【ドライイースト】の代用品・アイデアをご紹介！パン作りにはコレ

ホームベーカリーで使うことの多いドライイースト。パンやお菓子などでは欠かせないものですが、パンやお菓子作りが趣味ではないという人に限っては、なかなかお家に常備していないものでしょう。

そんなドライイーストがお家になくても、ある代用品を使えば美味しいパンやお菓子がホームベーカリーでできあがります。ドライイーストの代用品があれば、急な来客でも最高なおもてなしをすることができます。そこで本記事では、ドライイーストのおすすめ代用品を中心にご紹介します。

ベーキングパウダーや天然酵母など、ドライイーストの代用品になるものをピックアップしました。また、ドライイーストのおすすめ代用品と一緒に、おすすめレシピもご紹介するので参考にして、ドライイーストの代用品を使った絶品料理を作ってみましょう。

ドライイーストはホームベーカリーなどでのパン作りやお菓子作りに使うことの多いものですが、ドライイーストにはどのような役割があるのでしょう。

ドライイーストがなければ、美味しいパンやお菓子はできあがらないと言われています。ホームベーカリーで必要なドライイーストについて、詳しく解説していきます。一体ドライイーストにはどのような役割があるのでしょうか。

ドライイーストの「イースト」には酵母という意味があり、ドライイーストにはイースト菌を乾燥させて粉末にしたものを指します。乾燥させてあるため、手軽に保管することができ、長いもので1年以上日持ちするものもあるようです。

種類によってはホームベーカリーにドライイーストを入れるポケットがあるくらい、パン作りやお菓子作りには欠かせない粉です。ちなみに生のイーストだと、本格的なパンはできあがりますが、保存状態を保つのは難しくなっています。

ドライイーストのイースト菌には、糖質を発酵させ生地を膨らませる役割を持っています。発酵させる過程で、生地内に二酸化炭素が発生し、無数の気泡が出来上がることによって、生地が膨らむようです。

生地を発酵させることで、パンやお菓子の風味や食感、そして味を整えることもできます。このようなことからパンやお菓子作りには、イースト菌が欠かせないようです。

1つ目のドライイースト代用品は、天然酵母・ヨーグルト酵母です。天然酵母もドライイーストと同じイースト菌からできあがっていますが、菌の種類が違うと言われています。菌の種類が違うと温度管理や手間などが異なり、しっかりと使い分けるという人がいるようです。

しかし、どちらも発酵させるという機能は同じなので、ドライイーストの代用がききます。そしてヨーグルト酵母も天然酵母と同じで、ドライイーストの代用にすることができます。

また天然酵母と同じように、ドライイーストより発酵時間や温度管理などが難しくなりますが、代用できなくはないのでおすすめとなっています。ドライイーストの代用にしても、おいしいパンやお菓子はできあがります。

2つ目のドライイースト代用品は、重曹です。通称ふくらし粉と呼ばれる重曹は、ドライイーストの代用品になるようです。ドライイーストは発酵させて生地を膨らませるのに対して、重曹は発酵なしで生地が膨らみます。ドライイーストの代用として重曹を使うと、短時間で調理ができます。

ただホームベーカリーを使用する場合は、重曹使用不可のものもあるので、そんな時にはドライイーストの代用品として重曹を使用することが出来ません。また、代用品として重曹を入れすぎてしまうと、後味が苦いものができるのでご注意ください。

3つ目のドライイースト代用品は、ベーキングパウダーです。これまでの代用品と同じように、ベーキングパウダーも膨らませる機能を持っています。

使い方とできあがった時の食感が異なるだけで、ドライイーストと同じようにベーキングパウダーを代用することができます。ホームベーカリー時には、ベーキングパウダーは代用できないのでご注意ください。

ドライイーストのおすすめ代用品を知ったところで、ここからはドライイーストの代用品を使ったおすすめレシピをご紹介します。ドライイーストの代用品を使っても美味しいパンやお菓子は出来上がります。

作り方もとても簡単なレシピばかりですので、この機会にチェックしてみましょう。ドライイーストの代用品を使ったおすすめレシピは、全て4人前の分量でお伝えします。

1つ目の代用品を使ったおすすめレシピは、優しい味わいの「ヨーグルト酵母のバゲット」です。フランスパンのような食感のバケットで、そのまま食べてもアレンジしても美味しく頂けます。さまざまなシーンに対応できるバケットレシピなので、日々の食事に重宝するものとなっています。

ドライイーストの代用品に使うものは、ヨーグルト酵母となっています。代用品として使用するヨーグルト酵母は40gです。その他に必要な材料は強力粉50g、薄力粉50g、お湯（手でも触れる温度）60g、砂糖2g、塩2gです。

