【いちごジャム】を簡単・おいしく作るレシピはコレ!甘さ控えめの作り方も

【いちごジャム】を簡単・おいしく作るレシピはコレ!甘さ控えめの作り方も

甘くておいしいいちごジャムは、手作りするのもおすすめです。いちごジャムレシピにもさまざまなものがありますが、簡単にできるジャムレシピもありますし、手作りにすれば甘さ控えめにすることもできます。そこで簡単に作れるいちごジャムレシピをご紹介しましょう。

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記事の目次

  1. 1.いちごジャムの日持ちは?
  2. 2.いちごジャムの基本レシピ
  3. 3.いちごジャムの簡単レシピ
  4. 4.いちごジャムの甘さ控えめレシピ
  5. 5.いちごジャムのおすすめアレンジ
  6. 6.手作りいちごジャムを作ってみよう!

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いちごジャムの日持ちは?

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果物の長期保存レシピとして誕生したジャムは、砂糖やはちみつを使った保存食の一種です。ジャムといっても実はいろいろな種類があり、日本で市販されているジャムは主に「ジャム」「マーマレード」「ゼリー」の3種類に分かれています。

そもそもこれらは「ジャム類」と呼ばれる保存食で、「果実などを砂糖やはちみつなどと一緒に加熱してゼリー状にしたもの」はすべてジャム類に区分されます。ちなみにいちごジャムは、ジャム類の中でも「ジャム」と呼ばれる保存食です。

ジャム類には柑橘系果物を原料にしたマーマレードや果汁を原料とするゼリーもありますが、マーマレードやゼリーに該当しないものはほぼすべて「ジャム」といいます。

世界各地でさまざまなジャムが作られていますが、日本で初めて作られたジャムはいちごに砂糖などを加えて加熱調理しました。明治10年に初の国産いちごジャムが作られたのですが、国産第1号いちごジャムは意外な場所で作られています。

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実は国内初のいちごジャムを作ったのは勧農省で、農業の振興・奨励のための内省です。ですから国産第1号いちごジャムレシピは、商業目的ではなく農業振興のために作られました。

いちごジャムを製品として製造・販売するようになったのは明治14年(1881年)で、長野発祥の企業が発売しました。なおいちごジャムの原料であるいちごは日本でも古くから自生しているのですが、食用として栽培していたものではありません。

明治時代になって食用のいちごといちごジャムづくりに欠かせない砂糖が大量に輸入されるようになったことから、国産いちごジャムレシピが誕生しました。ただし当時のいちごジャムは現在のような瓶詰いちごジャムではなく、缶詰いちごジャムです。

ですから開缶しなければ長期の保存も可能でしたが、食べる際にジャム用のポットにいちごジャムを入れ替えなければならず、さらに開館するといちごジャムはそれほど日持ちがしませんでした。

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その後瓶詰めいちごジャムが主流になると瓶ごと食卓に出すことができるようになったため、日持ちがする保存食として人気となります。ちなみに現在は冷蔵保存が可能ですから、いちごジャムの保存期間はさらに長くなっています。

とはいえ賞味期限があるので、期限内までに食べきるのが基本です。なおいちごジャムの製造方法や保存容器の種類などによって、いちごジャムの保存期間は変わります。市販されているいちごジャムには保存剤が含まれるものが多いので、賞味期限は比較的長いです。

ただし手作りいちごジャムには、基本的に保存料のような添加物を使っていません。ですから市販いちごジャムよりも手作りいちごジャムの保存期間は短くなります。

おすすめの保存方法

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明治時代に作られていたいちごジャムは缶詰タイプが主流でしたが、現在市販されているいちごジャムは基本的に瓶詰タイプです。手作りいちごジャムの保存容器も瓶詰にすることが多いのですが、瓶詰タイプにすることによって保存期間が長くなります。

なお手作りいちごジャムを瓶詰にした場合、封を開けなければ常温保存が可能です。しかも概ね半年は保存ができますから、瓶詰にして保存するのがいちごジャムの基本といえます。

