本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています
店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。
酒粕とは?
酒粕(さけかす)は簡単に言うと、日本酒を作るときに出る副産物のことです。日本酒は、発酵したもろみを搾って作られます。この時に出る搾りかすが酒粕で、米や麹、酵母の栄養が多く含まれています。
酒粕は、アミノ酸・食物繊維・ビタミン・たんぱく質などを多く含んでいるので、さまざまな料理に活用されています。昔ながらの食べ方には粕汁や甘酒、漬物があります。近年では、スイーツやお菓子にする食べ方も多く、多種多様なレシピに活用されています。
酒粕のおいしい食べ方:定番の汁物
酒粕の定番の食べ方といえば、汁物でしょう。粕汁や甘酒は、酒粕が出回る冬の定番で、簡単にたっぷり栄養が摂れる食べ方です。
粕汁は豚肉や酒を入れた味噌汁に酒粕を入れるだけで簡単に作れます。甘酒のレシピも簡単で、酒粕と砂糖、水を鍋で煮溶かすだけです。分量は酒粕100gに対し水300~400ml、砂糖20g~40gを目安にお好みで調整します。甘酒は冷やしてもおいしいので、夏場や暑い時期の栄養補給ドリンクとしてもおすすめです。
酒粕のおいしい食べ方レシピ:簡単おつまみ
日本酒を作る工程でできた酒粕は、ほんのりと日本酒のいい香りがします。そんな酒粕で作るおつまみは日本酒やその他のお酒とも相性ばっちりです。栄養満点で深いコクがあるのでおつまみにしても罪悪感が少なくヘルシーな食べ方ができます。
焼き酒粕
おつまみだけではなく、おやつとしてもおすすめな食べ方は、焼き酒粕です。酒粕を薄くのばして、食べやすい大きさに切り目を入れてトースターで焼くだけの簡単レシピです。
濃厚な味わいは焼チーズのようで、表面にうっすら味噌を塗ってから焼く食べ方もおすすめでお酒がすすみます。酒粕の栄養を丸ごと摂れる食べ方なので、小腹が減った時の大人のおやつにもぴったりです。
酒粕漬け
奈良漬のように、酒粕を漬物に活用する食べ方もあります。酒粕を使った粕床は、酒粕・味噌・塩・砂糖・日本酒を混ぜ合わせるだけで簡単に作れます。旬の野菜をつけて漬物にしたり、肉や魚を漬け込むのもおすすめです。その際は野菜用と肉・魚用に分けると衛生的です。
粕床は酒粕の香りと深みのあるコクが食材に移るので、独特のおいしさを楽しむ食べ方ができます。粕床を使わないときは冷凍して保存しておけるのも魅力です。
酒粕のおいしい食べ方レシピ:おすすめスイーツ
酒粕はおつまみや汁物にするだけでなく、スイーツにする食べ方もできます。ただし、アルコールが含まれているので子供や運転前に食べるのは避けてください。
酒粕ケーキ
大人の味わいが楽しめるケーキとして人気があるのが、酒粕ケーキです。酒粕ケーキは混ぜて焼くだけの簡単レシピなので、おいしい酒粕が手に入ったらぜひ作ってみましょう。
酒粕ケーキのレシピは、酒粕をちぎって電子レンジで温め、牛乳を入れて少しずつ柔らかくします。別のボウルに、卵と砂糖を混ぜ、さらにレモン汁とヨーグルトを加えてよく混ぜます。そこに柔らかくした酒粕を入れて混ぜ、小麦粉をふるいながら入れて混ぜ合わせ生地にします。
ケーキ型に生地を流し入れ180℃で予熱しておいたオーブンで40分~50分程度焼きます。焼き上がったら、日本酒と砂糖を混ぜて加熱した日本酒シロップを表面に塗って完成です。
酒粕パンナコッタ
酒粕スイーツはパンナコッタにする食べ方も人気があります。濃厚な味わいとぷるっとした食感がおいしい食べ方で、食後のデザートやお酒が好きな大人のパーティーにもおすすめです。
酒粕パンナコッタの作り方は、酒粕とゼラチンをそれぞれ水でふやかしておきます。鍋にふやかした酒粕・水・牛乳・蜂蜜を入れ火にかけます。沸騰直前で火からおろし、こして、水でふやかしたゼラチンを加えて混ぜます。
ゼラチンが溶けたら生クリームを加えて、氷水で冷やしながらよく混ぜます。とろっとしてきたら器に入れて冷蔵庫で冷やし固めて完成です。
酒粕の食べ方は意外と豊富!日々の料理に取り入れよう
酒粕は日本酒が作られるときにでる副産物で、とても栄養が豊富で、料理にコクや深みが出ます。汁物や漬物が定番の食べ方ですが、おつまみやスイーツにする食べ方も濃厚な味わいが楽しめます。酒粕を食事に取り入れて、大人の味わいを楽しみましょう。