【ステンレス製食器】おすすめ7選！アウトドア向けやレトロな商品も

食器の素材には、プラスチックや陶器などが用いられますが、ステンレスの素材を用いた食器も数多く製造・販売されています。ステンレス製の食器の特徴は、耐久性が高いという点があります。誤って落下させても破損することがないので、アウトドアで利用されるケースも多いです。

また、ステンレス製の食器は保温や保冷に優れているという特徴もあります。夏場の冷たい料理や冬場に温かい料理を楽しむときにステンレス製の食器を利用すると、温度が保たれて美味しく食べられます。

さらに軽量で持ち運びがしやすく、食事の匂いが移りづらいという点もステンレス製食器の特徴です。手軽に持ち運びながら、メニューの匂いの良さを維持できるという点で、アウトドアでの利用にも適した素材といえるでしょう。

軽量さと破損のしづらさを生かして、ステンレス製の食器をキャンプなどのアウトドアに利用するケースが多くなっています。多くのメーカーがアウトドアでの利用を想定したステンレス製食器を製造・販売しています。今回はその中でも特におすすめのステンレス食器を3種類紹介します。

ステンレス製食器をアウトドアで利用する際は、熱い食材を入れるときのやけどに注意しましょう。ステンレス食器は熱伝導性が非常に高いため、持ち手部分などが熱くなってしまうことが多いです。スープなど温かいものをアウトドアで食べる際は手袋などがあると安心です。

「スノーピーク／テーブルウェアーセット L」は、セット内容はプレート1枚とディッシュ1枚、ボウルはLサイズとMサイズと、1人分の食事に必要な食器がそろっているセットの商品です。

サイズは、プレートLが直径212mm×18mm、ディッシュは直径209mm×40mm、ボウルLは直径180mm×46mm、ボウルMが直径141mm×53mmです。総重量は440g、メッシュケース付きで、収納と持ち歩きに便利です。

スノーピークは、キャンプ関連のグッズを専門に扱うメーカーです。キャンパーにとって快適な環境を提供することを目標にした会社で、今回紹介する食器以外にも多くの商品を取り扱っています。

同じアイテムを複数利用する際に、ぴったりと重ねられるためかさばらず収納できます。また、板厚0.4mmの18-8ステンレス（クロム18%、ニッケル8%を含有）を採用しており、頑丈であるだけでなく錆の発生も抑えられるため、アウトドアでの利用に最適な食器です。

「CAPTAIN STAG／キャンピング食器3点セット」は、鍋と蓋がセットになっており、総重量は250gと軽量です。直径12cmサイズの鍋、直径13cmの鍋の蓋を兼用する皿、直径12cmの皿で構成されていて、光沢のある見た目が美しいステンレス製のセットです。

金物の名産地である新潟県燕三条製のステンレスが採用されています。丈夫に作られているので日常使い以外にもアウトドアでの利用も安心です。スープやカレーが作れる深めの鍋が特徴で、ふたもお皿の代わりになるため便利に活用できます。

メーカーのキャプテンスタッグはアウトドア製品を製造・販売する専門業者です。キャンプ用品などアウトドア関連のグッズの取り扱いに定評があり、食器類の取り扱いも豊富に用意されている中、ステンレスの食器セットも人気商品の1つです。3点セットの他にも5点セットもあります。

「MAGNA／ステンレス食器セット」は、ファミリーなどでバーベキューを楽しむことを想定して作られたセット商品で、器の数が多く大容量なセット商品です。MAGNAは主にアウトドア関連の食器やバーベキューセットなどを扱うメーカーです。

セット内容は直径21cm×深さ3.5cmの深皿が4枚、直径19.5cm×深さ3cmの深皿が4枚、直径18cm×深さ3cmの平皿が4枚、直径16cm×深さ2.5cmの平皿が4枚、直径15.5cm×深さ5cmのボウルが4枚、直径13.5cm×5cmボウルが4枚です。

持ち運びの際は重ね合わせられるため、すっきり収納出来てかさばりません。紙皿やプラスチック皿のように、屋外のバーベキューの最中に風で飛んで行ってしまう心配が少なくアウトドアにぴったりです。ステンレス製なので油落ちが良く、屋外でもお手入れがしやすいです。

ステンレス製の食器の中には、昔ながらの雰囲気のあるレトロでおしゃれなものも販売されています。昔から営業している食堂や喫茶店で利用されているようなレトロでおしゃれな商品の中でおすすめのものを3種類紹介します。

