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宮崎はどんな県?
宮崎県は九州の南東にあり、温暖な気候と豊かな自然に恵まれた食の宝庫でもあります。日照時間、快晴日数は全国トップクラスです。また、降水量も多く豊富で良質な水質源に恵まれ、日本有数の食料基地でもあり、物価の安さも全国トップクラスです。
県の太平洋側の海岸にはサーフスポットなども数多く点在し、波を求めてサーファーがたくさん訪れます。また移住する人も多くいます。2019年9月にはサーフィンの世界大会も開催されました。またプロ野球やサッカーのJリーグのキャンプ開催地としても有名です。
養鶏が盛んなことで有名
宮崎県は養鶏を含む畜産業が盛んです。その理由は養鶏に適した清涼な空気と雄大な自然がある、宮崎市民の鶏の購入量が全国1位、またサツマイモなどの栽培が盛んで焼酎の搾りかすを飼料とすることができるなどの好条件が揃っているからです。
総務省統計局が調べた県庁所在地・政令指定都市で、鶏肉の購入量ナンバー1は宮崎市でした。つまり宮崎市民は鶏料理をたくさん食べています。街中にも「地鶏の炭火焼」や「鶏のタタキ」や「チキン南蛮」などの鶏料理を扱ったお店が並んでいることも養鶏業が盛んな理由の一つです。
宮崎の「おぐら」とは
「チキン南蛮」の本場、宮崎でチキン南蛮のスタンダートと言えば「おぐら」なのです。チキン南蛮にタルタルソースをかけた料理「チキン南蛮」を作ったお店です。チキン南蛮で検索すると、必ず上位に出てくる超有名店です。
「おぐら本店」と「おぐら瀬頭店」の二店舗あります。「おぐら本店」は昭和レトロ感が漂う雰囲気の老舗洋食店です。「おぐら瀬頭店」は駐車場完備のファミリーレストランです。「おぐら」の料理を求めて県内外からたくさんの人が訪れる人気店です。
「おぐら」はチキン南蛮だけではありません。ちゃんぽん、カツカレー、チキンカレー、ハンバーグカレー、エビフライカレーなど「おぐら」はちゃんぽんやカレーにも定評があります。定食もあり、ヒレカツ、とんかつ、しょうが焼き、天ぷらなど、お子様ランチや他に店舗限定メニューもあります。
「おぐら」本店の限定メニューはビジネスセットです。チキン南蛮とハンバーグが両方楽しめるメニューです。「おぐら」瀬頭店の限定メニューはちゃんぽんと「昼でも夜でもランチ」です。ちゃんぽんは地元民に人気で「昼でも夜でもランチ」はとてもボリュームたっぷりです。
「おぐら」瀬頭店は本店と比べると営業時間が長く、ランチタイムとディナータイムの区切りがないので、時間帯を外せば待ち時間を軽減することができます。特に県外から来られる方や、家族連れの方にはオススメです。
宮崎のおぐらの歴史
「おぐら」の歴史は長いです。「おぐら」の創業者甲斐義光氏がうどん店を経て1956年に今の「おぐら」本店の場所に創業したレストランがルーツになります。1963年に甲斐義光氏の実兄である甲斐照幸氏が2号店として「洋食屋ロンドン」を開業し、有限会社おぐらを創業しました。
当初は黒毛和牛ビーフステーキとビーフカレーが目玉商品のレストランでしたが、1965年に看板メニューとなる「チキン南蛮」が生まれました。チキン南蛮はすぐにお店の人気メニューになり、今となっては宮崎のご当地グルメにまでになりました。
1992年になり「おぐら」はのれん分けをします。「延岡おぐら」と「日向灘」の2店が、のれん分けをして今に至っています。そのため、宮崎の「おぐら」と延岡の「おぐら」はルーツは同じですが会社としては別会社になります。
初めてチキン南蛮を作り出した
チキン南蛮の歴史には諸説あり、発祥の地が延岡説と宮崎説があります。延岡市にあったレストラン「ロンドン」の賄いとして出された鶏の唐揚げに甘酢をかけた料理を試行錯誤してチキン南蛮の原型を作ったのが、延岡の「直ちゃん」です。「直ちゃん」のチキン南蛮はタルタルソースがありません。
「おぐら」の創業者甲斐義光氏も同じく、延岡市の「ロンドン」で洋食に欠かせないデミグラスソースの作り方を学びました。やがて、そのデミグラスソースを武器にハンバーグやステーキなどがメインの「おぐら」を創業しました。その後1965年にタルタルソースがたっぷりのチキン南蛮を作りました。
「おぐら」のチキン南蛮はすぐにお店の人気メニューになりました。「おぐら」のタルタルソースはこってり濃厚で甘みと酸味のバランスがよく卵の存在感も立っています。甘酢のチキンに負けない濃い味で、一度食べたら忘れられない、まさにインパクトのある味わいです。
