にABCクッキングスタジオを思い出してしまいますが、これらの2つのお店は無関係です。キッチンABCは、大人気の老舗洋食店ですし、ABCクッキングスタジオは、初心者から上級者までに対応できる様々なメニューを実際に作って学ぶことができるお料理教室です。
なお、キッチンABC、ABCクッキングスタジオは、ABCの略称を持つ朝日放送及び朝日新聞社とも無関係です。キッチンABCは、お客さんとの距離が近い、個人経営の洋食店です。
キッチンABCは芸能人にも大人気?
キッチンABCは、バラエティ番組「有吉くんの正直さんぽ」で紹介されるなど、メディアでも度々取り上げられる人気店です。
キッチンABCは、芸能人にもファンがいることが知られています。特に西池袋店は、「東京芸術劇場」のすぐ近くにあるため、舞台に出た俳優さんが訪れることもあるそうです。また、肉好きで知られる、ダチョウ俱楽部の寺門ジモンさんは、キッチンABCに30年も通う大ファンです。
テレビやラジオで幾度となく公言しており、特に「大盛焼肉定食」がお気に入りとのことです。肉好きの寺門ジモンさんに認められる焼肉ですから、美味しいことは間違いありません。あなたも一度キッチンABCで、「大盛焼肉定食」を楽しんでみてはいかがでしょうか。
寺門ジモン考案のメニューも
寺門ジモンさんのキッチンABC好きはこれだけにとどまりません。なんと自らメニューを考案してしまったのです!その名も「カレー風味焼肉(ライス・味噌汁付き)」730円(2020年2月現在)です。カレー風味のタレで豚バラ肉と玉ねぎを炒めたもので、ありそうでなかった一品です。
豚バラ肉の脂のコクとカレーのピリ辛のアクセントが美味しいハーモニーを奏でます。「カレー風味焼肉」には、大盛の他、カニクリームコロッケ、メンチカツ、チキンカツをそれぞれトッピングしたセットもあります。
また、「カレー風味焼肉」には、「チーズトッピング」もおすすめです。キッチンABCには、全メニューに100円(2019年2月現在)でチーズをトッピングすることができる裏メニューが存在します。
「カレー風味焼肉」には、この「チーズトッピング」が人気です。カレー風味の豚バラに、とろーりチーズがベストマッチです!
キッチンABCはなぜ人気?魅力について紹介
芸能人をもトリコにする老舗洋食店、キッチンABCはどうしてそんなに人気なのでしょうか。ここでは、キッチンABCの魅力に迫っていきます!
1:通常でも1.5倍ともいえる量
キッチンABCの魅力の1つ目は、通常サイズでも1.5倍とも思えるほどボリューム満点のメニューにあります。どのメニューを頼んでも、食べ盛りの子供やサラリーマン、多くの男性が満足してしまうほどのボリュームのメニューが運ばれてきます。
また、自分の好きなサイドメニューをトッピングできることも、キッチンABCでの食事を「ボリューム満点、幸せいっぱい」にしている要因の一つでしょう。
キッチンABCの大抵の定食にはセットAでカニクリームコロッケを、セットBでメンチカツを、セットCでチキンカツをお得な値段で付けることができます。
また、セットA・B・Cがないメニューにも、追加代金を払えば自分の好きなトッピングをつけることが可能です。トッピングには、カニクリームコロッケ、メンチカツ、チキンカツの他、チキン南蛮タルタル、目玉焼き、カレーソースなど、みんなが大好きな洋食が目白押しです!
