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ケバブとは?
「ケバブ(Kebap)」は世界三大料理として有名なトルコ料理の一つです。中東とその周辺地域でよく食べられており、肉や魚、野菜などをローストして調理する料理の総称です。
よく耳にする「シシケバブ(シシカバブとも言う)」の「シシ」には「串」という意味があり、シシケバブは串に刺した肉を指します。日本ではインド料理店でシシカバブが提供されることが多く、いずれもお肉を串に刺して焼いた料理として日本人にも人気があります。
ケバブの最も典型的な調理法は、四角形にカットした肉を串に刺して焼いたものです。もともと遊牧民族であったトルコ人が羊やヤギなどを多く食べており、次第に串に刺して調理するようになったのがシシケバブの原点と言われています。
ケバブの本場トルコでは、串焼きケバブのほか、ヨーグルトを添えて食べるイスケンデルケバブ(Iskender Kebab)や、味付けした肉を重ねてかたまりにし、開店させながら焼いたものを削ぎ切りしたドネルケバブ(Doner Kebab)などのバリエーションがあります。
お肉をピタパンに挟んで食べるトルコ料理
ドネルケバブの「ドネル」には「回す」という意味があります。ケバブの移動販売車やトルコ料理の店頭で大きな塊肉が串にささってクルクルと回っているのを見たことがある方も多いでしょう。
回る肉という意味の「ドネルケバブ」は、薄切りにした肉に調味料で味付けをし、大きな串に刺して重ね、回転させながらじっくりと火を通していくという調理方法で作られます。ジューシーに焼き上げた肉は包丁で削ぎ切りにして野菜などと一緒にピタパンに挟んで提供されます。
これがケバブサンドです。独特のスパイスがきいたケバブが挟まれたケバブサンドは、ジューシーで香ばしく、手軽に食べられるテイクアウトサンドとしておすすめです。
ケバブのお肉の秘密
日本のケバブに使われるお肉は、日本人になじみの深い牛肉や鶏肉が多く使用されます。ご家庭でケバブを楽しむときには家族のお好きな種類のお肉を選び作ると良いでしょう。
やはり一般的なスーパーで手に入りやすい牛肉や鶏肉の使用がおすすめです。また牛肉と鶏肉、マトンと鶏肉などケバブを数種類組み合わせた「ミックスケバブ」を楽しむのもおすすめです。
大きな肉塊は薄切り肉を重ねたもの
ケバブはその見た目から大きな塊肉を串に差しローストしていると思われがちですが実は違います。ケバブの実際は、薄切り肉を重ねて串に刺したものです。
本場トルコ料理のドネルケバブの作り方は、香辛料やヨーグルト、マリネなどで下味をつけた肉を大まかにスライスして積み重ね、串に刺して回転しながらローストするという方法です。
スライスした肉を重ね、焼いているので、削ぎ切りにしたその肉はとても柔らかくてジューシー、おいしいと評判です。
元は羊肉が使われた
もともと中東エリアでのケバブにはラムやマトンなどの羊肉やヤギが一般的でしたが、時代が移り変わるにつれて、牛肉や鶏肉も使われるようになりました。中東地域はイスラム教が主な宗教なので、宗教上の理由から豚肉のケバブというのは見かけないと言われています。
ケバブの主なお肉の種類
ケバブには様々な種類の肉が使われます。本場トルコ周辺ではラム肉、仔牛、牛肉、鶏肉、さらにそれらをミックスしたミックスケバブ、シチメンチョウ肉などの種類があります。
ラムのひき肉とビーフのひき肉を合わせたクビデケバブや鶏肉を串焼きにしたジュージェケバブ、子羊のヒレ肉を堪能するチェンジェケバブなどもケバブ料理の種類の一つです。
ケバブのお肉の簡単レシピ
ケバブのおいしさをご家庭で簡単に堪能してみましょう。簡単に手に入る食材と調味料、一般的なご家庭にある調理器具で本格的なケバブを作って家族や友人を驚かせてみませんか。
材料
ご家庭で作れるケバブのレシピをご紹介します。「おうちで簡単手作りケバブ」の材料は、鶏もも肉1枚、にんにく1片、チリパウダー小さじ2、塩小さじ1/4、こしょう少々です。
さらにマヨネーズ大さじ2、ケチャップ大さじ1、チリパウダー小さじ1、砂糖小さじ1、レモン汁小さじ2、キャベツ3枚です。
