長崎旅行のおすすめスポット21選！定番グルメからカップルに人気の穴場まで

一年中様々な催しが行われており、いつ何度訪れても新鮮な気分で楽しめますが、カップルで行く場合はイルミネーションの時期が特に人気です。イルミネーションイベント「光の王国」では日本でトップクラスのイルミネーションが見られるので、国内外問わず多くの旅行客で賑わいます。

ハウステンボスは「フラワーロード」できれいな花々を楽しみ、至る所で行われているショーを見て巡ることができ、また、ショッピングやグルメも楽しめる、たくさんの魅力が詰まった長崎一の観光スポットです。

長崎県の南山手にある「グラバー園」は、西洋風の建物や美しい庭園が保存されているスポットです。元々は重要文化財の旧グラバー住宅、旧リンガー住宅、旧オルト住宅を中心に明治時代の洋館を移築したスポットで、施設全体が大きな公園のようになっています。

長崎らしい異国情緒を感じる人気観光地として注目されています。グラバー園は高所にあるので、長崎港の眺望も楽しめます。また、夏の時期は夜も開園していて、ロマンチックな雰囲気に包まれ、日中とは異なった表情の夜のグラバー園もカップルに人気です。
 

グラバー園は、歴史的にも観光的にも魅力がいっぱいのスポットで、一昔前のヨーロッパにタイムスリップしたような感覚を味わえます。当時のヨーロッパ貴族の衣装も貸し出ししていて、豪華なレトロドレスや男性貴族の衣装を着てグラバー園内を散策するのも、カップルにおすすめです。

敷地は意外と広いので、のんびりと歩くと約1時間ほど要します。見どころもたくさんあるので、長崎旅行の観光地として、旅行客の満足度が高いスポットです。

「雲仙（うんぜん）地獄」は、長崎県南東部にある雲仙温泉を代表する温泉名所です。キリシタン殉教の舞台になったと言われ、地の底から吹き出す蒸気と熱気が辺り一面を覆い尽くし、地獄そのもののような光景が目の前に広がります。

地獄内は遊歩道が新しく整備されていて、大叫喚地獄やお糸地獄、清七地獄など30あまりの地獄があり、地獄めぐりの途中には様々な見どころがあります。地熱や噴気を体感できる休憩所や雲仙地獄工房などがあり、雲仙地獄を五感で楽しむことができます。

雲仙地獄は夜間のライトアップはされていないものの、24時間いつでも入ることができ、噴気孔から真っ白い水蒸気がもくもくと噴き上がった光景を見ることができます。

長崎県島原市にある「島原（しまばら）城」は、壮麗な面影を残す五層の天守閣として名城100選に選ばれています。城の土台は往時のままで、城を守る見事な石垣は、屏風折れという技法によって迷路のようになっています。5階の天守閣からは、東西南北パノラマが見渡せます。

島原城は昔「四壁山」または「森岳」などと呼ばれた小高い丘に築かれたので「森岳城」の異名を持ちます。天守閣の廻りに3か所の三層櫓がそびえ立っており、豪壮堅固な城構えで幾層にもなった白壁は美しく、旅行客に人気です。

城内の建物はキリシタン史料館や、その他様々な資料館として利用されています。また、島原城は城の美しさだけでなく、当時は南蛮貿易で栄えた城下町も見どころ満載です。

世界平和への願いを込めてつくられた「平和公園」は、長崎市の原爆落下中心地公園北側、小高い丘にあります。悲惨な戦争を二度と繰り返さないという誓いのもと築かれ、8月9日の原爆の日に行われる平和祈念式典では、毎年世界中から注目される中で平和宣言が行われます。

平和公園で有名なのは「平和祈念像」で、天を指した右手は原爆の脅威、水平に伸ばした左手は平和を、軽く閉じた瞼は原爆犠牲者の冥福を祈るという想いが込められています。長崎市民の平和への願いを象徴する高さ9.7メートル、重さ30トンの大きな像は神の愛と仏の慈悲の象徴でもあります。

平和公園には他にも「平和の泉」など、世界各国から寄贈されたモニュメントなどが設置され、平和を願う場としてふさわしい空間となっています。