【バーベキュー】でも使える椅子おすすめ7選！おしゃれなデザインも

屋外で食事を楽しむスタイルの1つとして日本でも人気のバーベキュー料理は、もともと西インド諸島に住む先住民が狩りでえた食肉を丸焼きにするという調理スタイルに語源にあります。

日本でも食用肉を丸焼きにする調理スタイルはありますが、本来は焼いただけでは固くて食べにくい部位や肉（食肉用動物の種類による固さ）を柔らかくして食べやすくするため、時間をかけて蒸し焼きにしていました。

そのため現在のバーベキュースタイルのような手軽に楽しめる調理法ではなく、最低でも数時間、場合によっては1日がかりで調理するのが元祖・バーベキュースタイルです。出来上がるまで常に加熱し続けるのがバーベキュー料理なので、調理中は大量の煙が発生します。

この大量の煙に対処するため、バーベキュー料理は屋外での調理が一般的となりました。そのスタイルが北米にわたると単なる調理法ではなくレジャーや文化として広く親しまれるようになり、さらにはバーベキュー料理を提供する飲食店まで登場するようになります。

この頃になるとアメリカ全域でバーベキュー料理を楽しむ文化が定着し、庭にバーベキュー専用のコンロを設置する家庭も珍しくなくなりました。そんなバーベキュー料理は日本でも注目されるようになります。

特に第1次キャンプブームでは、屋外で行うバーベキュー料理がキャンプの定番料理の1つに加わるようになったため、バーベキュー専用アイテムの種類も豊富になりました。

ただしアメリカで人気のバーベキュースタイルと、キャンプ定番料理として日本で人気となったバーベキュースタイルには違いも多いです。食材に肉が多いアメリカンスタイルに対して、日本のバーベキュースタイルは食材のバリエーションが豊富にあります。

肉・野菜はもちろん魚介類などもふんだんに使うのが、ジャパンスタイルのバーベキュー料理の特徴といっても良いでしょう。ところがその後家族を中心に大人気だったキャンプブームが下火となったため、バーベキューを屋外で楽しむ食事スタイルもかなり減りました。

ところが第2次キャンプブームを迎えた現在ではキャンプやアウトドアレジャーのスタイルが多様化したことによって、再びバーベキュー料理が人気となります。ただし現在のスタイルは、かつてのバーベキュースタイルとはかなり違いがあります。

最大の違いは「食事スタイル」です。かつては大型のバーベキューコンロの周りで調理をしながらそのまま取り分ける立食型バーベキュースタイルが多かったのですが、最近では会話や調理の過程を楽しむバーベキュースタイルに人気があります。

またかつてはファミリーや大人数で楽しむことが多かった日本式バーベキューも変化が起こり、好きな食材をゆっくり時間をかけて楽しむソロバーベキュースタイルやおしゃれにバーベキューを楽しむグランピング型バーベキューなども人気です。

このようなスタイルの変化もあって最近では椅子に座ってゆっくりと食事を楽しむバーベキュースタイルがおすすめで、バーベキューに適したおしゃれな椅子アイテムも人気があります。

すでに文化として定着しているアメリカでは、バーベキュー向椅子もかなり本格的です。アメリカ住宅は庭も広いので、庭の一角にバーベキュースペースを設置し、コンロやテーブルとともに固定用の椅子を設置することもよくあります。

日本の場合は庭でバーベキューをするよりも、バーベキュー可能な施設（公園またはキャンプ場）などで行うことが多く、バーベキュー向椅子も基本は折りたたみができる椅子アイテムを使います。

ただしバーベキュー専用椅子アイテムとして市販されるものはほとんどなく、多くの場合はアウトドア向椅子をバーベキュー向椅子として使用するのが一般的です。

そのためバーベキュー向椅子は基本的に移動に便利な折りたたみタイプですが、脚の高さはハイタイプとロータイプの2種類があります。さらに椅子のデザインには一人掛け用椅子タイプと複数人で座れるベンチタイプがあるのも、バーベキュー椅子の特徴です。

なおテーブルと椅子がセットになったモデルも、バーベキュー椅子アイテムでは人気があります。テーブルと椅子がセットであれば、別途食事用の折りたたみ式テーブルを準備する必要がありません。

しかもテーブルの中に椅子を収めコンパクトに収納するデザインが多いので、持ち歩きに便利なバーベキュー向椅子アイテムといえるでしょう。

なおソロキャンプで一人バーベキューを楽しむ場合には、ベッドとしても使えるロータイプのコットアイテムをバーベキュー向椅子として使用するケースもあります。

ロータイプは小さな子供でも座りやすいですし、コットアイテムなら安定感もあるので、子連れで家族バーベキュー・グループバーベキューを楽しむ場合のバーベキュー向椅子としても人気です。