県外からもお客の絶えない人気店
もはや日本全国の定番のおかずとなったチキン南蛮ですが、鶏の南蛮漬けにタルタルソースと組み合わせて全国区にした元祖「おぐら」は、今でも営業時間前から行列ができるお店です。
半世紀以上にわたりチキン南蛮を提供し続ける「おぐら」は昔ながらの味を求めて県内外から多くの人が訪れるため、「おぐら」本店、瀬頭店共にお昼の営業時間前から長蛇の列が絶えません。
宮崎のおぐらの人気メニュー
宮崎のおぐらの人気メニューはもちろんチキン南蛮ですが、実はほかにも人気メニューがあります。カツカレーや定食、丼物、ちゃんぽんも定番の人気メニューです。(ちゃんぽんは瀬頭店のみ)
おぐらのチキン南蛮
「おぐら」と言えばチキン南蛮です。ほとんどの人の目当てはチキン南蛮と言っても過言ではないでしょう。チキンは発売当初から鶏胸肉を使っています。柔らかさと大きさの理由から生後6か月以内のものを使用します。火が通りやすいのと見た目を良くするために包丁を入れます。
甘酢は個性的な味でにんじんや生姜などの野菜、ナツメグなどの香辛料、レモンなど、そして砂糖がたっぷり入っています。常にインパクトのある濃いめの味にこだわり、美味しくて忘れられない味に仕上げています。
タルタルソースにもこだわりがあり、冷やしたサラダ油に酢、砂糖、卵の黄身を混ぜマヨネーズを作ります。そこにタマネギ、きゅうり、ゆで卵などを入れ、その日に作ったものはその日に使い切ります。
熱々のチキン南蛮は柔らかな食感、衣に含まれる甘酢のじゅわっとした感覚、タルタルソースとチキンのインパクトが衝撃的で、一度食べたら、忘れられない味になります。付け合わせはナポリタンと千切りキャベツです。ライスもセットで1010円です。
ビジネスセット
「おぐら」のビジネスセットは本店にしかないメニューです。チキン南蛮が1/2、ハンバーグが1/2、サラダとライスが付いて1010円です。とてもボリュームがあります。付け合わせはナポリタンとシャキシャキのキャベツのせん切りです。
もちろんチキン南蛮は安定の美味しさで、バンバーグはデミグラスソースハンバーグです。パティは牛豚の合挽で適度な肉感です。デミグラスソースは独特の甘さでコクがありハンバーグとの相性抜群です。「おぐら」本店でしか食べられないので、たくさん食べられる方におすすめです。
ランチセット
「おぐら」の「昼でも夜でもランチ」は瀬頭店にしかないメニューです。チキン南蛮、エビフライ、ハンバーグ、ナポリタン、ライス付きで1360円です。チキン南蛮とハンバーグは言うまでもない美味しさで、サクサクのエビフライは2本入りです。
チキン南蛮だけじゃなく色々食べたい人向けのメニューです。ライスは100円追加で大盛りにできますが、本当にかなりのボリュームなので注意してください。夜でも営業時間内であれば注文できるランチメニューです。
おぐらのちゃんぽん
「おぐら」のちゃんぽんは瀬頭店限定人気メニューの一つです。まず丼とレンゲの大きさにびっくりします。ちゃんぽん麺は少し細めでほんのり甘みがあり、野菜はボリュームたっぷりで食べ応え十分です。スープは白い豚骨スープではなく少しソースが入った茶色いスープです。
「おぐら」のちゃんぽんは以前は本店でも提供していたそうです。あまりの美味しさにチキン南蛮とちゃんぽんを両方頼む人もいるそうです。提供できる数に限りがあり、売り切れ次第終了するそうです。ちゃんぽんを食べたい場合は早めの入店をおすすめします。
「おぐら」のちゃんぽんは余りにも人気のため、カップ麺「味のおぐらチャンポン」として毎年9月頃、コンビニエンスストアで宮崎鹿児島限定販売されています。
チキンカツカレー
「おぐら」のチキンカツカレーは隠れた人気メニューです。地元からは「おぐら」といえばカレーと言わしめるほど定評があります。カレーは濃厚かつ甘口で若干フルーティーです。当然チキンはこだわりが強いおぐらが作った、贅沢な大きさのサクサクチキンカツでジューシーです。
そんな独特の味と計算されたスパイスのこだわりカレーとチキンカツはチキン南蛮やちゃんぽんに続く人気メニューの一つです。チキンカツ以外にカツカレーやハンバーグカレー、ビーフカレーなどもあります。
お子様ランチもあるのでファミリー利用にもおすすめ
「おぐら」のメニューはチキン南蛮をはじめ、カレー、丼物、定食物、オムレツ、お子様ランチもあるので家族みんなで楽しめます。「おぐら」瀬頭店には半個室のようなゆったりとした座敷席もあるのでお子様がいても安心です。
宮崎のおぐらは持ち帰りメニューも豊富!
