【カマンベールチーズ】何度もリピしたいおいしい食べ方！皮はどうする？

真っ白な見た目が特徴のカマンベールチーズは、スーパーなどでも購入できる身近なチーズです。カマンベールチーズはフランスのノルマンディ地方のカマンベール村で生まれたチーズで、表皮は真っ白いカビで覆われているのが特徴です。

カマンベールチーズの歴史は古く、1791年にカマンベール村の農婦マリー・アレルが作ったのが最初だと言われています。1850年に鉄道が開通したことでパリの市場でも売られるようになりました。

1880年～1890年頃には木箱が誕生し、型崩れせずに安定した輸送が可能になったことで、フランス全土に広まり、現在まで世界中で愛される有名なチーズになったのです。

カマンベールチーズの中はクリーム色で柔らかく、濃厚で上品な味わいです。カマンベールチーズの種類は熟成タイプとロングライフタイプの2タイプあります。

どちらのタイプのカマンベールチーズも冷蔵庫で保存します。開封後はカップで包み、早めに食べきりましょう。食べきれない場合は食べやすい大きさにカットしてからラップで包み、冷凍保存袋に入れて冷凍庫で保存するといいでしょう。

冷凍したカマンベールチーズは、凍ったまま加熱調理して食べます。ハンバーグのタネで包んでチーズインハンバーグにしたり、フライにする食べ方がおすすめです。凍ったまま調理するので扱いやすく、大人も子供も楽しめるメニューになります。

チーズには皮があるものとないものがあります。この違いは熟成されているかどうかです。チーズの皮は熟成させる過程で、自然にできていきます。カマンベールチーズは表面に白カビをつけて熟成させるので、それが皮となります。

気になるのは、この皮が食べられるかどうかですが、結論から言うと食べられます。意図的に繁殖させたカマンベールチーズの白カビは、無害なので食べても大丈夫です。皮の部分は中に比べると硬く、独特の味わいがあります。

カマンベールチーズの食べ方はいろいろありますが、まずはそのまま食べてみましょう。カマンベールチーズは外から中に向かって熟成がすすむので、放射状に切る食べ方がおすすめです。この食べ方は熟成による味の変化を楽しめます。

カマンベールチーズは何もつけずに食べてもおいしいですが、トッピングなど食べ方を工夫するとよりおいしく食べられます。

例えば、生ハムとオリーブオイルをかける食べ方はクラッカーやパンとの相性がよく、はちみつとペッパーをかけると甘じょっぱさがクセになる食べ方ができます。

わさび醤油や柚子胡椒など和の食材との相性も抜群で、おつまみにぴったりの食べ方ができます。スモークサーモンやしらすと一緒にパンで挟んだり、温かいフルーツと一緒に楽しむ食べ方は、おしゃれでおもてなしにもおすすめです。

どの食べ方も簡単で、いつでも気軽にできます。カマンベールチーズにあう食材はたくさんありますから、いろいろなトッピングをして食べ方のアレンジを楽しみましょう。

カマンベールチーズは加熱する食べ方もおすすめです。加熱したカマンベールチーズは皮はしっとり、中はとろっとします。皮が硬いため、形が崩れにくく、丸ごと調理しやすいのも魅力です。電子レンジやフライパンで簡単に加熱できるのでチャレンジしてみましょう。

カマンベールチーズがあればすぐに出来る簡単な食べ方です。作り方は、カマンベールチーズをフライパンに乗せて火にかけ、両面焼き目が付くまで焼くだけです。食べ方は、焼いた後に上部の皮をナイフや包丁で切れ目を入れてすくって食べます。

トーストしたパンや、野菜などをディップする食べ方がシンプルでおすすめです。ホットプレートで焼くと、チーズフォンデュのようになり、パーティーやおもてなしにもぴったりの食べ方ができます。

カマンベールチーズは、皮が器のようになるので、特別な容器がなくても簡単にチーズフォンデュ風の食べ方が楽しめます。電子レンジでの加熱は、焼くよりももっと簡単でおすすめです。

作り方はカマンベールチーズの上部の皮を切り取って、電子レンジで1分～2分程度加熱すれば完成です。あとはウィンナーやトマト、ブロッコリーなど好きな具材をディップします。ちょっと贅沢なランチや、ワインのお供にぴったりの食べ方です。

カマンベールチーズは、外と中の違った食感を楽しめる熟成チーズです。濃厚で上品な味わいで、相性がいい食材が多いことも魅力の一つです。カマンベールチーズのおいしい食べ方を試して、自分好みの味わいを見つけましょう！