特にチキン南蛮タルタルは、元は期間限定メニューだったのですが、あまりに好評だったため、グランドメニュー化された伝説のメニューです。そのクセになる美味しさに、スタッフの間では「禁断の果実」の呼び名もあるほどです。
特製甘酢ソースが、外はパリパリ、中はジューシーな食感とあわさり、その魔性ぶりを発揮します。チキン南蛮タルタルは、チキン2枚が付いた贅沢な定食780円(2020年2月現在)も存在します。
「元は期間限定メニューだったものを、好評だったからグランドメニュー化する」というエピソードは、個人経営のお店、キッチンABCのお客さんとの距離の近さを実感させるエピソードです。
池袋東口店の名物店長の高橋店長は、来てくれたお客さんの顔と注文したメニューはだいたい覚えているそうです。「キッチンABCに来ると、お家に帰ってきたみたいにホッとする」と言われることもあるというキッチンABCは、店員さんを身近に感じられる、温かいお店といえるでしょう。
2:値段が安い
キッチンABCの魅力の2つ目は、値段が安いことです。グランドメニューに載っている基本の定食は、どんなにボリューム満点なメニューでも、すべて1000円以下(値段はすべて2020年2月現在)で食べられてしまいます。
キッチンABCには「今月のおすすめ」や「季節のおすすめ」定食もありますが、それらも基本はすべて1000円以下です。例えば、焼肉定食は730円で、大盛焼肉定食でも880円です!とてもお得な値段で、わが目を疑ってしまいそうです。
また、西池袋店と南大塚店には、さらにお得な定食メニューがあります。それは、サービスA・B・C定食です。それぞれメインがハンバーグ(120g)・ポークジンジャー・若鶏のソテートマトソースと変わりますが、どれにもカニクリームコロッケと目玉焼きまで付いて、なんとどれでも900円です。
例えばサービスA定食は、ハンバーグ(120g)とカニクリームコロッケと目玉焼きがついて900円なのです!
さらにさらに、洋食好きの心をわしづかみにする特盛A・B・C定食があります。それは、ハンバーグとポークジンジャー、若鶏のソテートマトソース3品が盛り合わせられている定食ですが、お値段なんと980円です!
もちろん定食にはどれでも味噌汁・ごはんが付きます。おかずの横にはキャベツとナポリタンの添え物もあります。
キッチンABCは、味噌汁にも強いこだわりを持っており、きのこやネギが入った味噌汁は、一口飲めばホッとできる、作り手の心が伝わってくるありがたい味がします。あなたも断然お得なキッチンABCで、充実したご飯を楽しみませんか?
3:昔ながらの味で美味しい
キッチンABCの魅力の3つ目は、昔ながらの味で美味しいところにあります。ここまでご紹介してきた中で感じられた方もいらっしゃるかと思いますが、キッチンABCのメニューは、昔懐かしい喫茶店の定食のようなメニューであふれています。
味付けも誰もがホッとできるような、昔ながらの味わいです。ハンバーグは自家製の手でこねたものですし、常連さんから広く支持されているドレッシングでさえも自家製で、玉ねぎの旨味を存分に引き出した、シンプルなものです。
こういった昔ながらの味を守っていることも、お客さんに「キッチンABCに来ると、お家に帰ってきたみたいにホッとする」と言わしめるキッチンABCの魅力の一つです。
人気のキッチンABC西池袋店は行列も
キッチンABCは、西池袋店、池袋東口店、南大塚店、江古田店の4店舗を営業していますが、中でも西池袋店は、ランチタイムに行列もできる大人気店舗です。11時半や15時ごろ、平日の17時過ぎや21時ごろでも満席だったという声も聞こえてきました。
キッチンABCの西池袋店を訪れる際は、時間に余裕をもって訪れるのがおすすめです。並ぶのが苦手な方は、ランチタイムやディナータイムのピークを外して、ランチでは開店直後の11時ごろ、ディナーではラストオーダーギリギリの21時過ぎごろに訪れてみてはいかがでしょうか。
キッチンABC人気名物ライスとは?
キッチンABCは昔ながらの味が美味しいのが魅力だとご紹介しましたが、一方で、キッチンABCならではの味も存在します。
キッチンABCの公式インスタグラムでは、「味・量・値段・個性すべてが満点と思っていただける、絶滅危惧種の個人店だからこそ出来るオリジナリティあふれる一品を届けられるよう頑張ってまいります」とのコメントもあります。
お客さんとの距離が近いキッチンABCでは、日々試行錯誤してメニューを改良し、オリジナリティあふれる一品も提供しています。ここでは、キッチンABCの人気名物ライスについてご紹介します。
オリエンタルライスの味について
キッチンABCの人気名物ライスの1つ目は、オリエンタルライス(味噌汁付き)700円(2020年2月現在)です。
オリエンタルライスとは、ご飯の上に豚肉とニラ、玉ねぎを炒めて、たっぷりのニンニクを効かせたものと卵黄をのせたキッチンABCの名物料理です。メニューには、「肉と野菜のにんにく風味」と書かれています。
オリエンタルライスは、アツアツのうちに卵黄をくずして食べるとその美味しさにノックダウンしてしまう一品です!また、ニンニクが効いていることからもガッツリスタミナ系であることは想像できますが、オリエンタルライスは実は、特に夏におすすめの料理です。
豚肉に含まれる、夏バテ防止に効果的なビタミンB1が白米の炭水化物の代謝を促進し、さらに、ニンニク・ニラに含まれるアリシンと結合する事で体に吸収されやすくなります!
