【ダイソン】のフィルターは定期的な交換がおすすめ！お手入れのコツは？

吸引力の凄さが魅力の1つに挙げられるダイソン製掃除機は、高性能フィルターを搭載した人気商品です。掃除機の種類は大きく分けると2種類あり、ダイソン製掃除機のような専用紙パックを使用しないタイプと専用紙パックを装着するタイプがあります。

専用紙パックを使用する掃除機は、紙パック本体が高性能フィルターの役割をします。そのため掃除機に装着した紙パックが満杯になるたびに交換が必要ですし、紙表面のフィルターが目詰まりを起こすと満杯でなくても吸引力が落ちることがあります。

その点専用紙パックを使用しないダイソン製掃除機は高性能フィルターを搭載しているので、フィルター内臓の専用紙パックを使わなくてもごみや埃をしっかり吸引・清浄します。

しかも吸引力の凄さを最大の特徴にしているのがダイソン製掃除機ですから、搭載しているフィルターも独自技術によって開発した高性能フィルターです。そんなダイソン製高性能フィルターは、本体の機種によって高性能フィルターの種類が異なります。

比較的早い段階からダイソン製掃除機を使用しているユーザーがよく見ているタイプが、ダイソン向け高性能フィルター・プレモーター（プレモーターフィルター）です。

ダイソン製掃除機の旧モデルに区分される「V6」搭載モデルで、細長い特徴的なデザインが印象的なダイソン向け高性能フィルターになっています。

細長い形状を採用しているのは、ダイソン製掃除機のサイクロン部中心に配するためです。旧モデルで採用されているフィルターとはいえ微細な埃やウィルスも吸着する高性能モデルなので、ダイソン製掃除機最上位に位置する「V8」専用フィルターにも採用されています。

ちなみにダイソン向け高性能フィルター・プレモーターはダイソン製掃除機初心者に人気の「V7」にも搭載されているので、ダイソン製掃除機ユーザーであれば比較的認知度の高いアイテムといえるでしょう。

ダイソン向け高性能フィルター・ポストモーター（ポストフィルター）も、ダイソン製掃除機ユーザーにはよく知られたアイテムです。蓋状なのがダイソン向け高性能フィルター・ポストモーターの特徴で、排気口に配されています。

外側は蓋状なので固いですが、フィルター内部に柔らかな不織布がひだ状に装着されており、この不織布が微粒子を99％以上カットするダイソン製掃除機の秘密兵器です。

見た目はシンプルですが非常にデリケートな機器なので、ダイソン向け高性能フィルター・ポストモーターが経年劣化や目詰まりを起こすと吸引力が低下する可能性が高くなります。

ちなみにダイソン向け高性能フィルターであるポストモーターは、単独で使用することはありません。現行のダイソン製掃除機でも数多く採用されていますが、いずれもサイクロン部に配されている高性能フィルター・プレモーターとセットで使用します。

ダイソン向け高性能フィルター・フィルターユニットは、ダイソン製掃除機の新型モデルで採用されているアイテムです。ダイソン製掃除機旧型モデル（V6～V8）では2種類のダイソン向け高性能フィルターを使用し、それぞれを別の場所に配していました。

これに対してダイソン製掃除機新型モデルに搭載されているダイソン向け高性能フィルター・フィルターユニットは、2種類のダイソン独自フィルターを一体化させているのが特徴です。

旧型モデルでサイクロン部中央に配されていたダイソン向けフィルター・プレモーターと、排気口に配する蓋状のダイソン向けフィルター・ポストモーターの両機能を持ちあわせています。

しかもダイソン製掃除機新型モデルではハイパワーモーターを採用していますから、パワーや吸引力も強いです。そのためダイソン向け高性能フィルター・フィルターユニットが破損や目詰まりすると、ダイソン製掃除機本体の性能・機能に影響が出る可能性があります。

ダイソン製掃除機の秘密兵器でもある高性能フィルターは、定期的なお手入れが必要です。たまったゴミをこまめに捨てるだけでは、ダイソン向け高性能フィルターに吸着した微細なごみや埃は取れません。