ただし封を開けてからは、常温ではなく冷蔵庫で保存してください。また手作りいちごジャムには市販いちごジャムとは違い保存料が含まれていませんから、約2週間を目安に食べきりましょう。

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いちごジャムの基本レシピ

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いちごジャムは手間こそかかるものの、主役となるいちごに砂糖と酸を加え粘り気が出るまで煮詰めるだけの簡単レシピです。いちごジャムレシピの原型といえるのが「いちご砂糖漬け」ですが、いちご砂糖漬けはいちごの水分を砂糖が吸収することで保存食になります。

ただし砂糖を加えるだけではいちごジャムのような粘り気のあるゼリー状にはなりません。いちごジャムのようなゼリー状にするには、砂糖だけでなくいちごに含まれているペクチンと酸の働きが必要です。

さらにペクチンが粘り気のあるソース状に変換されるには、砂糖の糖度も重要になります。いちごにも糖分が含まれていますが、いちごの糖分だけではいちごジャムのようなソース状にはなりません。

そもそもペクチンは糖度が60%~65%でなければ加熱しても粘り気のあるソース状にならないので、いちごジャム作りでは精糖度の高い砂糖を使うのが基本です。

材料・作り方

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砂糖を使っていちごを粘り気のあるソース状にするには、水・砂糖・酸の3つが必要です。調理に使う砂糖といえば上白糖が一般的ですが、精糖度の高いグラニュー糖を使うのがいちごジャム作りの基本となります。

もちろん上白糖を使ってもソース状にすることはできますが、上白糖はグラニュー糖よりも甘みが強いです。しかもいちごジャム作りでは大量に砂糖を使います。ですから上白糖で作ると、いちご本来の甘さではなく上白糖の甘さが強くなります。

その点グラニュー糖はショ糖の純度が非常に高いので、クセがなく後味がすっきりしているのが特徴です。そのためおいしいいちごジャムを作るためには、面倒でもグラニュー糖を用意しましょう。なおペクチンを粘り気のあるソース状にするには「酸」も重要な材料です。

ジャム以外のレシピでは柑橘類の皮を使うのですが、いちごジャムに柑橘類の皮を使うと口当たりが悪くなります。ですから柑橘類の皮ではなく、レモン汁を準備してください。水はいちごに含まれる水分を使うので、材料に水を加える必要はありません。

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なおいちごをつぶさなくても、いちごに含まれる水分は簡単に引き出すことが可能です。準備したグラニュー糖をいちごにまぶし一晩寝かせると、いちごに含まれる水分が染みでてきます。この水分を使って作るのが、いちごジャム作りの基本です。

いちごから引き出した水分が準備できたら、いよいよ本格的な調理を始めていきます。グラニュー糖によって水分が引き出されたいちごを、水分ごと鍋に入れ、強火で加熱します。この時に大量のあくが出るので、おたまを使って丁寧にあくを取り除きましょう。

この時の作業を丁寧に行うことによって雑味のないジャムになるので、こまめにあくを取り除いてください。あくが目立たなくなってきたら、強火から中火に切り替えさらに煮詰めます。

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火を止める直前に用意したレモン汁を加えるのですが、加えるタイミングはソース状になったいちごの状態で判断してください。煮込み過ぎると焦げつきやすくなるので注意が必要ですが、サラサラとしたソース状の段階では煮込み時間が足りていません。

ですから粘り気のあるソース状になるまでは、小皿に取ってこまめに固さを確認するようにしましょう。粘り気のあるソース状に仕上がったら、レモン汁を加えます。レモン汁を加えることによってゼリー化現象が起こるので、加えたら火を止めててください。

なおしっかりとゼリー化するまでには、レモン汁を加えて約20分ほどかかります。保存容器に入れて保存する場合は、冷めてから保存容器に入れるのではなく、保存容器に入れ蓋を締めてから常温で冷ますのがポイントです。

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【いちご】の栄養・カロリーを徹底解説!気になる糖質はどれくらい?
ケーキなどスイーツには欠かせない食材がいちごです。見た目もかわいらしい人気の果物ですが、カロリーや栄養はどれほどあるのでしょうか。糖質量についても気にする方も多いのではないでしょうか。いちごの栄養についてカロリーや糖質を含め紹介します。

