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栄養満点でおいしいきのこ【舞茸】
秋の味覚の代表的なものとしてキノコが挙げられますが、中でも舞茸の美味しさに魅力を感じている方も多いことでしょう。今では一年中スーパーに並び舞茸の天ぷらなどいつでも食べることができるようになりました。舞茸は栄養も豊富で毎日の食生活に是非取り入れたい食材です。
今回は舞茸を美味しく食べるための上手な切り方について解説します。舞茸の美味しさを最大限に生かす切り方を習得するなら、料理に合わせた切り方にすることができます。舞茸の切り方を考える際に知っておきたいちょっとしたコツもお教えします。
是非おいしい舞茸を余すところなく味わうための上手な切り方を学びましょう。また料理によって舞茸の切り方を変えてできる簡単でおいしいレシピもご紹介します。
舞茸に含まれる栄養は?
舞茸の切り方について考える前にまず、舞茸の栄養について考えましょう。舞茸はキノコの中でも特に栄養価の高いヘルシーなキノコとして知られています。まず第一に、舞茸には食物繊維の一種であるβグルカンが豊富に含まれています。
βグルカンは免疫力を上げる効果があるとされています。また血圧や血糖値を下げるのに役立つ栄養素であることが知られています。舞茸の豊富な食物繊維は腸内環境を整えるのにも役立つでしょう。さらに舞茸にはカリウムが多く含まれており、塩分排出や高血圧予防が期待できます。
舞茸の栄養素の特徴は豊富なビタミン類といえます。舞茸はビタミンDの含有量が多く、カルシウムの吸収を助け骨や皮膚の再生を助けるのに役立ちます。また舞茸はマグネシウムも豊富でビタミンDと同様に骨や歯を形成するのに欠かせない栄養素です。
舞茸には体に必要な栄養素が多く含まれており、毎日の食生活で是非取り入れたい食材です。特に整腸効果や肥満・高血圧の防止、免疫力アップなど嬉しい効果が期待できますので、それらの栄養素を壊さないための切り方など上手な下ごしらえ方法を知っておくと役立つでしょう。
舞茸の名前の由来
舞茸の旬は9月から10月にかけてだと言われています。最近では人工栽培が進み一年中スーパーで見かけることができます。元々ブナ科の樹木に寄生するキノコのため山奥に自生することが多くキノコの王様と言われています。
舞茸の名前の由来は諸説あるものの、山奥で舞茸を見つけたキノコ採りが舞い上がって喜んだことから名付けられたと言われています。また舞茸が自生している様子がまるで人々が集まって群舞しているようにも見えるのでその名がついたとも言われています。
昔はキノコ採りは舞茸が自生する場所を家族にさえ教えなかったというのですから、舞茸の美味しさと食感や香りがいかに格別のものかということが分かります。
舞茸の下ごしらえの方法は?
それでは舞茸を上手に下ごしらえする方法をご説明します。切り方によって食感や味わいを変えることができます。さらに切り方を工夫することにより舞茸の栄養素を壊すことなく味わい尽くすことができるので是非知っておきましょう。
まず舞茸の切り方をご紹介する前に石づきなどの下ごしらえについてご説明します。栽培されている舞茸には土などは付いていませんので下ごしらえとして洗う必要はないでしょう。
さらに大切な点として下ごしらえとして洗ってしまうと、舞茸の栄養素や旨味が流れ出てしまうので避けたいものです。それでも石づきなどの汚れが気になる方は軽く湿らせたキッチンペーパーでさっと拭く程度にすることをおすすめします。
舞茸の切り方は?
それでは舞茸を美味しく栄養素を逃さないための切り方についてご紹介します。舞茸は味も香りもとても良いものですので、天ぷらなどいろいろな料理に活用することができます。料理によって切り方を変えれば、舞茸の美味しさを存分に味わうことができます。
【舞茸の切り方】舞茸の石づきはどこまで?
まずはじめに舞茸の石づきの切り方についてです。しめじなどのキノコ類には一般的に石づきがありますが、舞茸にはほとんど付いていません。特にスーパーで売られているものには石づきはない場合が多いでしょう。ですから石づきの切り方は固い部分があれば切り落とすだけでよいのです。
舞茸の根元に石づきなど固い部分がある時の切り方は、その部分を包丁でそぎ落とすように斜めに切る切り方がおすすめです。ほとんどの場合切り方をご紹介するまでもなくそのままお使いになっても大丈夫です。しかし固くて気になる方は先端の部分のみ切り落とす切り方にしてください。
【舞茸の切り方】舞茸は手で割いたほうが良い?