ダイソン向け高性能フィルターが目詰まりを起こせば、吸引力が低下するだけでなくダイソン製掃除機本体の故障につながる危険もあります。

フィルター内臓の専用紙パックを装着する掃除機と比べるとお手入れの頻度や手間はかかりませんが、パワフルな吸引力を維持するにはやはりきちんとしたお手入れが必要です。

さらにダイソン製掃除機は旧型掃除機と新型掃除機で搭載している高性能フィルターの種類や数が異なりますから、機種に合ったお手入れをすることがポイントになります。

ダイソン製掃除機新型モデルにあたる「V11」「V10」は、排気口部に配されたダイソン向け高性能フィルター・フィルターユニットを取り外してお手入れします。

お手入れの際はフィルター部を反時計回りに回転し取り外し、フィルター部を水洗いで清浄するのが基本のお手入れです。取り外した直後は大きなごみや埃が表面についているので、水洗いの前に表面のごみ・埃を取り除いてください。

純正品であれば本体付属品に洗浄ブラシがあるので、ブラシを使うと直接手に触れなくてもごみ・埃がとれます。大まかなごみ・埃が取れたら、水洗いをしましょう。水洗いの際は「優しく押し洗い」が長持ちさせるポイントです。

きれいに清浄ができたらしっかりと自然乾燥させます。水分が残った状態で装着すると臭いや故障の原因になるので、24位間以上かけてしっかりと乾燥させるのがポイントです。

ダイソン製掃除機旧型モデル「V7」「V8」には、2ヵ所2種類の高性能フィルターが搭載されています。そのためダイソン製掃除機旧型モデルでは、お手入れの個所が2ヵ所ある点に注意してください。お手入れの手順は基本的に新型モデルと同じです。

本体からフィルターを取り外し、水洗いをする前にフィルター表面のごみ・埃を落とします。水洗い後は水切りをしてから自然乾燥させますが、水きり方法はフィルターの種類で変わる点にも注意しましょう。

コーン型の高性能フィルター・プレモーターは柔らかいので、優しく握って水切りをします。排気口部についている高性能フィルター・ポストモーターは蓋状なので、本体を軽く振って内部の水分を切るだけでOKです。

なおどちらも完全に乾くまでは、ダイソン製掃除機本体に装着しないでください。あくまでも目安ですが、水洗いしてから完全に乾くまでは概ね24時間以上かかります。

形状や取り付け部分に違いはありますが、ダイソン向け高性能フィルター3種はいずれも月に1度のお手入れを目安にしてください。なお臭いが気になる場合はフィルターにごみ・埃が詰まっている可能性があるので、気になった時点で水洗い清浄しましょう。

月に1度のお手入れを続けることが推奨されるダイソン向け高性能フィルターですが、フィルター本体の定期交換も必要です。

明らかに破損が見られる場合は交換が必要ですが、お手入れをしていてもフィルター表面の汚れが目立ったり、水洗い清浄後も臭いが気になる場合は交換のタイミングと判断した方が良いでしょう。

ダイソン向け高性能フィルターには、純正商品と互換性商品があります。ダイソン製掃除機購入時点で搭載されているのは純正商品なので、安心安全に使うのであれば純正商品を選ぶのがおすすめです。

ただしダイソン向け高性能フィルターは掃除機本体とは違い、メーカー保証ではありません。しかも純正商品は高額なので、手頃な価格で交換ができる互換性商品は人気があります。

ただし互換性商品は高性能なダイソン純正商品よりも性能が劣る可能性もあるため、性能・機能を維持するなら純正商品を選択するのがおすすめです。

ダイソン向け高性能フィルターの純正商品は、ダイソン公式サイト内にあるカスタマーサポートで購入が可能です。大手通販サイトで取扱っているダイソン向けフィルターの大半は互換性商品なので、確実に純正品を購入するならダイソン公式サポートの利用が良いでしょう。

ダイソン製掃除機に搭載されている高性能フィルターは、機種によって種類が異なります。そのため使用しているダイソン製掃除機の種類によってお手入れのポイントが違いますし、定期交換時もフィルターの種類を確認することが重要なポイントです。

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