【ツイストドーナツ】をふわふわに仕上げる簡単レシピをご紹介！作り方のコツは？

ツイストドーナツは、特徴的なねじられた形とたっぷりまぶされた粉砂糖がおいしい揚げパンです。主な原材料は小麦粉、種類によっては米粉が使われたツイストドーナツもあります。揚げてあるのに食感はふわふわ、素朴な甘さが子供にはもちろん大人のおやつとしても人気です。

パン屋さんで昔からお馴染みのツイストドーナツですが、元々は中国の揚げ菓子が発祥と言われています。日本にツイストドーナツが伝わったのは奈良時代、当初は索餅（さくべい）という縄状の麺類として親しまれていました。索餅は後に、うどんや素麺に発展していったとされています。

ツイストドーナツの生地は手ごねで作られます。手ごねと聞くと難しいイメージがありますが、コツさえ掴めば初心者でも簡単です。ツイストドーナツをおいしく仕上げるレシピをご紹介します！

甘いツイストドーナツは、朝食と言うよりおやつにぴったりです。まずは基本となるシンプルなツイストドーナツのレシピと、ホットケーキミックスを使ってより簡単に作れるレシピをご紹介しましょう。手作りのツイストドーナツに、子供さんのテンションも上がること間違いなしです！

おいしいツイストドーナツ14本が作れるレシピです。強力粉240g、薄力粉60g、ドライイースト6g、砂糖40g、塩4g、バター40g、卵1個、牛乳200cc、ツイストドーナツのトッピングに粉砂糖を適量用意します。バターは冷蔵庫から出して常温に、卵も常温に戻して溶いておきましょう。

ボウルに強力粉、薄力粉、ドライイースト、砂糖、塩、溶き卵、牛乳を入れて生地を作ります。ひとかたまりになったら取り出してバターを加え、表面がつるんとするまでこねましょう。ボウルに戻したらラップをかけて、オーブンの発酵機能を使い一次発酵させます。目安は40度で30分です。

ツイストドーナツの生地を14等分して、乾燥を防ぐために濡れた布巾をかぶせて20分ほど休ませます。手で軽く押さえてガスを抜いたら、長さ30cm程度に伸ばしてねじりましょう。天板にクッキングシートを敷いてその上に生地を並べ、再びオーブンの発酵機能を使って20分間の二次発酵です。

サラダ油を160度に熱して、ツイストドーナツの生地をクッキングシートごと投下しましょう。すぐにクッキングシートだけを取り出して、きつね色になるまで5分ほど揚げます。こんがりと揚がったツイストドーナツはバットに上げて油を切り、粉砂糖をまぶして出来上がりです。

ホットケーキミックスを使えば、ふわふわのツイストドーナツはもっと簡単に作れます。生地を発酵させる手間がないため、短い時間で作りたい時におすすめのレシピです。ホットケーキミックス100g、強力粉100g、ドライイースト8g、砂糖大さじ2、バター20g、牛乳140ccを用意しましょう。

ボウルにホットケーキミックスと強力粉を入れます。耐熱容器に牛乳を入れて、600Wの電子レンジで30秒ほど温めましょう。ドライイーストを加えて混ぜたものを、粉類のボウルの中に加えてひとかたまりにします。バターを加えたら、基本のレシピ同様に馴染むまでよくこねましょう。

生地を発酵させる代わりに、丸めてラップをかけ200Wの電子レンジで1分加熱します。生地を5等分して丸めたら、濡れた布巾をかぶせて10分ほど休ませましょう。ベンチタイムが終わったら、生地をねじっていきます。長く棒状に伸ばして真ん中で折り、輪の部分を持ってねじると簡単です。

クッキングシートを敷いた天板に生地を並べてラップをかけたら、再び200Wで1分加熱します。揚げ方は基本のレシピと同じです。油を切ったあと、ツイストドーナツに粉砂糖をまぶしましょう。

油で揚げるツイストドーナツは、カロリーが気になるという人もいることでしょう。油で揚げないツイストドーナツのレシピもご紹介しておきます。油を使いますが揚げないで焼いて仕上げるため、カロリーは控えめです。揚げないレシピでもふわふわ食感とおいしさは変わりません！

