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上品な甘さとほろ苦さが特徴の「八朔(はっさく)」
春になるとスーパーでも安く手に入るようになる八朔は、大きめサイズのミカン種です。外皮はかなり厚く固いので剥くのが大変ですが、可食部が大きく粒もぷりぷりとした食感が楽しめるのでおいしいミカン種として人気があります。
収穫は主に12月に行われますが、収穫直後はかなり酸味が強いため寝かせて酸味を抑えてから出荷するのが一般的です。そんな八朔はほろ苦さの中に上品な甘みがあります。
そのため八朔の基本の食べ方は「皮を剥いてそのまま食べる」というシンプルな食べ方ですが、スイーツにする食べ方や料理のおかずにする食べ方などいろいろなアレンジも楽しめます。
八朔の上手な皮のむき方!薄皮は取る?取らない?
大きいミカン種に区分される八朔は、固く分厚い外皮に包まれています。ミカン種は「じょうのう」と呼ばれる薄皮があり、薄皮ごと食べる食べ方がおすすめな品種と取り除いて食べる食べ方がおいしい品種があります。
基本的に薄皮の厚みによって「取り除く・そのままたべる」に分かれますが、その点でいえば八朔の薄皮はかなり厚みがあるので取り除いてから食べる食べ方がおすすめです。なお外皮・薄皮は、包丁を使うと簡単に取り除けます。
外皮・薄皮の下処理方法
- 八朔の外皮は、リンゴの皮剥きと同じ要領で厚く皮を剥く
- くし切りにする
- 中心にある厚みのある白い部分を包丁で丁寧に取り除く
- 1房ごとに分け薄皮を取り除けば下処理の完了
八朔の上手な保存方法は?
八朔は基本的に常温での保存が可能です。酸味が強い場合は常温でしばらく放置しておくと酸味が和らぐので、常温保存にすれば、保存をしながら甘みを引き出すこともできます。
長期保存したい場合は基本の皮剥き・薄皮処理を済ませたのち、フリーザー用ジッパー付き保存袋に入れ冷凍保存にすれば概ね1ヶ月ほど保存が可能です。
八朔のおいしい食べ方と簡単レシピ
春が旬の八朔はそのままシンプルに食べる食べ方もおすすめなのですが、薄皮を処理すればいろいろなアレンジで楽しめるようになります。スイーツにアレンジする食べ方もおすすめですが、サラダ×八朔の組み合わせや大量消費におすすめな食べ方もあります。
デザートにおすすめ「八朔ゼリー」
旬の八朔の中には酸味が強すぎてそのままの食べ方では少々食べにくいこともあります。保存の仕方によって酸味を和らげる方法もありますが八朔ゼリーにアレンジすれば、酸っぱすぎる八朔も絶品スイーツとしておいしく食べられます。
八朔(薄皮処理したもの) | 100g |
蜂蜜 | 小匙1 |
水 | 200ml |
グラニュー糖 | 小匙2 |
八朔搾り汁 | 少々 |
粉ゼラチン | 小匙2 |
※グラニュー糖は好みで上白糖や三温糖に切り替えても可
八朔ゼリー作り方
- 八朔は外側・薄皮を取り除き、蜂蜜を絡めて味をなじませておく
- 粉ゼラチンと水を耐熱容器に入れ、電子レンジで加熱しふやかしておく
- 鍋にグラニュー糖と水をいれ、中火で火にかける
- グラニュー糖が完全に溶けたら火からおろす
- 八朔搾り汁と溶かした粉ゼラチンを鍋に入れ、全体をよく混ぜ合わせる
- 容器にゼリー液を流しいれ粗熱をとる
- 下処理しておいた八朔をゼリーにトッピングし、冷蔵庫で固めれば完成
大量消費できる食べ方「八朔の砂糖漬け」
旬の八朔が大量に手に入った時、シンプルにそのまま食べるだけでは賞味期限内に食べきるのが難しくなります。そんな時に大量消費レシピとしておすすめなのが八朔の砂糖漬けレシピです。
薄皮の処理が大変ですがコツが分かれば簡単にできますし、出来上がった八朔砂糖漬けはそのままおやつにする食べ方だけでなくアレンジレシピにも応用ができます。
八朔 | 2個 |
三温糖 | 大匙3 |
保存容器 |
八朔の砂糖漬け作り方
- 「八朔基本の食べ方」の皮剥き方法を参考に、砂糖漬けする八朔すべての皮剥き・薄皮処理を行う
- 保存容器に下処理済み八朔を並べ三温糖をまぶす
- 保存容器の蓋をし、冷蔵庫で1日寝かせれば完成
- 三温糖の代わりにはちみつを使えば八朔はちみつ漬けにする食べ方ができる
さっぱりとおいしい「八朔サラダ」
八朔をスイーツやデザートとして食べる食べ方は八朔をアレンジする食べ方の定番ですが、食事のサイドメニューやおもてなし料理にするならサラダ×八朔の食べ方がおすすめです。
酸味が強めで程よく苦みがある八朔はサラダドレッシングとの相性も良いですし、八朔そのものが果肉が大きく食べ応えがあるので八朔が主役になるサラダレシピにすればおもてなし料理にもなります。
八朔 | 2個 |
ブロッコリー | 200g |
アスパラガス | 10本 |
生ハム | 適量 |
紫タマネギ(ドレッシング用) | 50g |
オリーブオイル(ドレッシング用) | 大匙4 |
レモン汁(ドレッシング用) | 大匙4 |
砂糖(ドレッシング用) | 小匙1 |
塩(ドレッシング用) | 少々 |
※紫タマネギがない場合は一般的なタマネギでも可
八朔サラダ作り方
- 八朔は「基本の食べ方」レシピを参考に、皮剥き・薄皮処理をする
- アスパラガスは食べやすいサイズにカットする
- ブロッコリーは食べやすいサイズにカットする
- アスパラガスとブロッコリーは、それぞれ下茹でし粗熱をとっておく
- ドレッシング用の紫タマネギをみじん切りにしておく
- ボウルにドレッシング材料とみじん切りにした紫タマネギを加え全体をしっかりと混ぜ合わせる
- 皿に下茹でした野菜下・下処理済みの八朔・生ハムを盛り付け、ドレッシングをたっぷりと回しかければ完成
八朔の食べ方をアレンジして楽しもう
八朔(ハッサク)はシンプルにそのまま食べる食べ方もおいしいのですが、アレンジすればさらに楽しめます。薄皮の処理もコツが分かれば簡単ですし、薄皮を処理した八朔はアレンジしていろいろな食べ方ができるので大量消費したい時や保存にもおすすめです。