佐世保観光のおすすめスポット25選！定番の観光地にご当地グルメも堪能しよう

黒島はカトリック教徒の島で、毎週島民によって行われるミサでは、見学して貴重な歴史的背景を学ぶことができます。ミサの見学を希望する場合、事前連絡が必要です。黒島の天主堂は、江戸時代に長く続いた弾圧に耐えて潜伏し、信仰を復活させた奇跡のシンボルとなっています。

黒島へ渡航するには、佐世保市北部の相浦桟橋からフェリーを利用します。黒島観光は、周遊バスに乗るか、レンタサイクル・レンタカーで巡るのがおすすめです。

長崎県の沖合にある五島列島の最北端に浮かんでいるのが宇久島です。自然豊かで釣りスポットが多く、釣り初心者でも気軽に挑戦できる釣り体験もあります。地元食材を使ったご当地グルメや民泊などで島本来の姿を楽しめる、自然派におすすめの観光地です。

宇久島には、長崎県一の透明度を誇る、砂浜の全幅が600mにもおよぶビーチがあり、夏は海水浴を楽しむ人でにぎわいます。定番の大浜海水浴場や、フェニックスが立ち並ぶ南国風のスゲ浜海水浴場が人気です。宇久島は約190万年前の噴火でできた島で、ゴツゴツとした玄武岩の海岸もあります。

宇久島へ渡航するには、佐世保港からフェリーか高速船を利用します。フェリーは約2時間30分、高速船は約1時間20分で宇久島に到着します。

宇久島にある自然環境豊かな「大浜海水浴場」は、美しい白い砂浜とコバルトブルーの海から「快水浴場百選」にも選ばれています。遠浅の海と、どこまでも続く砂浜が開放的な雰囲気で、地元で定番の海水浴場です。遊泳期間中の大浜海水浴場には、シャワー室などが設けられます。

海水浴場の近くには岩場があり、磯遊びをしながら海の生き物たちにも出会えます。海水浴場にはキャンプ場も隣接されていて、炊飯棟、トイレなどが整備されています。海水浴場の沖合にある古志岐島（こしきしま）は、釣りのメッカとして知られています。

続いては、佐世保の豊かな自然を一望できる、定番・絶景スポットをご紹介します。佐世保は海が近く、至る所から海を見ることができ、その背景には緑豊かな山々が並んでいます。海の絶景スポットや、美しい九十九島を眺められる展望所がいくつもあります。

「西海橋」は全長316m、海面から高さ43mのアーチ式の橋で、建築当時、この型式の橋としては世界第3位を誇る大きな橋でした。日本三大急潮のひとつである針尾瀬戸の急流とうず潮を見ることができます。特に春と秋の大潮での潮流は圧巻で、毎年うず潮まつりが開催されます。

「長崎県立西海橋公園」は、その西海橋のふもとにある観光型の広々とした公園です。滑り台などの遊具や、そりゲレンデ、ソフトボール場、ゲートボール場などがあります。また、春になると約1000本の桜が咲き誇る名所で、美しい自然の中で健康的に遊べる場所です。

「展海峰」は目の前に九十九島が180度のパノラマで広がる展望台で、国内外から多くの観光客が押し寄せる佐世保では定番の観光地です。とりわけ美しい島々が集まっている南九十九島の絶景を一望でき、船越地区や佐世保市街地などもよく見えます。

また敷地内には、春は菜の花、秋はコスモスといった季節の花々が咲き誇る園地があり、のんびりと散策できます。広い駐車場やトイレ、売店などもあり、大勢の観光客を受け入れられるキャパがあります。佐世保駅から車で約20分の距離にある展望所です。

展海峰から見える九十九島は、長崎県北部の佐世保市から平戸市にかけての北松浦半島西岸に連なるリアス式海岸の群島で、佐世保湾の25kmにわたり島々が点在します。九十九島全域が西海国立公園に指定されていて、島の密度は日本一といわれています。

九十九（くじゅうく）は「数がたくさんある」という意味で使われる言葉で、実際の島の数は208あります。208もある島々の中で、人が住む有人島は4島、他はすべて無人島です。常緑広葉樹の森が水面に影を落とし、美しい景観を作りあげています。