夏バテが気になった時には、キッチンABCの人気名物ライス、オリエンタルライスを食べてみてはいかがでしょうか。きっと元気を取り戻せるはずです。
自作で味の再現を試みるほど人気
キッチンABCの名物、オリエンタルライスはその美味しさと効果から、多くの人が注文する大人気のメニューです。
中には自宅で味の再現を試みるツワモノまでいるほどです。クックパッドにそのレシピは公開されています。
レシピによると、味付けは日本料理でよくある醤油・みりん・酒・砂糖だけではなく、オイスターソースや酢、ニンニク、生姜、一味唐辛子と非常にたくさんの調味料を使用しており、オリエンタルライスの複雑で奥深い味わいを再現しようとする努力が垣間見れます。
あくまでもこちらはキッチンABCのオリエンタルライスを再現したレシピで、本当のオリエンタルライスがどのような味付けをしているのかはわかりません。気になった方は、一度試してみてはいかがでしょうか。
インディアンライスの味について
キッチンABCの人気名物ライスの2つ目は、インディアンライス(味噌汁付き)700円(2020年2月現在)です。インディアンライスと聞くと思わずカレー味の何か、かと思ってしまいますが、そうではありません。
キッチンABCの名物、インディアンライスは、豚肉と玉ねぎ、ピーマンを甘辛いタレと半熟卵でとじた「洋風卵とじ」です。豚肉のやわらかさとプルプルした半熟卵、タレがしみ込んだご飯が何とも言えないハーモニーを奏でます。
火の入れ具合や量感が難しく、調理スタッフも気合を入れて作るというインディアンライスは、キッチンABCの人気名物ライスです。
キッチンABCのおすすめメニューを紹介
キッチンABCの人気名物ライスをご紹介しましたが、他にもキッチンABCにはおすすめしたいメニューがたくさんあります。ここでは、キッチンABCのおすすめメニューをご紹介します。
1:オムカレー
キッチンABCのおすすめメニュー1つ目は、オムカレー(味噌汁付き)800円(値段は全て2020年2月現在)です。ドライカレーを卵で包み、キッチンABCの名物、黒カレーをかけた一品です。
真っ黒なカレーがかかっているので、出て来ると一瞬ギョッとしてしまうかもしれませんが、そこはキッチンABC、味は保証されています。名物黒カレーは、コクのある旨味とあとひくスパイスが相性抜群なカレーです。
黒カレーには、こんな逸話が残っています。「街の人がホームと感じる洋食屋でありたい」と考えていた先代は、「温かい安心感あるカレーの魅力が台無しになってしまう」と、黒カレーのビジュアルに大反対でした。
しかし、「国民食として親しみがあるカレーだからこそ、期待を裏切る斬新なビジュアルと味が時代にあったスパイスになる」と信じるスタッフの強い思いに押され、とうとう黒カレーは誕生したのです。今ではキッチンABCの名物として親しまれています。
オムカレーは、中身のドライカレーと外にかかっている黒カレーのスパイシーな味を、卵が中和してくれ、クセになってどんどん食べ進めていってしまう一品です。オムチキンカツカレー900円や、オムカツカレー980円もあります。
2:ポークジンジャー
キッチンABCのおすすめメニュー2つ目は、ポークジンジャーです。西池袋店と南大塚店のサービスB定食900円(2020年2月現在)や特盛A・B・C定食980円(2020年2月現在)についているポークジンジャーは、単品でのグランドメニュー化を望むファンもいるほど愛されているメニューです。
豚肉と玉ねぎを炒め、生姜を効かせてあるポークジンジャーは、サービスB定食では様々な食べ方を楽しむことができます。サービスB定食は、ポークジンジャーとカニクリームコロッケ、目玉焼きがセットになった定食です。
ポークジンジャーを単体で楽しんだ後は、黄身をくずした目玉焼きと、カニクリームコロッケの下にあるタルタルソースと食べるのがおすすめです。
さらにキッチンABCスタッフのおすすめは、ドレッシングをかけた付け合わせのキャベツをポークジンジャーで包んで、タルタルソースをつけて一緒に食べるスタイルです!生姜の香りとシャキシャキキャベツ、タルタルソースのまろやかさがベストマッチだそうです。