いちごジャムの簡単レシピ

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基本のレシピも作り方そのものは簡単ですが、どうしても時間がかかってしまいます。「大量にいちごが手に入った」「少量でいいからいちごジャムが食べたい」という時には、基本のレシピよりももっと簡単にできるレシピで手作りしてみましょう。

圧力鍋で作る

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粘り気のあるソース状にするためには加熱をしなければならないのですが、大量の砂糖を使うので焦げ付かないように時間をかけて加熱しなければいけません。そのため基本のレシピも作り方自体は簡単ですが、手間がかかってしまいます。

そんな時には圧力鍋を使ってみましょう。圧力鍋は専用蓋で密封状態にすることによって、圧力鍋の内部の温度が短時間で上がります。そのため通常の鍋を使うよりも、圧力鍋で調理した方が短時間で仕上がるところがおすすめです。

しかも圧力鍋なら水分を逃さず調理するので、基本のレシピのように1晩かけて水分を引き出さなくても、少量の水分でいちごジャム作りができます。さらに圧力鍋は鍋の内部に圧力がかかれば、火を止めても煮詰めることが可能です。

圧力鍋を使った簡単レシピの場合も、材料は基本のレシピと変わりません。ボウルにヘタを取ったいちごとグラニュー糖を入れ全体を混ぜたら、ラップをかけて1時間寝かします。

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この作業によっていちごから水分が出てきますので、いちごの水分ごと圧力鍋に入れてください。基本レシピでは火を止める前にレモン汁を加えますが、圧力鍋レシピでは先に加えます。ですからレモン汁を入れるタイミングは「圧力鍋の蓋を締める前」です。

すべての材料を圧力鍋に入れたら、蓋を締め中火にします。圧力鍋内部に圧力が加わるとピンが動きますので、ピンが動いたら弱火に切り替え3分加熱したら火を止めます。

あとは圧力鍋の蓋を開けず、自然に内部の圧力が下がるまで放置しておきましょう。内部の圧が下がったら圧力鍋の蓋を開け、弱火で10分程度煮詰めて水分を飛ばせば完成です。

レンジで作る

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「ほんの少しいちごジャムが欲しい」「保存期間はそれほど長くなくてもよい」という場合には、電子レンジを使った簡単レシピがおすすめです。

電子レンジレシピも材料は基本のレシピと同じですし、調理の流れも「グラニュー糖をまぶして水分を引き出す→加熱する→レモン汁を加える→加熱する」なので特にコツはいりません。

さらに水分を引き出す時間は約30分なので、食べたいと思ったときにすぐに作れるところもおすすめです。しかも耐熱皿1つあれば調理ができますから、洗い物も少なくすみます。まず耐熱皿にいちごとグラニュー糖を加え、全体をまぶして約30分置いてください。

水分が出てきたのを確認したら、ラップをせずに600wで3分加熱しましょう。この時の加熱であくが出てきますから、丁寧にあくを取り除いてください。あくが取れたら再び600wで3分加熱します。

もう1度加熱しますが、その前にレモン汁を加えます。レモン汁を加えたら全体を軽く混ぜ、ラップをかけずに600wで3分加熱すれば完成です。

いちごの種類や大きさによってソースの粘り気が変わることもあるので、粘り気が足りないと感じた場合は、600wで2分加熱して調整してください。ちょうどよい粘り気になるまで数回繰り返すと、粘りのあるいちごジャムが出来上がります。

いちごジャムの甘さ控えめレシピ

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圧力鍋や電子レンジを使えば短時間で簡単においしいいちごジャムが作れます。ただしいちごジャムの粘り気を出すには、どうしても糖分が必要です。そのため基本的にいちご重量の半分程度のグラニュー糖を使用します。

大量のグラニュー糖の影響でどうしても甘さが強くなってしまうのですが、ちょっとした工夫で甘さ控えめジャムにすることも可能です。

砂糖少なめいちごジャム

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砂糖を多めに使うのは、保存期間を長くすることとも関係があります。砂糖はいちごの水分を吸着する効果が強いので、水分を少なくすれば雑菌の繁殖を抑えることが可能です。