石づきを切り落とした舞茸の切り方は包丁を使わないようにして手で割く切り方がおすすめです。舞茸は包丁を使う切り方をすると、金属で食感や風味が落ちてしまいますので避けるようにします。柔らかいですので手で割く切り方の方が簡単で美味しい切り方になります。
料理に合わせて細く割くか大きく割くか切り方を変えると良いでしょう。例えば天ぷらのような舞茸そのものの味や食感を楽しみたい時には大きくゴロっと割く切り方がおすすめです。またきんぴらや炒め物のような料理の際には細い切り方の方が口当たりがよくなります。
細い切り方をする場合、舞茸の一枚を2~3等分手で割くような切り方をすると細く仕上げることができるでしょう。
【舞茸の切り方】料理に合わせて切り方を変える
舞茸は切り方によって味や食感が変わるので、切り方を工夫することができます。さらに舞茸はみじん切りといった切り方もおすすめです。舞茸には、たんぱく質を分解する働きがある「エンドペプチターゼ」という酵素を多く含んでいます。
そのためみじん切りの切り方をした舞茸とお肉と水少々を一緒に袋に入れてしばらく置いておくとお肉が柔らかくなる効果があります。その後お肉と一緒に炒め物などに使うと舞茸の栄養もそのまま摂ることができ効果的です。
舞茸をみじん切りの切り方で使いたい場合は、できるだけ包丁は最小限にして細かく割く切り方をしてから包丁でみじん切りにする切り方がおすすめです。細かく割くほど旨味もアップします。
舞茸を無駄なく食べ尽くす!おかずレシピ
舞茸はいろいろな切り方によって料理を楽しむことができることが分かりました。それでは舞茸を使って簡単な一品を作ってみましょう。舞茸の栄養を逃すことなく香りや食感を楽しむことができるおすすめのレシピをご紹介します。
舞茸の天ぷら
まずはじめにご紹介するのは何といっても舞茸の天ぷらでしょう。舞茸の美味しさと栄養を最も感じることができる一品です。舞茸の下ごしらえはとても簡単ですので、天ぷらにするとちょっと豪華な一品が簡単に出来上がります。忙しい時にもおすすめです。
まず舞茸の切り方ですが、天ぷらの場合大きく割いたものが食べ応えもあり香りや食感を楽しむことができます。そのため一房を4~5等分する位の切り方が良いでしょう。ボウルに溶き卵と冷水を入れ混ぜます。薄力粉を加えて粉っぽさが残る程度にさっくりと混ぜます。
揚げ油を180℃に温め、衣にくぐらせた舞茸を入れ衣が色づくまでカラッと揚げます。器に盛り付けて塩を添えて完成です。是非サクサクの舞茸の食感を楽しみましょう。
舞茸と豚肉の炒め物
続いてご紹介するレシピは「舞茸と豚肉の炒め物」です。冷めても美味しい炒め物ですので、お弁当のおかずにしてもぴったりです。はじめに舞茸は一口大にほぐしておきます。炒め物の場合は少し細い切り方がおすすめです。豚肉の薄切り肉は食べやすい大きさに切っておきます。
ビニール袋に麺つゆ・マヨネーズ・塩こしょう・すり下ろしたショウガと豚肉を入れて良く揉みこみます。フライパンに油を熱し豚肉と薄切りにした玉ねぎを中火で炒めます。肉の色が変わったら舞茸を加えしんなりするまで炒めます。
器に盛り付け細ネギを散らして完成です。麺つゆは濃縮度合いによって加減してください。とても簡単で美味しい炒め物の完成です。
舞茸の栄養を逃さない!簡単スープレシピ
最後にご紹介するのは舞茸を使った簡単スープです。天ぷらや炒め物もとても美味しいのですが、スープにすると舞茸の栄養もすべてとり入れることができます。まず舞茸は細かく割いておきます。鍋に水・鶏がらスープの素・酒を入れ中火で温めます。
沸騰してきたら舞茸を加えて1分程煮てから水溶き片栗粉でとろみをつけます。溶き卵を回し入れふんわりと浮かんできたら塩こしょうで味を整えて完成です。舞茸の色で色が悪くなることがありますが、舞茸の栄養を余さず取り入れることのできるぴったりのスープです。
舞茸の切り方は料理に合わせて変えてみよう
舞茸の正しい切り方のご紹介はいかがでしたでしょうか。舞茸は包丁を使わず手で割く切り方がおすすめです。また料理に合わせて切り方を変えれば、本当に美味しい舞茸の旨味を存分に味わうことができるでしょう。是非栄養満点の舞茸でヘルシーライフを送ってください。