3:自家製手ごねハンバーグ
キッチンABCのおすすめメニュー3つ目は、自家製手ごねハンバーグです。その名の通り各店のスタッフが早朝から手でこねて作る自家製ハンバーグは、ふっくら、しっとりとした食感がたまらない一品です。
自家製手ごねハンバーグ定食(目玉焼き付き)880円や、オムライスセット(オムライスにハンバーグをのせて、ケチャップとデミグラスソースをかけたセット)950円、西池袋店・南大塚店ではサービスA定食900円、特盛A・B・C定食980円(値段はすべて2020年2月現在)で食べられます。
4:ジャンボ焼
キッチンABCのおすすめメニュー4つ目は、ジャンボ焼(ご飯・味噌汁付き)830円(2020年2月現在)です。ジャンボ焼もまた、キッチンABCならではのメニューです。
豚肉と豆腐を、ニンニクを効かせた特製ダレで煮込み、きゅうりとネギをアクセントとしてのせた冬におすすめの一品です。豆腐は一丁丸ごと使っているので、ボリュームもあります。ジャンボ焼には、辛いバージョンのジャンカラ830円もあります。
5:若鶏のソテートマトソース
キッチンABCのおすすめメニュー5つ目は、若鶏のソテートマトソースです。トマトソースのほどよい酸味が、分厚い若鶏の肉の旨味を存分に引き出し、食欲が増してくれる一品です。
若鶏のソテートマトソースは、若鶏のソテートマトソース定食880円(値段は全て2020年2月現在、池袋東口店では提供なし)や西池袋店・南大塚店では、サービスC定食900円、特盛A・B・C定食980円で食べることができます。
キッチンABCの店舗情報
ここまで読んで、キッチンABCに行きたくなったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。ここでは、キッチンABCの店舗情報をご紹介します。
1:キッチンABC 西池袋店
キッチンABC 西池袋店のアクセスは、JR「池袋」駅から徒歩約5分、東京芸術劇場から道路を渡ってすぐのところにあります。
営業時間は、平日は11時~15時半(ラストオーダー15時半)、17時~22時(ラストオーダー21時半)で、土・日・祝日は11時~22時(ラストオーダー21時半)です。定休日はありません。
住所 | 東京都豊島区西池袋3-26-6 |
電話番号 | 03-3982-1703 |
2:キッチンABC 池袋東口店
キッチンABC 池袋東口店 のアクセスは、JR「池袋」駅から徒歩約5分のところにあります。営業時間は、平日は11時~15時半(ラストオーダー15時半)、17時~22時(ラストオーダー21時半)で、土・日・祝日は11時~22時(ラストオーダー21時半)です。定休日は水曜日です。
住所 | 東京都豊島区南池袋2-16-2 |
電話番号 | 03-5396-5399 |
3:キッチンABC 南大塚店
キッチンABC 南大塚店のアクセスは、JR「大塚」駅から徒歩約5分のところにあります。営業時間は、11時~22時(ラストオーダー21時半)で、定休日はありません。以前は水曜日が定休日でしたが、営業することになりました。
住所 | 東京都豊島区南大塚2-36-1 |
電話番号 | 03-3947-9854 |
4:キッチンABC 江古田店
キッチンABC 江古田店のアクセスは、西武「江古田」駅から徒歩約1分のところにあります。営業時間は、11時~22時(ラストオーダー21時半)で、定休日はありません。
住所 | 東京都練馬区旭丘1-73-13 |
電話番号 | 03-6908-1779 |
キッチンABCで絶品洋食を食べてみよう!
今回は、キッチンABCの魅力をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。キッチンABCは、「旨い!安い!ボリューム満点!」の三拍子がそろっており、行くと家に帰ったようにホッとできる老舗洋食店です。あなたもキッチンABCで絶品洋食を楽しんでみてはいかがでしょうか。