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1982年の長崎大水害で、眼鏡橋は半壊したものの修復調査で見つかった階段跡を元に、スロープ状から階段のある橋になっています。
日本三名橋に数えられる
眼鏡橋は、日本で特に知られている日本三名橋の一つです。他には東京にある日本橋と、山口県の錦帯橋です。周辺の地名になっている事もあり、日本橋を知っている方も多いでしょう。
日本橋は10度も焼け落とされるも、石で造り変えられ1911年には二連アーチ橋になりました。首都高速移転などの話しが出ていますが、観光地としては見栄えが余りよくありません。
錦帯橋は、木造アーチ型で何度も洪水で消失しています。改善や改修を繰り返し250年以上形を留めていた歴史があります。約3年間の消失期間があったものの、現在は再建され美しい構造を楽しめます。
眼鏡のように見える2連橋は他にもあるため、眼鏡橋は長崎眼鏡橋とも呼ばれています。半壊以降は、水害に耐えてきた歴史があります。
日本で初めてのアーチ式石橋
石造アーチ橋といえば、天女橋もあるため眼鏡橋は日本では二番目に造られたアーチ式石橋です。元々天女橋が作られたのは琉球王国時代の奄美だったので、日本人が作ったアーチ式石橋として日本初と扱われています。
川沿い散策も人気
川辺は石畳の遊歩道となっている長崎眼鏡石周辺は、川沿い散策も人気です。日本三名橋に選ばれている長崎眼鏡橋は、川沿い散策ができるので、観光だけでなく歴史好きやデートにも人気のスポットとなっています。
長崎眼鏡橋の川沿い散策では、歴史に思いをはせるのはもちろん、噂のハートストーンの存在でカップルも多く見かけます。
遊歩道を歩くことで、長崎眼鏡橋が眼鏡と呼ばれる由来もわかるでしょう。385年も昔に建てられた長崎眼鏡橋は、水害に対して半壊で耐えています。その耐久度の高さと、中島川護岸のハートストーンの存在が、恋愛のパワースポットと呼ばれようになったようです。
長崎眼鏡橋川沿い散策は、特に8月中の夜がおすすめです。中島川の風情を楽しめる長崎夜市では、200個の提灯が辺りを幻想的に照らし出します。川面には、眼鏡橋と提灯が映し出されるほかで店や催し物などのイベントが楽しめます。2019年は、8月の第1・4土日に開催されています。
長崎の眼鏡橋の基本情報
長崎眼鏡橋は、日本三名橋に選ばれた中でも特に観光やデートスポット向けとしておすすめです。眼鏡橋の全貌を眺められる川沿いの散策はもちろんのこと、中島川の氾濫を耐える耐久性もつ珍しい長崎眼鏡橋を知っておくことで、観光旅行をより一層楽しいものにしてくれることでしょう。
こちらでは、長崎眼鏡橋の基本情報や眼鏡橋の歴史、アクセス方法などを詳しくお伝えしていきます。周辺情報も併せてご紹介しているので、眼鏡橋がきれいに見られるポイントも知ることができます。
歴史
長崎眼鏡橋は、1634年黙子如定住職によって作られています。中島川には多くの橋がかかっているのですが、水害の度に何度も掛け直さねばならなかったために、わざわざ中国から石工を呼び寄せ石橋が掛けられたと伝えられています。
1648年の洪水で崩壊したものの平戸好庵によって修復され、それ以降の水害に耐えています。1982年中島川の殆どの橋を崩壊させた長崎水害では、眼鏡橋だけ半壊程度で済んでいます。日本三名橋である日本橋と錦帯橋に比べ、385年も前に作られたものとしては非常に強度の高い橋といえるでしょう。