バーベキューシーンに向いている椅子（アウトドア向椅子）は、大きく分けると一人掛けタイプ・ベンチタイプ・テーブルとセット型タイプの3種類に区分されます。

一人掛けタイプは使い方も自由ですしレイアウトもしやすいので椅子モデルとしても人気ですが、参加人数に合わせて用意する必要があります。

またテーブルとセットで使用するのであればテーブルの高さに合わせて選ぶのが、バーベキューのような食事用椅子アイテムでは重要なポイントです。

子供と一緒にバーベキューを楽しむ際には、複数人が座れるベンチタイプやロータイプの椅子アイテムから選ぶのが良いでしょう。移動に便利で設置も簡単なテーブルセット型椅子アイテムも人気ですが、テーブルセット型椅子アイテムを選ぶ際には注意が必要です。

組み立て・撤収・収納に便利なのはテーブルと椅子が一体化したセット型椅子モデルがおすすめですが、椅子の位置が変えられないので、大人が長時間座ると疲れることもあります。

その点分離タイプのセット型椅子モデルなら自由に椅子の位置が変えられるので、小さな子供と一緒のファミリーバーベキューや体格の良い人が参加するグループバーベキューには分離型タイプのセット椅子モデルがおすすめです。

なお一人掛けタイプの椅子モデルにはサイドテーブル付きモデルもあるので、リビングテーブルを使わず気軽にバーベキューを楽しみたい時にはサイドテーブル付き椅子モデルから選ぶのも良いでしょう。

会話をしながらゆっくりとバーベキュー料理を楽しむのに便利な椅子アイテムは、バーベキュースタイルや参加する人の人数・タイプによって選び分けるのがおすすめです。

なおおすすめ椅子7点にはさまざまなタイプのアウトドア向椅子アイテムがありますしおしゃれなデザインも多いので、イメージしているバーベキュースタイルに合わせて選んでみてください。

FIELDOORの人気椅子製品／ポータブルチェアは、折りたたみタイプの一人掛け用椅子モデルです。ロータイプですが大きな背もたれがついているので、バーベキューだけでなくキャンプや花見用椅子アイテムとしても人気があります。

FIELDOORの折りたたみ式椅子モデル／ポータブルチェアは、軽量タイプで持ち運びに便利な点もおすすめポイントです。おしゃれなデザインが多いので、個性的なデザインで揃える選び方もおすすめですし、異なるカラーでおしゃれにアレンジするのも人気があります。

FIELDOORのおすすめ製品／収納式アルミレジャーテーブルは、分離タイプのテーブルセット型バーベキュー向椅子アイテムです。テーブルの高さに合わせたベンチ椅子が2脚ついているので、子供とのバーベキューにも少人数でのバーベキューにも人気があります。

FIELDOORのおすすめ製品／クラシックチェアは、座り心地の良さにこだわったシンプル×おしゃれなデザインのバーベキュー向椅子アイテムです。折りたたみ式ですがひじ掛けがついているので、長時間座っても疲れにくいデザインは人気があります。

山善のおすすめ椅子製品／ キャンパーズコレクション イーネクストベンチ EXT-B35は、ベンチタイプのおしゃれな二人掛け用椅子モデルです。

軽量タイプのアルミホイールを使用していますが強度に優れていますし、シンプルなロータイプベンチなので、バーベキュー以外のシーンにも使えるアイテムとして人気があります。

Colemanの一人掛けモデル／サイドテーブルデッキチェアSTは、強度に優れたディレクタータイプのおしゃれな椅子アイテムです。右サイドにドリンクホルダーが付いたミニテーブルがあるので、バーベキューのような食事用アイテムとして人気があります。

ロゴスの二人掛け用おすすめ製品／アウトドアベンチ neos チェアfor2ーSTは、人目を引くおしゃれなシートデザインが人気の二人掛け用モデルです。

背もたれ＆ひじ掛けがついていますしロータイプのベンチモデルなので、子供がいるファミリーバーベキューやグランピングでのバーベキューシーンなどにおすすめの商品です。

スノーピークのおすすめアイテム／ローチェア30は、シンプルでおしゃれなデザインと座り心地にこだわってデザインされた一人掛け向モデルです。

背もたれ部が長く頭までしっかりと支えられるので長時間座っても疲れにくいですし、両サイドに長めのひじ掛けがついている点も人気があります。

バーベキューコンロを囲む立食スタイルでのバーベキューも良いのですが、景色や会話を楽しみながら食事を楽しむバーベキューには椅子を用意するのがおすすめです。

なおバーベキューに向いている椅子アイテムにはいろいろなタイプがあるので、参加人数・年齢やバーベキューのスタイルで選ぶのが良いでしょう。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。