基本のレシピでは保存食用のいちごジャムレシピなのでどうしても砂糖を大量に使うのですが、「保存期間が短くても良い」「その日のうちに食べきる」というのであれば、砂糖の量を減らし甘さ控えめジャムにすることができます。

甘さ控えめジャムにするポイントは2つあります。1つ目は「いちご選び」です。そのまま食べる場合やケーキのトッピング用には、甘みの強いあまおう・さがほのか・やよいひめなどが適しています。

ところが甘みの強い苺を使うと、砂糖の量を控えても甘さ控えめジャムというよりいちごの甘さが引き立つジャムになります。そこで甘酸っぱい系のいちごを材料に使えば、ジャム作りに最低限必要な砂糖を使うだけで甘さ控えめジャムにすることが可能です。

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なお甘さ控えめジャムには、紅ほっぺやスカイベリーなど甘酸っぱい系のいちごを使うのがよいでしょう。2つめのポイントは「レモン汁を入れるタイミング」です。甘さ控えめいちごジャムの作り方も基本レシピと同じですが、レモン汁はグラニュー糖と一緒に加えます。

つまり水分を引き出す際にレモン汁を加えるのが、甘さ控えめジャム作りのポイントというわけです。なおその他の手順は基本レシピと同じなので、「中火で加熱→あくをとる→煮詰める」の手順で簡単に甘さ控えめジャムが出来上がります。

お酒入り大人のいちごジャム

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海外のいちごジャムでよく見かける洋酒入りいちごジャムは、甘さ控えめな大人味のいちごジャムです。使用するのはいちごと相性の良いサクランボのフルーツブランデー・キルシュで、お菓子の香りづけにもよく使われています。

キルシュを使えば一般的な鍋で調理しても時短につながりますし、通常はいちご重量の50%を目安に使うグラニュー糖も40%程度に抑えることが可能です。調理手順は基本レシピとほぼ同じですが、煮立ったらすぐに弱火にしてあくを取りつつ煮詰めます。

全体を混ぜながら約20分煮詰めるとかなりとろみがついてくるので、火を消さずにレモン汁とキルシュを加えましょう。加えた後も弱火で約2分加熱し、火からおろして冷ませば完成です。

いちごジャムのおすすめアレンジ

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手作りいちごジャムは、パンに塗る以外にもいろいろなアレンジレシピで楽しむことができます。海外では煮だした紅茶にいちごジャムを加えるアレンジレシピが定番ですが、他にも簡単にできるアレンジレシピがあります。

いちごソース

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粘り気の強いいちごジャムはパンやケーキなどに使うのが定番ですが、さらりとしたいちごソースならヨーグルトやスイーツのトッピングなどにも使えます。いちごソースは手作りいちごジャムに水・レモン汁・砂糖を少々加え、600wの電子レンジで1分加熱すると完成です。

いちごソースのおすすめの使い方

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なめらかないちごソースなら使い方のバリエーションも豊富です。例えばコンビニスイーツとして人気のスフレチーズケーキにいちごソースをかけると、ワンランク上の上品なスイーツになります。

フレンチトーストやパンケーキに使ってもおいしいですし、牛乳プリンにいちごソースをかける食べ方もおすすめです。

手作りいちごジャムを作ってみよう!

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パンに塗るだけでなくソースにしてもおいしいいちごジャムは、手作りにすれば甘さ控えめジャムやアレンジいちごジャムなど、自分好みのいちごジャムが簡単に作れます。

さらに圧力鍋を使う時短レシピやレンジで作るレシピなどもあるので、いちごが大量に手に入った時は手作りいちごジャムに挑戦してみてはいかがですか?

akemi
ライター

akemi

小学生の娘の子育てに格闘しつつも、毎日の暮らしがちょっぴり楽しくなることを探すのが趣味です。仕事で全国各地をまわった経験から、街で見かけたおもしろいこと、ステキな景色、珍しいグルメなどを紹介します。

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