キャベツは千切りにして添え野菜として食べましょう。ピタパンを用意して挟んで食べるのがおすすめですが、ご飯や食パン、トルティーヤなどに合わせるのもおすすめです。
作り方
つづいてはご家庭で作れるケバブのレシピ「おうちで簡単手作りケバブ」の作り方を見ていきましょう。鶏もも肉は薄めの削ぎ切りにします。にんにくはすりおろしましょう。
ビニール袋に鶏もも肉とおろしにんにく、チリパウダー小さじ2、塩小さじ1/4、こしょう少々を入れ、よくもみ込み30分以上放置し味をしみ込ませましょう。
マヨネーズ大さじ2、ケチャップ大さじ1、チリパウダー小さじ1、砂糖小さじ1、レモン汁小さじ2をボウルで混ぜ合わせ、特製ソースを作ります。フライパンにオリーブオイルを熱し、下味をつけた鶏もも肉を焼きます。
細かくお肉を動かさずにじっくりと中火で焼き、両面こんがりと焼くのがポイントです。焦げ目がある程度付いた方が香ばしくおいしくなります。鶏もも肉を焼いている間に、キャベツを千切りにし、流水で洗い、ザルにあげて水気を切っておきます。
鶏もも肉に火が通ったら器に盛りつけましょう。キャベツを敷いたお皿にお肉を盛りつけ、特製ソースをかければ完成です。お好みでピタパンやトルティーヤにサンドするとドネルケバブのショップカー風の味わいが楽しめます。
ご飯に合わせておかずとして食べても良いですし、生野菜を追加してケバブサラダにして食べても良いでしょう。生野菜にはキャベツの他、レタスやきゅうり、トマトなどがおすすめです。
ご家庭で楽しむケバブは鶏もも肉だけではありません。牛もも肉のこま切れ肉などもケバブにおすすめの食材です。作り方は鶏もも肉の場合と同じです。牛もも肉に下味の調味料を漬け込み、30分以上放置、その後フライパンで焼きます。
仕上げに特製ソースをかければ完成です。おすすめは鶏もも肉と牛もも肉こま切れのミックスケバブサンドです。
鶏肉と牛肉をミックスして食べるという食べ方は日本人にはあまりなじみがありませんが、食べてみるとミックスの味わいのおいしさに気づくでしょう。トルコ風の特製ソースをかけると鶏&牛の味わいをうまくまとめてくれますのでぜひお試しください。
ケバブのお肉に合うおすすめの味付け
ケバブのお肉に合う特製ソースのおすすめの味付けをチェックしましょう。先ほどご紹介した「おうちで簡単手作りケバブ」では特製ソースとしてマヨネーズ大さじ2、ケチャップ大さじ1、チリパウダー小さじ1、砂糖小さじ1、レモン汁小さじ2を合わせた味付けレシピをご紹介しました。
これは、マヨネーズとケチャップがメインの味付け、サウザンアイランドドレッシング風で、酸味とまろやかさ、甘味などが調和し、子供から年配の方まで幅広い年齢層の方におすすめのソースになっています。
もっと本格的な味付けのケバブを味わいたいという方におすすめなのが、この後ご紹介するピリ辛ソースです。材料を準備してしまえばあとは混ぜるだけというシンプルな工程なのでぜひ挑戦してみてください。
「本格派ケバブソース」の材料はプレーンヨーグルト大さじ5、マヨネーズ大さじ1、トマトケチャップ大さじ3、チリパウダー小さじ2、パプリカパウダー小さじ1、クミンパウダー小さじ1です。
さらににんにくチューブ3cm、レモン汁小さじ2、塩小さじ1/2、こしょう少々、タバスコ10~20振り、砂糖小さじ1/2です。
全ての材料・調味料をよく混ぜ合わせるだけです。ヨーグルトは必ずプレーンタイプのものをお使いください。甘味やミルキーなタイプを使うと甘めの味わいになってしまいます。
酸味が好きな方はサワークリームを追加しても良いでしょう。タバスコとチリパウダーの量は辛さが得意な方は多めに、苦手な方は少なめに調整してください。
ケバブのおいしいお肉を家でも食べよう!
ケバブの基本情報からケバブの簡単レシピ、ケバブに合うおすすめの味付けなどをご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。本格的なトルコ料理がご家庭で手軽に楽しめる「ケバブ」はおすすめの料理です。
ジューシーなお肉と奥深いソースがマッチしておいしいケバブはピタパンやトルティーヤだけでなくご飯のおかずにもおすすめです。
※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。