「おぐら」のお持ち帰りメニューが本店瀬頭店共通です。チキン南蛮はもちろんランチやハンバーグステーキ、牛丼など全部で24種類のメニューをお持ち帰りできるのは「おぐら」ならではのサービスです。店内だけでなく、家で「おぐら」の味を楽しめます。
宮崎のおぐらの営業店舗
おぐらの営業店舗は「おぐら本店」「おぐら瀬頭店」の二店舗です。メニューや営業時間は店舗によって異なります。それぞれの店舗の営業時間と特徴を紹介します。
おぐら本店
「おぐら」本店はチキン南蛮発祥の店です。全てはここから始まりました。昔懐かしいパーラーのような建物で、昭和レトロ感漂う洋食レストランです。お店の場所は少しわかりにくいですが、昔ながらの元祖の味を求めて多くの観光客や地元民が訪れる歴史ある名店です。
「おぐら」の顔とも言うべき本店は座席数22席で定員92名です。2階もあり、沢山の著名人のサインが店内にあります。営業時間が昼の部と夜の部に分かれているので、間違えて15:00から17:00の間に来てしまうとお店が閉まっているので注意して下さい。
住所 | 宮崎県宮崎市橘通東3丁目4-24 |
電話番号 | 0985-22-2296 |
おぐら瀬頭店
「おぐら」瀬頭店は駐車場35台を完備したファミリーレストランです。普段でも込み合いますが、土日祝日、年末年始、お盆休みなどは駐車場の空き待ちの車で溢れることも珍しくありません。外観は白壁とオレンジの屋根に赤い看板が目印です。
「おぐら」瀬頭店には、ちゃんぽん、昼でも夜でもランチなど本店にはないメニューもあります。特にちゃんぽんは地元客に人気で、営業時間中に材料切れで終了になることもあります。
住所 | 宮崎県宮崎市瀬頭2丁目2-23 |
電話番号 | 0985-23-5301 |
宮崎のおぐらの営業時間・アクセス
「おぐら」本店は宮崎市の橘通りからすぐ近くの宮崎山形屋から徒歩1分の所にあります。チキン南蛮の赤い看板と昔から変わらないおじさんのイラストが目印です。地元民でなければわかりにくそうな場所ですが、休日になると観光客がずらりと長蛇の列を作ります。定休日は火曜日です。
「おぐら」本店は外で順番待ちをしていてもメニューがわかるように店舗前と横に掲示されています。お店の入り口と出口が別々の場所にあります。1階は18席、2階は40席あります。営業時間は昼11:00から15:00でオーダーストップが14:30です。夜の部17:00から20:30でオーダーストップが20:00です。
「おぐら」瀬頭店は宮崎市の瀬頭交差点のすぐ近くにあり、大きな看板が目印です。宮崎駅西口の県道341号線を車で南に3分走ると瀬頭交差点を左折します。宮崎駅から徒歩で12分です。駐車場がお店の目の前にありますが平日でも混み合います。
お店の外観は昭和のファミリーレストランです。店内は広くブース席や座敷やカウンター席があります。おぐら瀬頭店の営業時間は11:00から22:00(オーダーストップ21:00)です。営業時間内でも食材が無くなり次第終了の料理もあります。
宮崎へ行ったらおぐら名物のチキン南蛮を食べよう!
宮崎に行く機会があればぜひ、宮崎のソウルフードチキン南蛮を食べて下さい。チキン南蛮のお店はたくさんありますが、「おぐら」のチキン南蛮を食べて下さい。カラッとジューシーに揚げた鶏肉に、甘酢っぱい南蛮酢と甘みのあるタルタルソースが忘れられない旅の思い出の味になるでしょう。