見た目のおしゃれさだけでなく、機能面でも安心して使用できる商品が充実しています。ステンレス製で頑丈であることは昔から変わることがなく維持されています。

「リビングート／カレー皿 27cm」は、昔ながらの洋食屋で利用されていたようなレトロでおしゃれな食器です。カレーやハッシュドビーフ、ハヤシライスなどの洋食を盛り付けるのにおすすめのステンレス製の食器です。

ステンレス製なので温かい料理が冷めづらく、ゆっくりと食事をしても継続して美味しく食べられます。また丈夫なので傷がつきにくく、表面のつややかさから汚れが付きづらくて洗いやすいという特徴もあります。

食洗機にも対応しているので、日常的に利用するのもおすすめの使いやすい食器です。同じシリーズで他のステンレス製食器もあるため、お好みで購入する商品を選択できます。

ポップでおしゃれなデザインのマグカップのシリーズが「ティラキタ／手描きカシミールペイントのマグカップ」です。インドのカシミール地方の伝統技法である、ペーパーマッシュという技法で作られたデザインが、ステンレスのマグカップに施されている食器です。

ティラキタはインドを中心にアジアの雑貨や衣類などを取り扱う専門メーカーです。今回紹介するマグカップ以外にも、同様のデザインの商品が多数販売されています。

ペーパーマッシュとは、小さくちぎった紙を糊で合わせた型をベースに、職人による美しい装飾を施している技法のことです。レトロでおしゃれな雰囲気のあるデザインが特徴で、ステンレスのマグカップとも相性よくフィットし、食卓を彩ってくれます。

ヴィンテージ加工を施した大人のマグカップといえば、「オトコの雑貨屋／ヴィンテージ マグ」がおすすめです。ステンレスに銅メッキを施したレトロでモダンな見た目の商品です。昭和の喫茶店でおいしいコーヒーを飲むイメージで作られたステンレス製の食器です。

熱伝導性の低いステンレスを素材に利用していることから、アイスコーヒーの冷たさやホットコーヒーの温かさが維持され、ゆっくりとおいしい飲み物を堪能できます。直径8cm×高さ9.5cmで、410mlの容量があり、たっぷりと飲み物を入れて利用できます。

カラーは2種類あり、好みで選択ができます。またビンテージ感を重視した他のシリーズもあり、利用場面や嗜好によって選択できます。

ステンレス食器の多くは電子レンジでそのまま加熱できないタイプが多いですが、電子レンジ対応のステンレス食器もあります。今回はその中でも使いやすくおすすめの商品を1つ紹介します。自宅で食事のストック容器にするなど活用できます。

電子レンジでそのまま加熱できるステンレス食器を上手に活用すれば、自宅での料理の時短につなげられます。

「Cuitisan／Signature No.5」は、電子レンジで利用できるステンレス食器の中でも特に使いやすいおすすめ品です。重量はおよそ240gと軽量で取り扱いしやすいです。幅12.9cm×奥行18.3cm×高さ6cmで、食材が十分入る容量です。

ドイツの安全認証機関である「TUV Rheinland」が安全性を認証した商品で、ヨーロッパ各国で利用されている食器です。世界初の電子レンジで使用できるステンレス調理容器で、電子レンジ・オーブンで加熱調理でき、冷蔵や冷凍で保存できる容器です。

汚れやにおいが付きづらいステンレス素材で、調理後のお手入れもらくちんです。重ねて収納できるため、保管場所にも困りません。同じシリーズで他に6種類あり、お好みや用途によりサイズの違う商品を選択できます。

耐熱温度は容器本体が400℃まで、フタが140℃まで、パッキンが220℃まで対応しています。プラスチックだと匂いが付いてイヤ、ガラス製だとかさばるから困るという人におすすめです。電子レンジで加熱する際はフタやラップをしないで行いましょう。

紹介した「Cuitisan／Signature No.5」は電子レンジ対応のステンレス食器ですが、通常のステンレス食器は電子レンジでの加熱はできません。電子レンジの電磁波とステンレスが反発しあうことにより発火する危険があるため、対応の食器以外は利用できません。

電子レンジによる加熱の仕組みは、電磁波により水分子に振動を起こすことによります。ステンレス食器はこの電磁波を反射してしまい、レンジ内での発火につながります。電子レンジ対応のステンレス食器に入っている食材を温める際には、レンジ対応の容器に移し替えて加熱しましょう。

ステンレス食器は軽くて洗いやすく破損しづらい性質を持っているため、自宅だけでなくアウトドアなどあらゆる場面で使いやすい食器です。ステンレス食器の中にはレトロでおしゃれな商品も充実しているため、好みに合う食器を探すのも楽しいでしょう。

電子レンジ対応のステンレス食器もありますが、通常は対応していませんので注意しましょう。ステンレス食器を上手に活用して、食事を楽しみましょう。