あまり甘くないバケットなので、デザート感覚で食べたい時は砂糖やトッピング用の食材を用意してください。また違った味わいのバケットができあがります。おすすめは焼く前にドライフルーツを乗せたり、グラニュー糖をトッピングしたりすると良いでしょう。

まずは、ボウルにヨーグルト酵母と砂糖、塩、お湯を入れて混ぜ合わせて、さらに強力粉と薄力粉を入れ混ぜてひとつにまとめます。ボウルにラップをして、そのまま30分ほど置いておいてください。

30分ほどたったら、一度生地をパンチし再び30分ほど置いておきましょう。パンチと30分ほど置いておく作業をあと2回繰り返してください。

オートリーズが終わったら、一次発酵させましょう。表面に分量外の強力粉を軽くまぶし、バケット形にしたら二次発酵させます。生地に霧吹きをし、オーブンでこんがりと焼き上げたら、ヨーグルト酵母のバゲットのできあがりです。

2つ目の代用品を使ったおすすめレシピは、おやつにもぴったり「チョコチップのソーダブレッド」です。甘さ控えめのチョコチップのソーダブレッドで、おやつにも食事にもぴったりな一品に仕上がっています。バターやオリーブオイルを一切使っていないため、ヘルシーに食べられます。

また、発酵させる手間が省かれるので簡単に作れるのもポイントです。ドライイーストの代用品に使うものは、ベーキングパウダーとベーキングソーダになっています。代用品としてベーキングパウダーは小さじ2/3、ベーキングソーダ小さじ2/3を用意しましょう。

その他に必要な材料は薄力粉240gにココアパウダー10g、塩2g、ヨーグルト240g、チョコチップ好きなだけ、ナッツ好きなだけです。無糖のココアパウダーを使用する時は、砂糖も使うようにすると甘めのブレッドができあがります。

まずは、ボウルに薄力粉とココアパウダーを振るいながら入れます。塩とベーキングパウダー、ベーキングソーダも加えて混ぜ合わせましょう。軽く水を切ったヨーグルトも加え入れ、粉っぽさがなくなるまで混ぜ合わせてください。

粉っぽさがなくなったら、チョコチップとナッツを練り込ませます。生地を12等分に切り分け、丸い形に成形させましょう。熱したオーブンで生地をこんがりと焼き上げたら、チョコチップのソーダブレッドのできあがりです。温かいうちに食べてもおいしいですが、冷めても絶品です。

3つ目の代用品を使ったおすすめレシピは、ふわふわ食感が特徴の「ベーキングパウダーの蒸しパン」です。ベーキングパウダーが代用品とは思えないほど、ふわふわ食感の蒸しパンです。ドライイーストと同じくらい美味しい一品ですので、代用品で作ってみる価値はあります。

おもてなしやパーティー時にも作りたくなる一品に仕上がっています。作り方も簡単なので、子供と一緒に作ることができるでしょう。

ドライイーストの代用品に使うものは、ベーキングパウダーとなっています。代用品のベーキングパウダーは10gを用意してください。その他に必要な材料は薄力粉200g、豆乳170cc、砂糖50g、サラダ油大さじ1、塩少々、イチゴジャム好きなだけです。

そのまま食べても良いですが、イチゴや生クリームなどを用意すると、最後にトッピングすることができます。パーティーなどにもぴったりな蒸しパンケーキになります。

まずは、ボウルに薄力粉とベーキングパウダーを振るいながら入れて混ぜ合わせてください。別のボウルに豆乳と塩、砂糖、サラダ油を入れて、しっかりとよく混ぜ合わせましょう。先ほどの粉類を2回に分けて入れて、その度にざっくりと混ぜ合わせてください。

さらにイチゴジャムも加え入れ混ぜ合わせましょう。蒸しパンカップにの周りに、分量外のサラダ油を軽く塗ってください。先ほどのイチゴジャム入り生地を流し入れ、蒸し器に入れて蒸しあげたら、ベーキングパウダーの蒸しパンのできあがりです。

本記事では、ドライイーストのおすすめ代用品を中心にご紹介しました。パンやお菓子作りに必要なドライイーストは、ヨーグルト酵母やベーキングパウダーなどで代用することができます。ドライイーストの代用品があれば、急なパンやお菓子作りでもおいしい一品ができます。

自宅でベーカリー作りをする時には、ドライイーストの代用品を使ってください。ドライイーストの代用品を使ったおすすめレシピを参考にして、手作りパンやお菓子を作りましょう。