揚げないツイストドーナツが4本作れるレシピです。強力粉100g、ドライイースト小さじ1、砂糖大さじ1、塩小さじ1/3、バター10g、牛乳大さじ4、サラダ油大さじ3を用意しましょう。耐熱ボウルに牛乳とバターを入れます。600Wの電子レンジで1分加熱したら、よく混ぜ合わせましょう。

ドライイースト、砂糖、塩の順番で加えていき、その都度よく混ぜます。強力粉を加えて粉っぽさがなくなるまでしっかり混ぜ合わせましょう。ふんわりとラップをかけて、200Wで30秒加熱します。4等分にした生地を棒状に伸ばしたら、ツイストドーナツの形にしましょう。

揚げないレシピではフライパンを使います。フライパンに少量のサラダ油を薄く塗り広げ、ツイストドーナツの生地を並べて蓋をしましょう。ごく弱火で20秒ほど温め、火を止めて30分放置します。再びごく弱火で20分温めたあとにサラダ油を追加し、中火でこんがりと焼いたら出来上がりです。

ツイストドーナツの基本レシピ、ホットケーキミックスを使った時間レシピ、油で揚げないツイストドーナツのレシピを一通りマスターしたら、アレンジレシピにも挑戦してみましょう。ツイストドーナツはアレンジも簡単、ツイストドーナツの新しいおいしさに出会えます。

おいしいツイストドーナツは、韓国でも定番のおやつとして親しまれています。韓国のツイストドーナツは「クァベギ」、韓国語で「ひねる」という意味です。日本で人気のツイストドーナツと同じく油で揚げられており、外側はサクサクで内側はふわふわもっちりとしています。

ツイストドーナツの韓国風アレンジのレシピです。強力粉160g、ドライイースト2g、砂糖15g、塩2g、バター30g、溶き卵1/2個分を用意しましょう。韓国風ツイストドーナツが6本作れます。

ツイストドーナツの生地を作り、サラダ油で揚げるところまでは基本のツイストドーナツのレシピ通りに作ります。ダイエット中であれば、揚げないレシピと同じ要領で作ればOKです。

日本のツイストドーナツとの大きな違いは、韓国風は色鮮やかなトッピングが施されている点です。チョコレートやドライフルーツ、ミックスナッツ、生クリームなどでカラフルにデコレーションされており、SNS映えするかわいいツイストドーナツに仕上げられています。

ホワイトチョコ、チョコペン、ミックスナッツ、ドライクランベリー、ダイスピスタチオをトッピングに使ったアレンジレシピをご紹介しましょう。ホワイトチョコは湯せんにかけて溶かします。お好みのカラーのチョコペンもパッケージの表記通りに溶かしておきましょう。

ツイストドーナツの表面にホワイトチョコを塗ります。ミックスナッツ、ドライクランベリー、ダイスピスタチオをトッピングして、チョコペンで自由にペイントすれば完成です。

最後はココアとバニラの2種類の生地を使った、見た目もおいしいマーブルツイストドーナツです。強力粉125g、コーンスターチ25g、ベーキングパウダー小さじ1/4、ドライイースト3g、バター22g、砂糖15g、牛乳100g、ココアパウダー大さじ1.5、バニラエッセンス数滴を用意しましょう。

マーブルツイストドーナツのレシピも、生地を作る工程までは基本レシピと同じです。マーブルツイストドーナツのレシピでは、発酵させる前に生地を半分に分けます。1つの生地にはココアパウダーを、もう1つにはバニラエッセンスを加えてよくこねましょう。丸めて一次発酵させます。

生地を両方とも10cm×15cmほどの長方形に伸ばし、2つを重ねます。10本分のマーブルツイストドーナツを作る場合は、およそ1cmの幅でカットしていきましょう。生地をねじったあとで輪の部分を持ち上げ両端を合わせると、きれいなマーブル模様が自然に作れます。

基本のレシピを参考に二次発酵を済ませたあとで、ツイストドーナツを揚げていきます。油を切ったマーブルツイストドーナツに、お好みで粉砂糖を振りかけたら完成です。

ご自宅のオーブンに発酵機能が備わっていない場合は、湯せんでも代用できます。40度のお湯を用意して、レシピの時間通りにボウルにいれラップをした生地を湯せんにかけましょう。

コツを掴めば、ツイストドーナツの手作りは簡単です。ふわふわでおいしいツイストドーナツのレシピにトライしてみませんか？